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、 2013年3月1日 (金) 14:05
== ランバ・ラル(Ramba Ral) ==
*[[登場作品]]:[[機動戦士ガンダム]]
*[[声優]]:広瀬正志
*種族:地球人
*性別:男
*所属:[[ジオン軍]]・[[宇宙]]攻撃軍
*階級:大尉
<!-- *年齢:不詳 -->
<!-- *身長:---cm -->
<!-- *体重:---kg -->
[[ジオン軍]]大尉。[[青い巨星]]の[[異名]]を持つ優れたモビルスーツパイロットだが、元々はゲリラ戦の専門家でもある根っからの職業軍人である。作中では[[グフ]]に搭乗。
軍人としての実力と人柄で部下からの信任は厚いが、ジオン・ズム・ダイクンの側近ジンバ・ラルの息子ということで、ザビ派で占められる軍上層部から疎まれ、出世が見込めなかった。
上官である[[ドズル・ザビ]]から命じられて[[ガルマ・ザビ]]の「仇討ち部隊」として[[ホワイトベース]]をつけ狙う。しかし[[ガンダム]]との戦いに敗れ、補給を受けられないまま[[白兵戦]]に持ち込むが、失敗。敗北を悟った彼は、[[アムロ・レイ|アムロ]]達の前で[[自爆]]して自らの命を絶った。
ちなみに放映当時に連載された岡崎優の漫画版では[[グフ]]を[[ガンキャノン]]の砲撃で破壊された挙げ句、[[ブライト・ノア|ブライト]]に射殺されているという冴えない扱い。
アムロにとっては[[シャア・アズナブル|シャア]]の次に登場した第2の強敵と言える存在で、その出会いと彼との戦い、そしてその死はアムロを大きく成長させることになった。
またシャアが後に多くの類型キャラを生み出したのと同様に、熟練し人間の器量も大きなベテラン軍人というキャラクター像は『[[0080]]』の[[シュタイナー・ハーディ]]、『[[機動戦士ガンダム 第08MS小隊|08小隊]]』の[[ノリス・パッカード]]、あるいは『[[機動戦士ガンダムSEED|SEED]]』の[[アンドリュー・バルトフェルド]]などの後年のガンダム作品に受け継がれている。
== 登場作品と役柄 ==
;[[第2次スーパーロボット大戦]]
:[[DC]]に所属。第2話「謀略の町」6EPの増援部隊として、原作通り[[グフ]]に乗って登場。攻撃を仕掛ける時に「ザクとは違うのだよ!ザクとは!」と言ってくれる。第25話「[[ラストバタリオン]]再び」では[[ヤクト・ドーガ]](『[[スーパーロボット大戦コンプリートボックス|CB]]』では[[ドーベン・ウルフ]])に乗っている。
;[[第2次スーパーロボット大戦G]]
:シナリオ「ラストバタリオン再び」が無くなった為一回出番が減った以外は第2次と一緒。
;[[第3次スーパーロボット大戦]]
:シナリオ「ガトー襲撃」に増援部隊として登場。ガトーが撃墜されたかいなかで台詞に変化がある。今回は、[[グフ]]の代わりに機体カラーの青い[[ケンプファー]]に乗っている。セイラと戦闘すると原作に準じた会話があり、以後攻撃してこなくなる。
;[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])
:シナリオ「ブライトの帰還」の5EP増援部隊で登場。[[シーマ・ガラハウ|シーマ]]が撃墜されたかどうかで台詞が変化する。第3次に引き続き乗機は[[ケンプファー]]。シナリオ「老兵の挽歌」では[[第2次スーパーロボット大戦|第2次]]同様[[ドーベン・ウルフ]]に乗り換える。このシナリオでは「戦いが終わったら平和に暮らそう」とハモンに告げる[[死亡フラグ]]そのものの会話があり、撃墜すると戦死する。ただし、彼は増援扱いの登場なので、登場前にクリアしてしまえば戦死しなかったりする。また、リアル系のみのシナリオなのでスーパー系ではどうなっているか不明。
;[[スーパーロボット大戦F]]
:今回は[[R・ジャジャ]]に乗り換えて登場。声が入った。完結編には登場しない。完結編に移行するとキャラクター事典から抹消される。
;[[スーパーロボット大戦リンクバトラー]]
:トレーニングにのみ登場する。
;[[スーパーロボット大戦α]]
:シナリオ「ガンダム強奪」にガトーの増援部隊として登場。乗機は久しぶりの[[グフ]]。本作では中佐に昇進している模様。特に撃墜しても戦死イベントなどは起きないが、以降の[[αシリーズ]]に全く登場しない為、彼の生死は分からない。
;[[スーパーロボット大戦A]]
:08小隊の[[ノリス・パッカード]]と共に[[グフ]]ではなく、[[グフカスタム]]に搭乗。[[ジオン軍]]地上残存部隊との決戦を最後に、以降は登場しなくなる。撃墜されても、特別な台詞が入ることがない為、死亡したのか、生存しているのかは不明。
;[[スーパーロボット大戦GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])
:序盤の[[一年戦争]]の展開中で登場、原作通り戦死する。今回は[[グフ]]に乗っている。戦闘台詞も新規収録され、[[中断メッセージ]]も受け持つ。
== パイロットステータスの傾向 ==
<!-- === [[能力|能力値]] === -->
=== [[精神コマンド]] ===
;[[スーパーロボット大戦リンクバトラー|リンクバトラー]]
:[[気合]]、[[てかげん]]、[[加速]]、[[かく乱]]、[[隠れ身]]、[[魂]]
=== [[特殊技能]] ===
[[シールド防御]]、[[切り払い]]
== 人間関係 ==
;[[クラウレ・ハモン]]
:内縁の妻。[[戦艦]]を指揮する能力を持っていた為か、戦場に同伴させても批判は出なかったらしい。
;[[クランプ]]
:部下。副官に相当する。
;[[タチ]]
:部下。
;[[アコース]]
:部下。
;[[コズン・グラハム]]
:部下。
;[[アムロ・レイ]]
:中立地帯のバーで出会う。アムロにとってはシャアの次に壁となった存在。シリーズにおいては大人に成長した彼と対峙する事が数回あった。
;[[ドズル・ザビ]]
:上官。それなりに信任はあったと思われるが、ダイクン派関係者と知ってか知らずか、[[ガルマ・ザビ]]の仇討ちを命じる。
;[[シャア・アズナブル]]
:原作で彼と会うシーンはないが『[[リアルロボット戦線]]』や『ギレンの野望』では彼の[[キャスバル・レム・ダイクン|正体]]に気付くシーンが用意されている。
;[[セイラ・マス]]
:正体はジオンの娘「'''アルテイシア・ソム・ダイクン'''」。互いに素性を知っている。[[白兵戦]]中に[[ホワイトベース]]内で出会い、気を取られている内に重傷を負ってしまう。
;[[ブライト・ノア]]
:冒険王の漫画版では彼に射殺されて最期を遂げる。
== 他作品との人間関係 ==
;[[ジェリド・メサ]]
:DCでは同僚。[[第2次スーパーロボット大戦|第2次]]では人質を使うジェリドのやり口を快く思わなかった。
;[[ノリス・パッカード]]
:階級はノリスの方が上であるが、同じ[[グフ]]に乗る歴戦の勇士として[[スーパーロボット大戦A|A]]や[[スーパーロボット大戦GC|GC]]で共闘している。
;[[アナベル・ガトー]]
:共にジオン軍のエースで、複数の作品で共闘するシナリオがある。
== 名台詞 ==
;「うろたえるな。これが地球の雷というものだ」
:初登場話から、雷を連邦の攻撃と勘違いし大騒ぎになった兵士を諫めた台詞。「既に自然現象が宇宙で生活しているスペースノイドには縁遠いものとなっている」という世界観を端的に伝えている。
;「ザクとは違うのだよ!ザクとは!」
:言わずと知れた決め台詞。
;「気に入ったぞ、小僧。それだけはっきりものを言うとはな」
:砂漠のバーでアムロと対面したシーン。ラルの軍の態度に不快感を示した。普通の兵隊相手なら銃殺もあり得るのだが、あえてラルはアムロへ何もしなかった。寧ろラルの懐の広さを見せている。
;「坊主、自分の力で勝ったのではないぞ!そのモビルスーツの性能のおかげだということを忘れるな」
:グフが撃墜され、ガンダムにワイヤーを引っ掛けながらアムロに言い残した台詞。当初、アムロは「負け台詞」にしか聞こえなかったが、のちに気持ちを改めている。
;「ハモンすまぬ。ランバ・ラル、戦いの中で戦いを忘れた・・・」
: セイラに気を取られ重傷を負って帰投した際の台詞。
;「戦いに敗れるとは、こういう事だぁっ!!」
:逃げ場を失ったラルは投降せず、己の死を持って少年らに戦争の現実を教え込ませた。
=== 漫画版 ===
;「げっ!!」
:冒険王版にて、セイラに気を取られている最中にブライトに撃たれての断末魔。原作とは異なるあまりにも呆気なく情けない死に様であった。
=== その他 ===
;ラル「見事だ、少年……だが忘れるな、自分の力で勝ったのではないぞ」<br />ユウ「………」<br />ラル「モビルスーツの性能のおかげだと言う事を……」<br />ユウ「………」<br />ラル「……これほど無口なパイロットがいるとは……時代も変わったな……」
:ゲーム『SDガンダム Gジェネレーションアドバンス』においてユウ・カジマ(ゲーム『機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY』の主人公)で撃破するとこの台詞が出る。上述のアムロに対する台詞と同じことを言っているのだが、ユウは全く反応しなかった。まぁ、ユウは元は戦闘機乗りでMSの性能を思い知ってMS乗りに転向したので、そんな事今更言われるまでもなかったのだろう。ちなみにこの作品ではバルトフェルドと共演。
== スパロボシリーズにおける名台詞 ==
;「…ハモン、この戦いが終われば、わしはDCをやめようと思っている。ジオン、ビアン両閣下に対する義理は、すでに十分分果たしただろう」<br />「後は、どこか静かなコロニーで、ひっそりと暮らすのも、悪くはないと思う。だが、すべてはこの戦いが終わってからの話だ」<br />「今は、ロンド=ベルをたたく事だけを考える! 行くぞ、クランプ!」
:[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]のシナリオ「老兵の挽歌」より。しかしラルとハモンはこのシナリオで死亡するので結果的には[[死亡フラグ]]となってしまう。ラルに思い入れがある人は彼が出撃する前に急いでクリアしよう。もちろん資金と経験値が稼げなくなるが。
;「ガンダムに乗っていた坊やか…一人前の軍人になったようだな」
:[[スーパーロボット大戦α|α]]より、大人になったアムロと対峙した時の台詞で、[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]や[[スーパーロボット大戦F|F]]、[[スーパーロボット大戦A|A]]などでも大人設定のアムロと対決するとイベントがある。
;「ほう…ガンダムか。あの坊やを思い出すな。」
:同じく[[スーパーロボット大戦α|α]]より、[[ガンダム試作1号機]]を見て、アムロを思い出す台詞。
;「久しぶりだな…坊や!」<br />「グフとは違うのだよ、ただのグフとは!」<br />「これで[[モビルスーツ]]の性能による差はあるまい!いつぞやのようにはいかんぞ!」
:[[スーパーロボット大戦A|A]]および[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]にて、[[グフカスタム]]に搭乗してアムロと対峙した際に。
== 関連機体 ==
;[[旧ザク]]
:開戦当初に搭乗した機体。青いカラーリングの専用機で、ギレンの野望シリーズでは上位の機体も青いカラーリングになっている。
;[[グフ]]
:本編で搭乗。
== 余談 ==
『ギレンの野望』シリーズでは[[ドム]]に乗せると「グフとは~」、[[ゲルググ]]に乗せると「ドムとは~」と、乗機に合わせた決め台詞を吐いてくれる。また、[[グフイグナイテッド(ハイネ専用)|SEED世界のグフ]]に乗る[[ハイネ・ヴェステンフルス|あの人]]も同じ台詞を吐くが、[[死亡フラグ|声優の事情]]により同話では一発退場を受けた。
== 商品情報 ==
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<!-- == 話題まとめ == -->
== 資料リンク ==
<!-- *[[一覧:ランバ・ラル]] -->
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[[category:ガンダムシリーズ]]
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