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| 全高 = 12m(マジンガーZ)<br/>20m(グレートマジンガー)
 
| 全高 = 12m(マジンガーZ)<br/>20m(グレートマジンガー)
 
| 重量 = 95t
 
| 重量 = 95t
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| エネルギー = ガソリン(光子力エネルギーでも稼働できる)
 
| 装甲材質 = スクラップ
 
| 装甲材質 = スクラップ
| 開発者 = [[ボス]][[もりもり博士|三]][[のっそり博士|博]][[せわし博士|士]]
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| 開発者 = [[ボス]](設計)<br/>[[もりもり博士|三]][[のっそり博士|博]][[せわし博士|士]](建造)
 
| 主なパイロット = [[ボス]](メイン)<br/>[[ヌケ]](サブ)<br/>[[ムチャ]](サブ)
 
| 主なパイロット = [[ボス]](メイン)<br/>[[ヌケ]](サブ)<br/>[[ムチャ]](サブ)
 
}}
 
}}
 
'''ボスボロット'''は『[[マジンガーシリーズ]]』の[[登場メカ]]。
 
'''ボスボロット'''は『[[マジンガーシリーズ]]』の[[登場メカ]]。
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[ボス]]が[[マジンガーZ]]に憧れて[[光子力研究所]]の三博士に協力させて造らせたロボット。
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[[ボス]]が[[マジンガーZ]]に憧れて[[光子力研究所]]の三博士に<del>脅迫</del>協力させて造らせたロボット。通称は「ボロット」。
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通称は「ボロット」。TVアニメでは名付け親はボス。サブタイトルでは「ボス'''ロボ'''ット」だったのが、劇中であっさり「ボス'''ボロ'''ット」になってしまった。まるで蔑称のような名前だが、搭乗者本人は気にしていない。単純に「ボロ」の意味を理解していないだけかもしれないが。
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サブタイトルでは「ボス'''ロボ'''ット」だったのが、劇中であっさり「ボス'''ボロ'''ット」になってしまった。まるで蔑称のような名前だが、搭乗者本人は気にしていない(単純に「ボロ」の意味を理解していないだけかもしれないが)。
 
<!-- 原作では当初ボス'''ロボ'''ットと呼ばれていたが、[[兜甲児]]が「それじゃボス'''ボロ'''ットだな」と言ったのが定着して今の名前に。 -->
 
<!-- 原作では当初ボス'''ロボ'''ットと呼ばれていたが、[[兜甲児]]が「それじゃボス'''ボロ'''ットだな」と言ったのが定着して今の名前に。 -->
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車のハンドルで操縦する。普段はガソリン駆動だが、[[光子力エネルギー]]でも稼働し、様々なオプションを搭載・使用できる。このロボットに使われている材料がスクラップのせいで設定上のスペックはマジンガーはおろか、アフロダイAにさえ劣る。しかしポテンシャルだけは無限の底知れないロボットで、案外馬鹿には出来ない代物といえる。また、どう接続されているのか不明だが、頭と身体は[[分離]]する上に、身体が勝手に動いている。三博士によればブレストファイヤーとロケットパンチは反動で壊れ、光子力ビームは研究所のエネルギー不足で搭載されず(逆に言えば、'''光子力ビームを搭載出来るだけのスペックはある''')。ただし、力だけはマジンガーZに勝るとも劣らない。ボロットを実際に建造したのは三博士だが、設計をしたのはボス本人。自在に表情を変えるというデザインの一点のみを鑑みれば、意外と[[天才]]なのかもしれない。やたら感情豊かで、まるで人間のように動き、喜怒哀楽を表現する。頭はかなり頑丈で[[核ミサイル]]の直撃にも耐えるだろうが、機密性に問題があるので中の人間が死んでしまう……はずなのだが、死なないどころか、ピンピンしてそうな気もする。
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設定上のスペックはマジンガーはおろか、アフロダイAにさえ劣るものの、単純なパワーだけはマジンガーZに勝るとも劣らない。また、様々なオプションを搭載・使用できる<ref>三博士によればブレストファイヤーとロケットパンチは反動で壊れ、光子力ビームは研究所のエネルギー不足で搭載されないとの事。逆に言えば、'''光子力ビームを搭載出来るだけのスペックはある'''。</ref>他、どう接続されているのか不明だが、頭と身体は[[分離]]する上に、身体が勝手に動いている。また、やたら感情豊かで、まるで人間のように動き、喜怒哀楽を表現する。総じてポテンシャルだけは無限の底知れないロボットである。
 
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ボロットは戦力的には二流以下だが、それはロボットに使われている材料が大きく足を引っ張っているだけで、逆に言えばスクラップだけで「力だけはマジンガーZに勝るとも劣らない」というのはボロットの方が異常とも言える。
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それだけ三博士の腕前は確かだという事である。
      
登場当初は足を引っ張ることが多く、所謂「狂言回し」的な役割に過ぎなかったが、番組後半になるに連れて活躍場面が増えて行き、劇場版『[[劇場版マジンガーシリーズ|マジンガーZ対暗黒大将軍]]』では'''マジンガーZすら敵わなかった[[ダンテ]]を(不意打ちに近いが)撃破する'''という大殊勲を上げるなど、[[ダイアナンA]]よりも役立っていたりする。
 
登場当初は足を引っ張ることが多く、所謂「狂言回し」的な役割に過ぎなかったが、番組後半になるに連れて活躍場面が増えて行き、劇場版『[[劇場版マジンガーシリーズ|マジンガーZ対暗黒大将軍]]』では'''マジンガーZすら敵わなかった[[ダンテ]]を(不意打ちに近いが)撃破する'''という大殊勲を上げるなど、[[ダイアナンA]]よりも役立っていたりする。
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*ボスボロットは、講談社の児童向けTV雑誌『テレビマガジン』の企画「マジンガーズクラブ」で[[応募キャラクター|公募を行い、受賞したデザインを原案にした機体]]である。
 
*ボスボロットは、講談社の児童向けTV雑誌『テレビマガジン』の企画「マジンガーズクラブ」で[[応募キャラクター|公募を行い、受賞したデザインを原案にした機体]]である。
**…と、思われていたのだが『激マン! Z&グレート編』において、'''この企画は出来レースであり実際は永井豪が既にデザインした設定画を使用したものである事が明かされている。'''一応、優秀賞を獲った応募者に賞品を送るなどのフォローはされていたが、この当選ハガキについても永井氏はあてづっぽうに選んだとも語っている…。
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**…と、思われていたのだが『激マン! Z&グレート編』において、'''この企画は出来レースであり実際は永井豪が既にデザインした設定画を使用したものである事が明かされている。'''一応、優秀賞を獲った応募者に賞品を送るなどのフォローはされていたが、この当選ハガキについても永井氏は当てずっぽうに選んだとも語っている…。
 
*『激マン!』で描かれたボスボロットは'''[[機械獣]]のスクラップを流用して作られた'''という設定となっている<ref>機械獣のスクラップの流用で作った機体という設定は『Zマジンガー』に登場する「凄ノ王」のオマージュである。</ref>。あくまで『激マン!』における設定ではあるが、それならば妙なスペックの高さやパワーの強さなどに納得がいく。
 
*『激マン!』で描かれたボスボロットは'''[[機械獣]]のスクラップを流用して作られた'''という設定となっている<ref>機械獣のスクラップの流用で作った機体という設定は『Zマジンガー』に登場する「凄ノ王」のオマージュである。</ref>。あくまで『激マン!』における設定ではあるが、それならば妙なスペックの高さやパワーの強さなどに納得がいく。
 
*上記のとおり、くろがね五人衆は生身で戦っているが、[[水|水中]]や[[空]]、果てには[[宇宙]]でも戦っている。宇宙空間では「酸素が存在しない真空状態、宇宙線による被曝」といった問題があるのだが、演出を見る限り、恐らく宇宙服無しで戦っている。これなら「変な奴」呼ばわりした[[鉄仮面]]の気持ちも理解できよう。
 
*上記のとおり、くろがね五人衆は生身で戦っているが、[[水|水中]]や[[空]]、果てには[[宇宙]]でも戦っている。宇宙空間では「酸素が存在しない真空状態、宇宙線による被曝」といった問題があるのだが、演出を見る限り、恐らく宇宙服無しで戦っている。これなら「変な奴」呼ばわりした[[鉄仮面]]の気持ちも理解できよう。
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