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=== [[OGシリーズ]] ===
 
=== [[OGシリーズ]] ===
南極に存在しており、クロスゲートを封印する遺跡込みで「[[ファブラ・フォレース]]」のコードで呼ばれていた。なお、南極遺跡の中でこれを見た[[鋼龍戦隊]]の内、『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』に出演した[[リュウセイ・ダテ|「サイ]][[アヤ・コバヤシ|コド]][[マイ・コバヤシ|ライ]][[クスハ・ミズハ|バー]][[ブルックリン・ラックフィールド|」達]]は[[虚憶]]、即ち「前世=『第3次α』の記憶」としてこれに対する既視感を覚えていた。[[シュウ・シラカワ]]も同様で、こちらは『[[スーパーロボット大戦α|α]]』止まりなものの、よりはっきりと記憶していた。
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OGシリーズにおけるクロスゲートは内部の空間内に[[負念]]が渦巻いており、[[念動力]]者達は危険性を指摘している。また、各勢力はクロスゲート以外の空間転移手段を確保しているため、クロスゲートを転移に利用しようとする勢力は殆ど存在していない。
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[[ウンブラ]]曰く、「大いなる破壊、破滅、滅亡を司る存在を招く門」。最終的には[[ペルフェクティオ]]を示現させるための門となったが、[[ウェントス]]と[[クリアーナ・リムスカヤ|クリス]]、[[イルイ・ガンエデン|イルイ]]の干渉によって閉ざされた。その後、[[アレス・ガイスト]]が進化のためにこの門からエネルギーを取り込もうとしたが失敗して暴走、[[ガルベルス]]に取り込まれてしまった。
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ユーゼスが言うには「真の」クロスゲートと呼ばれる存在があり、これは在り様を時々に応じて変え、また自ら動くこともあるという。
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ルイーナ撃滅後はクリフとエリックによって調査が行われていた<ref>理由は不明だが3Dスキャンをすることができなかったようだ。</ref>が、直後に[[ユーゼス・ゴッツォ|ユーゼス]]の[[アダマトロン]]によって取り込まれ、その一部とされてしまう。ユーゼスの撃破後も破壊することは出来ず、地球側のクロスゲートは近海に浮かんだままとなっており、機能自体は停止していないものの、安静化しているため今後は地球連邦軍が結成した調査チームが派遣されることになった。クロスゲートを通過するには何かしらの条件や因子が必要とされており、封印戦争後に調査団が送り込んだ無人探査機はそれがなかったために帰還できなかった。[[虚憶]]の欠片、一大劫を経ての再有生、並行世界間や次元の壁の超越経験といったものが[[烙印]]となり、クロスゲートを通過できる証があると推察されているが、鋼龍戦隊の全員がそうではないため<ref>「こちら側の地球」に住むOGシリーズ初登場のキャラクターが該当する。具体的には[[ラーダ・バイラバン|ラーダ]]や[[ラッセル・バーグマン|ラッセル]]等。</ref>、他にも要因があるのではないかと思われる。
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クロスゲートを通過するには何らかの条件や因子([[虚憶]]の欠片、一大劫を経ての再有生、並行世界間や次元の壁の超越経験といったもの)が必要だと思われる反面、同じ宇宙の同時間軸空間転移であれば、起動さえ出来れば全く問題なく行うことが出来る。また位相のズレや空間距離を問わず、次元間的に「近い」世界同士のクロスゲートは比較的つながりやすく、また相互に影響を及ぼすこともある。
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位相のズレや空間距離を問わず、次元間的に「近い」世界同士のクロスゲートは比較的つながりやすく、また相互に影響を及ぼすこともある。同じ宇宙の同時間軸空間転移であれば、起動さえ出来れば全く問題なく行うことが出来る。また、クロスゲートは決して不滅の存在ではなく、破壊することが可能<ref>特定の条件が限定的な場で揃っている時に限られる。また、ブラックホールに接触した場合はさすがに構造を維持できない模様</ref>
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[[OGMD]]では、遠く離れたガディソードやフューリーの母星にもクロスゲートが存在した事が語られているが、そこから出現した[[ルイーナ|敵性集団]]により両文明の母星は滅亡の憂き目にあう等、災厄の源としての扱いが強い。<ref>双方ともクロスゲートに'''地獄の門'''という呼称をつけており、ロクなものではないという認識はどこの星でも同じらしい。</ref>
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地球近海に浮かぶ形となったクロスゲートはクロスゲート・バーストを機として[[ラマリス]]の出現とそれに伴うダークブレイン軍団の暗躍、[[ガディソード]]や[[フューリー]]を交えたゲート自体を巡る争いを地球圏に齎したが、最終的には鋼龍戦隊が擁する[[グランティード・ドラコデウス]]の秘められた力により、真っ二つに両断されて消滅した。
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==== こちら側の地球 ====
 
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南極に存在しており、クロスゲートを封印する遺跡込みで「[[ファブラ・フォレース]]」のコードで呼ばれていた。ルイーナ撃滅後はクリフとエリックによって調査が行われていた<ref>理由は不明だが3Dスキャンをすることができなかったようだ。</ref>が、直後に[[ユーゼス・ゴッツォ|ユーゼス]]の[[アダマトロン]]によって取り込まれ、その一部とされてしまう。ユーゼスの撃破後も破壊することは出来ず、地球近海に浮かぶ形となったクロスゲートはクロスゲート・バーストを機として[[ラマリス]]の出現とそれに伴うダークブレイン軍団の暗躍、[[ガディソード]]や[[フューリー]]を交えたゲート自体を巡る争いを地球圏に齎したが、最終的には鋼龍戦隊が擁する[[グランティード・ドラコデウス]]の秘められた力により、真っ二つに両断されて消滅した。
また、ユーゼスが言うには「真の」クロスゲートと呼ばれる存在があり、これは在り様を時々に応じて変え、また自ら動くこともあるという。恐らくはα世界のゲートがこれに近いであろう。
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OGシリーズにおけるクロスゲートは内部の空間内に負念が渦巻いており、念動力者達は危険性を指摘している。また、遠く離れたガディソードやフューリーの母星にもクロスゲートが存在し、そこから出現した敵勢存在により両文明の母星は滅亡の憂き目にあう等、災厄の源としての扱いが強い。また、各勢力はクロスゲート以外の空間転移手段を確保しているため、クロスゲートを転移に利用しようとする勢力は殆ど存在していない。
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『[[熱血!必中!ボイス・スパログ!|熱血!必中!ボイス・スパログ!〜ムーン・デュエラーズ篇〜]]』第3回によると、OGシリーズにおけるクロスゲートの創造主は全ての終着点となる存在の模様。
      
==== [[無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ]] ====
 
==== [[無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ]] ====
 
「[[エンドレス・フロンティア]]」には様々な「[[平行世界]]」が存在し、世界間を移動するためクロスゲートが各地に配置されている。直径は不明だが、少なくともαシリーズのそれよりは明らかに小さいようである(バレリアネア塔のものは恐らく人間大。『EXCEED』によると、通常時だと「持ち運ぶ」ことが出来る)<ref>ある程度行き来が出来る事から、[[ギリアム・イェーガー|ギリアム]]は簡易複製品、あるいは何者かによって調整を受け制御されたものではないかと推察していた。</ref>。この世界においてもオーパーツであり、誰がもたらしたかについては不明となっている。
 
「[[エンドレス・フロンティア]]」には様々な「[[平行世界]]」が存在し、世界間を移動するためクロスゲートが各地に配置されている。直径は不明だが、少なくともαシリーズのそれよりは明らかに小さいようである(バレリアネア塔のものは恐らく人間大。『EXCEED』によると、通常時だと「持ち運ぶ」ことが出来る)<ref>ある程度行き来が出来る事から、[[ギリアム・イェーガー|ギリアム]]は簡易複製品、あるいは何者かによって調整を受け制御されたものではないかと推察していた。</ref>。この世界においてもオーパーツであり、誰がもたらしたかについては不明となっている。
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はるか太古に「ある世界」に漂着した思念体[[アインスト]]が、「閉じた」状態のクロスゲートを発見した。[[ヴァールシャイン・リヒカイト]]はこれを開くことで元の空間(その空間が[[OGシリーズ]]の世界かは不明)への帰還を目論んだ。クロスゲートの制御ができずにこの計画は失敗に終わるが、この結果「ある世界」と「無数の世界」がクロスゲートで連結され、[[エンドレス・フロンティア]]という世界が誕生した形になっている。
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はるか太古に「ある世界」に漂着した[[アインスト]]が、「閉じた」状態のクロスゲートを発見、これを開くことで元の空間への帰還を目論んだ。クロスゲートの制御ができずにこの計画は失敗に終わるが、この結果「ある世界」と「無数の世界」がクロスゲートで連結され、[[エンドレス・フロンティア]]という世界が誕生した形になっている。
 
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また、エンドレス・フロンティアのアインストはクロスゲートを力の源として活動している。
      
ヴァールシャインの撃滅に伴い世界が統合したことで、クロスゲートはフォルミッドヘイムが持つ3基を除き消滅。そのうち2基はアグラッドヘイムとの戦いの中で奪取されヴェルトバオムに取り込まれたことで消えたため、現存しているのはバレリアネア塔最上階の1基のみとなっている。
 
ヴァールシャインの撃滅に伴い世界が統合したことで、クロスゲートはフォルミッドヘイムが持つ3基を除き消滅。そのうち2基はアグラッドヘイムとの戦いの中で奪取されヴェルトバオムに取り込まれたことで消えたため、現存しているのはバレリアネア塔最上階の1基のみとなっている。
    
==== [[魔装機神シリーズ]] ====
 
==== [[魔装機神シリーズ]] ====
ラングラン王宮の最深部、[[ヨーテンナイ]]が邪神の封印として捧げられた古代遺跡のさらに地下に存在していた。そして、ラ・ギアス人に叡智を授けた[[カドゥム・ハーカーム]]もここから現れた。逆に言えば、クロスゲートのない旧シリーズで巨人族がどこから現れたのかは謎。
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ラングラン王宮の最深部、[[ヨーテンナイ]]が邪神の封印として捧げられた古代遺跡のさらに地下に存在していた。そして、ラ・ギアス人に叡智を授けた[[カドゥム・ハーカーム]]もここから現れた<ref>逆に言えば、クロスゲートのない旧シリーズで巨人族がどこから現れたのかは謎。</ref>。
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『[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END|魔装機神F]]』開始までの長きに渡り停止しており、アダマトロン爆散の衝撃と、それに伴い放射された[[ナシム・ガンエデン|ガンエデン]]の[[念動力]]を受けて起動し、境界空間のエネルギーをラ・ギアスへと流し込み、「静死の棺」始動の引き金となった。
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『[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END|魔装機神F]]』開始までの長きに渡り停止しており、アダマトロン爆散の衝撃と、それに伴い放射された[[ナシム・ガンエデン]]の[[念動力]]を受けて起動、境界空間のエネルギーをラ・ギアスへと流し込み、「静死の棺」始動の引き金となった。
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カドゥム・ハーカームもクロスゲートについては多くを知っているわけではなく、本人曰く「宿世の因縁と重なる業が道しるべとなり、自分達をラ・ギアスへ導いた」ことくらいしか知らないらしい。そのため、クロスゲートから力を引き出せる事は知らなかった。カドゥム・ハーカーム撃破後、再び機能を停止した。
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カドゥム・ハーカーム撃破後、再び機能を停止したが、その後、経緯は不明ながら再起動に成功する。
 
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その後、経緯は不明ながら再起動に成功し、シュウ達が通過した先は地球近海のクロスゲートで交戦している[[鋼龍戦隊]]と[[ゴライクンル]]だった。
      
=== [[PROJECT X ZONE]]===
 
=== [[PROJECT X ZONE]]===
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;[[ユーゼス・ゴッツォ]]、[[イングラム・プリスケン]]
 
;[[ユーゼス・ゴッツォ]]、[[イングラム・プリスケン]]
 
:どの作品においても絶対に関わってくる男達。その度合いは作品によって異なる。
 
:どの作品においても絶対に関わってくる男達。その度合いは作品によって異なる。
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=== αシリーズ ===
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;[[第一始祖民族]]
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:[[αシリーズ]]における開発者。
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;[[ガンエデン]]
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:元々は地球とバルマーを行き来するために彼らが残したもの。
 
;[[念動力]]
 
;[[念動力]]
 
:ゲートを開くための力。開けるだけならともかく、操るにはサイコドライバー並か、それを上回る人外の領域の念が必要。
 
:ゲートを開くための力。開けるだけならともかく、操るにはサイコドライバー並か、それを上回る人外の領域の念が必要。
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;[[SRX]]、[[バンプレイオス]]
 
;[[SRX]]、[[バンプレイオス]]
 
:「鍵」を守るために作られたスーパーロボットとその完成体。バンプレイオスのクロスゲートとしての機能は未だ発展途上であり、完全となればそれ自体がクロスゲートの機能を備える。
 
:「鍵」を守るために作られたスーパーロボットとその完成体。バンプレイオスのクロスゲートとしての機能は未だ発展途上であり、完全となればそれ自体がクロスゲートの機能を備える。
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=== αシリーズ ===
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;[[第一始祖民族]]
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:[[αシリーズ]]における開発者。
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;[[ガンエデン]]
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:元々は地球とバルマーを行き来するために彼らが残したもの。
      
=== OGシリーズ ===
 
=== OGシリーズ ===
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;創造主
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:『[[熱血!必中!ボイス・スパログ!|熱血!必中!ボイス・スパログ!〜ムーン・デュエラーズ篇〜]]』第3回によると、全ての終着点となる存在の模様。
 
;[[エンドレス・フロンティア]]
 
;[[エンドレス・フロンティア]]
 
:アインストがクロスゲートを開き続けた結果、出来上がった世界。
 
:アインストがクロスゲートを開き続けた結果、出来上がった世界。
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;[[ファブラ・フォレース]]
 
;[[ファブラ・フォレース]]
 
:ほぼ同様の機能を備える存在、あるいは同じ存在。OGではクロスゲートが内包された設定になっている。
 
:ほぼ同様の機能を備える存在、あるいは同じ存在。OGではクロスゲートが内包された設定になっている。
;ゼモン、ル=クク・ヴォーデュ
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:それぞれガディソード、フューリーでの呼称。地球の標準語に訳すといずれも「'''地獄の門'''」であり、'''ロクなものではない'''という認識はどこの星でも同じらしい。
   
;ジーベ・ドライブ
 
;ジーベ・ドライブ
 
:[[ヘルルーガ・イズベルガ]]が開発したクロスゲートから放出されるエネルギーを吸収し、変換する動力炉。なお、作中では追求されていないが、後述のラマリスに反応するという一場面が存在するため、利用しているエネルギーはかなり危険な可能性がある。
 
:[[ヘルルーガ・イズベルガ]]が開発したクロスゲートから放出されるエネルギーを吸収し、変換する動力炉。なお、作中では追求されていないが、後述のラマリスに反応するという一場面が存在するため、利用しているエネルギーはかなり危険な可能性がある。
 
;[[カドゥム・ハーカーム]]、[[XN-L]]、[[グランティード・ドラコデウス|創世神フューレイム]]
 
;[[カドゥム・ハーカーム]]、[[XN-L]]、[[グランティード・ドラコデウス|創世神フューレイム]]
:彼ら[[巨人族]]はクロスゲートと深く関わりがある。フューレイムを宿すグランティード・ドラコデウスは想いの力を集めることで、クロスゲートの封印はおろか'''破壊をも可能とする力を持つ'''。
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:彼ら[[巨人族]]はクロスゲートと深く関わりがある<ref>クロスゲートから力を引き出せる事は知らないなど、彼等もクロスゲートについては多くを知っているわけではないようだ。</ref>。フューレイムを宿すグランティード・ドラコデウスは想いの力を集めることで、クロスゲートの封印はおろか'''破壊をも可能とする力を持った'''。
 
;[[ラマリス]]、[[ラマリス・カーナ]]、[[ラマリス・イーダ]]
 
;[[ラマリス]]、[[ラマリス・カーナ]]、[[ラマリス・イーダ]]
 
:『OGMD』で起こった「クロスゲート・バースト」の事件以降発生した[[負念]]の集合体。
 
:『OGMD』で起こった「クロスゲート・バースト」の事件以降発生した[[負念]]の集合体。
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;[[アサキム・ドーウィン]]
 
;[[アサキム・ドーウィン]]
 
:『[[第3次Z天獄篇]]』における戦闘台詞において、クロスゲートと思しき「門」というワードが登場している。
 
:『[[第3次Z天獄篇]]』における戦闘台詞において、クロスゲートと思しき「門」というワードが登場している。
   
== メモ ==
 
== メモ ==
 
*漫画『[[スーパーロボット大戦OG Record of ATX|Record of ATX]]』では、[[R-GUNリヴァーレ]]はクロスゲートを用いて[[R-GUN]]に異界の存在(おそらく[[アストラナガン]])を憑依・変貌させたものとなっている。
 
*漫画『[[スーパーロボット大戦OG Record of ATX|Record of ATX]]』では、[[R-GUNリヴァーレ]]はクロスゲートを用いて[[R-GUN]]に異界の存在(おそらく[[アストラナガン]])を憑依・変貌させたものとなっている。
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