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| *[[全長::23 m]](OVA版) | | *[[全長::23 m]](OVA版) |
| | 重量 = [[重量::39 t]] | | | 重量 = [[重量::39 t]] |
− | | 動力 = [[動力::光子力反応炉]] | + | | 動力 = 動力::光子力反応炉 |
| 副動力 光子力エンジン(α) | | 副動力 光子力エンジン(α) |
| | エネルギー = [[エネルギー::光子力エネルギー]] | | | エネルギー = [[エネルギー::光子力エネルギー]] |
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| | タイトル = カイザーパイルダー | | | タイトル = カイザーパイルダー |
| | 外国語表記 = [[外国語表記::Kaiser Pileder]] | | | 外国語表記 = [[外国語表記::Kaiser Pileder]] |
− | | 分類 = [[分類::小型戦闘機兼移動式コクピット]] | + | | 分類 = 分類::小型戦闘機兼移動式コクピット |
| | 開発者 = [[開発::兜十蔵]](OVA)<br />[[開発::弓弦之助]](F、α) | | | 開発者 = [[開発::兜十蔵]](OVA)<br />[[開発::弓弦之助]](F、α) |
| | 乗員人数 = 1名 | | | 乗員人数 = 1名 |
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| [[マジンガーZ]]や[[グレートマジンガー]]を上回る性能を持つ[[マジンガー]]。 | | [[マジンガーZ]]や[[グレートマジンガー]]を上回る性能を持つ[[マジンガー]]。 |
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− | [[異名|別名]]「'''魔神皇帝'''」。マジンガーZが「'''神にも悪魔にもなれる'''」と謳われるのに対し、マジンカイザーは「'''[[神]]をも越え[[天使・悪魔|悪魔]]も倒せる'''」と称される。 | + | [[異名|別名]]「'''魔神皇帝'''」。マジンガーZが「'''[[神]]にも[[天使・悪魔|悪魔]]にもなれる'''」と謳われるのに対し、マジンカイザーは「'''神をも越え悪魔も倒せる'''」と称される。 |
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| ちなみにカイザーは[[ドイツ語]]で「皇帝」を指し、これに日本語の「魔神」を掛け合わせて「魔神皇帝」になる。 | | ちなみにカイザーは[[ドイツ語]]で「皇帝」を指し、これに日本語の「魔神」を掛け合わせて「魔神皇帝」になる。 |
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− | F完結編での初出時とOVA版以降では手足のカラーリングや武装などデザインが微妙に異なり、詳細な設定に至っては作品ごとに別物。マジンガーのもつ可能性の光を体現した存在と言える。初出時のデザインはXにおいてオリジナル版との名称がついた。
| + | F完結編での初出時とOVA版以降では手足のカラーリングや武装などデザインが微妙に異なり、詳細な設定に至っては作品ごとに別物。マジンガーの持つ可能性の光を体現した存在と言える。初出時のデザインは『X』においてオリジナル版との名称がついた。 |
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| === 機体概要 === | | === 機体概要 === |
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| デビュー作品。 | | デビュー作品。 |
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− | マジンガーZに[[ゲッター線]]が照射され進化した。そのため当時は「次は[[グレートマジンガー|グレート]]にも[[ゲッター線]]を浴びせてくれ!!」という要望がよく聞かれた。[[ゲッター線]]を浴びているのである意味[[ゲッターロボ (ロボット)|ゲッターロボ]]に分類できる。ちなみにこのゲッター線によるグレートのパワーアップという要望は実に18年もの歳月を経て[[スーパーロボット大戦V]]において[[マジンエンペラーG|結実することになる]]。 | + | マジンガーZに[[ゲッター線]]が照射され進化した。そのため当時は「次は[[グレートマジンガー|グレート]]にもゲッター線を浴びせてくれ!!」という要望がよく聞かれた。ゲッター線を浴びているのである意味[[ゲッターロボ (ロボット)|ゲッターロボ]]に分類できる。ちなみにこのゲッター線によるグレートのパワーアップという要望は、実に18年もの歳月を経て[[スーパーロボット大戦V]]において[[マジンエンペラーG|結実することになる]]。 |
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| 本作の時点では設定や主題歌は不採用だった。また、TV版のマジンガーZやグレートマジンガー同様に手足の色が青い。 | | 本作の時点では設定や主題歌は不採用だった。また、TV版のマジンガーZやグレートマジンガー同様に手足の色が青い。 |
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| 動力となる「光子力反応炉」の起動実験に失敗したため、機体共々[[光子力研究所]]の第7格納庫に封印されていた。自己再生、自己進化能力を持ち、プロトタイプでありながら再起動時にはマジンガーZや[[グレートマジンガー]]を遥かに上回る性能を持っていた。パイルダーが無く、人の頭脳や心が介在する余地が無いためか、カイザーパイルダーとの合体まではマジンガーではなく「皇帝」と呼称されている。また本機が原因の地震も作中で観測されている。 | | 動力となる「光子力反応炉」の起動実験に失敗したため、機体共々[[光子力研究所]]の第7格納庫に封印されていた。自己再生、自己進化能力を持ち、プロトタイプでありながら再起動時にはマジンガーZや[[グレートマジンガー]]を遥かに上回る性能を持っていた。パイルダーが無く、人の頭脳や心が介在する余地が無いためか、カイザーパイルダーとの合体まではマジンガーではなく「皇帝」と呼称されている。また本機が原因の地震も作中で観測されている。 |
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− | 封印の際に「悪のマジンガーを倒すためのマジンガー」という役目を与えられており、その後実際に[[量産型グレートマジンガー]]が悪の手先として[[光子力研究所]]に大挙として襲ってきたため「皇帝」として目覚めた。しかし[[暴走]]状態での起動を懸念した[[弓弦之助|弓教授]]達が、後付けの制御装置としてカイザーパイルダーを開発しており、奇しくも合体はすぐに成功。[[暴走]]状態は抑えられ「皇帝」ではなく人の頭脳、心を加えた究極のマジンガー、「マジンカイザー」となった。このことにより、「光と闇の力を持つ、正義の魔神」とも称される。それでも全容の掴めなさから危険性は引き続き危惧されており、『α』では非選択時か戦役終了後は封印されることとなる。 | + | 封印の際に「悪のマジンガーを倒すためのマジンガー」という役目を与えられており、その後実際に[[量産型グレートマジンガー]]が悪の手先として光子力研究所に大挙して襲ってきたため「皇帝」として目覚めた。しかし[[暴走]]状態での起動を懸念した[[弓弦之助|弓教授]]達が、後付けの制御装置としてカイザーパイルダーを開発しており、奇しくも合体はすぐに成功。[[暴走]]状態は抑えられ「皇帝」ではなく人の頭脳、心を加えた究極のマジンガー、「マジンカイザー」となった。このことにより、「光と闇の力を持つ、正義の魔神」とも称される。それでも全容の掴めなさから危険性は引き続き危惧されており、『α』では非選択時か戦役終了後は封印されることとなる。 |
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| このマジンカイザーには「'''魔'''」「'''神'''」「'''Z'''」の三つの起動モードがある。胸に点滅マークがあり、通常時はカイザーパイルダーが合体して「Z」で戦闘を行う。「魔」は上記の「悪のマジンガーを悪用するもの」に対して、カイザーの意思で目覚めてその対象を破壊する自律モードだが、制御不能の破壊神と化してしまう恐れもある危険な状態。そして「神」は未だに謎であるが、カイザーの最大パワーを引き出す能力といわれ、一種の[[マジンパワー]]と推測されている。実際『[[スーパーロボット大戦α外伝]]』において対真ゲッター戦で甲児の台詞に「神モード起動」というものが存在する。またシンクロシステムによりパイロットの意思によって無限の力を引き出すことができる。 | | このマジンカイザーには「'''魔'''」「'''神'''」「'''Z'''」の三つの起動モードがある。胸に点滅マークがあり、通常時はカイザーパイルダーが合体して「Z」で戦闘を行う。「魔」は上記の「悪のマジンガーを悪用するもの」に対して、カイザーの意思で目覚めてその対象を破壊する自律モードだが、制御不能の破壊神と化してしまう恐れもある危険な状態。そして「神」は未だに謎であるが、カイザーの最大パワーを引き出す能力といわれ、一種の[[マジンパワー]]と推測されている。実際『[[スーパーロボット大戦α外伝]]』において対真ゲッター戦で甲児の台詞に「神モード起動」というものが存在する。またシンクロシステムによりパイロットの意思によって無限の力を引き出すことができる。 |
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| ;[[スーパーロボット大戦α外伝]] | | ;[[スーパーロボット大戦α外伝]] |
− | :未来世界にて[[マウンテンサイクル]]の中で眠っていたが復活。宇宙ルートでは甲児の存在を感知したことで復活、同じく眠っていたが敵に奪われた[[真ゲッター1]]との対決となる。地上ルートではその前に本機が[[ゴーゴン大公]]に奪われてしまうため、一時敵対する。こちらのルートでは真ゲッターとの戦闘イベントが2度もあり、神モード発動と初めて明言される。一部戦闘アニメが書き直されているが、[[ゴーゴン大公]]搭乗時の戦闘アニメはαのデータが流用されている。 | + | :未来世界にて[[マウンテンサイクル]]の中で眠っていたが復活。宇宙ルートでは甲児の存在を感知したことで復活、同じく眠っていたが敵に奪われた[[真ゲッター1]]との対決となる。地上ルートではその前に本機が[[ゴーゴン大公]]に奪われてしまうため、一時敵対する。こちらのルートでは真ゲッターとの戦闘イベントが2度もあり、神モード発動と初めて明言される。一部戦闘アニメが描き直されているが、[[ゴーゴン大公]]搭乗時の戦闘アニメはαのデータが流用されている。 |
− | :最終盤での参戦となるが本作最強機体の一角で、[[MAP兵器]]のダイナマイトタックルが消えたものの、攻撃力、装甲が非常に高く、特に無消費でありながら必殺技クラスの火力を持つターボスマッシャーパンチ、その更に上を行く必殺技ファイヤーブラスターが超強力。それらのただでさえ凶悪な攻撃力を[[マジンパワー]]で更に底上げできる恐るべき機体。その火力はP属性武器では文字通り全味方中最強(全武器中では[[魂]][[ウォーカー・ギャリア|ICBM投げ]]が最強)。反面敵として出るときはHP以外の性能は非常に抑えられている。ちなみに今回は[[マジンガーZ]]が確実に手元に残り、改造は引き継がない。 | + | :最終盤での参戦となるが本作最強機体の一角で、[[MAP兵器]]のダイナマイトタックルが消えたものの、攻撃力、装甲が非常に高く、特に無消費でありながら必殺技クラスの火力を持つターボスマッシャーパンチ、その更に上を行く必殺技ファイヤーブラスターが超強力。それらのただでさえ凶悪な攻撃力を[[マジンパワー]]で更に底上げできる恐るべき機体。その火力はP属性武器では文字通り全味方中最強(全武器中では[[魂]][[ウォーカー・ギャリア|ICBM投げ]]が最強)。反面、敵として出る時はHP以外の性能は非常に抑えられている。ちなみに今回は[[マジンガーZ]]が確実に手元に残り、改造は引き継がない。 |
| :ジェットブーメランとして使用可能で、次の作品では取り外されてしまったカイザースクランダーだが、今回は「スクランダーが一体型なので、グレートと同じ弱点があるのでは」とはっきり言われている。 | | :ジェットブーメランとして使用可能で、次の作品では取り外されてしまったカイザースクランダーだが、今回は「スクランダーが一体型なので、グレートと同じ弱点があるのでは」とはっきり言われている。 |
| :カイザーパイルダーに分離可能。 | | :カイザーパイルダーに分離可能。 |
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| :性能面は全体的にZよりは上だが、最大攻撃力は若干劣っている。その分、ファイヤーブラスターの必要気力が低め且つ低燃費と、かつての強化型Zとカイザーの二者択一のような関係となっている。シークレットシナリオで魔神双皇撃が加入直後に追加されればエンペラーGとのセット運用で火力面の問題は解決する。 | | :性能面は全体的にZよりは上だが、最大攻撃力は若干劣っている。その分、ファイヤーブラスターの必要気力が低め且つ低燃費と、かつての強化型Zとカイザーの二者択一のような関係となっている。シークレットシナリオで魔神双皇撃が加入直後に追加されればエンペラーGとのセット運用で火力面の問題は解決する。 |
| :最終盤にカイザーノヴァが追加され<ref>ゲーム媒体かつオリジナルデザイン版では初めて採用された。</ref>、魔神双皇撃以外の武器の攻撃力が強化される。 | | :最終盤にカイザーノヴァが追加され<ref>ゲーム媒体かつオリジナルデザイン版では初めて採用された。</ref>、魔神双皇撃以外の武器の攻撃力が強化される。 |
− | :EDではエンペラー共々再び並行世界へと返された。 | + | :EDではエンペラー共々再び[[並行世界]]へと帰された。 |
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| === OVA版設定 === | | === OVA版設定 === |