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[[ティターンズ]]が[[キリマンジャロ]]基地にて開発した試作型[[モビルスーツ]]。
[[ティターンズ]]が[[キリマンジャロ]]基地にて開発した試作型[[モビルスーツ]]。
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サブ・フライト・システムなしで飛行可能なことが最大の特徴。ただし、大推力のジェットエンジンで強引に飛行させていることから飛行可能時間は短く、防御力や汎用性の低下を招き、武装も僅かしか装備していないため、UC87時代のモビルスーツにしては平凡な性能。換装を行う事で宇宙でも使用可能で、その場合は大推力を制限なく活かすことが可能となり、ウェイブライダー形態の加速に追い縋るほどの機動力を発揮するなど、宇宙での運用こそ本領と言ってもいい。
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=== 機体概要 ===
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サブ・フライト・システムなしで飛行可能なことが最大の特徴。ただし、大推力のジェットエンジンで強引に飛行させていることから飛行可能時間は短く、防御力や汎用性の低下を招き、武装も僅かしか装備していないため、UC87時代のモビルスーツにしては平凡な性能。
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劇中では[[キリマンジャロ]]攻防戦で[[ジェリド・メサ]]が搭乗し、[[カミーユ・ビダン]]の[[Ζガンダム]]と交戦するが、途中でカミーユを庇った[[フォウ・ムラサメ]]の[[サイコガンダム]]を撃破している。その後、[[ダカール]]や[[ゼダンの門]]での戦闘に投入され、[[アポリー・ベイ]]の[[リック・ディアス]]を撃墜している。その直後に損傷し、ジェリドは[[バウンド・ドック]]に乗り換えた。なお、少数が生産されたのかジェリド搭乗機以外にも[[パラス・アテネ]]の取り巻きの二機が確認されている。
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換装を行う事で宇宙でも使用可能で、その場合は大推力を制限なく活かすことが可能となり、ウェイブライダー形態の加速に追い縋るほどの機動力を発揮するなど、宇宙での運用こそ本領と言ってもいい。
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後の宇宙世紀における単独飛行できるモビルスーツは、0105年に開発された[[ミノフスキークラフト]]搭載型の[[Ξガンダム]]、ペーネロペーの両機(改造機[[バイアラン・カスタム]]から9年後)まで待たねばならず、量産機までになるとさらに50年後の[[ザンスカール帝国]]が開発した「ビームローター」や、[[Vガンダム]]の「ミノフスキーフライト・システム」と年月を費やしている。尤もな理由としてバイアラン開発以後は地上戦の減少(戦乱の減少)傾向があり、然して開発要素として取り上げれなかったと思われる。
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=== 劇中での様相 ===
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[[キリマンジャロ]]攻防戦で[[ジェリド・メサ]]が搭乗し、[[カミーユ・ビダン]]の[[Ζガンダム]]と交戦するが、途中でカミーユを庇った[[フォウ・ムラサメ]]の[[サイコガンダム]]を撃破している。その後、[[ダカール]]や[[ゼダンの門]]での戦闘に投入され、[[アポリー・ベイ]]の[[リック・ディアス]]を撃墜している。その直後に損傷し、ジェリドは[[バウンド・ドック]]に乗り換えた。なお、少数が生産されたのかジェリド搭乗機以外にも[[パラス・アテネ]]の取り巻きの二機が確認されている。
== 登場作品と操縦者 ==
== 登場作品と操縦者 ==
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;バイアラン“イゾルデ”
;バイアラン“イゾルデ”
:『機動戦士ガンダム Twilight AXIS』(SRW未参戦)に登場するバイアランの改修機。[[ガンダムタイプ]]のようなツインアイとなっている。
:『機動戦士ガンダム Twilight AXIS』(SRW未参戦)に登場するバイアランの改修機。[[ガンダムタイプ]]のようなツインアイとなっている。
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== 余談 ==
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*後の宇宙世紀における単独飛行できるモビルスーツは、0105年に開発された[[ミノフスキークラフト]]搭載型の[[Ξガンダム]]、ペーネロペーの両機(改造機[[バイアラン・カスタム]]から9年後)まで待たねばならず、量産機までになるとさらに50年後の[[ザンスカール帝国]]が開発した「ビームローター」や、[[Vガンダム]]の「ミノフスキーフライト・システム」と年月を費やしている。尤もな理由としてバイアラン開発以後は地上戦の減少(戦乱の減少)傾向があり、然して開発要素として取り上げれなかったと思われる。
== 商品情報 ==
== 商品情報 ==