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:ATは基本動作プログラムが書き込まれている「ミッションディスク」によって、ある程度の操縦自動化がなされている。そして、ミッションディスクのプログラムをカスタマイズすることで、パイロットのクセに合わせたATの動作チューニングを容易に行えるようになっている。TVシリーズ内でも、[[キリコ・キュービィー|キリコ]]がPSの[[イプシロン]]に対抗するために、ゴウトの店のPCを借りてミッションディスクをカスタマイズする描写がある。ミッションディスクはATの基本操縦技術を習得しやすくしている反面、「AT乗りはいくらでも補充が効く」「使い捨てても問題ない」という風潮を高める要因の一つにもなっているとも言える。また、ATがダメージを受けたり長時間使用するとディスクが「焼き付き」使用できなくなる事がある。ゲーム内では、ATのパイロットが「ミッションディスクが焼きつきやがった」キリコが「ミッションディスクが役に立ったか」などの台詞がある。
 
:ATは基本動作プログラムが書き込まれている「ミッションディスク」によって、ある程度の操縦自動化がなされている。そして、ミッションディスクのプログラムをカスタマイズすることで、パイロットのクセに合わせたATの動作チューニングを容易に行えるようになっている。TVシリーズ内でも、[[キリコ・キュービィー|キリコ]]がPSの[[イプシロン]]に対抗するために、ゴウトの店のPCを借りてミッションディスクをカスタマイズする描写がある。ミッションディスクはATの基本操縦技術を習得しやすくしている反面、「AT乗りはいくらでも補充が効く」「使い捨てても問題ない」という風潮を高める要因の一つにもなっているとも言える。また、ATがダメージを受けたり長時間使用するとディスクが「焼き付き」使用できなくなる事がある。ゲーム内では、ATのパイロットが「ミッションディスクが焼きつきやがった」キリコが「ミッションディスクが役に立ったか」などの台詞がある。
 
;ポリマーリンゲル液
 
;ポリマーリンゲル液
:ATには内燃機関は搭載されず、人工筋肉の一種である「マッスルシリンダー」によって四肢を駆動するようになっている。シリンダー内部はポリマーリンゲル液(PR液)と呼ばれる液体に満たされており、アイドリング状態ではポンプによってシリンダー内を循環している。駆動時には電気信号によって化学反応が発生、マッスルシリンダーが収縮する。PR液はATの全身にくまなくめぐっており、人間で言うなら血液に近い。被弾した箇所からPR液が漏れ出す様子は、人間が怪我で出血した様子を思わせる。<br />PR液は気化性と引火性が高いために扱いが難しく、攻撃を受けたATがすぐ爆発する原因の一つにもなっている(それでいてATは四肢にもPR液が満たされたマッスルシリンダーが張り巡らされているため、他作品のロボットならば致命傷にならない手足への被弾ですら、PR液への引火による爆発の危険性がある)。また、使用及び経年によって劣化するため一定周期での交換が必要。<br />外伝作品『[[ボトムズシリーズ|機甲猟兵メロウリンク]]』では、主人公メロウリンクがPR液を爆薬代わりにしたブービートラップを使っている。なお、PR液を扱う職人には「味」で質の良さを確かめる者もいる。
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:ATには内燃機関は搭載されず、人工筋肉の一種である「[[マッスルシリンダー]]」によって四肢を駆動するようになっている。シリンダー内部はポリマーリンゲル液(PR液)と呼ばれる液体に満たされており、アイドリング状態ではポンプによってシリンダー内を循環している。駆動時には電気信号によって化学反応が発生、マッスルシリンダーが収縮する。PR液はATの全身にくまなくめぐっており、人間で言うなら血液に近い。被弾した箇所からPR液が漏れ出す様子は、人間が怪我で出血した様子を思わせる。<br />PR液は気化性と引火性が高いために扱いが難しく、攻撃を受けたATがすぐ爆発する原因の一つにもなっている(それでいてATは四肢にもPR液が満たされたマッスルシリンダーが張り巡らされているため、他作品のロボットならば致命傷にならない手足への被弾ですら、PR液への引火による爆発の危険性がある)。また、使用及び経年によって劣化するため一定周期での交換が必要。<br />外伝作品『[[ボトムズシリーズ|機甲猟兵メロウリンク]]』では、主人公メロウリンクがPR液を爆薬代わりにしたブービートラップを使っている。なお、PR液を扱う職人には「味」で質の良さを確かめる者もいる。
 
;ミッションパック
 
;ミッションパック
 
:ATの背部に装着する機能拡張モジュール。例えばミサイル等の重火器を装備する場合もミッションパックが必要になる。最初は地上用兵器だったATだが、空間戦闘用の「ラウンドムーバーパック」の登場によって、その活動範囲を宇宙にまで広げることになる。
 
:ATの背部に装着する機能拡張モジュール。例えばミサイル等の重火器を装備する場合もミッションパックが必要になる。最初は地上用兵器だったATだが、空間戦闘用の「ラウンドムーバーパック」の登場によって、その活動範囲を宇宙にまで広げることになる。
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