差分
→虚憶(Vanishing memory)
[[第2次スーパーロボット大戦OG]]最終話「古の忌憶」において[[ユーゼス・ゴッツォ|ユーゼス]]が語った事象。「きょおく」と読む。一言で説明してしまえば'''「前世の記憶」'''である。
[[第2次スーパーロボット大戦OG]]最終話「古の忌憶」において[[ユーゼス・ゴッツォ|ユーゼス]]が語った事象。「きょおく」と読む。一言で説明してしまえば'''「前世の記憶」'''である。
ユーゼスの言によれば、スパロボ恒例の[[並行世界]]論では、一つの魂が宇宙の死と新生を超えて転生する事例が多く存在し、この時前世の記憶がイメージとして引き継がれることがある。この「宇宙の死と新生を超えた転生」を「再有生(さいゆうしょう)」、「引き継がれた記憶」のことを「虚憶」と呼称する。つまり、OGにおいて「虚憶」を持つ人物は異世界同位体ではなく、'''過去作品で登場した後、OG世界において同一人物として生まれ変わった存在である'''ということになるようだ。これが成されるきっかけは過去生における因縁の深さ、要するに関わりの深い人間の存在である(マサキならシュウ、リュウセイならイングラムやSRXチーム)。
虚憶の鮮明度や認識の度合いについては、それぞれの持つ因縁や業が深ければ深いほど大きくなる。これはユーゼスやシュウ、ギリアムが顕著。ユーゼスは劇中、自身が持つナシム・ガンエデンやクロスゲートに関する記憶を認識し、それが前世の記憶だと知った上で、なぜ自分にそんなものがあるのか、何に対して因縁を持っていたのかを知ろうとしていた。そのための手段としてクロスゲートを手に入れ、ナシムを乗っ取る計画を立てた……というのがOGシリーズの戦乱の始まりとなっている。
虚憶の鮮明度や認識の度合いについては、それぞれの持つ因縁や業が深ければ深いほど大きくなる。これはユーゼスやシュウ、ギリアムが顕著。ユーゼスは劇中、自身が持つナシム・ガンエデンやクロスゲートに関する記憶を認識し、それが前世の記憶だと知った上で、なぜ自分にそんなものがあるのか、何に対して因縁を持っていたのかを知ろうとしていた。そのための手段としてクロスゲートを手に入れ、ナシムを乗っ取る計画を立てた……というのがOGシリーズの戦乱の始まりとなっている。