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872 バイト追加 、 2017年11月16日 (木) 11:36
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:作品のノリはスーパー系だが、ユニット性能的には[[スーパー系]]と[[リアル系]]が混在する。造形的にも、[[ブルー・ジェット]]などはリアル系に近いが、[[バイカンフー]]などはどう見てもスーパー系である。
 
:作品のノリはスーパー系だが、ユニット性能的には[[スーパー系]]と[[リアル系]]が混在する。造形的にも、[[ブルー・ジェット]]などはリアル系に近いが、[[バイカンフー]]などはどう見てもスーパー系である。
 
;[[新世紀エヴァンゲリオン]]([[エヴァンゲリオン]])
 
;[[新世紀エヴァンゲリオン]]([[エヴァンゲリオン]])
:ユニットの性能や設定こそスーパー系だが、造形のセンスや作品のノリはリアル系に近い。また、敵が[[使徒|人外の存在]]であるという点はスーパー系的。そもそも、分類としては人造人間であるエヴァンゲリオンを「ロボットの定義」で定義していいのか、という問題もあるが、同じく生命体である[[ブレンパワード]]や[[ゾイド]]、果てはロボット生命体や[[テッカマン|強化変身した人間]]等が参戦した現在ではあまり議論されなくなっている。
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:ユニットの性能や設定こそスーパー系だが、造形のセンスや作品のノリはリアル系に近い。また、敵が[[使徒|人外の存在]]であるという点はスーパー系的。
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:それ以前に「人造人間であるエヴァンゲリオンをロボットと呼んでよいのか」という問題もあるが、現実世界のロボット工学の定義では十分ロボットであり<ref>そもそもロボットの語源である『R.U.R.(ロッサム社の万能ロボット)』では人造人間の事である。</ref>、日本の創作作品でのロボットの定義が誤用だったりする<ref>現実のロボット工学においてロボットの定義は「人間の代わりに働く」なので、[[モビルドール]]はロボットだが、[[モビルスーツ]]はロボットとは認められない。</ref>。また、同じく生命体である[[ブレンパワード]]や[[ゾイド]]、果てはロボット生命体や[[テッカマン|強化変身した人間]]等が参戦した現在ではあまり議論されなくなっている。
 
;[[伝説巨神イデオン]]
 
;[[伝説巨神イデオン]]
 
:[[イデオン]]は明らかにスーパーロボットだが、作品全体の雰囲気は逆にリアル系的。デフォルトの戦闘BGMが主題歌ではなく劇中曲の方であることも、リアル系的な雰囲気を助長する一端といえる。[[重機動メカ]]も一般的なスーパー系の敵とは違い、[[バッフ・クラン]]の[[リアルロボット]]的な存在。
 
:[[イデオン]]は明らかにスーパーロボットだが、作品全体の雰囲気は逆にリアル系的。デフォルトの戦闘BGMが主題歌ではなく劇中曲の方であることも、リアル系的な雰囲気を助長する一端といえる。[[重機動メカ]]も一般的なスーパー系の敵とは違い、[[バッフ・クラン]]の[[リアルロボット]]的な存在。
 
;[[巨神ゴーグ]]
 
;[[巨神ゴーグ]]
 
:こちらも[[ゴーグ]]をはじめとしたガーディアンはスーパー系と言って良いが、作風はスーパー・リアルのどちらとも言いにくい独特のものであり、劇中主だった敵の[[GAIL]]に至ってはリアルロボットどころか'''戦車やヘリといった通常兵器のみ'''である。
 
:こちらも[[ゴーグ]]をはじめとしたガーディアンはスーパー系と言って良いが、作風はスーパー・リアルのどちらとも言いにくい独特のものであり、劇中主だった敵の[[GAIL]]に至ってはリアルロボットどころか'''戦車やヘリといった通常兵器のみ'''である。
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:設定上は、(古代の)宇宙人にとっては普通の作業ロボットだったが(リアル寄り)、地球人にとってはスーパーすぎる性能を持った超古代兵器(遺失兵器)である。そういう意味では[[∀ガンダム]]等もこの系列(∀ガンダムは量産型とは言え最初から兵器だったが)。
 
;[[勇者特急マイトガイン]]、[[勇者王ガオガイガー]]、[[勇者王ガオガイガーFINAL]]([[勇者ロボ]])
 
;[[勇者特急マイトガイン]]、[[勇者王ガオガイガー]]、[[勇者王ガオガイガーFINAL]]([[勇者ロボ]])
 
:作風がスーパー系の勇者シリーズにおける勇者ロボは基本自意識を持ったロボット生命体であるが、これらの作品では人工的に造られた機体となっている。また『マイトガイン』においては敵が軍事用の兵器やその[[量産型]]を使用してくることもあり、少なくとも敵はリアル系の傾向も見られる。なお『ガオガイガー』にはリアルロボットという単語の生みの親でもある高橋良輔氏がプロデューサーとして参加している。
 
:作風がスーパー系の勇者シリーズにおける勇者ロボは基本自意識を持ったロボット生命体であるが、これらの作品では人工的に造られた機体となっている。また『マイトガイン』においては敵が軍事用の兵器やその[[量産型]]を使用してくることもあり、少なくとも敵はリアル系の傾向も見られる。なお『ガオガイガー』にはリアルロボットという単語の生みの親でもある高橋良輔氏がプロデューサーとして参加している。
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