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| {{ゲーム | | {{ゲーム |
− | | 読み = | + | | 読み = スーパーロボットたいせんケー |
| | 外国語表記 = | | | 外国語表記 = |
− | | シリーズ = | + | | シリーズ = [[携帯機シリーズ]] |
| | 開発元 = {{開発 (作品)|エーアイ}} | | | 開発元 = {{開発 (作品)|エーアイ}} |
| | 運営元 = | | | 運営元 = |
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| | 配信元 = | | | 配信元 = |
| | 対応機種 = [[機種::ニンテンドーDS]] | | | 対応機種 = [[機種::ニンテンドーDS]] |
− | | プロデューサー = 宇田歩<br />[[スタッフ:寺田貴信|寺田貴信]]<br />じっぱひとからげ | + | | プロデューサー = {{プロデューサー|宇田歩}}<br />{{プロデューサー|寺田貴信}}<br />{{プロデューサー|じっぱひとからげ}} |
| | ディレクター = 赤羽仁 | | | ディレクター = 赤羽仁 |
− | | シナリオ = 小峰徳司<br />梶原智<br />亙重郎(『電脳戦機バーチャロン マーズ』シナリオ監修) | + | | シナリオ = {{脚本|小峰徳司}}<br />{{脚本|梶原智}}<br />亙重郎(『電脳戦機バーチャロン マーズ』シナリオ監修) |
| | キャラクターデザイン = [[スタッフ:糸井美帆|糸井美帆]]<br />[[スタッフ:歌津義明|歌津義明]] | | | キャラクターデザイン = [[スタッフ:糸井美帆|糸井美帆]]<br />[[スタッフ:歌津義明|歌津義明]] |
− | | メカニックデザイン = 谷口欣孝<br />[[スタッフ:Mがんぢー|Mがんぢー]] | + | | メカニックデザイン = [[スタッフ:谷口欣孝|谷口欣孝]]<br />[[スタッフ:Mがんぢー|Mがんぢー]] |
− | | 音楽 = 末村謙之輔<br />エビテン<br />佐藤拓馬 | + | | 音楽 = {{サウンド|末村謙之輔}}<br />{{サウンド|エビテン}}<br />{{サウンド|佐藤拓馬}} |
| | 発売日 = [[発売日::2009年3月20日]] | | | 発売日 = [[発売日::2009年3月20日]] |
| | 最新バージョン = | | | 最新バージョン = |
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| | 初クレジットSRW = | | | 初クレジットSRW = |
| }} | | }} |
| + | 『'''スーパーロボット大戦K'''』は「[[スーパーロボット大戦シリーズ]]」のゲーム作品。「携帯機シリーズ」の1つ。 |
| | | |
| == 概要 == | | == 概要 == |
| [[ニンテンドーDS]]用スパロボの2作目([[無限のフロンティア]]を除いた場合)。 | | [[ニンテンドーDS]]用スパロボの2作目([[無限のフロンティア]]を除いた場合)。 |
| | | |
− | タイトルの『K』は「携帯機 (KEITAIKI)」の「K」と仮決めされ、そのまま採用。変更されないのは珍しいとのこと<ref>[http://blog.spalog.jp/?p=4978 スーパーロボット大戦K!!]</ref>。なお、公式HPのフラッシュムービーでは、タイトルの『SRWK』が表示された際に「[[鍵]]」が映るため、解釈次第では「Key」の『K』ととることもできるが、実際の本作中には鍵をイメージさせる要素がでてこないため、それが何だったのかは不明。 | + | タイトルの『K』は「携帯機 (KEITAIKI)」の「K」と仮決めされ、そのまま採用。変更されないのは珍しいとのこと<ref>[http://blog.spalog.jp/?p=4978 スーパーロボット大戦K!!]</ref>。なお、公式HPのフラッシュムービーでは、タイトルの『SRWK』が表示された際に「[[鍵]]」が映るため、解釈次第では「Key」の「K」ととることもできるが、実際の本作中には鍵をイメージさせる要素がでてこないため、それが何だったのかは不明。 |
| | | |
| == システム == | | == システム == |
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| :[[コンボ]]システムの発展系で、'''パートナーユニットを組まない場合のみ使用可能。'''C属性の武器で、武器射程内にいる複数の敵ユニットを攻撃できる。発動にはAコンボの[[特殊技能]]が必要で、技能レベルに応じて攻撃可能な機体数が増える。性質的に、パートナーバトルシステムとは対極になる。ゲーム終盤では敵も容赦なく駆使してくる。長射程のAコンボ武器は鬼。 | | :[[コンボ]]システムの発展系で、'''パートナーユニットを組まない場合のみ使用可能。'''C属性の武器で、武器射程内にいる複数の敵ユニットを攻撃できる。発動にはAコンボの[[特殊技能]]が必要で、技能レベルに応じて攻撃可能な機体数が増える。性質的に、パートナーバトルシステムとは対極になる。ゲーム終盤では敵も容赦なく駆使してくる。長射程のAコンボ武器は鬼。 |
| ;[[連続ターゲット補正]] | | ;[[連続ターゲット補正]] |
− | :本作では上昇カウントが1ターン単位となっており、自軍フェイズで敵の攻撃を回避した時点から補正がかかり始める。そのためリアル系を突っ込ませて反撃で一網打尽、ということが一層難しくなっている。その分スーパー系の装甲が見直されているが、改造費用が高く設定されているため、ゲーム終盤は装甲もお金も足りないという事態になる。敵の思考ルーチンが「HPの高いユニット狙う」というある程度単純なものになっているため、HPの高いユニット数機にバリアを付けて囮にするとしのげる。ただし修理装置が必須。この補正とアタックコンボにより、ゲーム終盤はスーパー系・リアル系問わず集中砲火を浴びることが多くなる。ただし本作では敵増援が無限に出現するマップで[[キングゲイナー]]が敵に囲まれて孤立したり、[[ムラサメ]]に乗った自軍ゲストが囮役を提案したりする場面もあり、こういった場面ではこの補正が非常に辛いものとなる。 | + | :本作では上昇カウントが1ターン単位となっており、自軍フェイズで敵の攻撃を回避した時点から補正がかかり始める。そのためリアル系を突っ込ませて反撃で一網打尽、ということが一層難しくなっている。その分スーパー系の装甲が見直されているが、改造費用が高く設定されているため、ゲーム終盤は装甲もお金も足りないという事態になる。敵の思考ルーチンが「HPの高いユニット狙う」というある程度単純なものになっているため、HPの高いユニット数機にバリアを付けて囮にするとしのげる。ただし修理装置が必須。この補正とアタックコンボにより、ゲーム終盤はスーパー系・リアル系問わず集中砲火を浴びることが多くなる。ただし本作では敵増援が無限に出現する(正確には特定の敵が2機以下で5回まで)マップで[[キングゲイナー]]が敵に囲まれて孤立したり、[[ムラサメ]]に乗った自軍ゲストが囮役を提案したりする場面もあり、こういった場面ではこの補正が非常に辛いものとなる。 |
| ;[[精神コマンド]]の変更点 | | ;[[精神コマンド]]の変更点 |
− | :従来よりSPがかなり低く抑えられているが、消費SPは『W』から据え置きのため気軽に使えなくなった。[[SPアップ]]や[[集中力]]といった技能の需要が高まった。 | + | :従来よりSPがかなり低く抑えられているが、消費SPは『[[スーパーロボット大戦W|W]]』から据え置きのため気軽に使えなくなった。[[SPアップ]]や[[集中力]]といった技能の需要が高まった。 |
− | :コマンドのラインナップについては[[期待]]を携帯機シリーズでは初採用とし、替わってWから[[勇気]]が削除されている。 | + | :コマンドのラインナップについては[[直感]]、[[期待]]を携帯機シリーズでは初採用とし、替わって『W』から[[献身]]、[[勇気]]が削除されている。 |
| ;[[スキルパーツ]]の変更点 | | ;[[スキルパーツ]]の変更点 |
| :『W』同様、消費型で使い回しは不可能。またボーナスポイント(BP)による養成システムが廃止されたため、パイロットのパラメータアップもスキルパーツで行われる。搭乗ユニットの都合で死にステータス、死にスキルとなるパーツは使用出来なくなった。 | | :『W』同様、消費型で使い回しは不可能。またボーナスポイント(BP)による養成システムが廃止されたため、パイロットのパラメータアップもスキルパーツで行われる。搭乗ユニットの都合で死にステータス、死にスキルとなるパーツは使用出来なくなった。 |
| ;[[お気に入り]]の変更点 | | ;[[お気に入り]]の変更点 |
− | :『J』や『W』同様に3作品選択で[[改造]]段階が15段階に拡張され、獲得資金と経験値にボーナスが付く(作品の機体総数により差がある)。2周目以降は今までにお気に入りにした作品は最初から恩恵を受けるので、最終的には全作品お気に入り状態となる。 | + | :『[[スーパーロボット大戦J|J]]』や『W』同様に3作品選択で[[改造]]段階が15段階に拡張され、獲得資金と経験値にボーナスが付く(作品の機体総数により差がある)。2周目以降は今までにお気に入りにした作品は最初から恩恵を受けるので、最終的には全作品お気に入り状態となる。 |
| ;[[Wスロットシステム]] | | ;[[Wスロットシステム]] |
− | :『W』や『[[無限のフロンティア]]』に引き続き採用。GBAスロットのあるDS(初代)や、DSLiteでGBAのスパロボ作品をセットしてゲームをすると、資金と作品にちなんだ[[強化パーツ]]が手に入る。GBAスロットが廃止されたDSi以降の機種ではこの特典は得られない。なお、2周目以降からWスロットで手に入る強化パーツが1個だけ購入可能となる(Wスロットで『スパロボA』を刺した時に手に入るパーツの購入解禁から始まり、さらに1周クリアごとに1個ずつ解禁されていく)。 | + | :『W』や『[[無限のフロンティア]]』に引き続き採用。GBAスロットのあるDS(初代)や、DSLiteでGBAのスパロボ作品をセットしてゲームをすると、資金と作品にちなんだ[[強化パーツ]]が手に入る。GBAスロットが廃止されたDSi以降の機種ではこの特典は得られない。なお、2周目以降からWスロットで手に入る強化パーツが1個だけ購入可能となる(Wスロットで『[[スーパーロボット大戦A|A]]』を刺した時に手に入るパーツの購入解禁から始まり、さらに1周クリアごとに1個ずつ解禁されていく)。 |
| ;[[合体]]の変更点 | | ;[[合体]]の変更点 |
| :合体対象機体のパイロット両者の気力が110以上ないと合体不可となった。その分合体後の能力がかなり高く設定されている。 | | :合体対象機体のパイロット両者の気力が110以上ないと合体不可となった。その分合体後の能力がかなり高く設定されている。 |
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| :[[テムジン 747J]]のニュートラルランチャーを除き、P属性を持つ武器の射程が3以下に制限されている。また、格闘系の必殺武器の射程も原則として1に抑えられている。 | | :[[テムジン 747J]]のニュートラルランチャーを除き、P属性を持つ武器の射程が3以下に制限されている。また、格闘系の必殺武器の射程も原則として1に抑えられている。 |
| ;[[経験値]]の調整点 | | ;[[経験値]]の調整点 |
− | :攻撃・修理・補給で最低1、敵撃墜で最低10の制限がなくなっている。 | + | :攻撃・修理・補給で最低1、敵撃墜で最低10の制限がなくなっている。そのため、レベルが上げにくくなってしまった。 |
| ;[[信頼補正]]の変更点 | | ;[[信頼補正]]の変更点 |
| :キャラ別に効果が異なっており、攻撃力の上昇や獲得資金の増加など様々な効果が設定されている。また同時に出撃した回数によって効果が上昇し、これは引継ぎ対象にもなっている。 | | :キャラ別に効果が異なっており、攻撃力の上昇や獲得資金の増加など様々な効果が設定されている。また同時に出撃した回数によって効果が上昇し、これは引継ぎ対象にもなっている。 |
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| == 難易度 == | | == 難易度 == |
| 本作は全体的に難易度は低いが、Aコンボの存在により意外に被撃墜率が高い。終盤のボス級ユニットはAコンボを完備しているためPUを不用意に突出させるとボスのAコンボにより大ダメージを被ることも少なくない。 | | 本作は全体的に難易度は低いが、Aコンボの存在により意外に被撃墜率が高い。終盤のボス級ユニットはAコンボを完備しているためPUを不用意に突出させるとボスのAコンボにより大ダメージを被ることも少なくない。 |
| + | |
| + | ただし、先述の通り宇宙Bの機体が多く、本作初の宇宙マップである「星の扉、運命の扉 前編」は本作屈指の高難易度ステージである。 |
| | | |
| == 評価 == | | == 評価 == |
− | 大胆なクロスオーバーシナリオが好評であった『[[スーパーロボット大戦W]]』『[[スーパーロボット大戦Z]]』を経ていたという背景や、初参戦となる『蒼穹のファフナー』『ガンソード』『ゾイドジェネシス』が話題となり、本作にも期待が寄せられていたが、作品間のクロスオーバーが希薄(会話だけは多い)な上に、キャラクターの性格や原作イベントの改悪・不整合(省略・設定の無視)が多く、中盤の中頃から終盤にかけてシナリオの粗が目立つ。 | + | === シナリオ面 === |
| + | 大胆なクロスオーバーシナリオが好評であった『[[スーパーロボット大戦W]]』『[[スーパーロボット大戦Z]]』を経ていたという背景や、初参戦となる『蒼穹のファフナー』『ガン×ソード』『ゾイドジェネシス』が話題となり、本作にも期待が寄せられていたが、作品間のクロスオーバーが希薄(会話だけは多い)な上に、キャラクターの性格や原作イベントの改悪・不整合(省略・設定の無視)が多く、中盤の中頃から終盤にかけてシナリオの粗が目立つ。 |
| | | |
− | また、エンディングにおける『ファフナー』の扱いに関しては特に批判が多い。翔子たちの生存フラグを満たしていない場合、同化現象を治療できないという原作を完全に無視した、一言で言うと「'''全滅エンド'''」になってしまう。本来の結末は数々の犠牲を払った先に希望が見える、という結末であり、このように絶望しか待ち受けていないような展開ではない。その上、『ファフナー』のキャラがこのように絶望的な結末を迎えているのに対して、他作品のキャラクターは一人でバカンスを満喫している、宴会で裸踊りをするなど、常識を疑いたくなるような描写まである始末である。このような『ファフナー』の扱いの酷さは、後年発売された『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』で『ファフナー』が再び参戦した際に「UXが初参戦」と言われてしまうネタにまでなった。
| + | また、エンディングにおける『ファフナー』の扱いに関しては特に批判が多い。[[羽佐間翔子]]たちの生存フラグを満たしていない場合、同化現象を治療できないという原作よりも悪い、一言で言うと「'''全滅エンド'''」になってしまう。本来の結末は数々の犠牲を払った先に希望が見える、という結末であり、このように絶望しか待ち受けていないような展開ではない。その上、『ファフナー』のキャラがこのように絶望的な結末を迎えているのに対して、他作品のキャラクターは一人でバカンスを満喫している、宴会で裸踊りをするなど、常識を疑いたくなるような描写まである始末である。このような『ファフナー』の扱いの酷さは、後年発売された『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』で『ファフナー』が再び参戦した際に「『UX』が初参戦」と言われてしまうネタにまでなった<ref>ちなみに『[[ガン×ソード]]』に関しても、後年の『[[スーパーロボット大戦T|T]]』で再参戦した際に「『ガン×ソード』は『T』が初参戦」とネタにされている。</ref>。 |
| | | |
| ただし例外として、『[[電脳戦機バーチャロン マーズ]]』関連の原作再現に関しては同作品のプロデューサーであったSEGAの亙重郎氏が直接執筆しただけあって高い評価を得ている。しかしそれ故に他の部分との質の差が浮き上がってしまっている。 | | ただし例外として、『[[電脳戦機バーチャロン マーズ]]』関連の原作再現に関しては同作品のプロデューサーであったSEGAの亙重郎氏が直接執筆しただけあって高い評価を得ている。しかしそれ故に他の部分との質の差が浮き上がってしまっている。 |
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− | システム面においては携帯機シリーズ初の[[小隊]]系システムとなる「パートナーバトルシステム」が登場した。過去の小隊システムとの差別化として、単機運用と小隊運用のどちらでもメリット/デメリットがあるという独自の戦略性を持たせようとしたシステムだったが、単機運用での特典「アタックコンボ」が強力すぎて、わざわざ小隊を組む必要が無い練り込み不足な点が目立つ結果となった。この「パートナーバトルシステム」自体はL以降の携帯機シリーズでも採用されているが、バランスは大きく是正されている。
| + | 主人公の[[ミスト・レックス]]についての批判が激しく、インターネットコミュニティにおいては直ちにネタキャラとして定着した。このため「スパロボKはプレイした事はないがミストは知っている」といったネットユーザーは非常に多い。 |
| + | |
| + | === システム面 === |
| + | 携帯機シリーズ初の[[小隊]]系システムとなる「パートナーバトルシステム」が登場した。過去の小隊システムとの差別化として、単機運用と小隊運用のどちらでもメリット/デメリットがあるという独自の戦略性を持たせようとしたシステムだったが、単機運用での特典「アタックコンボ」が強力すぎて、わざわざ小隊を組む必要が無い練り込み不足な点が目立つ結果となった。この「パートナーバトルシステム」自体は『[[L]]』以降の携帯機シリーズでも採用されているが、バランスは大きく是正されている。 |
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| 他方、戦闘グラフィックに関しては前作『W』から確実な進歩を遂げている。DSで搭載された液晶の低い画面解像度と、それと比較して容量の多いRAM(メインメモリの意、DSはPS1の倍の容量)という特性を逆手に取る事で、カットインを少ない描き込みで実現した上でそれを更にアニメーションさせるという、高解像度の据え置き機では実現が難しくなった演出が取り入れられた。 | | 他方、戦闘グラフィックに関しては前作『W』から確実な進歩を遂げている。DSで搭載された液晶の低い画面解像度と、それと比較して容量の多いRAM(メインメモリの意、DSはPS1の倍の容量)という特性を逆手に取る事で、カットインを少ない描き込みで実現した上でそれを更にアニメーションさせるという、高解像度の据え置き機では実現が難しくなった演出が取り入れられた。 |
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| フェイスアイコンについても、『W』までは大半の敵味方双方で登場するパイロットにおいて単純に左右を反転させただけだったものを、本作以降は全員の敵・味方仕様の専用アイコンがそれぞれ用意されている。 | | フェイスアイコンについても、『W』までは大半の敵味方双方で登場するパイロットにおいて単純に左右を反転させただけだったものを、本作以降は全員の敵・味方仕様の専用アイコンがそれぞれ用意されている。 |
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− | 主人公の[[ミスト・レックス]]についての批判が激しく、インターネットコミュニティにおいては直ちにネタキャラとして定着した。このため「スパロボKはプレイした事はないがミストは知っている」といったネットユーザーは非常に多い。
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| == 話題 == | | == 話題 == |
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| == 登場作品 == | | == 登場作品 == |
| 新規参戦は★の6作品。 | | 新規参戦は★の6作品。 |
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− | お気に入り選択では『ゴーダンナー』は「ゴーダンナーシリーズ」とまとめられている。また、『ガンダムSEED』も「機動戦士ガンダムSEEDシリーズ」とまとめられているが、『W』と違いC.E.73も一括りにされている。
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| *[[破邪大星ダンガイオー]] | | *[[破邪大星ダンガイオー]] |
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| *★[[ガン×ソード]] | | *★[[ガン×ソード]] |
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− | 版権的事情から参戦はまずありえないとされていた[[ゾイドシリーズ]]が初参戦、ファンを驚かせた。 | + | 『機動戦士ガンダムSEED』は機体のみの参戦。 |
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| + | 版権的事情から参戦はまずありえないとされていた[[ゾイドシリーズ]]が初参戦、ファンを驚かせた。[[スタッフ:寺田貴信|寺田貴信]]プロデューサーもサプライズの1つであるとして言及している<ref name="fami">エンターブレイン『週刊ファミ通』2009年1月30日号、21 - 23頁。</ref>。 |
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− | また、『[[マジンガーZ (TV)|マジンガーZ]]』については公式サイトや雑誌媒体においてアニメ版の放送時期でなく、漫画版の連載時期が記載されている(理由は不明。また『[[NEO]]』も同様)。また、ゲーム上の時系列が『SEED DESTINY』のものになっている都合上、『SEED』は機体のみの参戦となっている。
| + | お気に入り選択では『ゴーダンナー』の2作は「ゴーダンナーシリーズ」とまとめられている。また『ガンダムSEED』と『DESTINY』も「機動戦士ガンダムSEEDシリーズ」とまとめられているが、『W』と違い『C.E.73 STARGAZER』も一括りにされている。 |
| | | |
− | 『マジンガー』と『ダンガイオー』以外は全て2000年代の作品で構成され1990年代作品が不在、ガンダムシリーズはSEED系のみの参戦という異色のラインナップとなっている。作品選考に関しては寺田プロデューサーいわく、新規プレイヤーのために先に開発が進んでいた『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』よりさらに若年層を意識したとの事。
| + | 『マジンガー』と『ダンガイオー』以外は全て2000年代の作品で構成され1990年代作品が不在、ガンダムシリーズはSEED系のみの参戦という異色のラインナップとなっている。作品選考に関しては、携帯機は若いユーザーが多いため『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』とともに近年のロボットアニメを多めに選んでおり、年配向けの作品も多かった『Z』よりさらに若年層を意識したとのこと<ref name="fami" />。 |
| | | |
| == 世界観 == | | == 世界観 == |
− | 所謂いつものスパロボ世界な[[地球]]と『キングゲイナー』や『[[ガン×ソード]]』や『ゾイドジェネシス』の3作品の共存する[[地球 (スパロボK)|もう一つの地球]]、この二つの[[地球]]と、それらを繋ぐゲートの存在が軸となる世界観。なおこの[[地球 (スパロボK)|地球]]は[[平行世界]]でなく[[宇宙]]のどこかにあるもう一つの[[地球]]である。しかし作中で謎が明かされる事はほとんど無い。むしろ、文化や国家関係の整合性を放棄するために地球を二つ作った疑惑すら浮上している。 | + | 所謂いつものスパロボ世界な[[地球]]と『キングゲイナー』や『[[ガン×ソード]]』や『ゾイドジェネシス』の3作品の共存する[[地球 (スパロボK)|もう一つの地球]]、この二つの[[地球]]と、それらを繋ぐゲートの存在が軸となる世界観。なおこの[[地球 (スパロボK)|もう一つの地球]]は[[平行世界]]等ではなくこの[[宇宙]]のどこかに存在し、「地球」という名前で呼ばれている我々の地球とは別の惑星である。 |
| | | |
− | また、地球ともう一つの地球の存在の設定は、A.C.E.シリーズの『[[Another Century's Episode 3 THE FINAL]]』にも酷似している。
| + | メタ的な話をすればこのもう一つの地球は上記3作品と他作品間の文化や国家関係の整合性を取るのが難しかったために用意されたものと思われ、これ自体は他のスパロボでもよく使われる手法ではあるのだが、何故その星が惑星Ziや惑星E.Iではなく「地球」という呼称なのか、また作中で何度か言及された地球、もう一つの地球、そしてアトリームに共通した事物が存在した理由などは一切語られない(強いて言うならただの偶然?)。 |
| | | |
| 詳細は[[世界観/K]]を参照。 | | 詳細は[[世界観/K]]を参照。 |
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| == バンプレストオリジナル == | | == バンプレストオリジナル == |
| | | |
− | === 登場メカ(オリジナル) === | + | === 登場人物 === |
− | ;主人公機 | + | ==== 主人公及び関連人物 ==== |
| + | ;[[ミスト・レックス]] |
| + | :本作の[[主人公]]。惑星アトリームを故郷とする新人パイロット。熱血漢だが、お調子者でドジを踏むことが多い。アトリームや漂着した惑星ベザードを滅ぼされ、[[地球]]に流れ着く。 |
| + | ;[[アンジェリカ・シャルティール]] |
| + | :ミストの幼馴染みであり、パートナーとなる20歳の女性。世話好きで、公私に渡ってミストをサポートする。一見頼りになりそうだが、間違った知識を引用して説教したり、土壇場に弱かったりするとのこと。[[眼鏡・サングラス|メガネっ娘]]。 |
| + | ;[[シェルディア・ルージュ]] |
| + | :ミストのパートナーの一人となる17歳の少女。ミストが惑星ベザードに漂着した時に、彼を助けた。幼い頃に両親を失い、妹を一人で育ててきた過去を持つ。 |
| + | ;[[レム・ルージュ]] |
| + | :シェルディアの妹。とある理由で敵として登場。 |
| + | ;[[エルリック・シャルティール]] |
| + | :アンジェリカの父親でミストの上司。これもとある理由で敵に。 |
| + | |
| + | ==== [[イディクス]] ==== |
| + | ;[[ル=コボル]] |
| + | : |
| + | ;[[ガズム]] |
| : | | : |
− | :;[[レヴリアス]]
| + | ;[[イスペイル]] |
− | ::[[主人公]]の[[ミスト・レックス]]搭乗機。惑星アトリームの古代遺跡から発掘された「クリスタル・ハート」を搭載した機動兵器。「ステアード」と呼ばれる剣撃と銃撃の双方に使用可能な武器を持つ。
| + | :ル=コボルに謀反を企てるが、誰一人としてその事に気付かれる事がなかった。惑星アトリームへの攻撃任務を成功後に[[地球]]への攻撃命令を指示されて一年間水面下で行動している。 |
− | :;[[セリウス]]
| + | ;[[ヴェリニー]] |
− | ::[[アンジェリカ・シャルティール]]搭乗機。レヴリアスのサポート機として造られた量産型の機動兵器。レヴリアスと同様に「クリスタル・ハート」を搭載する。サポート専門ゆえに基本武装はそれ相応のものだがレヴリアスとの連携により強力な[[合体攻撃]]が行える。
| + | :惑星ベザードの攻撃任務を成功後にもう一つの[[地球]]への攻撃命令を受ける。 |
− | :;[[セリウスII]]
| + | ;[[イスペイル兵]] |
− | ::[[シェルディア・ルージュ]]搭乗機。惑星ベザードに漂着したセリウスに「神の石」(=クリスタル・ハート)を搭載したカスタム機。基本性能はセリウスとほぼ同等でレヴリアスとの合体攻撃も同様に行える。 | |
− | :;[[セルケリウス]]
| |
− | ::[[ヒロイン]]の後継機。条件によってアンジェリカかシェルディアのどちらかが搭乗する。 | |
− | :;[[ソルヴリアス・レックス]] / [[ソルヴリアス・レギーナ]]
| |
− | ::レヴリアスとセルケリウスが合体した物。レックスは攻撃重視で格闘寄り(ただし、最高攻撃力の武器は射撃)、レギーナは防御・補助の射撃寄りで修理と補給可能、武装も状態変化系で占められている。
| |
| : | | : |
− | ;敵勢力機([[イディクス]]) | + | ;[[ヴェリニー兵]] |
| : | | : |
− | :;[[アルケウス]]
| |
− | ::
| |
− | :;[[グスタティオ]]
| |
− | ::
| |
− | :;[[ゼナディーエ]]
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− | ::
| |
− | :;[[エンダーク]]
| |
− | ::
| |
− | :;[[ビクトーラ]]
| |
− | ::
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− | :;[[メトラ]]
| |
− | ::
| |
− | :;[[デスエラ]]
| |
− | ::
| |
| | | |
− | === 登場人物(オリジナル) === | + | === 登場メカ === |
− | ;主人公及び関連人物 | + | ==== 主人公機 ==== |
| + | ;[[レヴリアス]] |
| + | :[[主人公]]の[[ミスト・レックス]]搭乗機。惑星アトリームの古代遺跡から発掘された「クリスタル・ハート」を搭載した機動兵器。「ステアード」と呼ばれる剣撃と銃撃の双方に使用可能な武器を持つ。 |
| + | ;[[セリウス]] |
| + | :[[アンジェリカ・シャルティール]]搭乗機。レヴリアスのサポート機として造られた量産型の機動兵器。レヴリアスと同様に「クリスタル・ハート」を搭載する。 |
| + | ;[[セリウスII]] |
| + | :[[シェルディア・ルージュ]]搭乗機。惑星ベザードに漂着したセリウスに「神の石」(=クリスタル・ハート)を搭載したカスタム機。基本性能はセリウスとほぼ同等。 |
| + | ;[[セルケリウス]] |
| + | :[[ヒロイン]]の後継機。条件によってアンジェリカかシェルディアのどちらかが搭乗する。 |
| + | ;[[ソルヴリアス・レックス]] / [[ソルヴリアス・レギーナ]] |
| + | :レヴリアスとセルケリウスが合体した物。レックスは攻撃重視で格闘寄り(ただし、最高攻撃力の武器は射撃)、レギーナは防御・補助の射撃寄りで修理と補給可能、武装も状態変化系で占められている。 |
| + | |
| + | ==== [[イディクス]] ==== |
| + | ;[[アルケウス]] |
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| + | ;[[グスタティオ]] |
| + | : |
| + | ;[[ゼナディーエ]] |
| + | : |
| + | ;[[エンダーク]] |
| : | | : |
− | :;[[ミスト・レックス]]
| + | ;[[ビクトーラ]] |
− | ::惑星アトリームを故郷とする新人パイロット。本作の主人公。熱血漢だが、お調子者でドジを踏むことが多い。アトリームや漂着した惑星ベザードを滅ぼされ、[[地球]]に流れ着く。
| |
− | :;[[アンジェリカ・シャルティール]]
| |
− | ::ミストの幼馴染みであり、パートナーとなる20歳の女性。世話好きで、公私に渡ってミストをサポートする。一見頼りになりそうだが、間違った知識を引用して説教したり、土壇場に弱かったりするとのこと。メガネっ娘。
| |
− | :;[[シェルディア・ルージュ]]
| |
− | ::ミストのパートナーの一人となる17歳の少女。ミストが惑星ベザードに漂着した時に、彼を助けた。幼い頃に両親を失い、妹を一人で育ててきた過去を持つ。
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− | :;[[レム・ルージュ]]
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− | ::シェルディアの妹。とある理由で敵として登場。
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− | :;[[エルリック・シャルティール]]
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− | ::アンジェリカの父親でミストの上司。これもとある理由で敵に。
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| : | | : |
− | ;敵勢力([[イディクス]]) | + | ;[[メトラ]] |
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| + | ;[[デスエラ]] |
| : | | : |
− | :;[[ル=コボル]]
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− | ::
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− | :;[[ガズム]]
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− | ::
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− | :;[[イスペイル]]
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− | ::ル=コボルに謀反を企てるが、誰一人としてその事に気付かれる事がなかった。惑星アトリームへの攻撃任務を成功後に[[地球]]への攻撃命令を指示されて一年間水面下で行動している。
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− | :;[[ヴェリニー]]
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− | ::惑星ベザードの攻撃任務を成功後にもう一つの[[地球]]への攻撃命令を受ける。
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− | :;[[イスペイル兵]]
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− | :;[[ヴェリニー兵]]
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− | == 関連記事 == | + | == 用語 == |
| + | <!-- 専用記事がなければ紹介が多少詳細でも可。専用記事が出来たら紹介削除または一行程度に簡略化。 --> |
| + | ;[[惑星アトリーム]] |
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| + | ;[[地球 (スパロボK)]] |
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− | === ゲーム中データ ===
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| <!-- 各作品共通の基本情報記事 --> | | <!-- 各作品共通の基本情報記事 --> |
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| *[[エース]] | | *[[エース]] |
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| *[[母艦]] | | *[[母艦]] |
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| *[[補給装置]] | | *[[補給装置]] |
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| <!-- 本作独自のシステムに関する記事、或いは本作専用の攻略記事 --> | | <!-- 本作独自のシステムに関する記事、或いは本作専用の攻略記事 --> |
| *[[小隊]](パートナーバトルシステム) | | *[[小隊]](パートナーバトルシステム) |
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| *[[連続ターゲット補正]] | | *[[連続ターゲット補正]] |
| *[[Wスロットシステム]] | | *[[Wスロットシステム]] |
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− | === 関連用語 ===
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− | *[[惑星アトリーム]]
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− | *[[惑星ベザード]]
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− | *[[イディクス]]
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− | *[[クリスタル・ハート]]
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− | *[[クリシュナ・ハート]]
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| == 商品情報 == | | == 商品情報 == |
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| 本作品で使用されているBGMが他社作品のそれに極めて類似しているという指摘に対し、8月19日付でこの内容を認め他社との和解が成立したことが発表された(→[http://www.bandainamcogames.co.jp/cs_support/info/spwk.html 公式謝罪文])。 | | 本作品で使用されているBGMが他社作品のそれに極めて類似しているという指摘に対し、8月19日付でこの内容を認め他社との和解が成立したことが発表された(→[http://www.bandainamcogames.co.jp/cs_support/info/spwk.html 公式謝罪文])。 |
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− | ちなみに音楽の担当者は前作『W』と同じ人物が担当しているが、前作の一部楽曲及びスパロボシリーズ以外の某作品においても盗用疑惑が噂されていた(後者については同じく謝罪騒動となった)問題の多い人物であった。
| + | ちなみに音楽の担当者は前作『W』と同じ人物が担当しているが、前作の一部楽曲及びスパロボシリーズ以外の某作品においても盗用疑惑が噂されていた(後者については同じく謝罪騒動となった)問題の多い人物であった。後に氏は2018年になって、直接作品タイトルを指してはいないものの盗作についてお詫び文を書いている。 |
− | 後に氏は2018年になって、直接作品タイトルを指してはいないものの盗作についてお詫び文を書いている。
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| 詳細については下記のblog記事を参照。 | | 詳細については下記のblog記事を参照。 |
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| *前述したようにストーリー面の批判は激しく、現在でも『K』の話題になるとほぼ確実にシナリオの悪さの指摘が多くされている。 | | *前述したようにストーリー面の批判は激しく、現在でも『K』の話題になるとほぼ確実にシナリオの悪さの指摘が多くされている。 |
| **特に本作のシナリオライターである小峰徳司氏はもはや蛇蝎のごとく嫌われており、スパロボ関係の掲示板では名前を出されるのも忌避されているほど。匿名掲示板では、新作が発表されるたびに「'''次のシナリオライターは小峰'''」という嘘バレが流れている。 | | **特に本作のシナリオライターである小峰徳司氏はもはや蛇蝎のごとく嫌われており、スパロボ関係の掲示板では名前を出されるのも忌避されているほど。匿名掲示板では、新作が発表されるたびに「'''次のシナリオライターは小峰'''」という嘘バレが流れている。 |
− | *『[[L]]』や『[[UX]]』ではストーリー展開などに本作を意識しているような部分がたびたび見られるなど、現在は[[ミスト・レックス]]共々すっかり自虐ネタとして定着している節もある。 | + | **中には会話テキストを分析してシナリオライターを小峰氏かどうかを確認するというプレイヤーまでも見られている。 |
− | **ちなみに『L』とUX』のライターである岸本みゆき氏は小峰氏が1・2作目のシナリオを手がけたDS用のRPGである『ルミナスアーク』シリーズの3作目においてシナリオ担当を交代したという経緯がある。 | + | **これについては公式ラジオ『[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE|うますぎWAVE]]』第776回で少し触れられている。当時「シナリオがあまり読まれていない」というデータがあったため、開発期間の兼ね合いもあり試験的にライトなシナリオとして作ったという。しかし結果的に「ライトすぎるわって言われた」と寺田氏は述べている<ref>『[[スーパーロボット大戦30|30]]』発売時に4Gamer.netで公開されたインタビュー記事([https://www.4gamer.net/games/579/G057907/20210803079/ 「スーパーロボット大戦30」インタビュー。30周年を迎えたスパロボのこれまでとこれからを聞いた] 2021年12月29日閲覧)にも作品名こそ出ていないがほぼ同様の記述がある。</ref>。 |
| + | *『[[L]]』や『[[UX]]』など以後のシリーズではストーリー展開などに本作を意識しているような部分がたびたび見られるなど、'''現在は[[ミスト・レックス]]共々すっかり自虐ネタないし反面教師として定着している。''' |
| + | **ちなみに『L』と『UX』のライターである岸本みゆき氏は小峰氏が1・2作目のシナリオを手がけたDS用のRPGである『ルミナスアーク』シリーズの3作目においてシナリオ担当を交代したという経緯がある。同シリーズの当該作もやはりシナリオ面の評価は悪く、3作目にて盛り返した点は本作と『L』の関係に酷似している。 |
| + | **本作以後の一部のオリジナルキャラクターに関しても「性格や生い立ちなどにミストを意識したようなキャラクター造形が見られている」と評するプレイヤーも多い。 |
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| == 脚注 == | | == 脚注 == |