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244 バイト除去 、 2018年7月6日 (金) 18:55
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フォルム面では頭部から放出される鬣のようなビーム(これはアニメ版においては手間の都合か省かれている)と、脚部に装着された巨大なシールドが大きな特徴で、まるで「城塞」を彷彿とさせるデザインである。尚、戦闘中はバイザーで顔面が覆われているため確認しづらいが、人間のものと同形状の口が存在しており、ゲーム版では大きく開いて咆哮したり、歯を食い縛ったりすることがある。劇中ではこの口の動きを含めて、様々な場面でデモンベイン自体が意思を持っていると思われる描写が散見される。
 
フォルム面では頭部から放出される鬣のようなビーム(これはアニメ版においては手間の都合か省かれている)と、脚部に装着された巨大なシールドが大きな特徴で、まるで「城塞」を彷彿とさせるデザインである。尚、戦闘中はバイザーで顔面が覆われているため確認しづらいが、人間のものと同形状の口が存在しており、ゲーム版では大きく開いて咆哮したり、歯を食い縛ったりすることがある。劇中ではこの口の動きを含めて、様々な場面でデモンベイン自体が意思を持っていると思われる描写が散見される。
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両足の脚部シールドには時空間を歪曲させる機能を持つ「断鎖術式『ティマイオス』『クリティアス』」が内蔵され、歪曲の反動を利用して爆発的な推進力・機動力を得ることができる。これを連続的に使用することで、敵の攻撃を跳躍して回避した後、空中で更に別方向へ跳躍して距離を瞬時に詰める等といった慣性の法則を無視した荒業を行うことも可能。逆に言うと、この機構を用いないと巨体かつ超重量のデモンベインは機動性の大半を発揮できない。
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本来の機能に加えてアルが持つ兵装<ref>本来は自身の鬼械神であるアイオーン用の装備</ref>を流用することができる。また、作中で明言されているわけではないが、『ネクロノミコン』以外でも力のある魔導書ならばデモンベインの起動は可能であるため、例えば[[マスターテリオン]]やアンチクロスの持つ魔導書で起動させれば、それぞれの魔導書による魔術や魔術兵装を使用できると思われる。原作ゲーム版のライカルートにおいてブラックロッジに強奪されたデモンベインを[[ティベリウス]]が操縦していた際は、ティベリウスの魔導書『妖蛆の秘密』の魔術の奥義である『怨霊呪弾』を使っていたほか、漫画版で[[クラウディウス]]が乗り込んだ際、クラウディウスが生身で使う魔具である剣玉を装備していた。
 
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また、本来の機能に加えてアルが持つ兵装<ref>本来は自身の鬼械神であるアイオーン用の装備</ref>を流用することができる。また、作中で明言されているわけではないが、『ネクロノミコン』以外でも力のある魔導書ならばデモンベインの起動は可能であるため、例えば[[マスターテリオン]]やアンチクロスの持つ魔導書で起動させれば、それぞれの魔導書による魔術や魔術兵装を使用できると思われる。原作ゲーム版のライカルートにおいてブラックロッジに強奪されたデモンベインを[[ティベリウス]]が操縦していた際は、ティベリウスの魔導書『妖蛆の秘密』の魔術の奥義である『怨霊呪弾』を使っていたほか、漫画版で[[クラウディウス]]が乗り込んだ際、クラウディウスが生身で使う魔具である剣玉を装備していた。
      
動力源である「獅子の心臓」は、あらゆる時空、場所、時間に繋がるヨグ=ソトースの影の一形態と同様のものであり「銀鍵守護神機関」に組み込まれ制御されており開かれた平行世界から無尽蔵にエネルギーを汲み上げる半永久的な機関であり、これによりデモンベインそのものは基本的にエネルギー切れ等を起こすことが無い。しかし、魔力に限っては搭乗者に依存するため、搭乗者の状態によっては動かなくなってしまうことも。全体に魔力を供給する為、伝導率の高い水銀(アゾート)を血液のように張り巡らせている。予備の動力として通常電力も搭載されているが、こちらにはデモンベインそのものを動かせるほどの出力はない。また、デモンベインの建造途中では当時の人類の技術'''(十九世紀末)'''が追いつかず、'''蒸気機関'''を補助動力としていたこともある。なお、この当時は鋼造の持っていた魔導書の一つ「ネクロノミコン機械語写本」(当時最新のパンチカード製)が「心臓」の制御を担当しており、解析機関や段差機関を覇道鋼造が買収してシステムを実用化に漕ぎつけた。)その為、この魔導書は生まれて間もない写本にも拘わらず常に膨大な神気と魔力を受け続けたことで精霊化を遂げている。獅子の心臓は、[[リベル・レギス]]の動力機関の触媒である無限の心臓を機械化したものであり、無限の心臓を銀鍵守護神機関に組み込むことで制御が可能となる事が、外伝小説で明かされる。
 
動力源である「獅子の心臓」は、あらゆる時空、場所、時間に繋がるヨグ=ソトースの影の一形態と同様のものであり「銀鍵守護神機関」に組み込まれ制御されており開かれた平行世界から無尽蔵にエネルギーを汲み上げる半永久的な機関であり、これによりデモンベインそのものは基本的にエネルギー切れ等を起こすことが無い。しかし、魔力に限っては搭乗者に依存するため、搭乗者の状態によっては動かなくなってしまうことも。全体に魔力を供給する為、伝導率の高い水銀(アゾート)を血液のように張り巡らせている。予備の動力として通常電力も搭載されているが、こちらにはデモンベインそのものを動かせるほどの出力はない。また、デモンベインの建造途中では当時の人類の技術'''(十九世紀末)'''が追いつかず、'''蒸気機関'''を補助動力としていたこともある。なお、この当時は鋼造の持っていた魔導書の一つ「ネクロノミコン機械語写本」(当時最新のパンチカード製)が「心臓」の制御を担当しており、解析機関や段差機関を覇道鋼造が買収してシステムを実用化に漕ぎつけた。)その為、この魔導書は生まれて間もない写本にも拘わらず常に膨大な神気と魔力を受け続けたことで精霊化を遂げている。獅子の心臓は、[[リベル・レギス]]の動力機関の触媒である無限の心臓を機械化したものであり、無限の心臓を銀鍵守護神機関に組み込むことで制御が可能となる事が、外伝小説で明かされる。
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:こめかみ部分に内蔵された火器。文字通りのただの機関砲だが、[[量産型破壊ロボ]]を一撃で破壊でき、鬼械神相手でも牽制としては通用する。
 
:こめかみ部分に内蔵された火器。文字通りのただの機関砲だが、[[量産型破壊ロボ]]を一撃で破壊でき、鬼械神相手でも牽制としては通用する。
 
:『UX』でも実装されたものの、格闘の陰に隠れてダメージ目的では使い道がない。照準値低下の[[特殊効果]]を持つ。撃ち落としでも使用。
 
:『UX』でも実装されたものの、格闘の陰に隠れてダメージ目的では使い道がない。照準値低下の[[特殊効果]]を持つ。撃ち落としでも使用。
;アトランティス・ストライク
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;断鎖術式『ティマイオス』『クリティアス』
:脚部シールドユニットの断鎖術式『ティマイオス』『クリティアス』によって生じる時空間歪曲のエネルギーを直接叩き込む近接粉砕呪法。その性質上、キックでさえあればどんな形でも成立する。
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:両足の脚部シールドに内蔵した、時空間を歪曲させる機能を持つ装備。歪曲の反動を利用して爆発的な推進力・機動力を得ることができる。これを連続的に使用することで、敵の攻撃を跳躍して回避した後、空中で更に別方向へ跳躍して距離を瞬時に詰める等といった慣性の法則を無視した荒業を行うことも可能。逆に言うと、この機構を用いないと巨体かつ超重量のデモンベインは機動性の大半を発揮できない。
:アニメ版ではオリジナル要素として脚部シールドが脚部側面に移動し、頭部が一部変形する。
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:;アトランティス・ストライク
:原作ゲームでニセデモンベインこと[[デモンペイン]](こちらも製作者のウェストがアトランティス・ストライクまで再現・実装している)と戦った際、デモンペインの放った「我、埋葬にあたわず」のビームを、この術式によって時空湾曲場が発生している足で蹴って逸らすという、かなり荒っぽい防御手段として使った事も(ただしその無茶のために脚部にもガタがきた)。
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::『ティマイオス』『クリティアス』によって生じる時空間歪曲のエネルギーを直接叩き込む近接粉砕呪法。その性質上、キックでさえあればどんな形でも成立する。原作ゲームで[[デモンペイン]]と戦った際、デモンペインの放ったビームをこの術式によって時空湾曲場が発生している足で蹴って逸らすという、かなり荒っぽい防御手段として使った事も(ただしその無茶のために脚部にもガタがきた)。
:『UX』ではアニメ版再現により初登場時に追加。演出は飛び蹴りバージョン。レムリア・インパクトの追加が非常に遅いため、長らく主力必殺技として使っていくことになる。
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::アニメ版ではオリジナル要素として脚部シールドが脚部側面に移動し、頭部が一部変形する。
:ちなみにこの技にはアルと九郎のカットインがあるが、エルザとノーマル九郎のカットインもきちんと用意されている。
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::『UX』ではアニメ版再現により初登場時に追加。演出は飛び蹴りバージョン。レムリア・インパクトの追加が非常に遅いため、長らく主力必殺技として使っていくことになる。
:技の語源となった「アトランティス」とは古代ギリシアの哲学者、プラトンの著書『ティマイオス』及び『クリティアス』の中で記述した伝説の大陸のことを指す。
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::ちなみにこの技にはアルと九郎のカットインがあるが、エルザとノーマル九郎のカットインもきちんと用意されている。
:;アトランティス・トルネード・ストライク
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::技の語源となった「アトランティス」とは古代ギリシアの哲学者、プラトンの著書『ティマイオス』及び『クリティアス』の中で記述した伝説の大陸のことを指す。
::原作ゲーム版にて夢幻心母突入の際に使用した技。アニメ版では未使用。
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::;アトランティス・トルネード・ストライク
::アトランティス・ストライクに錐揉み回転とシャンタクによる加速を加え、威力を強化したもの。
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:::アトランティス・ストライクに錐揉み回転とシャンタクによる加速を加え、威力を強化したもの。原作ゲーム版にて夢幻心母突入の際に使用し、アニメ版では未使用。
 
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;レムリア・インパクト
 
;レムリア・インパクト