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619 バイト追加 、 2018年11月20日 (火) 11:35
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概ねシリーズに共通する特徴として挙げられるのが、「意思を持ったロボット」が登場する事であり、彼らと「少年」とのコミュニケーションが題材となっている事である。また、そのコミュニケーションを通じて両者が成長していく姿が描かれる。これはメインターゲットを玩具を買う低年齢層に合わせているからで、対象年齢が低い作品が多い。
 
概ねシリーズに共通する特徴として挙げられるのが、「意思を持ったロボット」が登場する事であり、彼らと「少年」とのコミュニケーションが題材となっている事である。また、そのコミュニケーションを通じて両者が成長していく姿が描かれる。これはメインターゲットを玩具を買う低年齢層に合わせているからで、対象年齢が低い作品が多い。
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ロボットに関しては自動車や新幹線など現実の乗りものを模範したものが多く、[[合体]][[変形]]するのが特徴で、このロボットを俗に「[[勇者ロボ]](勇者ロボット)」と呼ぶ。ファンの間では、単純に勇者と呼称する。この勇者たちも数え切れないほどサンライズ作品のメカデザインをしている大河原邦男氏が一貫して担当している。
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ロボットに関しては自動車や新幹線など現実の乗り物を模倣したものが多く、[[合体]][[変形]]するのが特徴。このロボットを俗に「[[勇者ロボ]](勇者ロボット)」、または単純に勇者と呼称する。この勇者たちも数え切れないほどサンライズ作品のメカデザインをしている大河原邦男氏が一貫して担当している。
    
===トランスフォーマーシリーズとの関係===
 
===トランスフォーマーシリーズとの関係===
 
タカラが同じく玩具開発を担当した『トランスフォーマー』(以下「TF」と表記。SRW未参戦)との関連が深く、第1作の『勇者エクスカイザー』に登場するウルトラレイカーは元々TFでの発売が企画されていた玩具であった。その後の作品にも、過去にTFシリーズで発売された玩具から流用されたロボットが多数登場している。
 
タカラが同じく玩具開発を担当した『トランスフォーマー』(以下「TF」と表記。SRW未参戦)との関連が深く、第1作の『勇者エクスカイザー』に登場するウルトラレイカーは元々TFでの発売が企画されていた玩具であった。その後の作品にも、過去にTFシリーズで発売された玩具から流用されたロボットが多数登場している。
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TFシリーズの中でも『超神マスターフォース』はシリーズの中でも異例で、主人公といった主要人物のほとんどが『生身の人間がロボットと一体になる』点があり、後の勇者シリーズの一部にその要素が引き継がれていると推測される。
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TFシリーズの中でも『超神マスターフォース』はシリーズの中でも異例で、主人公といった主要人物のほとんどが「生身の人間がロボットと一体になる」点があり、後の勇者シリーズの一部にその要素が引き継がれていると推測される。
    
また、『超神マスターフォース』の続編にあたる『トランスフォーマーV(ビクトリー)』で、少年とのコミュニケーション・パワーアップイベントといった後の勇者シリーズの基本フォーマットを確立。その事から『V』の主人公・スターセイバーは、ファンから「0号勇者」と呼ばれていたりもする。
 
また、『超神マスターフォース』の続編にあたる『トランスフォーマーV(ビクトリー)』で、少年とのコミュニケーション・パワーアップイベントといった後の勇者シリーズの基本フォーマットを確立。その事から『V』の主人公・スターセイバーは、ファンから「0号勇者」と呼ばれていたりもする。
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== 作品リスト ==
 
== 作品リスト ==
 
<!-- ※あくまで、リストと簡単な作品説明なので、リストへの説明に関してはなるべく加筆は控えてください。 -->
 
<!-- ※あくまで、リストと簡単な作品説明なので、リストへの説明に関してはなるべく加筆は控えてください。 -->
『勇者シリーズ』は1990年から8年間続けられたが、『[[勇者王ガオガイガー]]』を持ってピリオドを打つこととなった。現在、直接の続編は作られてない。
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「勇者シリーズ」は1990年から8年間続けられたが、『[[勇者王ガオガイガー]]』を持ってピリオドを打つこととなった。現在、直接の続編は作られてない。
    
=== アニメ作品 ===
 
=== アニメ作品 ===
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:第6作。
 
:第6作。
 
;勇者指令ダグオン
 
;勇者指令ダグオン
:第7作。人間とロボットと一体化するなど変身ヒーローの要素が加味される。
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:第7作。人間とロボットが一体化するなど変身ヒーローの要素が加味される。
 
:先に放送された『[[新機動戦記ガンダムW]]』のヒットの影響も受け、メインキャラクターの年齢を引き上げるなど女性ファンを意識した内容に。
 
:先に放送された『[[新機動戦記ガンダムW]]』のヒットの影響も受け、メインキャラクターの年齢を引き上げるなど女性ファンを意識した内容に。
 
:;勇者指令ダグオン 水晶の瞳の少年
 
:;勇者指令ダグオン 水晶の瞳の少年
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:;[[勇者王ガオガイガーFINAL]]
 
:;[[勇者王ガオガイガーFINAL]]
 
::『ガオガイガー』のOVA作品で、TVシリーズの続編。全8巻。
 
::『ガオガイガー』のOVA作品で、TVシリーズの続編。全8巻。
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::;勇者王ガオガイガーFINAL GRAND GLORIOUS GATHERING
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:::『FINAL』をテレビアニメとして再編集した作品。
    
=== ゲームオリジナル ===
 
=== ゲームオリジナル ===
 
;勇者聖戦バーンガーン
 
;勇者聖戦バーンガーン
:『新世代ロボット戦記ブレイブサーガ』初登場のゲームオリジナル勇者。勇者シリーズの勇者たる成分の半分はタカラによって培われたものであり、「勇者版スーパーロボット大戦の主役」でもあるため、タカラ純正のこの作品は、ある意味どの勇者よりも勇者らしい。また勇者シリーズの公式サイトでは、'''本作は勇者シリーズの一つとして数えられている'''。初登場作『ブレイブサーガ』の登場作品は勇者シリーズではない、『太陽の牙ダグラム』『機甲界ガリアン』『[[装甲騎兵ボトムズ]]』が加えられている。これらの作品は放送当時のスポンサーがタカラだったという繋がりもある。
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:『新世代ロボット戦記ブレイブサーガ』初登場のゲームオリジナル勇者。勇者シリーズの勇者たる成分の半分はタカラによって培われたものであり、「勇者版スーパーロボット大戦の主役」でもあるため、タカラ純正のこの作品は、ある意味どの勇者よりも勇者らしい。また勇者シリーズの公式サイトでは、'''本作は勇者シリーズの一つとして数えられている'''。初登場作『ブレイブサーガ』の登場作品は勇者シリーズではない、『[[太陽の牙ダグラム]]』『[[機甲界ガリアン]]』『[[装甲騎兵ボトムズ]]』が加えられている。これらの作品は放送当時のスポンサーがタカラだったという繋がりもある。
 
;量子跳躍レイゼルバー
 
;量子跳躍レイゼルバー
 
:『新世紀勇者大戦』初登場のバーンガーン同様ゲームオリジナル勇者。タイトルに「勇者」が無く、今までの制作ラインから外れた本当の意味でのゲームオリジナルである為、シリーズには入らないという意見もある。内容的にも判断が難しいところ。
 
:『新世紀勇者大戦』初登場のバーンガーン同様ゲームオリジナル勇者。タイトルに「勇者」が無く、今までの制作ラインから外れた本当の意味でのゲームオリジナルである為、シリーズには入らないという意見もある。内容的にも判断が難しいところ。
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== 関連作品 ==
 
== 関連作品 ==
 
;[[エルドランシリーズ]]
 
;[[エルドランシリーズ]]
:玩具メーカー「トミー」がほぼ同時期に展開したロボットアニメシリーズ。ロボに明確な意志は見られないが「少年」が戦うというテーマでは一致しており、アニメ制作も同じサンライズ。シリーズ4作品は『[[スーパーロボット大戦NEO]]』にて全て[[登場作品|参戦]]している(『[[絶対無敵ライジンオー]]』のみ『[[スーパーロボット大戦GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])』で先行[[登場作品|参戦]]している。)他のゲームでは『サンライズ英雄譚R』や『新世紀勇者大戦』等で勇者シリーズと共演経験があり、現在は両玩具メーカーが合併しているため姉妹シリーズとも言える。
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:玩具メーカー「トミー」がほぼ同時期に展開したロボットアニメシリーズ。ロボに明確な意志は見られないが「少年」が戦うというテーマでは一致しており、アニメ制作も同じサンライズ。シリーズ4作品は『[[スーパーロボット大戦NEO]]』にて全て[[登場作品|参戦]]している(『[[絶対無敵ライジンオー]]』のみ『[[スーパーロボット大戦GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])』で先行[[登場作品|参戦]]している)他のゲームでは『サンライズ英雄譚R』や『新世紀勇者大戦』等で勇者シリーズと共演経験があり、現在は両玩具メーカーが合併しているため姉妹シリーズとも言える。
 
;[[ベターマン]]
 
;[[ベターマン]]
:第8作『勇者王ガオガイガー』と世界観を共有した作品。『[[勇者王ガオガイガーFINAL GRAND GLORIOUS GATHERING]]』のDVD-BOX特典ディスクにはベターマンの設定を使用した「'''ガオガイゴー'''」というクロスオーバーロボが登場する。
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:第8作『勇者王ガオガイガー』と世界観を共有した作品。『勇者王ガオガイガーFINAL GRAND GLORIOUS GATHERING』のDVD-BOX特典ディスクにはベターマンの設定を使用した「'''ガオガイゴー'''」というクロスオーバーロボが登場する。
 
;[[超重神グラヴィオン]]、[[超重神グラヴィオン Zwei]]
 
;[[超重神グラヴィオン]]、[[超重神グラヴィオン Zwei]]
 
:「勇者シリーズ」で演出を担当した大張正己氏が監督。ロボット群のデザインや戦闘演出こそ「勇者ロボット」のそれを受け継いでいるが、内容は全く異なる。両2作品は『[[スーパーロボット大戦Z]]』で[[登場作品|参戦]]している。
 
:「勇者シリーズ」で演出を担当した大張正己氏が監督。ロボット群のデザインや戦闘演出こそ「勇者ロボット」のそれを受け継いでいるが、内容は全く異なる。両2作品は『[[スーパーロボット大戦Z]]』で[[登場作品|参戦]]している。
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この点については後に製作者サイドからも権利関係が問題であることを示唆する発言が出ており、基本的に参戦が果たされていない理由の大半は上述の点に起因していたものと思われる(尤も、権利関係の問題が参戦のハードルになるという事例は他のロボット作品にも言えることであり、何も勇者シリーズに限った話ではない。また、エルドランシリーズなどと同様、視聴者の対象年齢面での問題も影響したとの主張もある)。
 
この点については後に製作者サイドからも権利関係が問題であることを示唆する発言が出ており、基本的に参戦が果たされていない理由の大半は上述の点に起因していたものと思われる(尤も、権利関係の問題が参戦のハードルになるという事例は他のロボット作品にも言えることであり、何も勇者シリーズに限った話ではない。また、エルドランシリーズなどと同様、視聴者の対象年齢面での問題も影響したとの主張もある)。
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その後、2003年の『[[第2次スーパーロボット大戦α]]』にて、『[[勇者王ガオガイガー]]』が勇者シリーズの作品として初参戦。2005年の続編『[[第3次スーパーロボット大戦α]]』では『[[勇者王ガオガイガーFINAL]]』も参戦を果たした。この両作品は『[[スーパーロボット大戦W]]』でも参戦している。
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その後、2003年の『[[第2次スーパーロボット大戦α]]』にて、『[[勇者王ガオガイガー]]』が勇者シリーズの作品として初参戦。2005年の続編『[[第3次スーパーロボット大戦α]]』では『[[勇者王ガオガイガーFINAL]]』も参戦を果たした。この両作品は『[[スーパーロボット大戦W]]』でも参戦している。その後は長らく『ガオガイガー』のみの参戦となっていたが、2017年の『[[スーパーロボット大戦V]]』で『[[勇者特急マイトガイン]]』が参戦したのを皮切りに、2018年には『[[スーパーロボット大戦X-Ω]]』に『[[勇者エクスカイザー]]』が参戦、2019年の『[[スーパーロボット大戦T]]』で『マイトガイン』と『ガオガイガー』が共演と、勇者シリーズの参戦が多数行われるようになっている。
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経緯については『'''[[未参戦作品]]'''』も参照のこと。
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経緯については「'''[[未参戦作品]]'''」も参照のこと。
    
== 関連する用語 ==
 
== 関連する用語 ==
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;勇者パース
 
;勇者パース
:「剣」を決め技に持つ勇者ロボが剣を構えた時の独特のポーズとアングルを指して、こう呼ばれる。勇者シリーズで演出を担当した大張正巳氏が考案したとされている。その後のサンライズ作品にも少なからず継承されている。
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:「剣」を決め技に持つ勇者ロボが剣を構えた時の独特のポーズとアングルを指して、こう呼ばれる。勇者シリーズで演出を担当した大張正己氏が考案したとされている。その後のサンライズ作品にも少なからず継承されている。
    
{{DEFAULTSORT:ゆうしやしりいす}}
 
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[[Category:登場作品|*ゆうしやしりいす]]
 
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[[Category:小辞典]]
 
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