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[[斬艦刀]]を自在に操り敵をなぎ倒す戦闘スタイル、そして「'''我はウォーダン…ウォーダン・ユミル! メイガスの剣なり!!'''」という名乗りなど、その立ち居振る舞いはあらゆる面で[[ゼンガー・ゾンボルト]]を思わせるものであり、登場当初はL5戦役後に表舞台から姿を消した彼が、仮面を被って敵方に寝返った姿であると思われていた。しかし、彼を知る一部の人物はウォーダンの行動に疑念を抱いており、やがてゼンガー本人とウォーダンが同時に現れたことで、ゼンガーとは別の存在であることと、彼がゼンガーに対し強い[[ライバル]]心を持っていることが明らかとなる。
 
[[斬艦刀]]を自在に操り敵をなぎ倒す戦闘スタイル、そして「'''我はウォーダン…ウォーダン・ユミル! メイガスの剣なり!!'''」という名乗りなど、その立ち居振る舞いはあらゆる面で[[ゼンガー・ゾンボルト]]を思わせるものであり、登場当初はL5戦役後に表舞台から姿を消した彼が、仮面を被って敵方に寝返った姿であると思われていた。しかし、彼を知る一部の人物はウォーダンの行動に疑念を抱いており、やがてゼンガー本人とウォーダンが同時に現れたことで、ゼンガーとは別の存在であることと、彼がゼンガーに対し強い[[ライバル]]心を持っていることが明らかとなる。
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その正体は[[レモン・ブロウニング]]により開発された[[Wシリーズ]]の一体『'''W15'''』(ダブルー・ワン・ファイブ)である。W15は[[エキドナ・イーサッキ|W16]]・[[ラミア・ラヴレス|W17]]といった後発のタイプとは異なり、他者の人格を移植することを前提としている。素体となった人物は勿論、シャドウミラーの存在する平行世界におけるゼンガーであり、同じく向こう側の[[ベーオウルフ]](アインスト化したキョウスケ、所謂「アインスケ」)に対抗するために生み出された、いわばゼンガーの瓜二つのコピーと呼ぶべき存在であった。
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その正体は[[レモン・ブロウニング]]により開発された[[Wシリーズ]]の一体『'''W15'''』(ダブルー・ワン・ファイブ)である。W15は[[エキドナ・イーサッキ|W16]]・[[ラミア・ラヴレス|W17]]といった後発のタイプとは異なり、他者の人格を移植することを前提としている。素体となった人物は勿論、シャドウミラーの存在する平行世界におけるゼンガーであり、同じく向こう側の[[ベーオウルフ]](アインスト化したキョウスケ、所謂「アインスケ」)に対抗するために生み出された、いわばゼンガーの瓜二つのコピーと呼ぶべき存在であった。なお、向こう側のオリジナルのゼンガーは、アースクレイドルの内乱後行方不明になっている。
    
当初は定番の口上以外ではあまり言葉を発することもなく、感情や仮面の裏の表情を読み取ることは困難であった。人格移植を前提としたW15は他のWシリーズよりも安定した情緒を持つ点が特徴だが、その自我を維持するためには[[アースクレイドル]]の自律コンピュータ「[[メイガス]]」との定期リンクが不可欠であるなど、技術的に不完全と思われる部分も見られた。言い換えれば、自律思考をしているようで、創造主の意図の通りにしか動いていないため、当初のウォーダンはいうなれば「Wシリーズとしての機械の判断の上に、ゼンガーの立ち居振る舞いを被せただけの人形」でしかなかった。
 
当初は定番の口上以外ではあまり言葉を発することもなく、感情や仮面の裏の表情を読み取ることは困難であった。人格移植を前提としたW15は他のWシリーズよりも安定した情緒を持つ点が特徴だが、その自我を維持するためには[[アースクレイドル]]の自律コンピュータ「[[メイガス]]」との定期リンクが不可欠であるなど、技術的に不完全と思われる部分も見られた。言い換えれば、自律思考をしているようで、創造主の意図の通りにしか動いていないため、当初のウォーダンはいうなれば「Wシリーズとしての機械の判断の上に、ゼンガーの立ち居振る舞いを被せただけの人形」でしかなかった。
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髪の色はα外伝時代のゼンガーの紫色に近い青色だった。
 
髪の色はα外伝時代のゼンガーの紫色に近い青色だった。
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彼の名前は乗機のスレードゲルミル同様に北欧神話に因んだもので、主神のオーディンに由来している。(オーディンのドイツ語読みがウ(ヴ)ォーダン)キャラクターとしては、α外伝における「敵のゼンガー」に近い存在とも言える。
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彼の名前は乗機のスレードゲルミル同様に北欧神話に因んだもので、主神のオーディンに由来している。(オーディンのドイツ語読みがウ(ヴ)ォーダン)キャラクターとしては、α外伝における「[[アンセスター]]に操られたゼンガー」に近い存在とも言える。
    
なお、本来の存在意義は「向こう側のキョウスケ」、つまり[[ベーオウルフ]]への対抗力であるが、搭乗機の[[スレードゲルミル]]は「こちら側」で生み出された機体である。そのため、「向こう側」で何に乗っていたのかは不明。恐らく、グルンガスト系列の機体であるのだろうが…。
 
なお、本来の存在意義は「向こう側のキョウスケ」、つまり[[ベーオウルフ]]への対抗力であるが、搭乗機の[[スレードゲルミル]]は「こちら側」で生み出された機体である。そのため、「向こう側」で何に乗っていたのかは不明。恐らく、グルンガスト系列の機体であるのだろうが…。
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