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、 2013年3月4日 (月) 12:09
== MSA-005 メタス(Methuss) ==
*[[登場作品]]:[[ガンダムシリーズ]]
**[[機動戦士Ζガンダム]] ([[劇場版 機動戦士Ζガンダム|劇場版]])
**[[機動戦士ガンダムΖΖ]]
*分類:試作型[[可変モビルスーツ]]
*型式番号:MSA-005
*全高:26.0m([[MS]]時)、6.2m([[MA]]時)
*全長:21.8m([[MA]]時)
*頭頂高:18.1m
*本体重量:27.8t
*全備重量:52.4t
*動力:核融合炉
*ジェネレーター出力:1640kW
*スラスター総推力:77000kg
*センサー有効半径:11300m
*装甲材質:ガンダリウム合金
*開発:[[アナハイム・エレクトロニクス]]社
*所属:[[エゥーゴ]]
*主なパイロット:[[ファ・ユイリィ]]、[[レコア・ロンド]]、[[カツ・コバヤシ]]、[[トーレス]]
*メカニックデザイナー:永野護
=== 機体概要 ===
[[Ζプロジェクト]]により[[アナハイム・エレクトロニクス]]で開発された初の[[可変モビルスーツ]]。元々は可変機構の実験機として開発されていた。[[モビルアーマー]]形態に[[変形]]可能で、機動性が高い。しかし、上半身と下半身を3本のアクチュエーターで接続しているだけであるために強度は低く、格闘戦はあまり得意ではない。また、武装も貧弱。
[[グリプス戦役]]中盤に[[アーガマ]]の戦力として配備され、当初は[[レコア・ロンド]]が搭乗していた。レコアが[[エゥーゴ]]を離反した後は補欠要員だった[[ファ・ユイリィ]]が専任パイロットとなり、[[ティターンズ]]の高性能[[MS]]群に苦戦を強いられるが、その高い機動力を活かし、最後まで戦い抜いている。時々、撃破される事もあったが、パイロットは脱出しているため、生存率は意外と高い。[[第1次ネオ・ジオン抗争]]の序盤でも運用されたが、ほとんど修理出来ていない状態で使用されており、最後は[[ジュドー・アーシタ]]の[[Ζガンダム]]を庇って[[ハンマ・ハンマ]]の攻撃を受け、そのまま[[シャングリラ]]へと流されていった。
劇場版においては、1号機と新たに2号機である「'''メタス2'''」が[[アーガマ]]に配備されている。1号機はΖガンダムや[[Gディフェンサー]]と共に搬入され、レコアの乗機となった。また、TV版の[[ゲルググ]]の代わりに[[百式]]のメガ・バズーカ・ランチャーのエネルギー供給用の機体としても使用された。その後の戦闘で[[ヤザン・ゲーブル|ヤザン]]の[[ハンブラビ]]に撃墜されている。2号機は[[ファ・ユイリィ]]が乗り込み、弾薬の補給や損傷機回収の為の支援機として運用されていた。
バリエーションに[[メタス改]]がある。また、[[ZII]]やガンダムUCに登場するリゼルはメタスの変形機構が参考にされている。
=== スパロボシリーズにおいて ===
前半で貴重な[[飛行]]可能、かつ[[修理]]機能をもったユニット。基本はファの初期機体扱いで、彼女のスパロボ参戦回数の恩恵を存分に受けているユニットともいえ、仮にも原作前半主役機の'''[[ガンダムMk-II]]より登場回数が多く、初登場も先である'''。<br />
武装が貧弱なため戦力になる事は少ないが、[[乗り換え]]可能な[[修理]]ユニット、またはパイロットのレベル上げ用として最後までお世話になる事が多い。<br />
[[修理装置]]は『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』における性能を再現した物だが、原作で弾薬の補給を行う支援機としての運用がされていたのに[[補給装置]]は第2次Z再世篇まで搭載されていなかった。<br />
なお、MS形態のあまりに貧弱な上半身と下半身の接続方法故か、MA形態の方が装甲が厚い事が多い。
== 登場作品と操縦者 ==
=== [[旧シリーズ]] ===
;[[第2次スーパーロボット大戦]]
:[[ファ・ユイリィ]]がパイロット。最初の内は貧弱な支援機的な性能に思えるが、高レベルになるにつれどんどん素早さが上がり、レベル50で素早さがカンストし、νガンダム以上の素早さとなる。よって、後半になると修理だけでなく、積極的に戦闘に参加させることもできる。自分自身の修理も可能なため、特に1対1の戦闘に滅法強く、レベルが十分で相手が単体であれば例え相手が[[ヴァルシオン]]だろうと[[グランゾン]]だろうと、一応メタスだけで倒すことが出来る。[[ヴァルシオン]]はともかく、[[グランゾン]]をメタス単体で倒すにはとてつもない時間が掛かるだろうが…
;[[第2次スーパーロボット大戦G]]
:システムの大幅変更により、上記のような活躍はできない。修理で経験値も入らないのであまり使われないかも。
;[[第3次スーパーロボット大戦]]
:文字通り生命線。他の修理役もそうだが、どれだけ鍛えるかによってゲームの難度が大幅に変わってしまうほどの重要ユニット。HP・装甲の改造は惜しまずに。
;[[スーパーロボット大戦EX]]
:リューネの章序盤で[[ファ・ユイリィ]]が乗ってくる。リューネの章では唯一の修理役の為に重要性は高い。
;[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])
:第1話(Sでは2話)からファが搭乗して登場する。最後まで廃棄される事も無く残る。
;[[スーパーロボット大戦F]]
:今回から修理で[[経験値]]が入るようになったので、ガンダム系パイロットのレベル上げに使われる。今回[[ゴラオン]]の救援に機動力の高さを理由に1ステージだけ[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]が搭乗して強制出撃するステージがある。戦闘能力という点では若干不安なようでジュドー本人は不満気だったところをファに睨まれる。
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]
:最後まで修理で使えるが、無改造の場合は前線に出さない方が良い。
=== COMPACTシリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦COMPACT]]
:シナリオ「サイン・オブ・ゼータ」でファが乗ってくる。
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第1部]]
:第1話から使用可能。地上では高低差によって援護できるかどうかが変わるため、序盤では戦闘にもかりだされる。HPをパーツで上げておこう。
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第2部]]
:地上にあるものとは別の機体が登場。序盤から使用できる。
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部]]
:当たれば確実に落ちるうえに、[[トリプル・ジム]]が本格参戦するので立場が危うい。
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]
:第1話から使用可能。修理、補給ユニットが優先して狙われる第3部からは修羅の道。
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3]]
:第1話から使用可能。
=== [[αシリーズ]] ===
;[[スーパーロボット大戦α]]
:登場はかなり前倒しされていて、[[ガンダムMk-II]]奪取前から[[アーガマ]]に積まれている。それでも原作通り、最初はレコアが乗っている。序盤では貴重な飛行ユニットで移動力もあることから戦闘にも回せる。
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]
:修理ユニットとしては悪くないが、修理だけでなく[[補給]]も可能な[[ホワイトアーク]]や[[ブルーガー]]の方が優秀。
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]
:コストが1で修理装置があり、[[変形]]によって空を飛べる為、小隊員機として優秀。
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]
:[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]と同じ。ちなみにオプションの『ガイダンスシナリオ』にも、[[アラド・バランガ|アラド]]が操作するユニットの一体として登場する。
=== [[Zシリーズ]] ===
;[[スーパーロボット大戦Z]]
:修理装置を持つ為、被弾する事が前提であるスーパー系の小隊員に向いている。レコアとファの2機が入手できるが、レコア機は撃墜されて使用不可になる(改造費用は戻ってくる)。MS形態とMA形態でPLAの射程や地形適応が違うので注意。
;[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇]]
:単機出撃制になり[[サブオーダー]]が導入されたため、[[資金]]稼ぎ要員育成機としてガンダム系で乗り回される。<br />MA形態が武装1つなのはお約束だが、それがP武器で射程3。最終的には自軍最低の最大射程ユニット(形態)となってしまう。
;[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇]]
:基本は前作と同じだが、フル改造ボーナスにより、なんと'''[[補給装置]]が実装される'''。なお、OZでは何故か他の宇宙世紀及びSEED系ガンダム共々封印扱いになっていた。
=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦A]]
:リアル系ルート第2話でファが乗ってくる。
;[[スーパーロボット大戦R]]
:過去の世界で登場。
;[[スーパーロボット大戦D]]
:宇宙ルート第4話から使用可能。中盤以降は[[ホワイトアーク]]の方が役立つ。
=== 単独作品 ===
;[[スーパーロボット大戦64]]
:特定ルートを通ると[[メタス改]]に強化され、攻撃力が大幅に上がる。[[マップ兵器]]の台詞が表示されない[[スーパーロボット大戦64|64]]だが、メタス通常武装のハイメガキャノン使用時にその台詞を言う。
== 装備・機能 ==
=== 武装・必殺攻撃(MS形態) ===
==== 射撃兵装 ====
;アームビームガン
:両腕に固定されている小型ビーム砲。砲身を180°回転させ、グリップを握って射撃する。
==== 格闘兵装 ====
;ビームサーベル
:脚部に6本マウントしている。ヒートホーク状のビームを形成する事も出来る。何故、6本も持っているのかは不明。機体の強度を考えれば接近戦は不得手なはずなので、ますます不可解である。弾薬の補給を行う支援機として運用をされていた事を考えると、他のMSがビームサーベルを手放してしまった状況に陥った際に譲渡する……という、補給の一種として所持していたのかもしれない。
=== 武装・必殺攻撃(MA形態) ===
==== 射撃兵装 ====
;アームビームガン
:両腕に固定されている小型ビーム砲。MA形態時はグリップ無しで発射可能。
=== [[特殊能力]] ===
;剣装備、銃装備
:[[切り払い]]、[[撃ち落とし]]を発動。
;[[変形]]
:[[MA]]形態へ変形する。基本的にMA形態で運用する事の方が遥かに多い。
;[[修理装置]]
:スパロボにおける本機の存在意義とも言える能力。
;[[補給装置]]
:再世篇のフル改造ボーナスで追加。
=== 移動タイプ ===
[[MS]]形態
;[[陸]]
:
[[MA]]形態
;[[空]]
:[[飛行]]可能。
=== [[改造|機体フル改造時のカスタムボーナス]] ===
;[[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]]
:超合金Z
;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]
:戦艦と同じ[[強化パーツ]]の使用方法が可能。
== 機体[[BGM]] ==
;「颯爽たるシャア」
:第2次G等の旧シリーズにて採用。
;「モビルスーツ戦~交戦」
:第4次、F、αなど多くの作品でBGMとして採用。
;「艦隊戦」
:第2次α、第3次αにて。
;「水の星へ愛をこめて」
:Aにて。
== 余談 ==
コンパチヒーローシリーズの系譜にあたる「ロストヒーローズ」(PSP/3DS)でも、メタスは数多の歴代ガンダム達を差し置いて、'''女性人格'''でアシストサブ登場を果たしている。<br />
バンプレスト作品におけるメタスの優遇は謎というより、もはや伝統なのかも知れない。
<!-- == 対決 == -->
<!-- == 名場面 == -->
== 関連機体 ==
;[[メタス改]]
:
;[[Ζガンダム]]
:
;[[ΖII]]
:
;[[ハンブラビ]]
:企画段階ではこの機体が『メタス』という名称になる予定であった
== 商品情報 ==
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<!-- == 話題まとめ == -->
== 資料リンク ==
*[http://wiki.cre.jp/GUNDAM/%E3%83%A1%E3%82%BF%E3%82%B9 ガンダムWiki - MSA-005 メタス ]
<!-- *[[一覧:メタス]] -->
== リンク ==
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[[category:登場メカま行]]
[[category:ガンダムシリーズ]]
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