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外見や言動から一見、物事を深く考えていないただの荒くれ者のようにも思えてしまうが、実際のところは相当に頭の切れる人物であり、[[レーベン・ゲネラール|レーベン]]の悪意に唯一気付いていた等、劇中のエピソードからは観察眼も相当鋭い事が窺われる。また、オリジナルキャラとは思えないほど素早くZEUTHに溶け込み、一度共闘経験のあった[[エニル・エル|エニル]]の立場を庇ったり、[[エウレカ]]と[[レントン・サーストン|レントン]]との関係に悩む[[ホランド・ノヴァク|ホランド]]を突き放す一方で叱咤する、更にはザフト組のZEUTHから一方的非難を受けていたアークエンジェルのメンバーも受け入れる器量の大きさを見せる等、人間関係を円滑にする潤滑剤ぶりを様々な場面で発揮。部隊に多く存在する年頃の少年たちにとって頼りになるアニキとして活躍しつつ、高年齢組とも幅広い交友関係を築き上げている。また、劇中で一時的に記憶喪失になっても、その際の思考は記憶を無くした人間とは思えないほど恐ろしくポジティブであった。
 
外見や言動から一見、物事を深く考えていないただの荒くれ者のようにも思えてしまうが、実際のところは相当に頭の切れる人物であり、[[レーベン・ゲネラール|レーベン]]の悪意に唯一気付いていた等、劇中のエピソードからは観察眼も相当鋭い事が窺われる。また、オリジナルキャラとは思えないほど素早くZEUTHに溶け込み、一度共闘経験のあった[[エニル・エル|エニル]]の立場を庇ったり、[[エウレカ]]と[[レントン・サーストン|レントン]]との関係に悩む[[ホランド・ノヴァク|ホランド]]を突き放す一方で叱咤する、更にはザフト組のZEUTHから一方的非難を受けていたアークエンジェルのメンバーも受け入れる器量の大きさを見せる等、人間関係を円滑にする潤滑剤ぶりを様々な場面で発揮。部隊に多く存在する年頃の少年たちにとって頼りになるアニキとして活躍しつつ、高年齢組とも幅広い交友関係を築き上げている。また、劇中で一時的に記憶喪失になっても、その際の思考は記憶を無くした人間とは思えないほど恐ろしくポジティブであった。
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その一方で、かつて恩師であるシエロが自分のせいで行方不明になってしまった事に、深い自責の念を抱き、一度はメールの元から去ろうと考えていた事もあったが、彼女を一人にしてはいけないと、真実を隠しながらも決して逃げ出さなかった等、責任感の強さも併せ持っている。この件に関しては、後に[[アサキム・ドーウィン|アサキム]]に暴露されてしまっているが、あくまでも悪いのはメールに真実を隠し続けていた自分で、アサキムを責めるのは筋違いであると自認してもおり、それは結果的に、Zの終盤でアサキムの心を僅かながら動かす事になっている。
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その一方で、かつて恩師であるシエロが自分のせいで行方不明になってしまった事とメールを一度死亡させ、スフィアによる蘇生と引き換えに肉体の成長が停止した事に深い自責の念を抱き、一度はメールの元から去ろうと考えていた事もあったが、彼女を一人にしてはいけないと、真実を隠しながらも決して逃げ出さなかった等、責任感の強さも併せ持っている<ref>とはいえ、シエロが見つかり、メールの身体が治ったら修理屋を廃業し、昔のような荒くれ者に戻ろうと決めていた。</ref>。この件に関しては、後に[[アサキム・ドーウィン|アサキム]]に暴露されてしまっているが、あくまでも悪いのはメールに真実を隠し続けていた自分で、アサキムを責めるのは筋違いであると自認してもおり、それは結果的に、Zの終盤でアサキムの心を僅かながら動かす事になっている。
    
昔はやはりというか何というか、見た目通りの相当な荒くれ者だったようだが、シエロとの出会いを経て大きく性格が変わったようである。特に営業や人付き合いの基本はシエロによって徹底的に叩き込まれたようで、右腕の親指を立てて左目のみ開いてのスマイル顔、通称『'''ヒートスマイル'''』が師匠直伝の特技。しかし、スマイルを向けられる側からすれば受ける印象は「暑苦しい」の一言で、全編を通じてこのスマイルが出る度に「暑苦しい」というリアクション、というか顰蹙([[ミヅキ・立花]]には「毒」とまで評される)が絶えない。
 
昔はやはりというか何というか、見た目通りの相当な荒くれ者だったようだが、シエロとの出会いを経て大きく性格が変わったようである。特に営業や人付き合いの基本はシエロによって徹底的に叩き込まれたようで、右腕の親指を立てて左目のみ開いてのスマイル顔、通称『'''ヒートスマイル'''』が師匠直伝の特技。しかし、スマイルを向けられる側からすれば受ける印象は「暑苦しい」の一言で、全編を通じてこのスマイルが出る度に「暑苦しい」というリアクション、というか顰蹙([[ミヅキ・立花]]には「毒」とまで評される)が絶えない。
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:軌道エレベーターでのレーベンとの決戦後。エーデルに依存しなければ自分を保つことが出来ないレーベンを非常に解りやすく形容している。しかしレーベンは「それの何が悪い」と開き直ったかのような台詞で返した。
 
:軌道エレベーターでのレーベンとの決戦後。エーデルに依存しなければ自分を保つことが出来ないレーベンを非常に解りやすく形容している。しかしレーベンは「それの何が悪い」と開き直ったかのような台詞で返した。
 
;「…俺は行くぜ。世界をぶっ壊しちまった償いをしなきゃなんねえ…」<br/>「…残念だが、やっぱり俺はザ・クラッシャーだったって事だな…」
 
;「…俺は行くぜ。世界をぶっ壊しちまった償いをしなきゃなんねえ…」<br/>「…残念だが、やっぱり俺はザ・クラッシャーだったって事だな…」
:「果てなき戦いの環」にて。
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:黒歴史END「果てなき戦いの環」にて。時空修復は失敗し、メールをはじめとした[[ZEUTH]]の一部メンバーが行方不明、残った面々で[[オーバーデビル]]を迎え撃たなければならないという取り返しのつかない状況に陥ってしまう。
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:世界を壊してしまった自分を蔑称である「壊し屋」と自嘲するかのように、彼から「熱さ」はもう見られなくなった。そして彼の絶叫とともに黒歴史を迎えることととなる……。
 
;「三味線を弾いてんじゃねえぞ。お前ならもっとやれたはずだろうが」
 
;「三味線を弾いてんじゃねえぞ。お前ならもっとやれたはずだろうが」
 
:軌道エレベーターでのアサキムとの決戦後。あっさり敗北を認めたアサキムが本気を出していなかったことを見抜き、怒るというより呆れる。
 
:軌道エレベーターでのアサキムとの決戦後。あっさり敗北を認めたアサキムが本気を出していなかったことを見抜き、怒るというより呆れる。
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**また、性格設定他の様々な諸要因から女性主人公の[[セツコ・オハラ|セツコ]]とは何かと対照的な面が多く、良い意味でよく比較されることが多い。
 
**また、性格設定他の様々な諸要因から女性主人公の[[セツコ・オハラ|セツコ]]とは何かと対照的な面が多く、良い意味でよく比較されることが多い。
 
*現在登場しているバンプレストオリジナルの主人公の中では2番目の年長者(1番は29歳の[[ゼンガー・ゾンボルト]])で、民間人の主人公では最年長となる。また、搭乗機についても乗り換えは元より形態変化すら(イベント以外では)発生しないという珍しいパイロットだった(この手のパイロットとしては『[[スーパーロボット大戦L]]』の[[南雲一鷹]]や[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]の[[草薙征士郎]]がいる)が、第3次Zでガンレオンがマグナモードで固定された上に、連獄篇で[[ランボルト]]に搭乗している。
 
*現在登場しているバンプレストオリジナルの主人公の中では2番目の年長者(1番は29歳の[[ゼンガー・ゾンボルト]])で、民間人の主人公では最年長となる。また、搭乗機についても乗り換えは元より形態変化すら(イベント以外では)発生しないという珍しいパイロットだった(この手のパイロットとしては『[[スーパーロボット大戦L]]』の[[南雲一鷹]]や[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]の[[草薙征士郎]]がいる)が、第3次Zでガンレオンがマグナモードで固定された上に、連獄篇で[[ランボルト]]に搭乗している。
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== 脚注 ==
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<references/>
 
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