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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
| 外国語表記 = [[外国語表記::Albert W. Wily]]
+
| 外国語表記 = [[外国語表記::ALBERT・W・WILY]]<ref>『ロックマン&フォルテ』内データベース表記。</ref>
 
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|ロックマン (ゲーム)|ロックマン}}
 
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|ロックマン (ゲーム)|ロックマン}}
 
| 声優 =
 
| 声優 =
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; OVA
 
; OVA
 
: {{声優|緒方賢一}}
 
: {{声優|緒方賢一}}
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| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|稲船敬二}}<ref name="稲船">『ロックマン&ロックマンXオフィシャルコンプリートワークス』10ページ目より。</ref>
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| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
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| SRWでの分類 = [[サポートユニット]]
 +
}}
 +
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{{登場人物概要
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| タイトル = プロフィール
 
| 愛称 = [[愛称::Dr.ワイリー]]
 
| 愛称 = [[愛称::Dr.ワイリー]]
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| 偽名 = Mr.X(『6』)
 
| 種族 = [[種族::地球人]]
 
| 種族 = [[種族::地球人]]
 
| 性別 = [[性別::男]]
 
| 性別 = [[性別::男]]
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| 年齢 = 57歳(『ロックマン&フォルテ』時点)
 
| 趣味 = 卓球
 
| 趣味 = 卓球
 
}}
 
}}
   −
'''アルバート・W・ワイリー'''は『[[ロックマン (ゲーム)|ロックマン]]』全作品における悪役。
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'''アルバート・W・ワイリー'''は『[[ロックマン (ゲーム)|ロックマン]]』の登場人物。
    
== 概要 ==
 
== 概要 ==
世界征服を企む悪の[[天才]][[科学者・技術者|科学者]]。
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[[世界征服]]を企む悪の[[天才]][[科学者・技術者|科学者]]。
   −
所謂[[ゼツ・ラアス・ブラギオ|自身の才能を認めなかった世間に復讐する学界の異端児]]という古典的マッドサイエンティスト像を形にしたような人物。容姿はやせ型で頭頂部が禿げており、左右の髪と口ひげを伸ばしているのが特徴。
+
所謂[[ゼツ・ラアス・ブラギオ|自身の才能を認めなかった世間に復讐する学界の異端児]]という古典的マッドサイエンティスト像を形にしたような人物。容姿はやせ型で頭頂部が禿げており、左右の髪と口ひげを伸ばしているのが特徴。またドクロを好んでおり、基地や搭乗機体にドクロのデザインを取り入れたものが多い。基本的に一人称は「わし」だが、『ロックマン5』~『ロックマン6』では「わたし」。
    
ライト博士とは学生時代からの腐れ縁で互いにライバルと認め合う仲だったが、常にライト博士の2番手に甘んじていた。
 
ライト博士とは学生時代からの腐れ縁で互いにライバルと認め合う仲だったが、常にライト博士の2番手に甘んじていた。
ロボットの平和利用を主とするライト博士とは対照的な思想から対立を深めていった結果<ref>大学時代にロボットの性能を飛躍的に向上させる代償として過度の負担を強いる「ダブルギアシステム」と呼ばれる装置の試作機をワイリーが開発し、それが2人を対立させるきっかけになった事が『ロックマン11』で判明している。</ref>、ある日突然彼の制作したロボット達を奪って戦闘用に改造し、世界征服を宣言した。[[ロックマン]]によって野望は潰えるが、その後も懲りずに事件を起こす。『ロックマン6』のエンディングでは'''世界征服の罪'''で遂に逮捕されるが、『ロックマン7』冒頭であらかじめ作っておいたワイリーナンバーズの手により脱獄に成功している。
+
ロボットの平和利用を主とするライト博士とは対照的な思想から対立を深めていった結果<ref>大学時代にロボットの性能を飛躍的に向上させる代償として過度の負担を強いる「ダブルギアシステム」と呼ばれる装置の試作機をワイリーが開発し、それが2人を対立させるきっかけになった事が『ロックマン11』で判明している。</ref>、ある日突然彼の制作したロボット達を奪って戦闘用に改造し、世界征服を宣言した。[[ロックマン]]によって野望は潰えるが、その後も懲りずに事件を起こす。『ロックマン6』のエンディングでは'''世界征服の罪'''で遂に逮捕されるが、『ロックマン7』冒頭であらかじめ作っておいた[[ワイリーナンバーズ]]の手により脱獄に成功している。
 
  −
基本的にはワイリーマシンに搭乗して各ナンバリング作品のラストボスを務める。「'''物語の発端はどうあれ例によってワイリーが元凶'''」・「'''毎回ロックに乗機を破壊され、毎回土下座&命乞いを行うも、毎回何らかの理由でまんまと逃亡する'''」という点はロックマンシリーズのお約束となっている。
     −
自作のワイリーナンバーズは強力な性能を誇り、毎回ロックマンに打ち破られているものの既存の軍隊などでは歯が立たない性能を持つ。ライト博士と異なり戦闘用のロボットを中心に開発しており、その機能は多種多様、コンピュータウィルスなどのソフトウェア面においても遥か未来の時代でも解析しきれないものを生み出す等、その技術力は間違いなく天才と言える。ただし、ワイリーナンバーズの中には資金不足や資材不足が原因で完璧に作り込めなかったもの、新素材や思いついたアイディア・新技術を盛り込んだものの想定とは異なる欠陥が発覚するもの、性格が戦闘向きでなかったり創造主への忠誠心が欠けるもの等、安定性に欠ける面が見られるロボットも散見される。良く言えばチャレンジ精神にあふれた科学者である。
+
基本的にはワイリーマシンに搭乗して各ナンバリングタイトルの[[ラストボス]]を務める。「'''物語の発端はどうあれ例によってワイリーが元凶'''」・「'''毎回ロックに乗機を破壊され、毎回土下座&命乞いを行うも、毎回何らかの理由でまんまと逃亡する'''」という点はロックマンシリーズのお約束となっている。
   −
このように「憎めない悪役」としての側面が強いものの、その悪事の数々は非道・卑劣であることは間違いなく、心優しいロックですらバスターを生身のワイリーに向けたことがあるほど。
+
自作のワイリーナンバーズは強力な性能を誇り、毎回ロックマンに打ち破られているものの既存の軍隊などでは歯が立たない性能を持つ。ライト博士と異なり戦闘用のロボットを中心に開発しており、その機能は多種多様、コンピュータウィルスなどのソフトウェア面においても遥か未来の時代でも解析しきれないものを生み出す等、独自で研究所を兼ねた要塞や宇宙戦艦や衛星を設計と開発をするほど。その技術力は間違いなく天才と言える。ただし、ワイリーナンバーズの中には資金不足や資材不足が原因で完璧に作り込めなかったもの、新素材や思いついたアイディア・新技術を盛り込んだものの想定とは異なる欠陥が発覚するもの、性格が戦闘向きでなかったり創造主への忠誠心が欠けるもの等、安定性に欠ける面が見られるロボットも散見される。良く言えばチャレンジ精神にあふれた科学者である。
   −
また、遠い未来を舞台とした『ロックマンX』シリーズではゼロの開発者として、ネットワーク工学が発達した世界が舞台の『ロックマンエグゼ』シリーズでは秘密結社のトップとして客演している。
+
「憎めない悪役」としての側面も強いものの、その所業の数々は間違いなく卑劣な悪行に他ならない。特に『3』のように、改心を装ってライトを利用し世界征服に乗り出すという[[裏切りイベント|裏切り行為]]を働いた<ref>『10』でも同様に裏切りを働いているが、決着時にワイリーが高熱に倒れていたところを救助されたこともあってか、この際は逃亡こそするものの同時に自らの悪行を自分自身で償っている。</ref>こともあってか更生は望めず、心優しいロックですら度重なる彼の悪行に怒り心頭に発し、『7』では生身で命乞いするワイリーに対して明確な殺意を示したことがあるほど<ref>エンディングデモより。命乞いするワイリーにバスターを突きつけるが、いわゆるロボット3原則を盾にされたため躊躇った隙に逃げられてしまう。なお海外版ではこの際に明確に「死ね!」と言い放っている。</ref>。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
:期間限定参戦。「Dr.ワイリー」名義。
+
:初登場作品。2018年1月のイベント「次元を超えた戦い!」期間限定参戦。Rサポートユニット。
 +
:イベントシナリオでは数多のロボット達から奪ったエネルギーから「W・エナジー」と名付けた新たなエネルギーを生成した…のだが、力を欲したフォルテに同エネルギーを奪われ、そのフォルテもやはりロックマンに敗れてしまったため、いつもの世界征服の野望は頓挫してしまう。
   −
== パイロットステータス ==
+
== ステータス ==
 
=== サポートアビリティ ===
 
=== サポートアビリティ ===
 
;悪の天才科学者
 
;悪の天才科学者
:セットしたシューターのクリティカル率大アップ。
+
:R。「Dr.ワイリー」名義。セットしたシューターのクリティカル率大アップ。
 +
:ラスボスなのだが、ワイリーナンバーズたちよりもレアリティが低い。また、ロックマン達には機能するものの、ワイリーナンバーズの半数はブラスターなのでセットしても恩恵を受けられない。
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 +
=== ワイリー製作機 ===
 
;[[フォルテ]]、ゴスペル
 
;[[フォルテ]]、ゴスペル
:ロックマンを模倣して開発した戦闘ロボット。
+
:ロックマンを模倣して開発した戦闘ロボット。しかし、ワイリーのやり方についていけず独自行動に走り、作品によっては敵対までしてしまうものの、『ロックマン10』のエンディングを見るに一応フォルテからの情は残っている。
 
:ワイリーが製作したロボットの中では高い完成度を誇り「スペシャルワイリーナンバーズ」と呼ばれる独自の製造番号が付けられた。
 
:ワイリーが製作したロボットの中では高い完成度を誇り「スペシャルワイリーナンバーズ」と呼ばれる独自の製造番号が付けられた。
 +
;[[メタルマン]]、[[エアーマン]]、[[バブルマン]]、[[クイックマン]]、[[クラッシュマン]]、[[フラッシュマン]]、[[ヒートマン]]、[[ウッドマン]]
 +
:『ロックマン2』に登場。自らの手で最初に開発した[[ワイリーナンバーズ]]。
 +
:有賀ヒトシ氏のコミカライズでは「セカンドナンバーズ」と呼ばれている。
 +
:『スーパーアドベンチャーロックマン』では彼ら(と『ロックマン3』のワイリーナンバーズ)のコアを大事に所持しており、特にクイックマンとは相互に信頼を結んでいた。
 
;レゲエ
 
;レゲエ
 
:孤独を紛らすために作った烏型サポートロボット。
 
:孤独を紛らすために作った烏型サポートロボット。
 
;キング
 
;キング
:『ロックマン&フォルテ』に登場。ロックマンに勝てないフォルテに焦れて開発した戦闘ロボット。彼に謀反を起こされてしまうが…。
+
:『ロックマン&フォルテ』に登場。ロックマンに勝てないフォルテに焦れて開発した戦闘ロボットだが、彼に謀反を起こされてしまう。
;サンゴッド
+
;ラ・トール
:『ロックマンワールド5』に登場。スペースルーラーズのトップに位置する古代の最終兵器で、彼を復活させるが…。
+
:『スーパーアドベンチャーロックマン』に登場。後述するラ・ムーンの力を利用して制作した戦闘ロボット。製作後の調整はラ・ムーンに任せていたため、最初からラ・ムーンの支配下にあり、当然ながら起動直後に裏切られる。
;ラ・ムーン
+
 
:『スーパーアドベンチャーロックマン』に登場。古代のスーパーコンピューターを名乗り、その力を利用して世界征服を進めるが…。
+
=== [[ライトナンバーズ]] ===
;[[メタルマン]]、[[エアーマン]]、[[バブルマン]]、[[クイックマン]]、[[クラッシュマン]]、[[フラッシュマン]]、[[ヒートマン]]、[[ウッドマン]]
  −
:『ロックマン2』に登場。自らの手で最初に開発したワイリーナンバーズ。
   
;[[ロックマン]]
 
;[[ロックマン]]
 
:宿敵。何度も敗北していながらもいつか彼を倒す事を夢見ている。
 
:宿敵。何度も敗北していながらもいつか彼を倒す事を夢見ている。
 
;[[ブルース]]
 
;[[ブルース]]
:ロックマンの兄。動力炉の欠陥で機能停止しかけていた彼を改造した。
+
:動力炉の欠陥で機能停止しかけていた彼を改造した。その恩義があってなおワイリーの悪事を看過できなくなったのか、『ロックマン4』にて完全に敵対され、続く『ロックマン5』ではワイリーが自身の開発したダークマンIVをブルースに変化させることで濡れ衣を着せようとしていた<ref>なお、『5』では説明書の9ページ目に既に'''「ワイリーステージではパスワードは出ない」'''という文面があったため、ワイリーの仕業であることは'''プレイ前からバレバレ'''であった。</ref>。
;トーマス・ライト
  −
:宿命のライバル。『スーパーアドベンチャーロックマン』では「こんなことをできるのはDr.ライトだけ」と発言しており、その科学力は素直に認めている。
   
;[[ロール (ロックマン)|ロール]]
 
;[[ロール (ロックマン)|ロール]]
:ロックマンの妹。『ロックマン10』ではロボットエンザにかかった彼女に治療薬を渡すが…。
+
:『ロックマン10』ではロボットエンザにかかった彼女に治療薬を渡している。しかし、そのロボットエンザ自体がワイリーの製作したコンピューターウイルスであるため、ワイリーのマッチポンプに利用されたのが真相である。
 
;ガッツマン
 
;ガッツマン
:ライトナンバーズの一体。『2』ではガッツタンク、『7』ではガッツマンGへと強奪して改造している。
+
:『1』でワイリーに強奪されたライトナンバーズの1体。『2』ではガッツタンク、『7』ではガッツマンGへと強奪して改造している。
:何度も強奪されるライトナンバーズはガッツマンのみのため、「ワイリーのお気に入り」という説もあるがその一方で『ロックマンロックマン』では下記の通り酷評している。
+
:何度も強奪されるライトナンバーズはガッツマンのみのため、「ワイリーのお気に入り」という説もあるが、その一方で『ロックマンロックマン』では下記の通り酷評している。
 +
 
 +
=== 人間 ===
 +
;トーマス・ライト
 +
:宿命のライバル。大学時代からの腐れ縁だったが、『ロックマン11』で存在が明かされた「ダブルギアシステム」の一件で決定的に対立してしまった。この際ワイリーの意見に寄り添うことができなかったことが負い目となっているのか、幾度となく悪事に手を染めるワイリーへの対応が甘い。
 +
:ワイリーは彼の技術力は常に認めており、『ロックマン3』では彼と共同開発でロボットを生み出したり、『スーパーアドベンチャーロックマン』では「こんなことをできるのはDr.ライトだけ」と発言していたりもする。
 
;ミハイル・セルゲイビッチ・コサック
 
;ミハイル・セルゲイビッチ・コサック
 
:『ロックマン4』に登場する科学者。娘のカリンカをさらって脅迫し、彼に悪事を行わせていた。
 
:『ロックマン4』に登場する科学者。娘のカリンカをさらって脅迫し、彼に悪事を行わせていた。
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:Dr.コサックの娘。彼女をさらう。
 
:Dr.コサックの娘。彼女をさらう。
   −
== 他作品との人間関係 ==
+
=== その他 ===
;[[デビルサターン6]]
+
;サンゴッド
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』にて、行き場を無くした彼を匿い、共闘する。
+
:『ロックマンワールド5』に登場。スペースルーラーズのトップに位置する古代の最終兵器で、彼を復活させるが「破壊こそが全て」という危険な思想しかプログラムされていなかったため、裏切られる。
 +
;ラ・ムーン
 +
:『スーパーアドベンチャーロックマン』に登場。古代のスーパーコンピューターを名乗り、ワイリーと協力して世界征服を進めていたが、真実はワイリーを騙して体よく利用していたに過ぎず、裏切られる。
 +
;悪のエネルギーのロボット(名称不明)
 +
:『ロックマン8』に登場。デューオが倒した外宇宙のロボットで、地球に大気圏突入した時に残っていた動力炉を回収し、そのエネルギーを利用する。
    
=== 歴代ロックマンシリーズ ===
 
=== 歴代ロックマンシリーズ ===
 
;ゼロ
 
;ゼロ
:『ロックマンX』シリーズの主要登場人物であり、『ロックマンゼロ』シリーズの主人公。最後のワイリーナンバーズであり、ワイリーが開発した最高傑作。
+
:『ロックマンX』シリーズの主要登場人物であり、『ロックマンゼロ』シリーズの主人公。最後のワイリーナンバーズであり、ワイリーが開発した遺作にして最高傑作。この設定のためアーケードゲーム『ロックマン2 ザ・パワーファイターズ』では開発段階の存在としてゼロがエンディングで客演している。逆にワイリーらしき人物がゼロの回想という形で『ロックマンX』シリーズに客演したこともある。
:しかし皮肉なことに宿敵になるはずだったエックスの親友となり、最後には'''ロックマンの名を冠するレプリロイド'''となった。
+
:若き日のワイリーの掲げた理想を叶えた機体だが、皮肉なことに宿敵になるはずだったエックスの親友となり、最後には'''ロックマンの名を冠するレプリロイド'''となった。しかしワイリーはゼロに自分以外のロボットを全て破壊する「'''ロボット破壊プログラム'''」を搭載しており、それが世界の大破局を招く羽目になる。
:また、彼は『ロックマンゼロ4』で'''己の信念の元、人間を殺す'''というワイリーを撃てなかったロックと対照的な行動を取っている。
+
:また、彼は『ロックマンゼロ4』で'''己の信念の元、全ての元凶である人間のドクター・バイルを殺す'''というワイリーを撃てなかったロックと対照的な行動を取っている。
 
:SRW未登場だが『[[PROJECT X ZONE]]』に出演。
 
:SRW未登場だが『[[PROJECT X ZONE]]』に出演。
;サーゲス
  −
:『ロックマンX2』に登場した敵キャラクター。黒衣を着た老人型のレプリロイド。誰にも不可能だったゼロのボディ修復を成し遂げた天才であり、倒されると「ライトの忘れ形見のロボットにまたも敗北するとは」と言い残すが、ワイリーとの具体的な関係はぼかされている。
  −
;アイゾック
  −
:『ロックマンX6』に登場した敵キャラクター。白衣を着た老人型のレプリロイド。ワイリーと同じ青野氏が声を担当しているほか、「ゼロの事は自分が一番よく知っている」と発言するなどワイリーを彷彿させる言動が特徴的だが、ワイリーおよび上記のサーゲスとの具体的な関係はやはりぼかされている。
   
;シグマ
 
;シグマ
:『X8』、『コマンドミッション』を除く『ロックマンX』シリーズのラスボス。『X5』では、ワイリーらしき人物と共闘した事がシグマの口からほのめかされているが、こちらも具体的には明かされておらず、前述したアイゾックの可能性もある。
+
:『X8』、『コマンドミッション』を除く『ロックマンX』シリーズのラスボス。
;マスター・アルバート
+
:過去にイレギュラーだった頃のゼロと交戦した際、上記のロボット破壊プログラムに感染、その母体となり、最凶最悪のコンピュータウイルス「'''シグマウイルス'''」へと変貌した。その後はウイルスの方が本体となっており、事実上ワイリーの負の遺産と化した機体。
:『ロックマンゼクス アドベント』に登場した敵キャラクター。オマージュとしてその名が冠されているだけで、ワイリー本人との関係は無いが『ロックマンゼクス』シリーズにおける全ての元凶という所が共通している。
+
:なお、シグマのボディの1つである「ファイナルシグマW」登場時、何者かの「老人」の背後関係を仄めかす発言はあるが、公式からの発言はない。
 +
;カイ
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:元々は海外で商品化されたエックスのリデザイン版のバリエーションとして登場し、『ロックマンX DiVE』に登場したキャラクター。ワイリーがエックスの設計図を盗み、それを基に開発した存在だが、エックスの思考回路の解析ができず、同時開発していたゼロの完成を優先するために開発を中断し、そのまま歴史の闇に葬った。その後、サーゲスが回収して完成させ、カウンターハンターのリーダーとして迎えられる。
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 +
== 他作品との人間関係 ==
 +
;[[デビルサターン6]]
 +
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』にて、行き場を無くした彼を匿い、共闘する。
    
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 +
;「うらぎったな ブルースめ!!! こうなったら わしがあいてだ!!!」
 +
:『4』における、ゲーム本編のワイリーの初台詞。娘のカリンカを人質に取り利用していたコサックが[[ロックマン]]に敗れ、カリンカもブルースに救出されたことで悪事が台無しになり、憤慨して登場。ロックマンに宣戦布告を行う。
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:なおこのシーンでは、'''ロックマンやブルースと同様の棒状のワープグラフィックに変身して降り立っている'''。人間なのにどうやっていたのだろうか…
 
;「うつのか? ワシをうつのか? このワシを! ロボットの おまえが にんげんの このワシを!!」
 
;「うつのか? ワシをうつのか? このワシを! ロボットの おまえが にんげんの このワシを!!」
:『7』にてバスターを向けるロックマンに対して。
+
:『7』のエンディングにて、いつも通り土下座をしたところ、「もう騙されない」と怒りのままバスターを向けるロックマンに対して。幾度となく世界を危機に陥れた元凶の発するこの詭弁だが、ロックマンはバスターを下げている。だが、一転して漫画版ではなおも撃とうとし、寸での所で[[フォルテ]]に助けられている。
 
;「お前達ロボットは、世界征服の為の道具に過ぎん! 何体壊れようと知った事か! お前を倒す為ならばこれからも戦闘ロボットを造り続ける!」
 
;「お前達ロボットは、世界征服の為の道具に過ぎん! 何体壊れようと知った事か! お前を倒す為ならばこれからも戦闘ロボットを造り続ける!」
 
:池原しげと氏の漫画版『7』にて、命令されるがまま襲い掛かって来るワイリーナンバーズを破壊して悲しみと怒りに染まっていたロックマンに対し、ワイリーが発した台詞。
 
:池原しげと氏の漫画版『7』にて、命令されるがまま襲い掛かって来るワイリーナンバーズを破壊して悲しみと怒りに染まっていたロックマンに対し、ワイリーが発した台詞。
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;「イッヒッヒッヒッヒッヒ…」<br />「これで世界はワシのものじゃ! ガハハハハハッ!」
 
;「イッヒッヒッヒッヒッヒ…」<br />「これで世界はワシのものじゃ! ガハハハハハッ!」
 
:『8』より。初めての音声付きの台詞。
 
:『8』より。初めての音声付きの台詞。
 +
;「がはははは!ワシはてんさいじゃ!」
 +
:『ロックマン&フォルテ』のデータベースより。
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;「お、お前達…!? これは夢か!?」
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:『スーパーアドベンチャーロックマン』Episode1にて。スーパーコンピュータ、ラ・ムーンの力によりワイリーナンバーズ達が復活した光景に驚愕して。
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;「久しぶりじゃのう、クイックマン! 他のロボットにもコアをセットしてくれ!」
 +
:上記場面の後、真っ先に[[クイックマン]]にコアをセットし再起動した際の台詞。過去のワイリーナンバーズのコアパーツを大事に持ち歩いていたことといい、この台詞と共に見せた笑顔といい、同作ではワイリーのロボットへの愛情が強く表現されている。
 +
;「ところでラ・ムーンよ。そろそろお前が地上に発しておる電磁波を弱めてくれ」<br />「あと2、3日もすれば世界中の国がワシに降伏するじゃろう」<br />「その時に、地球上の人間とロボットが死滅していては元も子もないからな」
 +
:同作Episode3より。電磁波の影響による世界滅亡の可能性自体は、ワイリーの望むものでもなかった。Episode2の終盤、ホログラムを通したロックマンとの通信会話で電磁波攻撃の話題になった途端勝手に通信が途絶したことと合わせ、電磁波攻撃はワイリー自体の意向とは離れたラ・ムーンの独断であることがはっきりと描写された。ワイリーは「Dr.ワイリーが俺達を壊したりするもんか!」とまで言い切ったクイックマンの信頼を裏切ってはいなかったのだ。
 
;「ワシは、人類が滅びることも、ワシのロボット達が破壊されることも許さん! ワシはワシのロボット達を愛しておるんじゃ!」
 
;「ワシは、人類が滅びることも、ワシのロボット達が破壊されることも許さん! ワシはワシのロボット達を愛しておるんじゃ!」
:『スーパーアドベンチャーロックマン』にて。人類を滅ぼそうと企むスーパーコンピュータ、ラ・ムーンに対して言い放った台詞。
+
:同じくEpisode3より。人類を滅ぼそうと企みワイリーを騙してきたラ・ムーンに対して言い放った台詞。
:しかしこの100年後、彼らしき人物は世界そのものを破滅させかねない[[スペースコロニー]]落下作戦を実行させることになる…。
+
:しかしこの100年後、彼らしき人物は自分のロボットを本来の開発目的の状態に戻すため、世界そのものを破滅させかねない[[スペースコロニー]][[コロニー落とし|落下作戦]]を実行させることになる…。
;「お別れじゃロックマン、この城と一緒に死ね!」
+
;「すまん、ロックマン。ラ・トールのスピードはクイックマンの2倍、その力はウッドマンとハードマンの3倍を超えるのじゃ…」
 +
:同じくEpisode3より。ラ・トール戦で攻撃を受けた際の台詞。
 +
:従来を遥かに上回る強力な機体を製作したはいいものの、そのラ・トールは製作時点で既にラ・ムーンの手が入っており、ラ・トール起動直後に裏切られロックマン諸共自身の窮地を招いてしまったことに対しての台詞。謝罪なのか自慢なのか、いずれにしても騙されていたとはいえ世界征服を企んだ報いが返ってきている。
 +
;「お別れじゃロックマン、このしろと一緒に死ね!」
 
:『9』より。追い詰められた際にあらかじめ仕掛けた罠で気絶させたロックマンに対して。
 
:『9』より。追い詰められた際にあらかじめ仕掛けた罠で気絶させたロックマンに対して。
 
:ロックマンシリーズにおいて明確に「ロックマンの破壊」を提示した場面であり、この台詞の後にワイリーは基地の自爆装置を作動させて逃亡している。
 
:ロックマンシリーズにおいて明確に「ロックマンの破壊」を提示した場面であり、この台詞の後にワイリーは基地の自爆装置を作動させて逃亡している。
;「ゼロ…ワシの最高傑作…」<br />「倒せ、あいつを! ワシの敵! ワシのライバル! ワシの…生き甲斐! 行け! そして破壊しろ、あいつを!」
+
;「なんだ キサマか…お手伝いロボット? 何の能力も持たんただのポンコツではないか! ぬはははっ!」
 +
:『ロックマンロックマン』オープニングステージより。オープニングで街頭モニターから世界征服を宣言した後、'''UFOでモニターを破って登場'''。ロックおよびロールと鉢合わせることとなるのだが、この時点でロックは未改造の単なるお手伝いロボットであるため、その能力を軽視して何もせず立ち去る。しかしこの後ロックは改造を受けロックマンとなり、ワイリーの野望を砕く最強のスーパーロボットとなってしまう。ワイリー痛恨のミス。
 +
;「キサマはたしか…ライトのところのお手伝いロボットだな!?」<br />「ぬふ… どうだ? 世界征服のお手伝いもしてみるか? ぬははははっ!」
 +
:同場面でプレイヤーキャラクターが[[ロール (ロックマン)|ロール]]の場合。ロールでは己を止められないことを確信しており、皮肉を残してやはり何も手を出さず立ち去る。
 +
;「それはどうかな!?」<br />「例え心を持ったとて、ロボットは人間の道具に過ぎない!」<br />「圧倒的なパワー! 目にも止まらぬスピード!」<br />「到底、人の及ばぬ驚異の力を誇示してこそ…」<br />「ロボットは人々から慕われ、認められる存在になる!」<br />「それを実現するのが、私が提案するダブルギアシステム!」<br />「これを組み込めば、全てのロボットがヒーローとなるのだ!」
 +
:『11』のラッシュジェット入手デモ内で、ライトがロックマンに語った過去の話の中の台詞。「心を持つロボット」という理想を説いたライトに対する反論と、明かされた過去のワイリーの思想。ロボットの方から人間に歩み寄る「心」を求めたのがライトであれば、逆に人間の方からロボットに歩み寄る「求心力」を求めたのがワイリーであり、ワイリーなりにロボットの将来を案じていた台詞。
 +
:だがライトは悪用された際の危険性を考慮して反対しており、ロボットを性能しか見ていないとも取れるこの思想は人々にも受け入れられなかった。ワイリーの理想がダブルギアシステム凍結と共に否定されたことで、ワイリーの暴走は過激化し、現在に繋がっていった。
 +
:この思想の真意は晩年に完成した最高傑作のゼロにて結実し、結果的にはヒーローを生み出している。『ロックマンX』シリーズの元凶も同時に生み出しているのでマッチポンプではあるが…。
 +
;「ゼロ…」<br />ゼロ「誰だ?」<br />「ワシの最高傑作…」<br />ゼロ「あんた…誰だ…?」<br />「倒せ、あいつを! ワシの敵! ワシのライバル! ワシの…生き甲斐! 行け! そして破壊しろ、あいつを!」
 
:『ロックマンX4』でゼロを選んだ場合のオープニングデモより。
 
:『ロックマンX4』でゼロを選んだ場合のオープニングデモより。
 
:本人だと明言されていないもののワイリーそのもののシルエットと声でゼロの夢の中に現れ、ライト博士の最高傑作であるエックスを破壊する様に告げる。
 
:本人だと明言されていないもののワイリーそのもののシルエットと声でゼロの夢の中に現れ、ライト博士の最高傑作であるエックスを破壊する様に告げる。
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== 迷台詞 ==
 
== 迷台詞 ==
 +
;「みごとだな! ロックマン わたしのつくったダークマンをたおすとは!!」<br />「うまく ブルースのしわざにしたてたつもりだったが… ほんものが でてくるとはな!!」<br />「わはははは! Dr.ライトをたすけたくば みごと わたしの ところまで たどりつくことだな!!」
 +
:『5』にて、ブルースステージの最後に待ち構えていた[[ブルース]]の[[偽物]]を撃破した後の台詞。こんなことを言っておきながら、そして偽物を用意していながらブルース本人への対応は一切用意していなかったため、'''本人が登場するのは当たり前'''である。ちなみに上述した通り、地味に一人称が「わたし」である珍しい場面。
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;「いまこそ ほんとうのことを あかそう。わたしこそ Dr.ワイリーを あやつる かげの しはいしゃ なのだよ!! もはや Dr.ワイリーを あやつるまでも ない。しょうぶだ!! ロックマン!!」
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:『6』OPにて、「Mr.X」に変装し、世界中から選りすぐられたロボット8体を盗み世界征服に乗り出した際の台詞。変装とはいえプレイヤー目線で見ると'''どこからどう見てもワイリー本人'''なのであらゆる意味でツッコミどころ満載。ただし、'''ロックマン(というより作中の登場人物全員)には自分から正体を明かすゲーム終盤までバレなかった。'''
 
;「まてーっ そんなことはワシがさせぬ!!」<br />「ロックマンやぶれたり!!」
 
;「まてーっ そんなことはワシがさせぬ!!」<br />「ロックマンやぶれたり!!」
 
:漫画版『7』より。ワイリーとロックマン及びライト博士の立場を入れ替えたコンピューターゲームで、ワイリーマンとして現れた際の台詞。
 
:漫画版『7』より。ワイリーとロックマン及びライト博士の立場を入れ替えたコンピューターゲームで、ワイリーマンとして現れた際の台詞。
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:『ロックマンワールド5』より。古代の最終兵器、サンゴッドを復活させたものの命令を無視した彼の攻撃を受けた際の台詞。見てわかるように、後半の絶叫が全て「'''[[グ=ランドン・ゴーツ|を]]'''」になっている。
 
:『ロックマンワールド5』より。古代の最終兵器、サンゴッドを復活させたものの命令を無視した彼の攻撃を受けた際の台詞。見てわかるように、後半の絶叫が全て「'''[[グ=ランドン・ゴーツ|を]]'''」になっている。
 
;「○○○(ライトナンバーズ)か! うぬぬ 欲しい 欲しいが…」<br />「わしはびりっとくるのが超苦手なのだ! キサマはいらん! ぬははははっ!」(エレキマン)<br />「わしは熱いのがものすごく苦手なのだ! キサマはいらん! ぬははははっ!」(ファイヤーマン)<br />「そのチャキチャキ具合が大っ嫌いなのだ! キサマはいらん! ぬははははっ!」(ボンバーマン)<br />「ワシはアブラっこいモノが苦手なんじゃ! キサマはいらん! ぬははははっ!」(オイルマン)
 
;「○○○(ライトナンバーズ)か! うぬぬ 欲しい 欲しいが…」<br />「わしはびりっとくるのが超苦手なのだ! キサマはいらん! ぬははははっ!」(エレキマン)<br />「わしは熱いのがものすごく苦手なのだ! キサマはいらん! ぬははははっ!」(ファイヤーマン)<br />「そのチャキチャキ具合が大っ嫌いなのだ! キサマはいらん! ぬははははっ!」(ボンバーマン)<br />「ワシはアブラっこいモノが苦手なんじゃ! キサマはいらん! ぬははははっ!」(オイルマン)
:『ロックマンロックマン』より。オープニングで街頭モニターから世界征服を宣言した後、'''UFOでモニターを破って登場'''。ライトナンバーズでプレイすると、こんな理由でプレイヤーのロボットを攫わない。
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:『ロックマンロックマン』をライトナンバーズでプレイした場合のオープニングステージより。ロックやロールとは違い、戦闘能力を有した完成済みのロボット達なのだが、こんな理由でプレイヤーのロボットを攫わない。
 
:上記以外だと「木の枝を切りとばすくらいのことしかできんポンコツ(カットマン)」「パワーはあってもニブいやつ(ガッツマン)」「寒さに強いだけがとりえの役立たず(アイスマン)」と非情な理由で拒否している<ref>タイムマンのみ時間に関する研究の途中で、まだ完成に至っていないため「完成するまで待つとしよう」と拒否せずに去っている。</ref>。
 
:上記以外だと「木の枝を切りとばすくらいのことしかできんポンコツ(カットマン)」「パワーはあってもニブいやつ(ガッツマン)」「寒さに強いだけがとりえの役立たず(アイスマン)」と非情な理由で拒否している<ref>タイムマンのみ時間に関する研究の途中で、まだ完成に至っていないため「完成するまで待つとしよう」と拒否せずに去っている。</ref>。
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;ロックマン「…Dr.ワイリー? …すごいねつだ!! まさか ロボットエンザに!?」<br />ワイリー「…ワシャ人間じゃ…」
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:『10』で打倒された際のシナリオデモ。ロボットに感染するウイルスであるロボットエンザを蔓延させておきながら、自分は普通に高熱を出していたという皮肉な展開だが、ロックマンのド天然な反応に思わず呆れて言葉を返す。
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;フォルテ「おい、じじい? …すげぇねつじゃねえか!! まさかじじい! ロボットだったのか!?」<br />ワイリー「…そんなわけないじゃろが…」
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:同場面のフォルテ編。ロックマン以上の天然っぷりを見せたフォルテに、ワイリーも呆れる他なかった。なお、ブルース編だと皮肉を言われてワイリーが押し黙る展開になる。
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;「わしの長所……それは決してあきらめないところ!」
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:有賀ヒトシ氏の漫画『ロックマンMANIAX』より。ロックマンに何度倒されても諦めずに世界征服を目指す自分の姿に、感涙しながら自画自賛しているが、隣でそれを聞いていたロックマンは'''「短所はしつこいところだな……」'''と内心でツッコんでいた。
    
== スパロボシリーズの名(迷)台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名(迷)台詞 ==
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:高笑いを残したが、UFOには(恐らくワイリーナンバーズと)デビルサターンが乗り込んでおり、彼がぶつかってきて不満を残すのだった。
 
:高笑いを残したが、UFOには(恐らくワイリーナンバーズと)デビルサターンが乗り込んでおり、彼がぶつかってきて不満を残すのだった。
   −
== 搭乗機体・関連機体 ==
+
== 搭乗機体 ==
;UFO
+
;ワイリーマシン
:正式名称不明。移動時に乗り込む円盤。ワイリー基地への移動時に使用される他、ワイリーマシン1号、2号、メガワールド号には構成パーツとして機能している。『ロックマン』のみ赤、『2』以降は青色のキャノピーが特徴。
+
:ワイリーが搭乗する有人戦闘メカの総称。メインタイトルの機体はナンバリングを冠した号数表記が後につき「ワイリーマシン〇号」となる<ref>外伝では『ロックマンワールド』シリーズが、『ワールド3』までの機体が「ワールド〇号」と号数表記。他、『メガワールド』の機体は独自に「ワイリーマシンメガワールド号」。</ref>。『4』以降はドクロの意匠が入っているのが特徴だが、それ以外は基本的に[[破壊ロボ|登場するたび仕様も名前もよく変化する。]]
:その形状から'''ブルーレット'''と言われることも。
+
:マシーン同士にも関連性があり、3号をベースに7号が、下記のワイリープレスを叩き台に6号が、ワールド1号を基に下記アイアンゴーレムがそれぞれ開発されている。
;ワイリーマシン〇号/ワイリーマシンワールド〇号
+
:一部の作品を除き、一度破壊させるとワイリーが搭乗するコクピットが露出する第2形態へ移行し、安全装置の作動により攻撃方法が変化する。
:ワイリーが搭乗する有人戦闘メカ。『4』以降ドクロの意匠が入っているのが特徴。一部の作品を除き、一度破壊させるとワイリーが搭乗するコクピットが露出する第2形態へ移行し、攻撃方法が変化する。
+
:なお、ワイリーマシン9号は[[大空魔竜|ドクロ顔の]][[大空魔竜 (LOD)|竜型ロボット]]というどこかで見たようなデザインとなっている。
:特にワイリーマシン9号は[[大空魔竜|ドクロ顔の]][[大空魔竜 (LOD)|竜型ロボット]]というどこかで見たようなデザインとなっている。
+
:;UFO
;ワイリーカプセル
+
::移動時に乗り込む円盤。独特の飛行音が特徴。『ロックマンワールド4』の説明書のストーリー紹介で「UFO」と呼称されている。SRWでも名前のみ登場し、[[デビルサターン6]]が言及する際に「UFO」の名が使われている。
:ワイリーマシンの緊急脱出装置。『4』以降に登場。後半の作品では本体以上に高い戦闘力を持つ場合もある。
+
::ワイリー基地への移動時に使用される他、ワイリーマシン1号、2号、メガワールド号では構成パーツとして機能している。カラーリングは下半分がクリーム色で、上半分は『ロックマン』のみ赤、『2』以降は青色<ref>色と形状により、『2』以降は'''ブルーレット'''と言われることも。</ref>。FC版は上半分が自動制御されて密閉されるが、『7』のものは分割機能が無く、手でキャノピーを閉めるようになっている。
;ワイリーナンバーズ
+
:;ワイリーカプセル
:ワイリーが開発したロボットの総称。
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::ワイリーマシンの緊急脱出装置。『4』以降に登場。後半の作品では本体以上に高い戦闘力を持つ場合もある。特に『7』のカプセルは歴代最強と呼ばれ、ファンの間でも語り草になっている。
:『4』のコサックナンバーズ、『6』の世界強豪ロボット、『10』のロボットエンザ感染者、『11』の定期健診に来たロボットは世界征服計画の為に悪用したという事で便宜上DWN扱いで登録されているが、ワイリーは製作に関与していない為、厳密に本当の意味でのDWNは『2』『3』『5』『7』『8』の8大ボス達となる。その中でも既存ロボットを改造した物もあり、一から製造した物は半数にも満たない。
  −
:他にも対ロックマン専用の「ロックマンキラー」、サンゴッドの解析から作られた「スペースルーラーズ」、『ロックマンメガワールド』に登場した「メガワールドナンバーズ」が存在する。
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;エイリアン
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:『ロックマン2』において「ワイリーの正体は、地球侵略を目論む[[異星人]]だった…」と見せかけた立体映像。本物は裏で投影装置を操作していた。
   
;ガンマ
 
;ガンマ
:『ロックマン3』にてワイリーマシン3号を失ったワイリーが搭乗する巨大有人操作ロボット。元々はライト博士が平和利用のために彼と共同で開発をしたものだったが、世界征服のために強奪する。
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:『ロックマン3』にてワイリーマシン3号を失ったワイリーが搭乗する巨大有人操作ロボット。元々はライト博士が平和利用のために彼と共同で開発をしたものだったが、世界征服のために強奪する。最初は人工知能が制御しているが、それを破壊するとワイリーが操縦するコックピットが合体した第2形態に移行する。なお第2形態はある特殊武器を使うことで'''一瞬で撃破可能'''。
 +
:漫画『ロックマンギガミックス』では完全無人機として開発されており、右腕部が5連ビーム砲となっている。ロックマンの攻撃のことごとくを無効化する重装甲だったが、ワイリーを完全に信用しきれなかったライトにより、腰部装甲の一部がわざと脆弱にされていた。
 
;ワイリープレス
 
;ワイリープレス
:『ロックマン5』に登場した秘密兵器。円盤型の機体で「ロックマンを踏み潰す」という単純な機体ではあるものの、対空能力に難のあるロックマンには有効な手段であった。
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:『ロックマン5』に登場した秘密兵器。円盤型の機体で「空中に待機し、隙を見て落下してロックマンを踏み潰す」という単純な機体ではあるものの、対空能力に難のあるロックマンには有効な手段であった。そのため後のワイリーマシン6号の設計母体にもなった。
 
;Xクラッシャー
 
;Xクラッシャー
 
:『ロックマン6』において「Mr.X」を名乗り正体を隠していた際に搭乗していたメカ。巨大な鉄球型のメカで振り子運動をするため、乗り心地は最悪。
 
:『ロックマン6』において「Mr.X」を名乗り正体を隠していた際に搭乗していたメカ。巨大な鉄球型のメカで振り子運動をするため、乗り心地は最悪。
 
;ワイリーロボ・アイアンゴーレム
 
;ワイリーロボ・アイアンゴーレム
:『ロックマンワールド4』に登場する巨大有人操作ロボット。ワイリーマシンワールド1号(ワイリーの顔面がモチーフ)を試作機とする、ワイリー自身を模した巨大ロボットとなっている。
+
:『ロックマンワールド4』に登場する巨大有人操作ロボット。ワイリーの顔面を模したワイリーマシンワールド1号から発展し、ワイリー自身を模した巨大ロボットとなっている。
 
;ブレーン・クラッシャー
 
;ブレーン・クラッシャー
 
:『ロックマンワールド5』に登場するロボット生産管理用コンピュータ。同作の最終ステージである宇宙要塞「ワイリースター」の中枢にあたるマシン。
 
:『ロックマンワールド5』に登場するロボット生産管理用コンピュータ。同作の最終ステージである宇宙要塞「ワイリースター」の中枢にあたるマシン。
 
;スカルマシンXX
 
;スカルマシンXX
:『バトル&チェイス』における自機。攻撃を一定回数無効化するバリア、トラップを無視するタイヤ等、特異な性能を持っている。
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:『バトル&チェイス』における自機。攻撃を一定回数無効化するバリア、トラップを無視するタイヤ等、ラスボス機に相応しい驚異的な性能を持っている。
 
:飛行能力を有しているが、レース中は飛べない。
 
:飛行能力を有しているが、レース中は飛べない。
;ファイナルシグマ-W
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;CRORQ
:『ロックマンX5』に登場する最終ボス。ワイリーらしき人物が持てる全ての技術で作り上げた巨大ロボット。上記のガンマとアイアン・ゴーレムに酷使している。
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:北米限定のDOS版『Mega Man』における搭乗機体。同作のラスボスであり、当時のパソコンのモニターに二本足を生やした風貌をしている。
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:DOS版『Mega Man III』では無人機仕様に改修を受けて再登場している。
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== 関連機体 ==
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;[[ワイリーナンバーズ|Dr.ワイリーナンバーズ(DWN.)]]
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:ワイリーが開発したロボットの中でも、ボス格に位置するロボットの総称。
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:他にも対ロックマン専用の「ロックマンキラー(RKN.)」、サンゴッドの解析から作られた「スペースルーラーズ(SRN.)」、『ロックマンメガワールド』に登場した「メガワールドナンバーズ(MWN.)」が存在する。『ロックマン&フォルテ』に登場した「キングナンバーズ(KGN.)」に関してはワイリーが制作したのかは不明。
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:;[[ライトナンバーズ|Dr.ライトナンバーズ(DRN.)]]
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::トーマス・ライトの開発したロボット群であり、ワイリーナンバーズの開発技術元でもある。作中登場するロボットは、ロックマンとロール以外の全機がワイリーによって戦闘用改造を施されている。
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;エイリアン
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:『ロックマン2』におけるラストボス。「ワイリーの正体は、地球侵略を目論む[[異星人]]だった!」……と見せかけた立体映像。本物は裏で攻撃機能付き投影装置を操作していた。8の字の軌道を描きながらエネルギー弾を発射して攻撃してくる。本体に触れれば一撃死、ロックバスターを含むほとんどの攻撃を吸収して全回復してしまうという、ラスボスに相応しいトンデモスペックだが、投影装置は[[バブルマン|水に弱く]]、それが唯一の弱点となっている。
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:また、ありがひとし氏の漫画『ロックマンギガミックス』では、ワイリーが開発した対ロックマン用[[パワードスーツ]]がこのエイリアンを模しており、ワイリーが自ら装着して意外な活躍を見せている。
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;パワーマッスラー
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:『ロックマン5』に登場する中ボス敵。ワイリーが[[鉄人28号|昔見た漫画]]に影響されて開発した大型ロボット。
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;メットンガーZ
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:『ロックマン6』に登場するステージボスの1体。ザコ敵のメットールが操縦する[[ホバーパイルダー|ホバークラフト状のマシン]]がドッキングする大型戦車。その外見に漏れず[[超合金Z|超合金]]製。PS版ではそのデザインを見たライト博士が「[[マジンガーZ|漫画]]の読み過ぎじゃ」と呆れる。<ref>ちなみにその後のステージには恐竜型ボス「'''[[メカザウルス]]'''」も登場する。</ref>
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== 余談 ==
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==余談==
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*ワイリーのデザインは稲船敬二氏が全て行っており、[[ロックマン]]や[[ロール (ロックマン)|ロール]]のような北村玲ディレクターの原案はなかった。稲船氏曰く「皆の持つマッドサイエンティストのイメージ」で制作されている<ref name="稲船"/>。
 
*毎回敗北すると機体から飛び降りて土下座する彼の姿から、[http://dic.nicovideo.jp/id/290143 '''ジャンピング土下座''']なる言葉が生まれた。
 
*毎回敗北すると機体から飛び降りて土下座する彼の姿から、[http://dic.nicovideo.jp/id/290143 '''ジャンピング土下座''']なる言葉が生まれた。
**リンク先でも書かれているが、実際に行うと膝の皿を割る等大怪我をする事になるため絶対に真似をしてはいけない。ワイリーの場合、機体を破壊した際の高さから'''飛び降りると同時に土下座なので…'''。
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**リンク先でも書かれているが、実際に行うと膝の皿を割る等大怪我をする事になるため絶対に真似をしてはいけない。ワイリーの場合、機体を破壊した際の高さから'''飛び降りると同時に土下座なので……'''。
*有賀ヒトシ氏による漫画版ではよく眼鏡やサングラスを着用している。
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**更に『2』の場合は、操作機器から'''自力でジャンプして土下座をしている'''。
*『流星のロックマン3』にはワイリーを思わせる老科学者「ヨイリー博士」が登場する。
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**なお、一部作品では機体から落下した後、土下座前に尻もちをついているモーションがある。
**ただし、ヨイリーは女性でありポジションも善玉となっている。
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*『4』ではワイリーマシン第2形態撃破後に脱出しようとするワイリーを、全画面攻撃の特殊武器「レインフラッシュ」で撃墜することが可能。ただし、クリア判定がワイリーの画面外への移動であるためか、'''ここで撃墜してしまうとそのまま進行不可能'''になり、ゲーム自体をやり直すしかなくなる。
== 商品情報 ==
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**なお、脱出しようとするワイリーの撃墜自体は『ワールド2』のエンディングで'''本当に行っている'''。後の『7』での葛藤は何だったのかと言わんばかりの所業だが、『3』のような生存示唆描写こそなかったものの無事だったようで『ワールド3』では生存が判明している。
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*有賀ヒトシ氏による漫画版ではよく[[眼鏡・サングラス|眼鏡やサングラス]]を着用している。
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*社会的な立場やその所業もあって、本編でも他作品でも基本的に孤独な境遇のワイリーだが、河田雄志×行徒の漫画作品『ロックマンちゃん』では本編時間軸にしては珍しく大学時代の学友と交友があるようで、同窓会に呼ばれている。その際、'''ライトの独断により大学時代の班分けでライト以外を女子にし続けた怨恨'''が復活したことにより、ワイリー含む当時の残りの男子グループ6名で「MEN'S 6(メンズシックス)」を結成し、共にライトへの復讐に走っている。
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**なお同作はその後、ワイリーが[[ラストボス]]ではない『スーパーアドベンチャーロックマン』および『ロックマンワールド5』の独自設定コミカライズにシフトしたため、連載後半は珍しくワイリーが(MEN'S 6共々)終始味方側となっている。
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*ワイリーはシリーズを象徴するキャラクターの一人であるためか、ロックマンシリーズの別作品にワイリーをオマージュしたキャラクターが登場している。
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**世界観の繋がっている『ロックマンX2』に登場するサーゲスは、外見や言動の節々にワイリーを想起させているが繋がり自体は不明瞭。彼に関してはワイリーとの関係が公式で質問されたこともあったが、「'''ユーザーが想像して頂く部分'''」<ref>『ロックマン&ロックマンXオフィシャルコンプリートワークス』131ページ目より。</ref>と、公式回答もあえてぼかされているため、真相は不明。『ロックマンX6』に登場するアイゾックも同様のキャラクターであり、やはり明確な公式回答はないため、本人と直接関係があるかは不明。
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**『ロックマンエグゼ』シリーズでは、ネット犯罪組織のトップとして同名のキャラクターが登場する。自身が推進してきたロボット工学を蔑ろにしてネットワーク技術を優先して発達させた世界を恨み、世界征服ではなく'''世界の破滅'''を画策するという、終末思想全開の危険人物となっている。また'''息子'''も登場する。
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**『流星のロックマン3』にはワイリーを思わせる老科学者「ヨイリー博士」が登場する。ただし、ヨイリーは女性でありポジションも善玉となっている。「'''悪イリー'''」の反対なので「'''良イリー'''」、というわけである。
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**『ロックマンDASH』でも貸しボート屋の店主として同名の老年男性が登場。長身で隻眼と一見強面で近寄りがたい雰囲気だが、ロールが無断でボートを修理した際も怒ることなく快く事後承諾し、さらにそのボートも無償でロック達に貸し出してくれるなど、各メディアのワイリーとは正反対の好人物として描かれた。
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**「ロックマンXシリーズ」からの派生のため世界観は繋がっている作品だが、『ロックマンゼクス アドベント』に登場した敵キャラクター「マスター・アルバート」の名はワイリーのオマージュで、『ロックマンゼクス』シリーズにおける全ての元凶という所が共通している。
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*ワイリーが悪の科学者として知名度が凄まじいキャラクターのため、風貌が似ている科学者の[[風見博士]]がワイリーと揶揄されることも多い。ちなみに、初代『ロックマン』発売日より風見博士の出身作『[[宇宙大帝ゴッドシグマ]]』放送日の方が早い。
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*その外見と口調、ライバルのライトの風貌、フォルテから「ジジィ」と呼ばれていることなどから高齢者扱いされることが多いが、実年齢は57歳<ref>スーパーファミコン版『ロックマン&フォルテ』の取扱説明書の冒頭、新聞記事の体裁で書かれたストーリーに明記されている。これがワイリーの年齢を記載した唯一の公式媒体である。</ref>と、高齢者扱いされるにはまだ早い年齢である。
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==商品情報==
 
<amazon>B075C5P5H7</amazon>
 
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== 脚注 ==
+
==脚注==
 
<references />
 
<references />
 
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[[Category:登場人物あ行]]
 
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