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注目すべきは、天元突破やオルタニティと異なり'''現実の空間に存在している'''ということである。石川氏のインタビューに曰く、「合体するのにかなりの年数かかってると思うよ」「『エンペラーチェンジ!』なんて叫んでる場合じゃない、むしろ'''合体するまでに人が生まれ死んでいく'''、みたいな」「例えば火星から地球まで手を動かす。'''動いたと気付くのは一世代前で、ぶつかる時には相当な年数が経っている'''と」とのこと。何とも気の長いゲッターロボである。ならば攻撃するのにそこまで時間をかけていいものかと思うが、最終到達点は空間支配であるが故、扱う側は'''質量が大きくなくてはならない。'''(これは石川氏の持論『同じ力を持っている奴同士が戦うなら、最後はでかいやつが勝つ』に基づいている)
 
注目すべきは、天元突破やオルタニティと異なり'''現実の空間に存在している'''ということである。石川氏のインタビューに曰く、「合体するのにかなりの年数かかってると思うよ」「『エンペラーチェンジ!』なんて叫んでる場合じゃない、むしろ'''合体するまでに人が生まれ死んでいく'''、みたいな」「例えば火星から地球まで手を動かす。'''動いたと気付くのは一世代前で、ぶつかる時には相当な年数が経っている'''と」とのこと。何とも気の長いゲッターロボである。ならば攻撃するのにそこまで時間をかけていいものかと思うが、最終到達点は空間支配であるが故、扱う側は'''質量が大きくなくてはならない。'''(これは石川氏の持論『同じ力を持っている奴同士が戦うなら、最後はでかいやつが勝つ』に基づいている)
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== その後 ==
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漫画「DEVOLUTION」においてその後の顛末が断片的に語られている。
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それによれば、宇宙を征服しつくしたエンペラーだが、突如その宇宙が消滅したことで粉々になってしまい、破片である「皇帝の欠片」が時間を遡りながら、いくつもの「ゲッターロボシリーズ」の並行世界を巡ったという。
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だが早乙女博士によれば、それら「ゲッターロボシリーズ」の世界は、「皇帝の欠片」が流れ着いたことでエンペラーの存在が確定してしまい、結果エンペラーが未来において出現→宇宙を征服した後、何かをやり直すため共倒れになって消滅、という結末を繰り返したらしい。
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早乙女博士はこれを防ぐため、「'''ゲッターエンペラーをゲッターロボとして作ることによって、“進化の果てに到達するゲッターエンペラー”の出現を阻止する'''」ことを試みており、本作の世界線に登場する主人公機のエンペラーはその試みによるものである。
      
== 能力 ==
 
== 能力 ==
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;[[真ゲッタードラゴン]](漫画版)
 
;[[真ゲッタードラゴン]](漫画版)
 
:大本の姿その2。漫画版『真』の最後で未来からやってくる敵の巨大戦艦を一時的に目覚めて迎撃、地中深くで岩のように固まって脈動しながら再び眠りにつく。右肩にポセイドンの顔、腹からはライガーの顔が突き出ている。
 
:大本の姿その2。漫画版『真』の最後で未来からやってくる敵の巨大戦艦を一時的に目覚めて迎撃、地中深くで岩のように固まって脈動しながら再び眠りにつく。右肩にポセイドンの顔、腹からはライガーの顔が突き出ている。
:『アーク』の最後でついに完全に目覚めるが「でたなゲッタードラゴン(『ゲッターロボアーク』第一部完)」が『アーク』での唯一の出番。ポセイドンとライガーの顔は左右の脇の下あたりにある。
   
;ゲッター聖ドラゴン(ゲッターセイントドラゴン)
 
;ゲッター聖ドラゴン(ゲッターセイントドラゴン)
 
:大本の姿その3。「聖獣ドラゴン」とも呼ばれる。漫画版『真』で見た未来に登場。超巨大な異形の頭部、血走った目、岩のような体表には進化元というより取り込まれたかのように通常サイズのドラゴン・ライガー・ポセイドンの姿が見られる。
 
:大本の姿その3。「聖獣ドラゴン」とも呼ばれる。漫画版『真』で見た未来に登場。超巨大な異形の頭部、血走った目、岩のような体表には進化元というより取り込まれたかのように通常サイズのドラゴン・ライガー・ポセイドンの姿が見られる。
:「DEVOLUTION」では、ある宇宙においてエンペラーが真ドラゴンと融合した結果、この姿になり宇宙を滅ぼしたという顛末が示唆されている。
   
;真ゲッターロボ(漫画版)
 
;真ゲッターロボ(漫画版)
 
:大本。漫画版『號』で[[火星]]に飛び立って眠りについていた。ゲッターの意思はこちらに宿っていたので、エンペラーが記憶した「ゲッター戦記」に聖ドラゴンの記録はない。
 
:大本。漫画版『號』で[[火星]]に飛び立って眠りについていた。ゲッターの意思はこちらに宿っていたので、エンペラーが記憶した「ゲッター戦記」に聖ドラゴンの記録はない。
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;巨大ドラゴン
 
;巨大ドラゴン
 
:『新』において神々が恐れた機体であり、別の可能性の竜馬が搭乗する暴虐のゲッターロボ。ゲッター聖ドラゴンがモチーフ。毘沙門天を握りつぶす程の存在であり、神々はゲッターの進化の行き着く果てと考えていたが、このドラゴンは行き詰まった派生進化の一つの形に過ぎず、未来のないただのロボットである。ドラゴンの名が示す通りGの系譜に当たり、外見は超巨大で、ゲッタードラゴンが鬼の意匠を取り込んだような姿。首の部分にライガー、胸部にポセイドンの顔があり、機体各所にそれぞれの形態の武装が取り付けられている。
 
:『新』において神々が恐れた機体であり、別の可能性の竜馬が搭乗する暴虐のゲッターロボ。ゲッター聖ドラゴンがモチーフ。毘沙門天を握りつぶす程の存在であり、神々はゲッターの進化の行き着く果てと考えていたが、このドラゴンは行き詰まった派生進化の一つの形に過ぎず、未来のないただのロボットである。ドラゴンの名が示す通りGの系譜に当たり、外見は超巨大で、ゲッタードラゴンが鬼の意匠を取り込んだような姿。首の部分にライガー、胸部にポセイドンの顔があり、機体各所にそれぞれの形態の武装が取り付けられている。
;ゲッターエンペラー(デヴォリューション)
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:漫画「DEVOLUTION」に登場する'''主人公機。'''「アーク」の後、宇宙のすべてを征服したものの、その宇宙の消滅と共に崩壊したオリジナルのエンペラーの破片をもとに作られた機体。サイズは真ゲッターと同じ程度で、3形態へのゲッターチェンジも可能。フォルムそのものは初代ゲッターを踏襲しており、一番の違いは瞳があることと肩の巨大なドラム状のパーツ。この世界の早乙女博士が、エンペラーが出現すれば宇宙が消滅する→ならば最初からエンペラーとしてゲッターを生み出すことで進化を止める、という試みのために生み出した機体。
      
== 余談 ==
 
== 余談 ==