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:第6話。モモカの回想内での、幼少時のアンジュの一幕。自身のドレスを包帯代わりに破き、壊れた人形でケガをしたモモカを止血治療する。この一件は、モモカのアンジュへの忠誠心の根幹を成すモノになっていた。
 
:第6話。モモカの回想内での、幼少時のアンジュの一幕。自身のドレスを包帯代わりに破き、壊れた人形でケガをしたモモカを止血治療する。この一件は、モモカのアンジュへの忠誠心の根幹を成すモノになっていた。
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=== アンジュ ===
:『』
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;「…行くよ、ヴィルキス」<br />(私は…アンジュ。私は生きる。殺して…生きる…)
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:第1話プロローグ。「永遠語り」を口ずさみながら過酷な戦場に身を投じる。ヴィルキスから身を晒し、銃を構えてドラゴンを撃ち抜いた。
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;「監察官殿は、虫に裸を見られて恥ずかしいと思われますか?」
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:第4話より。[[ロザリー]]にボロボロにされた制服を着用して基地を歩き回っているのをエマに見咎められ、「そんなハレンチな格好で恥ずかしいと思わないの?」と問われた際の返答。
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:周りの者達を徹底的に見下している言動である。この返答を聞いたエマは呆気に取られ、周囲の者達からはさらに反感を抱かれる。
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;「誰か…誰も来るわけ…無い…」<br />「たす…けて…」
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:第5話より。孤島へ遭難した後、雨に降られる上に毒蛇にも噛まれてしまい消耗。涙目になるなど、キツい言動の多かった4話とは対照的な弱気な面を見せた。直後に自分が簀巻きにした[[タスク]]に救われる。
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;「…いいこと? 私とあなたは何も無かった。何も見られてないし、何もされてないし、どこも吸われてない。全て忘れなさい、いいわね?」<br />「アンジュ。アンジュよ、タスク」
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:同上、自分を探しに救助が訪れていた事を知りアルゼナルへと帰る事にしタスクへ別れを告げる。顔を赤らめながら言っているのが印象深い。
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;「ありがと…」<br />「ヴィヴィアン。あの[[ペロリーナ|変なマスコット]]…まだある?」<br />「私のコクピット、何もないから…」
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:第5話ラスト。捜索隊に救助された後、拒絶していた[[ヴィヴィアン]]に自分から歩み寄ろうとする。タスクと過ごした日々は心境を変化させるのに十分だった。
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:直後、ヴィヴィアンはニッコリ笑い「カレー臭いけどいい?」と返すのだった。これに対してアンジュは即'''「ヤダ」'''と返している。…ただ結局キーホルダーは貰ったようで、6話冒頭のヴィルキスのコクピットにぶら下がっている様子が確認できる。
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;「出ていけ…」<br />「出ていくのよ」<br />「違う!今すぐよ! マナを使えば、海を渡ったり潜ったりぐらいできるんでしょう!? 逃げなさい、モモカ!」
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:第6話より。モモカから古傷の思い出を聞かされて。モモカの想いを知ったアンジュはアルゼナルから逃げる事を促すが…。
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;「待ちなさい!!」<br />「その子、私が買います!」
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:同上。出撃の際に単独でドラゴンを全部狩り、それで得た膨大なキャッシュによってモモカの身柄を買った。他の面々からは顰蹙を買う等、隊列の乱れが進行する事となったが多くの視聴者は安堵した場面である。
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:余談だが、『V』では原作と異なる手段で膨大なキャッシュを入手してモモカの身柄を買っている(後述)。
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;「会えたかな…ヒルダ。お母さんに…」
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:第9話より。妹[[シルヴィア・斑鳩・ミスルギ|シルヴィア]]が処刑されようとしている情報をつかみ、アルゼナルを脱走してまでミスルギへと駆けつける中、途中まで同行していたヒルダを想い呟く。
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;「ありがとう…モモカ。あなたは…あなたね」
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:同上。移動用にエアリア用の器具を調達しに学園へと向かい[[アキホ]]と再会するが、ノーマというだけで脅え、演技をしつつ[[警察官|警察]]に通報した彼女に失望し拘束。学園を後にした後、今まで同様に接するモモカに対して改めて感謝を述べた。
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;「ちょっと蹴飛ばして簀巻きにしただけでしょ! 大袈裟なのよ!」
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:第10話より。前回、偶然再会した[[アキホ]]を拘束した事の恨みで生卵をぶつけられた際の台詞。確かにミスルギ国民の反応は異常なものだが、そんな事をすれば誰でも普通は怒る。
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;「モモカ。あなたと…あそこの人達だけね。差別や偏見…ノーマだとか人間だとか関係なく、私を受け入れてくれたのは」<br />(それに比べて……これが、平和と正義を愛する、ミスルギ皇国の民? 豚よ…こいつら皆、言葉の通じない、醜くて無能な豚共よ…! こんな連中を生かすために、私達ノーマは…ッ!)
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:第10話より。遂にシルヴィアの元へと辿り着いたが、それは兄[[ジュリオ・飛鳥・ミスルギ|ジュリオ]]の罠であり、さらにシルヴィアも罠に協力していた事が発覚。捕獲され処刑寸前にまで追い込まれてしまう。
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:かつて自分を讃えてきたミスルギ国民達も掌を返してショーを楽しむかのように「吊るせ」のコールを響かせる…その姿を目の当たりにしたアンジュは目の前の「人間」達に絶望。そして自分をノーマだからと差別しなかったモモカやアルゼナルの仲間達の暖かさを改めて噛み締め、倦怠の海に自覚なきまま沈み込み、流されるまま生を謳歌しているミスルギの民を『話の通じない豚(人間以下のノーマの、更に下)』と断じた。
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;(道を示す光…お母様が私に遺してくれたもの…。私は死なない、諦めない…!)<br />(殺せるものなら、殺してみろ…!)
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:同上。母の言葉を思い出し、心中で覚悟を決めたアンジュは『永遠語り』を口ずさみながら絞首台に向かう。
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;「感謝していますわ、お兄様。私の正体を暴いてくれて! ありがとう、シルヴィア。薄汚い人間の本性を見せてくれて!」<br />「さようなら! 腐った国の家畜ども!!」
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:同上。絞首刑が執行された瞬間、強烈な閃光が辺りを覆いつくす。そして処刑場にタスクが駆るエアバイクが乱入し、アンジュの首にかかっていたロープを切断し救出する。それをきっかけに近衛兵を相手にした大立ち回りの幕が上がった。
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:モモカと連携して突破口を開いていくアンジュ。もはや自分の居場所はアルゼナルにしかない事を悟り、行きがけの駄賃とばかりに投げ放った手裏剣を置き土産に、故郷と兄妹へ決別を告げ飛び去って行った。
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;「希望ですって? そんなもの、本気であると思ってるの? あるのは迫害される現実と、ドラゴンと殺し合う日常。…全く、バカバカしくって笑えてくるわ。偏見と差別に凝り固まった愚民ども。ノーマってだけで馬鹿みたいに否定しか出来ない。マナが使えないのが、そんなにいけないこと? 違ってちゃ、いけないの…?」<br />「ぜーんぶ嘘っぱちなのよ、友情とか、家族とか、絆なんて…あ゛ぁ゛~っ!」<br />「友情って素晴らしいとか、絆こそが美しいとか、平気で口走ってた自分を殴りたくなったわ!」
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:同上。アルゼナルに帰ってきたアンジュを待っていたのは「脱走の罪による反省房で一週間の謹慎。並びに財産・資産を全て没収」という重いペナルティだった。
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:反省房の中で同じく連れ戻された満身創痍のヒルダと言葉を交わしながら、歪な世界やそれを享受していた無知な自分に対して嫌悪感をぶちまける。
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;「私を虐げ、辱め、貶める事しか出来ない世界なんて私から拒否してやる…! こんな…腹立たしくて、苛立たしくて、頭にくる世界…!」<br />ヒルダ「ムカつく…そういうの全部まとめて『ムカつく』って言うんだよ」<br />「だったら、ブッ壊してやるわ! こんなムカつく世界…ぜーんぶ!!」
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:同上。脱走の罪でヒルダと共に反省房へと入れられた後、世界の不都合全てをノーマ達に押し付け人間達は見せかけの繁栄の中で呑気に過ごしている事を悟り、かつて自分のその見せかけの中にいた事にも嫌悪。欺瞞に満ちた世界を壊す事を誓う。'''「世界を壊して、私は生きる」'''と。
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;「分かったよ私は、ヴィヴィアンだって…。お帰り、ヴィヴィアン」
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:第12話より。[[スクーナー級|ドラゴン化]]したヴィヴィアンが歌った「永遠語り」に気付き輪唱、元の姿に戻ったヴィヴィアンに向き合い、微笑みながら。
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;「私…人間を…殺していた? この手で…この、手で…」<br />「…くたばれクソ女ッ! もうヴィルキスには乗らない! ドラゴンも殺さない! リベルタスなんてクソ食らえよ!」
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:同上。ヴィヴィアンがドラゴン化した事からある疑念が頭に浮かび、ジャスミンがドラゴンの死体処理をしている場所へ赴くアンジュ。だが、そこで見たのは「ドラゴンの死骸が人の形に戻りながら燃え尽きていく」という[[トラウマイベント|光景]]だった。
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:'''「パラメイル第一中隊がその日の糧を得る為に狩っていたドラゴンは、自分達と同じ『人間』だった」'''という事実。それを知ったヒルダらは絶句し、特に多くのドラゴンを「狩って」きたアンジュは嘔吐してしまい、呆然と立ちすくんだ…。
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:そこにジルが現れ、「気に入ってたんだろう? ドラゴンを殺して金を稼ぐ暮らしが」とアンジュに告げる。揶揄するように告げられたその言葉にアンジュは敵意を剥き出しにして噛み付いた。
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:その一言にサリアの顔は強張るが、ジルは涼しげな顔で「神様に飼い殺されたままで良いなら、そうすればいい」とだけ言い残し、何の痛痒も感じていないかのように立ち去るのだった。
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;「その為には、仲間の命も見捨てるって事?」<br />「…[[ジル|あの女]]ソックリ。訳の分かんない絵空事や無意味な使命感に酔いしれてるだけの偏執狂。巻き込まれて死ぬ方はたまったもんじゃないわね」<br />サリア「あんた、何もわかってないのね!自分がどれほど重要で恵まれていて、特別な存在なのか!」<br />「…分かりたくもないわ」
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:第13話より。ドラゴン襲撃後、さらに現れた兄ジュリオ率いるミスルギの軍勢によってアルゼナルは壊滅という状況で、自分とヴィルキスを逃がすために仲間を見捨てることを「仕方無い」と言い放つ[[サリア]]に対して。
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;「好きだった。私ここが好きだった。最低で…最悪で…劣悪で…何食べてもクソまずかったけど…好きだった。ここでの暮らし。それを壊された。あいつに。だから…行くの」<br />「邪魔したら…殺すわ!」
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:同上。命令に背きヴィルキスへ搭乗。出撃するも制止に来たサリアに対して。
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:兵士として過ごしていくうちにアルゼナルでの日常が代えられない大切な物となっていき、それを破壊したジュリオは既に憎むべき敵となっていた。直後、ヴィルキスのミカエル・モードが発動する。
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;「生きる価値のないクズめ…! くたばれぇぇぇぇッ!!」
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:同上。みっともなく命乞いするジュリオに対して。怒りのままにヴィルキスのエネルギーブレードを振り下ろすが…?
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;「あの…ごめんなさい」
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:第14話より。アリエル・モードを発動させたヴィルキスにより[[アウラの民]]の地球へと転移した後、数少ない情報から自分たちが遥か未来へと飛ばされたと推測。それを受け入れられず、疲労が溜まる中、リベルタスを「ゴミのような作戦」と言い放ち、タスクを怒らせてしまう。
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:その後、見つけたアクセサリを持ち帰りタスクへと手渡して謝罪した。これに対してタスクは'''「君って…謝れたんだ」'''と驚いた。
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;「最後まで、解り合えなかった人もいたけど…」<br />タスク「お兄さんか…」
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:同上。廃墟のホテルへと辿りついた後、タスクにこれまでの事を振り返りながら。兄ジュリオに対して複雑な思いを抱いていた事が伺える。
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;「暴力的で、気まぐれで、好き嫌いが激しいけど、それでも…?」<br />タスク「ああ、それでも…」
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:同上。互いの身の上や境遇、これまでの出来事を振り返り、タスクと[[キスシーン|遂に結ばれる]]。何気に自身の性格が悪い事を自覚している。
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:ちなみに直後、[[ドラゴン]]を連れた[[ナーガ]]と[[カナメ]]が現れた事で'''またも股間ダイブされてしまった'''。
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;「夢なのか現実なのか…わからないわ。でも良かった。ヴィヴィアンが…人間で」
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:第15話より。[[アウラの民]]の集落へと連れられ「捕虜扱いする気は無い」と言われ、戻ってきた仲間の為にと祭事を上げたサラマンディーネらアウラの民達に困惑するも、ヴィヴィアンの姿を見て呟く。
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;「知ってどうするの? …私達は、あなた達の仲間を殺した。あなた達も、私達の仲間を殺した…それが全てでしょう…?」
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:同上。この後、[[カナメ]]から「人間はそれを受け入れ許す事が出来る」と諭される。最も続く第16話でもアンジュの疑念は未だに消えないままだった。…だが。
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;「貴方、お姫様なんでしょうサラマンマン! 危機を止めて民を救う! それが人の上に立つ者の使命よ!」
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:第16話より。[[エンブリヲ]]により時空の歪みに巻き込まれるアウラの民たち。アンジュは[[焔龍號]]の収斂時空砲をヴィルキスのディスコード・フェイザーで相殺させることで威力を調整、歪みへとぶつける事を提案する。リスクが大きいと躊躇する[[サラマンディーネ]]に対して叱咤する。
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:第1話で見せていた「仲間も助けて優勝もする」というアンジュの心構えから出た台詞であり、元皇女のアンジュだからこそ出せる答えである。
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;「貴方、世界を滅ぼした兵器なんでしょ!? 気合入れなさい、ヴィルキス!!」
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:同上。アンジュの声に応えるかのようにヴィルキスの破損個所が修復し、ディスコード・フェイザーが発動する。
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;「長いのよね。サラマンデンデンって。サラ子って呼んでいいなら」<br />サラマンディーネ「では、私もあなたのことはアンコと…」<br />「それはダメ…」
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:第16話ラスト。アンジュの機転もあり、歪みを打ち消し多くの人間達を救う事に成功。サラマンディーネへと[[異名|あだ名]]を付けた。
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;「私はサラ子…サラマンディーネを少し手伝っただけです。…それに、助けられなかった人も、沢山居ます…」
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:第17話。晩餐の席にて[[ラミア (クロスアンジュ)|ラミア]]から民を救った事を感謝されて返した言葉。
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:同時に「全てを救う事は出来なかった」と憂いの表情を見せる。
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:なおこの台詞できちんと「サラマンディーネ」と呼んでいることから、他のシーンで「サラ子」を始めとするあだ名で呼んでいたのは、名前を覚えきれなかったわけでも発音しにくかったわけでもなく、'''単に正しい名前を発声するのが面倒なだけ'''で、TPOを弁えればきちんと言えるという事である。その証拠にこれ以後のシーンでは最後まで彼女の事をあだ名で呼び続けている。
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;「そっか…アルゼナルみたい、なんだ…。私、帰るわ。モモカが待ってるもの」
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:同上。祭りを楽しむアウラの民たちを見て、マナに頼らず懸命に生きるアルゼナルのノーマたちと姿を重ね、自分の世界へ帰還することを決める。
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;「私はもう、あなた達とは戦わないわ」<br />ナーガ「ほら、やっぱり私達と…えっ!?」<br />「あなた達とはもう、戦わない…」
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:同上。そこへサラ達3人がやってくる。「また戦う事になるのかもしれないのですね」と憂うサラや「拘束すべき」と警戒するナーガに対して、ドラゴン達とは戦わない事を誓う。
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:この言葉を受けたサラは微笑み、シンギュラーからの帰還を促すのだった。
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;「次はカラオケ対決でね!」
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:直後、サラマンディーネから「まだ勝負の決着が付いていませんから」と言われ、再会と「闘技場」での決着を約束する。この約束は最終話エンディングで果たされる事になる。
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;「ごめんなさいねドクター。これは実験用の珍獣じゃなくて、私の騎士なの」
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:同上。帰還の折、名残惜しげにタスクにすり寄る[[ドクター・ゲッコー]]からタスクを引き離しつつ。
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;「っ、飛びなさい、ヴィルキス!前にも飛べたんだから飛べるでしょ!」<br />「今飛ばなきゃいつ飛ぶのよ!飛ばないとぶっ飛ばすわよ!」<br />「飛べぇぇぇぇぇっ!!」
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:同上。シンギュラーを開き、元の世界に戻ってきたアンジュ達だったが、そこに待ち受けていたのは5機のラグナメイルだった。サラマンディーネ達を逃がし、タスクやヴィヴィアンと連携してでサリア達を相手取るヴィルキスだったが、三方向からの同時攻撃で四肢を封じられてしまう。
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:絶体絶命の窮地にアンジュはコンソールを叩きながらヴィルキスを叱咤する。それが通じたのがアリエル・モードを発動させることに成功したヴィルキスは、タスクの小型艇と共にアルゼナルの近海に飛ぶことに成功する。
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;「誰かに自分を託すなんて、空っぽなのね、あなた!」<br />「何が正しいかなんて、誰にも解らない…でも、あなたのやり方は大ッ嫌いよ! アレクトラ・マリア・フォン・レーベンヘルツ!!」<br />「あなたのやり方じゃ…『喫茶アンジュ』は作れないからよ!」
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:第18話より。リベルタス成就の為、モモカを人質に取ってまで自身を従わせようとするジル。格納庫にて戦う二人だったが、「お前がエンブリヲを殺し、リベルタスを成功させるんだ!」となおも戦いを強要するジルに対して皮肉を叩き付け、直後に二段目の台詞で真っ向から否定する。
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:ジルは激昂しアンジュに殴りかかるも、躱された挙句隙を突かれて背後から後頭部にサバット(ソバット)の蹴りを喰らいダウン。ジャスミンから負けを宣告された。下段の台詞は倒れたジルを見下ろしてのもの。
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;「弱っ。[[サラマンディーネ|サラ子]]に比べたら弱過ぎよ。ネーミングセンスも壊滅的だし、だいたい何その格好?プリティ・サリアンの方がよっぽど似合ってたわよ?」
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:第19話より。ミスルギ皇宮にてサリア達ダイヤモンドローズ騎士団と顔を合わせるも、完全にエンブリヲに依存しているサリアの姿を見て呆れと侮蔑のこもった感想を叩きつける。共に居たターニャやイルマから銃を向けられるも、あっという間に2人を叩きのめし、残るサリアもベッドの上に投げ飛ばし、上の台詞で否定する。当然サリアは赤面した。
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:「プリティ・サリアンの~」のくだりは敵対時のサリアに対しての[[特殊戦闘台詞]]としても採用されている。
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;「何でも与えてあげる? あいにく、与えられたもので満足できるほど、空っぽじゃないの私! 神様だか、調律者だか何だか知らないけど…死ぬまで殺して、世界を壊すわ!」
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:同上。エンブリヲに催眠術をかけられ唇を重ねられた瞬間、タスクとのキスが脳裏によぎり正気に戻る。すかさずエンブリヲの舌を噛み抱擁から脱出、銃を向ける。これに対してエンブリヲは'''「ドラマティック!」'''と予想外の反応を返す。
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;「この世界に未練は無いわ。でも、あなたの妻になるなんて死んでもゴメンなの!」<br />「調律者さん…だから、あなたが死になさい!」
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:第20話より。エンブリヲは世界を創り直すことを明かし、その上でアンジュに求婚を申し出てきた。それに対し彼女が取った返答はナイフでの刺突。当然の如く答えはノーだった。
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:エンブリヲの手の甲をナイフで突き刺し、さらに踏みつけてテーブルに縫い付ける。続けて頭を掴み、首元にもう一本のナイフを突き立て引導を渡した…かに見えたが。
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;「はい…エンブリヲさ…くたばれ、クズ野郎!」<br />「嫌ぁああああ!! 熱い…熱い!!」<br />「助けっ…!助けて、タスクっ! たす…けて…タス…ク…」
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:同上。致命傷を与えた筈のエンブリヲは死んではいなかった。さっきまで遺体があったであろう場所には血痕すら残っておらず、刺したはずのナイフが落ちる音が響くだけだった。
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:結果的に[[暗殺]]に失敗し、報復として'''「痛覚50倍&痛覚を快楽に変換される&それらに加えて他の感覚をも操作される」'''という責め苦を受ける。必死に抗おうとするアンジュだったが、遂に心が折れそうになる。しかし…。
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:'''『V』においてもまさかのDVE付きで再現。'''ちなみに前後の流れが合成されており、ミケーネを見物するため新西暦世界に出向いたエンブリヲが席を外し、その隙にかなめ(ソフィア)に頼まれたサリアに逃がされる、というものになっている。
 
;「違う…! モモカはあたしの筆頭侍女よ! 目を覚ましなさい、モモカァッ!!」
 
;「違う…! モモカはあたしの筆頭侍女よ! 目を覚ましなさい、モモカァッ!!」
 
:第21話より。エンブリヲに操られたモモカに向けて叫ぶ。それに応えるかのようにモモカは正気を取り戻す。
 
:第21話より。エンブリヲに操られたモモカに向けて叫ぶ。それに応えるかのようにモモカは正気を取り戻す。
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