差分
編集の要約なし
{{登場人物概要
{{登場人物概要
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]
*[[スーパーロボット大戦64]]
*{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦64}}
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|河野さち子}}
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br/>[[主人公]]
}}
{{登場人物概要
| タイトル = プロフィール
| 愛称 = アーク
| 愛称 = アーク
| 性別 = 男
| 種族 = [[種族::地球人]]
| 年齢 = 17歳
| 性別 = [[性別::男]]
| 年齢 = [[年齢::17]]歳
| 所属 = [[民間人]]→地球解放戦線機構→[[マーチウィンド]]
| 所属 = [[民間人]]→地球解放戦線機構→[[マーチウィンド]]
}}
}}
'''アークライト・ブルー'''は『[[スーパーロボット大戦64]]』のリアル系男[[主人公]]。
== 概要 ==
== 概要 ==
戦争で両親を失い、叔父夫婦に引き取られていたが、[[ムゲ・ゾルバドス帝国]]のゲリラ狩りで叔父夫婦とガールフレンドだったエミリアを失う。自身も危ういところをレジスタンスが強奪していた帝国の試作機[[ソルデファー]]に搭乗し、その後現れた地球解放戦線機構の[[クワトロ・バジーナ]]らの助けもあり辛くも生き延びる。序盤では成り行きで戦争を始めたことに迷い、クワトロや[[アポリー・ベイ|アポリー]]から心配されることもあった。実際[[ル・カイン]]による帝国の本格的なレジスタンス狩りが始まった際には弱気になることもあったが、自分と同じ境遇でありながら『戦えなくなったら、死ぬしかない』とまで言い切る少女[[レラ]]との出会いが彼を変えることになる。
戦争で両親を失い、叔父夫婦に引き取られていたが、[[ムゲ・ゾルバドス帝国]]のゲリラ狩りで叔父夫婦とガールフレンドだったエミリアを失う。自身も危ういところをレジスタンスが強奪していた帝国の試作機[[ソルデファー]]に搭乗し、その後現れた地球解放戦線機構の[[クワトロ・バジーナ]]らの助けもあり辛くも生き延びる。序盤では成り行きで戦争を始めたことに迷い、クワトロや[[アポリー・ベイ|アポリー]]から心配されることもあった。実際[[ル・カイン]]による帝国の本格的なレジスタンス狩りが始まった際には弱気になることもあったが、自分と同じ境遇でありながら『戦えなくなったら、死ぬしかない』とまで言い切る少女[[レラ]]との出会いが彼を変えることになる。
スパロボでは珍しい何の訓練も受けず操縦に役立つ特技も持っていない(一応[[ニュータイプ]]能力があるがこれは特技というより素質)、戦闘とは縁のない[[民間人]]のリアル系主人公。民間人で戦闘に縁のない生活を送ってきた描写として、第1話の戦闘終了直後はまともに会話できる状態ではなかった、第2話開始前に戦うか去るかの選択肢が発生する、などが存在する。
スパロボでは珍しい何の訓練も受けず操縦に役立つ特技も持っていない(一応[[ニュータイプ]]能力があるがこれは特技というより素質)、戦闘とは縁のない[[民間人]]のリアル系主人公。民間人で戦闘に縁のない生活を送ってきた描写として、第1話の戦闘終了直後はまともに会話できる状態ではなかった、第2話開始前に戦うか去るかの選択肢が発生する、などが存在する。
== 登場作品と役柄 ==
== 登場作品と役柄 ==
=== 単独作品 ===
=== 単独作品 ===
;[[スーパーロボット大戦64]]
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦リンクバトラー}}
:リアル系男主人公。第1話・第2話でのほとんど無意味な選択肢(後の会話内容がちょっと変わる)、リアル系でのみ登場するレラとの絡みや、独立軍ルート・OZルートでエルリッヒとレラを中心とした全く違うイベントが見られるなど、シナリオ面では4人の主人公中もっとも優遇されている。
:
:明らかにイロモノであるリッシュを除いたリアル系三名は集中・ひらめき・加速・熱血・魂という隙のない精神コマンドを持ち、残り一枠が個別となっている。アークは努力。天才技能がない本作においては、素人からエースパイロットへ成長していく彼にふさわしいコマンドといえる(まあシステムの都合上、歴戦のゲリラであるセレインと最初から同等のステータスなのだが)。
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦64}}
:初登場作品。リアル系男主人公。第1話・第2話でのほとんど無意味な選択肢(後の会話内容がちょっと変わる)、リアル系でのみ登場するレラとの絡みや、独立軍ルート・OZルートでエルリッヒとレラを中心とした全く違うイベントが見られるなど、シナリオ面では4人の主人公中もっとも優遇されている。
:明らかにイロモノである[[リッシュ・グリスウェル|リッシュ]]を除いたリアル系三名は集中・ひらめき・加速・熱血・魂という隙のない精神コマンドを持ち、残り一枠が個別となっている。アークは努力。天才技能がない本作においては、素人からエースパイロットへ成長していく彼にふさわしいコマンドといえる。
== パイロットステータス設定の傾向 ==
== パイロットステータス ==
=== [[能力|能力値]] ===
=== [[能力|能力値]] ===
リアル系主人公らしく[[射撃]]・[[回避]]・[[命中]]が高く、ライバルであるエルリッヒやセレインと同じ数値である。
リアル系主人公らしく[[射撃 (能力)|射撃]]・[[回避#回避(能力)|回避]]・[[命中#命中(能力)|命中]]が高く、ライバルであるエルリッヒやセレインと同じ数値である。
=== [[精神コマンド]] ===
=== [[精神コマンド]] ===
:'''[[努力]]、[[集中]]、[[ひらめき]]、[[加速]]、[[熱血]]、[[魂]]'''
:'''[[努力]]、[[集中]]、[[ひらめき]]、[[加速]]、[[熱血]]、[[魂]]'''
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
=== [[特殊技能]] ===
;[[スーパーロボット大戦64|64]]
;[[スーパーロボット大戦64|64]]
:'''[[ニュータイプ]]、[[切り払い]]'''
:'''[[ニュータイプ]]L7、[[切り払い]]L6'''
== パイロットBGM ==
== パイロットBGM ==
:『ブロック・ブレイカー』の[[異名]]を持つスペシャルズの士官。[[ライバル]]として戦場で幾度となく戦い、アークに戦いの意味を問う。その問いにアークが答えられるほど成長したころ、エルリッヒの恋人が人質に取られている事を知り、助けることとなる。
:『ブロック・ブレイカー』の[[異名]]を持つスペシャルズの士官。[[ライバル]]として戦場で幾度となく戦い、アークに戦いの意味を問う。その問いにアークが答えられるほど成長したころ、エルリッヒの恋人が人質に取られている事を知り、助けることとなる。
;[[レラ]]
;[[レラ]]
:戦場で出会ったレジスタンスの少女。展開次第ではアークにとって大事な存在となっていくが…。
:戦場で出会ったレジスタンスの少女。展開次第ではアークにとって大事な存在となっていく。
;エミリア
;エミリア
:好意を寄せていた少女。顔は設定されておらず、第1話で死んでしまう。度々モノローグなどに名前が登場する。
:好意を寄せていた少女。顔は設定されておらず、第1話の会話上で死んでしまう。度々モノローグなどに名前が登場する。
;ゲリラ
;ゲリラ
:第1話『流転』にてアークの街を襲撃した帝国の無人機を迎撃するゲリラ達のリーダー。逃げ遅れたアーク達を巻き込んでしまったことに謝りながら、'''アークの逃げる時間を[[ガンタンク]]で稼ぐ姿'''は、シリーズ屈指のガンタンクの見せ場となっており、ファンも多い。
:第1話『流転』にてアークの街を襲撃した帝国の無人機を迎撃するゲリラ達のリーダー(一般兵ゲリラは数種類存在するが彼のグラフィックはこのイベントにしか出てこない為、一応ネームドキャラとも言える)。逃げ遅れたアーク達を巻き込んでしまったことに謝りながら、'''アークの逃げる時間を[[ガンタンク]]で稼ぐ姿'''は、シリーズ屈指のガンタンクの見せ場となっており、ファンも多い。
== 版権作品との人間関係 ==
== 版権作品との人間関係 ==
:OZルート『トレーズ抹殺指令』におけるライバル説得イベント2。恋人を人質に取られ意に沿わない戦いを強制されたため、アークにわざと撃墜されようとする[[エルリッヒ・シュターゼン|エルリッヒ]]を責める言葉。
:OZルート『トレーズ抹殺指令』におけるライバル説得イベント2。恋人を人質に取られ意に沿わない戦いを強制されたため、アークにわざと撃墜されようとする[[エルリッヒ・シュターゼン|エルリッヒ]]を責める言葉。
;「あなたはひきょうですよ、トレーズ・クシュリナーダ。あなたがしてきたことの罪を、俺たちは忘れちゃいない。だけど、俺たちはそれでも、あなたを信じた。それで平和に手が届くと、そう信じたから。なのに、あなたは自分勝手な理屈で舞台を降りて、勝手に傍観を決め込んで、何もしようとしない」
;「あなたはひきょうですよ、トレーズ・クシュリナーダ。あなたがしてきたことの罪を、俺たちは忘れちゃいない。だけど、俺たちはそれでも、あなたを信じた。それで平和に手が届くと、そう信じたから。なのに、あなたは自分勝手な理屈で舞台を降りて、勝手に傍観を決め込んで、何もしようとしない」
:[[OZ]]ルート『トレーズ抹殺指令』におけるトレーズとの会談の際の言葉。アーク(というか主人公)を含むマーチウィンドの言葉により、トレーズは表舞台へ戻り[[OZ]]を統一し、銀河帝国に対抗する決意をするが……。
:[[OZ]]ルート『トレーズ抹殺指令』におけるトレーズとの会談の際の言葉。アーク(というか主人公)を含むマーチウィンドの言葉により、トレーズは表舞台へ戻り[[OZ]]を統一し、銀河帝国に対抗する決意をする。
;アーク「あなたは、どうしてッ!」<br />シャア「アーク、残念だがいまの私には君を相手にしている時間はない」<br />アーク「シャア!」<br />シャア「そうだ! 私はシャア・アズナブルだ。クワトロ・バジーナではない! 手加減はせんぞ、アークライト!」
;アーク「あなたは、どうしてッ!」<br />シャア「アーク、残念だがいまの私には君を相手にしている時間はない」<br />アーク「シャア!」<br />シャア「そうだ! 私はシャア・アズナブルだ。クワトロ・バジーナではない! 手加減はせんぞ、アークライト!」
:『絶叫の宇宙』よりシャアとアークの戦闘前台詞。64主人公はラスボスとの戦闘前会話が存在しない(というか絡みもない)ため、後述のアクシズ阻止イベントと併せてシャアが実質的なラスボスと言われている。
:『絶叫の宇宙』よりシャアとアークの戦闘前台詞。64主人公はラスボスとの戦闘前会話が存在しない(というか絡みもない)ため、後述のアクシズ阻止イベントと併せてシャアが実質的なラスボスと言われている。
=== 富野節編 ===
=== 富野節編 ===
[[64]]の脚本を担当している鏡俊也はいわゆる「'''富野節'''」に定評があり、アークも富野節的なせりふ回しに定評がある。
[[64]]の脚本を担当している鏡俊也はいわゆる「'''富野節'''」に定評があり、アークも富野節的な台詞回しに定評がある。
;「目をつぶせばっ!」<br />「散れ!スプラッシュブレイカー!」<br />「俺だってこのくらいはさ!」<br />「読めるぞ、敵の攻撃が!!」<br />「この程度の攻撃でさ!」
;「目をつぶせばっ!」<br />「散れ!スプラッシュブレイカー!」<br />「俺だってこのくらいはさ!」<br />「読めるぞ、敵の攻撃が!!」<br />「この程度の攻撃でさ!」
;[[アシュクリーフ]]
;[[アシュクリーフ]]
:ソルデファーの後継機。
:ソルデファーの後継機。
== 余談 ==
*声が収録されていない作品での登場だが、シナリオライターの鏡俊也氏は彼の声を白鳥哲氏で想定していたらしい。また、名前は「アークライト='''地球の光'''」「ブルー='''青'''」とかなり単純な比喩となっている。愛称が「アーク」なのはリンクバトラーにおける文字制限によるもので、鏡氏自身はこの愛称をあまり気に入っていないとの事。
*版権能力である[[ニュータイプ]]が設定され、かつイベントでもきちんと生かされるという珍しい展開が存在する。実際に境遇や立場等が似ている[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]と同じように扱われたり、レライベントではNT主人公達が落ち込むアークを信じる台詞を発している。
**ゲーム中の選択肢次第では一度地球解放戦線を離れる選択をしたアークが、劣勢のクワトロ達を助けるためソルデファーに乗り込み、戦闘後にブライトから初代ガンダムでアムロに言ったのと似た台詞を頂くという、初代ガンダムのオマージュが存在する。
{{バンプレストオリジナル}}
{{バンプレストオリジナル}}