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アマクサ、余談の記事を追加
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『[[ガンダム・センチネル]]』において、[[Sガンダム|MSA-0011スペリオールガンダム]]に実験的に搭載された[[AI]]搭載の教育型コンピューターで、「'''Advenced Logistic & Inconsequence Cognizing Equipment'''(発展型論理・非論理認識装置)」の頭文字を取って、'''ALICE'''と呼ぶ。
 
『[[ガンダム・センチネル]]』において、[[Sガンダム|MSA-0011スペリオールガンダム]]に実験的に搭載された[[AI]]搭載の教育型コンピューターで、「'''Advenced Logistic & Inconsequence Cognizing Equipment'''(発展型論理・非論理認識装置)」の頭文字を取って、'''ALICE'''と呼ぶ。
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これは[[モビルスーツ|MS]]の無人化を最終目標とするプロジェクトの過程で生み出されたもので、試験型[[モビルドール|モビルドールシステム]]と言える。だが、作中徐々に人間性を獲得し、最終的に人格を形成するまでに成長してしまった事を考えるとこれはこれで失敗作だったと言えるのかも知れない。彼女が[[Sガンダム]]と運命を共にした事によって計画は頓挫、完成を見る事なくして終了している。
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これは[[モビルスーツ|MS]]の無人化を最終目標とするプロジェクトの過程で生み出されたもので、試験型[[モビルドール|モビルドールシステム]]と言える。だが、作中徐々に人間性を獲得し、最終的に人格を形成するまでに成長してしまった事を考えると、これはこれで失敗作だったと言えるのかも知れない。彼女が[[Sガンダム]]と運命を共にした事によって計画は頓挫、完成を見る事なくして終了している。
    
従順且つ、パイロットの命令に反してでも的確な行動を行えるAIに育つようにと、パイロットとして考えられる範囲で一番無茶で、なおかつ彼女を眠らせていても勝てるほどの技量がない人物としてリョウ・ルーツがパートナーとして選ばれた。一部書籍などにはリョウ・ルーツに恋をしたなどという説も存在するが、原作小説においては自我を獲得するに至って情けない人間達に同情を感じただけであって、とてもではないが恋という様な要素はない。
 
従順且つ、パイロットの命令に反してでも的確な行動を行えるAIに育つようにと、パイロットとして考えられる範囲で一番無茶で、なおかつ彼女を眠らせていても勝てるほどの技量がない人物としてリョウ・ルーツがパートナーとして選ばれた。一部書籍などにはリョウ・ルーツに恋をしたなどという説も存在するが、原作小説においては自我を獲得するに至って情けない人間達に同情を感じただけであって、とてもではないが恋という様な要素はない。
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:現在のところ[[Sガンダム]]が登場する本作でのみ、[[強化パーツ]]として登場している。
 
:現在のところ[[Sガンダム]]が登場する本作でのみ、[[強化パーツ]]として登場している。
 
:装備効果は限界+20、運動性+12。反応系パーツとしては[[ファティマ]]に次ぐ高性能。1つはSガンダムと同時に入手できる。
 
:装備効果は限界+20、運動性+12。反応系パーツとしては[[ファティマ]]に次ぐ高性能。1つはSガンダムと同時に入手できる。
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== 関連機体 ==
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;[[アマクサ]]
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:[[木星帝国]]の無人モビルスーツ。生身の人間由来のAIとも言うべき[[バイオ脳]]の搭載機。
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:[[一年戦争]]時代の[[アムロ・レイ]]の"戦闘データのみ"をベースとするコンピュータ兵士だったはずだが、その最期にはアムロのNT性を模したとも思えるような挙動を見せた。
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== 余談 ==
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*「アリス」と称する人工知能ネタはフィクションに散見され、最先端技術という表現から軍事産業とも関連付けられやすい。例えばロボットアニメではないが[[漫画]]『PALM』(著:獸木野生)の「アリス」は機械学習機能を持ち非常に人間的な対話を行えるコンピュータで、軍事戦略コンピュータの雛形という位置付けである。
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*「'''A.L.I.C.E.''' (Artificial Linguistic Internet Computer Entity)」と称する対話プログラムも実在する。ただし、分類上は人工知能でなく「人工無能」に属する。
    
{{ガンダムシリーズ}}
 
{{ガンダムシリーズ}}
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