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祖先を同じくする[[イスカンダル]]とガミラスの大統合を究極の目的としており、銀河に戦争を広げているのも「イスカンダル主義を啓蒙する」という平和目的であるとしている。その崇高な理想に嘘はないのだが、彼が大統合を夢見る真の動機は、'''愛する[[スターシャ・イスカンダル|スターシャ]]を手に入れたい'''<ref>旧作の続編『新たなる旅立ち』の設定が反映されている。</ref>というものである。戦争を起こしているのも単純に'''スターシャの気を引くため'''という部分が大きい<ref>自分が宇宙を支配すれば恒久平和というスターシャの願いが叶えられるという純粋な思いと、スターシャが自分を受け入れない限りもっと戦争が広がるだけという打算的な脅しの両方が含まれている。</ref>。
 
祖先を同じくする[[イスカンダル]]とガミラスの大統合を究極の目的としており、銀河に戦争を広げているのも「イスカンダル主義を啓蒙する」という平和目的であるとしている。その崇高な理想に嘘はないのだが、彼が大統合を夢見る真の動機は、'''愛する[[スターシャ・イスカンダル|スターシャ]]を手に入れたい'''<ref>旧作の続編『新たなる旅立ち』の設定が反映されている。</ref>というものである。戦争を起こしているのも単純に'''スターシャの気を引くため'''という部分が大きい<ref>自分が宇宙を支配すれば恒久平和というスターシャの願いが叶えられるという純粋な思いと、スターシャが自分を受け入れない限りもっと戦争が広がるだけという打算的な脅しの両方が含まれている。</ref>。
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しかしながらスターシャが自分を拒否し続けることに業を煮やしたデスラーはやがて手段を選ばなくなり、ガミラスの民が大統合を求めるように世論誘導を開始。保護(拉致)した[[森雪]]を[[ユリーシャ・イスカンダル|ユリーシャ]]に仕立てて大統合を認めさせることで国内の機運を高めようとする。
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スターシャが自分を拒否し続けることに業を煮やしたデスラーはやがて手段を選ばなくなり、ガミラスの民が大統合を求めるように世論誘導を開始。保護(拉致)した[[森雪]]を[[ユリーシャ・イスカンダル|ユリーシャ]]に仕立てて大統合を認めさせることで国内の機運を高めようとする。
    
帝都バレラスにおける決戦では、遷都のために作ったコロニー「'''第二バレラス'''」へ移動。第二バレラスの633工区を切り離して落下させ、バレラスの民ごとヤマトを撃沈することで大統合への生贄にしようとする。だが工区は波動砲によって破壊され、自身は雪と[[ノラン・オシェット|ノラン]]の手によって[[暴走]]した波動コアの爆発に巻き込まれる。
 
帝都バレラスにおける決戦では、遷都のために作ったコロニー「'''第二バレラス'''」へ移動。第二バレラスの633工区を切り離して落下させ、バレラスの民ごとヤマトを撃沈することで大統合への生贄にしようとする。だが工区は波動砲によって破壊され、自身は雪と[[ノラン・オシェット|ノラン]]の手によって[[暴走]]した波動コアの爆発に巻き込まれる。
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だが、しぶとく生き延びており、ヤマトが[[地球]]へ帰還する亜空間内において、[[デウスーラII世]]で自らヤマトへ乗り込んできた。しかし、[[ガミロイド]]をコンピューターウイルスで無効化された上、ヤマトの捕虜になっていた[[ミーゼラ・セレステラ|セレステラ]]に感応波を浴びせられて咄嗟に彼女を銃で撃つ。雪を拉致しようとするが、まだ息のあったセレステラに撃たれて負傷する。
 
だが、しぶとく生き延びており、ヤマトが[[地球]]へ帰還する亜空間内において、[[デウスーラII世]]で自らヤマトへ乗り込んできた。しかし、[[ガミロイド]]をコンピューターウイルスで無効化された上、ヤマトの捕虜になっていた[[ミーゼラ・セレステラ|セレステラ]]に感応波を浴びせられて咄嗟に彼女を銃で撃つ。雪を拉致しようとするが、まだ息のあったセレステラに撃たれて負傷する。
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最後は艦に戻り、亜空間内ではビームが使えないことからデスラー砲でヤマトを沈めようとするが、三式弾に切り替えたヤマトの砲撃による反撃を受けてしまう。艦橋にいた部下達は倒れ伏し、自身も重傷を負い意識が朦朧とする中でデスラー砲の引き金を引こうとするが、波動エネルギーの暴走に耐え切れなかったデスラー砲の暴発に巻き込まれてしまい、デウスーラII世共々亜空間に散った。しかし、明確な死亡描写はない。
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最後は艦に戻り、亜空間内ではビームが使えないことからデスラー砲(波動砲)でヤマトを沈めようとするが、三式弾に切り替えたヤマトの砲撃による反撃を受けてしまう。艦橋にいた部下達は倒れ伏し、自身も重傷を負い意識が朦朧とする中でデスラー砲の引き金を引こうとするが、波動エネルギーの暴走に耐え切れなかったデスラー砲の暴発に巻き込まれてしまい、デウスーラII世共々亜空間に散った。しかし、明確な死亡描写はない。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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;[[スーパーロボット大戦V]]
 
;[[スーパーロボット大戦V]]
 
:初登場作品。原作同様、尊大で大胆不敵な人物で、本作に出演している悪役陣と比較して何とも言えない異質さを持つ。その一方で、他作品のキャラクターとの絡みは全体的に少な目である。
 
:初登場作品。原作同様、尊大で大胆不敵な人物で、本作に出演している悪役陣と比較して何とも言えない異質さを持つ。その一方で、他作品のキャラクターとの絡みは全体的に少な目である。
:通常ルートでは乗艦の撃墜後に真のアルゼナルに落ちており、エンブリヲに誘拐されてきた雪を前に独白した後、いずこかに去るという結末になる。一方、困難ルートでは版権勢力最後の敵として、自軍・ガーディムと三つ巴の戦いを演じる。
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:困難ルートでは版権勢力最後の敵となる。一方、通常ルートでは乗艦の撃墜後に真のアルゼナルに落ちており、エンブリヲに誘拐されてきた雪を前に独白した後、いずこかに去るという結末になる。
    
== パイロットステータス ==
 
== パイロットステータス ==
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== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
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=== [[ガンダムシリーズ]] ===
 
;[[ELS]]
 
;[[ELS]]
 
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』では、彼等に対してデスラー砲による攻撃を行い、敵意を加速させてしまう。
 
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』では、彼等に対してデスラー砲による攻撃を行い、敵意を加速させてしまう。
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=== [[バンプレストオリジナル]] ===
 
;[[アールフォルツ・ローム・ハルハラス]]
 
;[[アールフォルツ・ローム・ハルハラス]]
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:彼等[[超文明ガーディム|ガーディム人]]を「愛を知らないから滅んだ種族」と断じている。
    
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
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*『2199』版デスラーの声を担当する山寺宏一氏は、一部[[コンピュータゲーム|ゲーム作品]]及び『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』において、古代進役を初代声優の富山敬氏から[[代役|引き継いで担当]]していた。
 
*『2199』版デスラーの声を担当する山寺宏一氏は、一部[[コンピュータゲーム|ゲーム作品]]及び『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』において、古代進役を初代声優の富山敬氏から[[代役|引き継いで担当]]していた。
 
**そのため『2199』における、古代進とデスラーの対峙は「新旧古代進対決」とも言える。
 
**そのため『2199』における、古代進とデスラーの対峙は「新旧古代進対決」とも言える。
*旧作では民族の存亡のために行動していたデスラーであったが、『2199』のデスラーは上述したように個人的心情が原因で行動をおこし、その過程でヤマトと対峙することとなった点において思想がまったく正反対であり、旧作ファンなどから「'''コスモ童貞'''」等と揶揄されている。
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*旧作では民族の存亡のためにヤマトと対峙したデスラーであったが、『2199』のデスラーは上述したように個人的心情が原因で行動をおこし、その過程でヤマトと対峙することとなった点において思想がまったく正反対であり、旧作ファンなどから「'''コスモ童貞'''」等と揶揄されている。
    
== 関連商品 ==
 
== 関連商品 ==
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