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| [[マジンガーZ (真マジンガー)|マジンガーZ]]が「魔神パワー」と呼ばれる力を全て解放した姿。自らの意志を持ち、マジンガーZEROという名称もマジンガーZERO自身が名乗ったもの。意思疎通の際には声を発さず、空中に光の文字を表示する。 | | [[マジンガーZ (真マジンガー)|マジンガーZ]]が「魔神パワー」と呼ばれる力を全て解放した姿。自らの意志を持ち、マジンガーZEROという名称もマジンガーZERO自身が名乗ったもの。意思疎通の際には声を発さず、空中に光の文字を表示する。 |
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| + | 操縦自体は甲児が引き続き行っているも、甲児自身はZEROと同調しているため実質的にZERO自体が自ら動いていることになる<ref>劇中ZEROに変貌した直後に甲児が一時的に自我を取り戻したため、放っていたブレストファイヤーの射軸を強引に動かしている。</ref>。 |
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| デザインは元のマジンガーZに似ているが、全身が鋭角的にディティールアップされ、全体的にマッシブな体型はどことなく[[マジンカイザー]]を彷彿とさせる。目には黒目があり、口部は牙のように上下に開く等、まさしく「魔神」と呼ぶべき禍々しいデザインが特徴的である。 | | デザインは元のマジンガーZに似ているが、全身が鋭角的にディティールアップされ、全体的にマッシブな体型はどことなく[[マジンカイザー]]を彷彿とさせる。目には黒目があり、口部は牙のように上下に開く等、まさしく「魔神」と呼ぶべき禍々しいデザインが特徴的である。 |
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| 天才的な頭脳を持っていた十蔵博士だったが老いた自分が生きている内に野望達成は不可能と悟った。しかしとある世界の博士が光子力による重力制御によって時空を歪ませ、過去の自分に自身の研究結果を送る事を可能とする光子加速器[[ミネルバX]]を開発。これによって自身の研究を濃縮し続けていった結果<ref>なおこの研究の濃縮の結果、ミネルバXも最初は格納庫一帯を占める程の大型マシンだったが、後に十蔵博士の手によって等身大のロボットを経て喜怒哀楽を有する美女型アンドロイドへと変貌していった。</ref>、完成したマジンガーZは人工知能を有した唯一無二のスーパーロボットとして各国の軍隊を蹂躙。世界各国の首脳陣を14日と10時間34分で平伏させるまでに至った。 | | 天才的な頭脳を持っていた十蔵博士だったが老いた自分が生きている内に野望達成は不可能と悟った。しかしとある世界の博士が光子力による重力制御によって時空を歪ませ、過去の自分に自身の研究結果を送る事を可能とする光子加速器[[ミネルバX]]を開発。これによって自身の研究を濃縮し続けていった結果<ref>なおこの研究の濃縮の結果、ミネルバXも最初は格納庫一帯を占める程の大型マシンだったが、後に十蔵博士の手によって等身大のロボットを経て喜怒哀楽を有する美女型アンドロイドへと変貌していった。</ref>、完成したマジンガーZは人工知能を有した唯一無二のスーパーロボットとして各国の軍隊を蹂躙。世界各国の首脳陣を14日と10時間34分で平伏させるまでに至った。 |
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− | だがこの結果に博士は満足せず<ref>その際、「つまらんわい」と平伏させた各国の首脳陣をブレストファイヤーで焼き払っている。</ref>、より高みを目指すため「過去の自分に伝えることなく研究成果を各国にばら撒く」ことで世界にハンデを与え、自分の想像を超えた出来事を起こすことで更なるインスピレーションを得て研究を飛躍させることを目論んだ。そして次の世界で十蔵博士の研究結果を理解できた一握りの科学者の中に居た者こそがもう一人の世界征服を目論むマッドサイエンティスト、[[Dr.ヘル]]だった。Dr.ヘルは研究結果を利用し古代ミケーネの遺産を復活させ、[[機械獣]]による世界征服を目指した結果、十蔵博士と対立。やがて二人はマジンガーと機械獣によるデスマッチを展開する事となった(この戦いは週1での指定された場所におけるマジンガーと機械獣の決闘という形で行われ、TVアニメの改良を繰り返しながら毎回異なる機械獣と戦うマジンガーZという構図を再現している)。激化した対決の中、遠隔操縦方式だったマジンガーの弱点を突いたDr.ヘルの操る[[バルガスV5]]との戦闘で十蔵博士は重症を負い、対抗するためマジンガーに乗り込んだ甲児が直接操縦しこれを迎撃。 | + | だがこの結果に博士は満足せず<ref>その際、「つまらんわい」と平伏させた各国の首脳陣をブレストファイヤーで焼き払っている。</ref>、より高みを目指すため「過去の自分に伝えることなく研究成果を各国にばら撒く」ことで世界にハンデを与え、自分の想像を超えた出来事を起こすことで更なるインスピレーションを得て研究を飛躍させることを目論んだ。そして次の世界で十蔵博士の研究結果を理解できた一握りの科学者の中に居た者こそがもう一人の世界征服を目論むマッドサイエンティスト、[[Dr.ヘル]]だった。Dr.ヘルは研究結果を利用し古代ミケーネの遺産を復活させ、[[機械獣]]による世界征服を目指した結果、十蔵博士と対立。やがて二人はマジンガーと機械獣によるデスマッチを展開する事となった<ref>この戦いは週1での指定された場所におけるマジンガーと機械獣の決闘という形で行われ、TVアニメの改良を繰り返しながら毎回異なる機械獣と戦うマジンガーZという構図を再現している。</ref>。激化した対決の中、遠隔操縦方式だったマジンガーの弱点を突いたDr.ヘルの操る[[バルガスV5]]との戦闘で十蔵博士は重症を負い、対抗するため人工知能を外したマジンガーに乗り込んだ甲児が直接操縦しこれを迎撃。 |
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− | その後搭乗型に改良したマジンガーと甲児の活躍<ref>劇中「'''マジンガーZ'''」という番組として登場している</ref>を病院のベッドで観戦していくうちに十蔵博士は孫への愛情を得て改心し、Dr.ヘルとの戦いに終止符を打つべく真のマジンガーの完成の為の研究を病床の身体をおして進めていった。死の間際、マジンガーが破れる姿を見た十蔵博士は「自分より優れた知を持ち、自己進化し永遠の命を持つ新たな生命」の設計図を最後の研究成果として「世界を救い、甲児を守ってくれ」と願ってミネルバXに託した。
| + | その後搭乗型に改良したマジンガーと甲児の活躍を病院のベッドで観戦していくうちに十蔵博士は孫への愛情を得て改心し、Dr.ヘルとの戦いに終止符を打つべく真のマジンガーの完成の為の研究を病床の身体をおして進めていった。死の間際、マジンガーが破れる姿を見た十蔵博士は「自分より優れた知を持ち、自己進化し永遠の命を持つ新たな生命」の設計図を最後の研究成果として「世界を救い、甲児を守ってくれ」と願ってミネルバXに託した。 |
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| しかし次の世界の十蔵博士は改心する前のマッドサイエンティストだったため、ミネルバXが当初隠していた設計図を独自に解析しその悪魔的発想を組み込んで建造。結果出来上がってしまったのが7つのブラックボックスたる魔神パワーを有するようになった愛を知らない究極の魔神となったマジンガーであり、それが進化していった存在こそがZEROである。 | | しかし次の世界の十蔵博士は改心する前のマッドサイエンティストだったため、ミネルバXが当初隠していた設計図を独自に解析しその悪魔的発想を組み込んで建造。結果出来上がってしまったのが7つのブラックボックスたる魔神パワーを有するようになった愛を知らない究極の魔神となったマジンガーであり、それが進化していった存在こそがZEROである。 |
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− | 最終的にマジンガーZのみで完結する因果律を紡ぎ出し、自らは神として世界を閉ざしたが、それゆえに深刻化した、因果律兵器の抜け穴である「'''マジンガーのいない世界を観測できない'''」という弱点を突かれ、甲児が光子力の輝きを媒体にZEROの体内に無数に存在する以前のループで敗北したマジンガーZと甲児をスーパーロボット軍団に具現化したことで形勢が逆転。 | + | 最終的にマジンガーZのみで完結する因果律を紡ぎ出し、自らは神として世界を閉ざしたが、それゆえに深刻化した、因果律兵器の抜け穴である「'''マジンガーのいない世界を観測できない'''」という弱点を突かれ、甲児と鉄也に閉ざされた世界を脱出された。その後ZEROの体内から脱出する際に放ったZとグレートのダブルバーニングファイヤー<ref>SRW以外の媒体で初めて名称を甲児と鉄也が叫んでいる。</ref>により決定的に瓦解する。 |
| + | 甲児が直前のループで手を加えた光子力エンジン<ref>手を加えた甲児自身や開発中の光景を見ていた剣造から見ても'''モザイクで構成された立方体としか認識出来ない'''物。</ref>から生み出された光子力の輝きを媒体に、ZEROの体内に無数に存在する以前のループで敗北したマジンガーZと甲児をスーパーロボット軍団に具現化したことで形勢が逆転。 |
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− | Zとグレートのダブルバーニングファイヤー<ref>SRW以外の媒体で初めて名称を甲児と鉄也が叫んでいる。</ref>を筆頭に、スーパーロボットたちの総攻撃を受けて怯み、創造した世界が瓦解。
| + | 光子力ビーム、サンダーブレイクを筆頭に、スーパーロボットたちの総攻撃を受けて怯み、創造した世界が瓦解。 |
| それでも敗北を認められず因果律を再び紡ぎ出そうとしていたが、目の前にいるスーパーロボット達の全てが「原初の魔神」であるZERO=マジンガーZから生まれたものであり、彼らの存在そのものがマジンガーの勝利の証だと語る甲児の言葉を受け、可能性の彼方へ去って行った。 | | それでも敗北を認められず因果律を再び紡ぎ出そうとしていたが、目の前にいるスーパーロボット達の全てが「原初の魔神」であるZERO=マジンガーZから生まれたものであり、彼らの存在そのものがマジンガーの勝利の証だと語る甲児の言葉を受け、可能性の彼方へ去って行った。 |
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