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== 概要 ==
 
== 概要 ==
「[[OGシリーズ]]」に登場するTVゲームに熱中な若者。特に[[バーニングPT]]は得意で、全戦全勝。
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「[[OGシリーズ]]」に登場するキャラクター。[[バーニングPT]]の決勝大会で[[リュウセイ・ダテ]]と互角に勝負して、その後[[DC]]の所属となる。パイロットとしては天性の素質の持ち主で、アードラー曰く「機動兵器に対する適応力が非常に高く、どんな機体でも少し扱えば本人が意図せずともコツを掴み完璧に乗りこなす」という。
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「ホッ!」「~だっての」が口癖。
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性格は、ゲームでも戦場でも同様に敵を撃ち落とすことを快楽とする享楽主義者。戦場ではその異常なイデオロギーが爆発し、道徳心や命の価値観をあまり持ち合わせてはいない。
 
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GBA版OG以外ではバーニングPTの決勝大会で[[リュウセイ・ダテ]]と互角に勝負して、その後[[ディバイン・クルセイダーズ]](以下、[[DC]])の所属(GBA版では決勝以前にDCに行ったらしく、大会は不参加)となる。そもそもバーニングPTは民間人の中からパイロット候補生を選ぶために作られた一種の操縦シミュレーターであった。DCに入ってからの彼は大尉特級扱いとなり、周囲の評価や目線を気にすることなく自分勝手に振舞っていた。
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性格は、ゲームでも戦場でも同様に敵を打ち落とすことを快楽とする享楽主義者。戦場ではその異常なイデオロギーが爆発し、道徳心や命の価値観をあまり持ち合わせてはいない。乗機に関しては飛行能力を持ちながら重装甲と高火力の砲撃を誇る[[バレリオン]]を愛用していた。これは、彼がゲーム感覚で戦場が楽しめるのが理由。
      
DCが崩壊したあとは[[アードラー・コッホ]]の下に付き、[[ヴァルシオン改]]が与えられる。だが、アードラーが仕込んだ[[ゲイム・システム]]に取り込まれて自身のイデオロギーが暴走、発狂状態へと陥る。最期はリュウセイにより引導を渡される形でヴァルシオン改ごと葬られた。しかし、それは自分自身さえも完全に失ってしまう「[[ゲーザ・ハガナー|更なる地獄]]」の始まりに過ぎなかった…。
 
DCが崩壊したあとは[[アードラー・コッホ]]の下に付き、[[ヴァルシオン改]]が与えられる。だが、アードラーが仕込んだ[[ゲイム・システム]]に取り込まれて自身のイデオロギーが暴走、発狂状態へと陥る。最期はリュウセイにより引導を渡される形でヴァルシオン改ごと葬られた。しかし、それは自分自身さえも完全に失ってしまう「[[ゲーザ・ハガナー|更なる地獄]]」の始まりに過ぎなかった…。
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なお、兵器への適応能力の高さに言及される場面もあるが、あくまでゲーム慣れの延長という扱いなのか天才は持っていない。リュウセイは念動力を持っているため作中ほどの差はなく、実際のステータスよりも強敵扱いされている部類といえる。
      
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
=== [[OGシリーズ]] ===
 
=== [[OGシリーズ]] ===
 
;[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION]]
 
;[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION]]
:初登場。リュウセイの成長促進の為の存在であり、ダークサイドでもある。キョウスケ編でも、何度かATXチームと交戦する。能力は射撃と命中が高い。[[リベンジ]]を持っているのは、粘着質な彼らしいところか。
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:初登場作品。この作品のみ決勝以前にDCに行ったらしく、大会は不参加。
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:主人公双方のストーリーがほぼ同時進行といえる前半部分で、テンザンの初陣の相手は選んだ主人公による差の1つである。なお同様のケースであるリクセントへの救援時にも登場する。
 
;[[スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS]]
 
;[[スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS]]
:アニメ版の設定に基づき、バーニングPTの優勝者がテンザンとなった。また、最期のリュウセイとのやり取りが若干変更(『ディバイン・ウォーズ』準拠)された。
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:アニメ版の設定に基づき、バーニングPTの優勝者がテンザンとなった。また、最期のリュウセイとのやり取りが『DW』準拠のものになった。
 
;[[スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ]]
 
;[[スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ]]
 
:リュウセイとの出会いなどが描かれた。最期はゲームと同様死亡してしまうが、エアロゲイターに「'''[[ゲーザ・ハガナー]]'''」に改造される事なく、地球人テンザン・ナカジマとして死亡した事を考えるとある意味救われたと言えなくもない。
 
:リュウセイとの出会いなどが描かれた。最期はゲームと同様死亡してしまうが、エアロゲイターに「'''[[ゲーザ・ハガナー]]'''」に改造される事なく、地球人テンザン・ナカジマとして死亡した事を考えるとある意味救われたと言えなくもない。
 
;[[スーパーロボット大戦OG Record of ATX|スーパーロボット大戦OG -ディバイン・ウォーズ- Record of ATX]]
 
;[[スーパーロボット大戦OG Record of ATX|スーパーロボット大戦OG -ディバイン・ウォーズ- Record of ATX]]
 
:基本的な部分はDWに準拠するが、撃墜されてコクピットブロックごと海に沈んだ後にそれらをエアロゲイターに回収される様子が描かれており、その後はゲーム本編と同じくゲーザに改造されてしまう。
 
:基本的な部分はDWに準拠するが、撃墜されてコクピットブロックごと海に沈んだ後にそれらをエアロゲイターに回収される様子が描かれており、その後はゲーム本編と同じくゲーザに改造されてしまう。
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== パイロットステータス設定の傾向 ==
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射撃と命中が高いが、あくまでゲーム慣れの延長という扱いなのか天才は持っていない。リュウセイは念動力を持っているため作中ほどの差はなく、実際のステータスよりも強敵扱いされている部類といえる。[[リベンジ]]を持っているのは、粘着質な彼らしいところか。
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
;[[リュウセイ・ダテ]]
 
;[[リュウセイ・ダテ]]
:彼とはゲームで繋がりがあるが、同類と見ていた。逆にリュウセイは命の価値を知らないテンザンを否定した。
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:リュウセイのダークサイド的側面といえるキャラで、『新』時代のリュウセイと対応させられることもある。彼とはゲームで繋がりがあるが、同類と見ていた。逆にリュウセイは命の価値を知らないテンザンを否定した。
 
;[[リョウト・ヒカワ]]
 
;[[リョウト・ヒカワ]]
 
:リュウセイと同じくゲーム繋がりであるが、テンザンに「自分と同じようになる」と指摘された。しかし、リョウトの心は真っ直ぐであり続けた。
 
:リュウセイと同じくゲーム繋がりであるが、テンザンに「自分と同じようになる」と指摘された。しかし、リョウトの心は真っ直ぐであり続けた。
 
;[[ラトゥーニ・スゥボータ]]
 
;[[ラトゥーニ・スゥボータ]]
:初戦闘の際にラトゥーニを欠陥品呼ばわりしたため、リュウセイの怒りを買ってしまう。しかし、そのことがきっかけでラトゥーニがリュウセイに心を開いたのは何とも皮肉な話である。
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:初戦闘の際にラトゥーニを欠陥品呼ばわりしたため、リュウセイの怒りを買ってしまう。
 
;[[キョウスケ・ナンブ]]
 
;[[キョウスケ・ナンブ]]
:初めて交戦したのは彼が[[アルトアイゼン]]に乗り換えたばかりの時で、テンザンはアルトを「隠しキャラ」と評した。キョウスケからは適当にあしらわれており、テンザンはその「スカした」態度が気に食わない。
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:彼からは適当にあしらわれており、テンザンはその「スカした」態度が気に食わない。
 
;[[アードラー・コッホ]]
 
;[[アードラー・コッホ]]
 
:バーニングPTを通してスカウトされたパイロットの中でも、テンザンの才能に最も目を付けていた。[[DC]]内部では最終的に彼に付き、[[ヴァルシオン改]]が与えられた事に喜んでいたが、アードラーに利用される形となる。テンザンは錯乱した後、アードラー本人も血祭りに上げると言い放ったが、実現することはなかった。
 
:バーニングPTを通してスカウトされたパイロットの中でも、テンザンの才能に最も目を付けていた。[[DC]]内部では最終的に彼に付き、[[ヴァルシオン改]]が与えられた事に喜んでいたが、アードラーに利用される形となる。テンザンは錯乱した後、アードラー本人も血祭りに上げると言い放ったが、実現することはなかった。
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=== 通常時 ===
 
=== 通常時 ===
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;「ホッ!」「~だっての」
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:口癖。
 
;「たかがゲームじゃねぇか…。そんなに熱くなるなって…」
 
;「たかがゲームじゃねぇか…。そんなに熱くなるなって…」
 
:『ディバイン・ウォーズ』第1話でリュウセイに突っかかられての一言。彼らしからぬクールな発言であり、このシーンを契機に彼のファンが増えたとか。
 
:『ディバイン・ウォーズ』第1話でリュウセイに突っかかられての一言。彼らしからぬクールな発言であり、このシーンを契機に彼のファンが増えたとか。
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
*悪役であり、リュウセイのダークサイド的側面が強い(『新』時代のリュウセイと対応させられることもある)人物ではあるが、その特徴的で破天荒なキャラクター故か、人気は決して低くは無い。
   
*名前の由来は恐らく、日本海軍が九七式艦上攻撃機(以下、九七式艦攻)の後継機として開発・実戦配備した艦上攻撃機『天山(てんざん)』と、それを開発した航空機・航空エンジンメーカーの『中島飛行機』であろう。
 
*名前の由来は恐らく、日本海軍が九七式艦上攻撃機(以下、九七式艦攻)の後継機として開発・実戦配備した艦上攻撃機『天山(てんざん)』と、それを開発した航空機・航空エンジンメーカーの『中島飛行機』であろう。
 
*OGの元になったドラマCD『スーパーロボット大戦α ORIGINAL STORY』の頃は、バーニングPT大会の決勝相手の名前は「きくちひろし」だった。スパロボシリーズのプロデューサーの一人「菊池博」からと思われる。
 
*OGの元になったドラマCD『スーパーロボット大戦α ORIGINAL STORY』の頃は、バーニングPT大会の決勝相手の名前は「きくちひろし」だった。スパロボシリーズのプロデューサーの一人「菊池博」からと思われる。
*主人公双方のストーリーがほぼ同時進行といえるOG1のDC戦争(共通ルート前)部分で、テンザンの初陣の相手は選んだ主人公による差の1つである。なお同様のケースであるリクセントへの救援時にも登場する。
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*パイロットとしては天性の素質の持ち主で、アードラー曰く「機動兵器に対する適応力が非常に高く、どんな機体でも少し扱えば本人が意図せずともコツを掴み完璧に乗りこなす」という。
      
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