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*上述の通り、スーパー戦隊シリーズの中でも特にアットホームな雰囲気を持つバンドーラ一味ではあるが、演じる曽我氏が過去に敵組織の首領・ヘドリアン女王役として出演していた『電子戦隊デンジマン』および『太陽戦隊サンバルカン』では組織内の内紛が原因で戦隊側に敗北を喫している。
 
*上述の通り、スーパー戦隊シリーズの中でも特にアットホームな雰囲気を持つバンドーラ一味ではあるが、演じる曽我氏が過去に敵組織の首領・ヘドリアン女王役として出演していた『電子戦隊デンジマン』および『太陽戦隊サンバルカン』では組織内の内紛が原因で戦隊側に敗北を喫している。
 
*'''「『[[恐竜戦隊ジュウレンジャー]]』の放送当時、[[ラストボス|悪の組織の首領]]でありながらバンドーラは、[[正義]]の側であり[[主人公]]であるジュウレンジャーよりも(主な視聴者層である)子供達からの人気が高かった」'''という逸話が有る。
 
*'''「『[[恐竜戦隊ジュウレンジャー]]』の放送当時、[[ラストボス|悪の組織の首領]]でありながらバンドーラは、[[正義]]の側であり[[主人公]]であるジュウレンジャーよりも(主な視聴者層である)子供達からの人気が高かった」'''という逸話が有る。
*海外版『マイティ・モーフィン・パワーレンジャー』では「リタ・レパルサ」という名前で登場。設定の大部分は変わっておらず、'''「([[日本]]はもとより)海外の子供達にも人気を博した」'''という逸話も存在する。
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*『恐竜戦隊ジュウレンジャー』のアメリカ版にあたる『マイティ・モーフィン・パワーレンジャー』では「'''リタ・レパルサ'''」という名前で登場。設定の大部分は変わっておらず、'''「([[日本]]はもとより)海外の子供達にも人気を博した」'''という逸話も存在する。
**当作において、映像をそのまま流用する形で引き続き曽我氏がリタ役として出演し、追加撮影分も曽我氏が担当している。
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**当作において通常はキャストを現地の俳優に置き換えて撮影されているのだが、バンドーラ(リタ)については「その存在感や雰囲気を出せる役者が他にいない」という理由から、映像をそのまま流用する形で引き続き曽我氏がリタ役として出演し、さらに追加撮影分も依頼を受けて曽我氏が担当している。
 
***後に、リタ役は一部新撮で[[代役]]を担当していた現地の女優であるカーラ・ペレス氏に正式に変更となっている。
 
***後に、リタ役は一部新撮で[[代役]]を担当していた現地の女優であるカーラ・ペレス氏に正式に変更となっている。
**曽我氏はその後、『魔法戦隊マジレンジャー』にて天空聖者マジエル役を演じたが、それをベースとした『パワーレンジャー・ミスティックフォース』では'''リタ・レパルサが改心し正義に目覚めた姿「ミスティック・マザー」'''という設定となっている。
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***リタは人気を得たことでその後も『パワーレンジャー』シリーズにおける重要人物となり、長期にわたって活躍することになった。
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**曽我氏はその後、『魔法戦隊マジレンジャー』にて天空聖者マジエル役を演じたが、それをベースとした『パワーレンジャー・ミスティックフォース』では'''リタ・レパルサが改心し正義に目覚めた姿「ミスティック・マザー」'''という設定となっており、こちらも久しぶりに日本版の曽我氏の映像がそのまま流用されている。
 
***当初マジエルは岡田眞澄氏が演じる予定だったが、撮影直前になり岡田氏が食道癌を患っている事が発覚し辞退したため竹本昇監督の推薦で曽我氏が代役を務めることになった。しかし実は曽我氏も膵臓癌に侵され体調不良を押しての出演であり、『マジレンジャー』が実写ドラマでの遺作となった。
 
***当初マジエルは岡田眞澄氏が演じる予定だったが、撮影直前になり岡田氏が食道癌を患っている事が発覚し辞退したため竹本昇監督の推薦で曽我氏が代役を務めることになった。しかし実は曽我氏も膵臓癌に侵され体調不良を押しての出演であり、『マジレンジャー』が実写ドラマでの遺作となった。
 
****なお曽我氏を推薦した竹本監督は、いざ撮影に入ると「"特撮の女王"曽我町子に演技指導する監督」という立場に緊張の連続だったという。
 
****なお曽我氏を推薦した竹本監督は、いざ撮影に入ると「"特撮の女王"曽我町子に演技指導する監督」という立場に緊張の連続だったという。
 
****曽我氏は『マジレンジャー』の放送終了から3ヶ月後の2006年5月7日、膵臓癌で永眠。その直後に小学館から発行された『愛蔵版30大スーパー戦隊超全集』では、曽我氏の追悼企画が行われ、ヘドリアン、バンドーラ、マジエルがカバー裏に描かれた。
 
****曽我氏は『マジレンジャー』の放送終了から3ヶ月後の2006年5月7日、膵臓癌で永眠。その直後に小学館から発行された『愛蔵版30大スーパー戦隊超全集』では、曽我氏の追悼企画が行われ、ヘドリアン、バンドーラ、マジエルがカバー裏に描かれた。
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****上記の『ミスティックフォース』にてマジエル(マザー)がかつてのリタと同一人物と設定され曽我氏がそのまま登場した件は、アメリカ版制作スタッフからの亡き曽我氏への感謝と賛辞、そして長年のファンへのイースターエッグとしての思いを込めてとのことである。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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