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[[神聖ラングラン王国]]の未来見たちの予言によって出現が示唆された「魔神」に対抗すべく、立案された「超魔装機計画」で設計された超兵器。
 
[[神聖ラングラン王国]]の未来見たちの予言によって出現が示唆された「魔神」に対抗すべく、立案された「超魔装機計画」で設計された超兵器。
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魔力(あるいは契約を結んだ精霊)やプラーナに頼らない方針で設計されたため、その武装はビーム兵器やレールガンなど魔力を要しないものが中心(遠隔操作兵器も搭載の予定であったが実装されることはなく、完成には至らなかったものと思われる)。「超魔装機」は魔装機を超えるものという意味であり、精霊と契約していないため魔装機ではない。
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魔力(あるいは契約を結んだ精霊)や[[プラーナ]]に頼らない方針で設計されたため、その武装は[[ビーム兵器]]やレールガンなど魔力を要しないものが中心(遠隔操作兵器も搭載の予定であったが実装されることはなく、完成には至らなかったものと思われる)。「超魔装機」は魔装機を超えるものという意味であり、精霊と契約していないため魔装機ではない。
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ラングラン動乱(魔装機神I第一章)に伴い超魔装機計画は中断されたと思われたが、計画の立案者であったカークス将軍が密かに計画を存続させ、[[ザムジード]]と[[グランヴェール]]から収集したデータおよび、[[地上人召喚事件]]において得られた地上の技術も取り入れて完成にこぎつけた。両肩部のパイルにザムジードの影響が見える。
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ラングラン動乱(魔装機神I第一章)に伴い超魔装機計画は中断されたと思われたが、計画の立案者であった[[カークス・ザン・ヴァルハレヴィア|カークス将軍]]が密かに計画を存続させ、[[ザムジード]]と[[グランヴェール]]から収集したデータおよび、[[地上人召喚事件]]において得られた地上の技術も取り入れて完成にこぎつけた。両肩部のパイルにザムジードの影響が見える。
    
最終的に3機が完成、その内の1機はカークス将軍が自ら操縦した機体で、将軍用に完全にカスタマイズされていたため他人には操縦不可能だった。残る2機はカークスが旗揚げしたラングランのカラタミーフィ州に隠されていたが、第二章でシュテドニアス軍の[[ラセツ・ノバステ|ラセツ]]たちに回収され、彼らの手で運用された。運用時に設計データが回収され、後にシュテドニアス軍での量産に成功している。機能は全く変わらないようであるが、[[プラーナ]]次第で性能を底上げできる魔装機に比べると性能不足であったようだ(実際に、運用した[[カンツォート・ジョグ|ジョグ]]やラセツからも旧式扱いされていた)。同等の機体であるが全高50 mを超す[[デュラクシール]]が設計次第で底上げできるのとは対照的である。
 
最終的に3機が完成、その内の1機はカークス将軍が自ら操縦した機体で、将軍用に完全にカスタマイズされていたため他人には操縦不可能だった。残る2機はカークスが旗揚げしたラングランのカラタミーフィ州に隠されていたが、第二章でシュテドニアス軍の[[ラセツ・ノバステ|ラセツ]]たちに回収され、彼らの手で運用された。運用時に設計データが回収され、後にシュテドニアス軍での量産に成功している。機能は全く変わらないようであるが、[[プラーナ]]次第で性能を底上げできる魔装機に比べると性能不足であったようだ(実際に、運用した[[カンツォート・ジョグ|ジョグ]]やラセツからも旧式扱いされていた)。同等の機体であるが全高50 mを超す[[デュラクシール]]が設計次第で底上げできるのとは対照的である。
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ただ、OGシリーズ(OG2nd)の設定によればエウリードの「そのポテンシャルは魔装機神を超えるほどである」という。カークスが搭乗したエウリードだけが特別だったのか、それともシュテドニアス側の開発技術ではその性能を再現できないのか、あくまで操者の能力を加味しない魔装機神のポテンシャルと比較しての話なのか。公式の解答がほしいところではある。
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ただ、OGシリーズ(OG2nd)の設定によればエウリードの「そのポテンシャルは魔装機神を超えるほどである」という。カークスが搭乗したエウリードだけが特別だったのか、それともシュテドニアス側の開発技術ではその性能を再現できないのか、あくまで操者の能力を加味しない魔装機神のポテンシャルと比較しての話なのか。また純粋に兵器としてのという意味でなら、あのスペックで精霊に依らず当時のカークスでも3機を手掛けられた生産・運用上のポテンシャルは魔装機神を凌駕する、とも言えはする。公式の解答がほしいところではある。
    
=== エウリードII ===
 
=== エウリードII ===
シュテドニアスに所属す[[ロヨラ・ブラックバーン|ロヨラ]]が連合軍に製造させた改良型。装甲は従来のものと違い深緑で染められている。戦術級兵器としての完成を目指したが、想定した運用法をするには出力不足という問題点がある。出力問題を解決するために、[[シエーナ・ルドランティス]]が開発したプラーナ増幅装置の奪取を目論むものの、アンティラス隊に阻止された。
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シュテドニアスに所属する[[ロヨラ・ブラックバーン|ロヨラ]]が連合軍に製造させた改良型。[[装甲]]は従来のものと違い深緑で染められている。戦術級兵器としての完成を目指したが、想定した運用法をするには出力不足という問題点がある。出力問題を解決するために、[[シエーナ・ルドランティス]]が開発したプラーナ増幅装置の奪取を目論むものの、[[アンティラス隊]]に阻止された。
 
武装はかなり減っているが、COEでは主武装のハイパーメガビームキャノンの長距離狙撃によって戦艦に大損害を与えるほどのパワーを見せているため、出力面以外では殆ど完成に至っていると見ることもできる。
 
武装はかなり減っているが、COEでは主武装のハイパーメガビームキャノンの長距離狙撃によって戦艦に大損害を与えるほどのパワーを見せているため、出力面以外では殆ど完成に至っていると見ることもできる。
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=== [[旧シリーズ]] ===
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
;[[スーパーロボット大戦EX]]
 
;[[スーパーロボット大戦EX]]
:[[リューネ・ゾルダーク|リューネ]]の章の[[ラストボス]]。取り巻きに[[ヴァルシオン]]を従える。[[ビーム吸収]]能力とマップ兵器無効能力を所持。[[マサキ・アンドー|マサキ]]の章の[[デュラクシール]]に比べると格段に手強い相手であり、[[射程]]10のリニアレールガンを弾切れさせても[[射程]]9の中性子ビームを持つため、[[ガディフォール]]のリニアレールガンもしくは[[νガンダム]](Iフィールドで無効化)以外では射程外攻撃は無理。そもそも装甲が1500(ちなみに作中に登場するユニットの中で第2位の装甲である)もあり遠距離攻撃自体効果が薄く、1ターンごとに[[HP回復]]もする。しかし、[[ゲッタードラゴン]]のシャインスパークや[[グレンダイザー]]のスペースサンダー、[[ゴーショーグン]]のゴーフラッシャーといったスーパー系の必殺技なら装甲を易々打ち破れるので、スーパー系での接近戦で簡単に倒せる。事前に[[バストール]]のハイパーオーラ斬りが使えるようになっていれば更に楽。ただ近接最強武器のメガビームサーベルが高威力なので相手の反撃には[[ひらめき]]や[[分身]]で対処するか[[信頼]]、[[愛]]でカバー。ヴァルシオンが邪魔なら[[νガンダム]]など手の空いた非ビームが主力のリアル系や魔装機で排除し、敵フェイズに回りそうなら命令を「反撃するな!」にして全軍防御すれば良いだろう。
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:[[リューネ・ゾルダーク|リューネ]]の章の[[ラストボス]]。取り巻きに[[ヴァルシオン]]を従える。[[ビーム吸収]]能力とマップ兵器無効能力を所持。[[マサキ・アンドー|マサキ]]の章のデュラクシールに比べると格段に手強い相手であり、[[射程]]10のリニアレールガンを弾切れさせても[[射程]]9の中性子ビームを持つため、[[ガディフォール]]のリニアレールガンもしくは[[νガンダム]](Iフィールドで無効化)以外では射程外攻撃は無理。そもそも装甲が1500(ちなみに作中に登場するユニットの中で第2位の装甲である)もあり遠距離攻撃自体効果が薄く、1ターンごとに[[HP回復]]もする。しかし、[[ゲッタードラゴン]]のシャインスパークや[[グレンダイザー]]のスペースサンダー、[[ゴーショーグン]]のゴーフラッシャーといったスーパー系の必殺技なら装甲を易々打ち破れるので、スーパー系での接近戦で簡単に倒せる。事前に[[バストール]]のハイパーオーラ斬りが使えるようになっていれば更に楽。ただ近接最強武器のメガビームサーベルが高威力なので相手の反撃には[[ひらめき]]や[[分身]]で対処するか[[信頼]]、[[愛]]でカバー。ヴァルシオンが邪魔なら[[νガンダム]]など手の空いた非ビームが主力のリアル系や魔装機で排除し、敵フェイズに回りそうなら命令を「反撃するな!」にして全軍防御すれば良いだろう。
    
=== [[魔装機神シリーズ]] ===
 
=== [[魔装機神シリーズ]] ===
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;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD]]
 
;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD]]
 
:[[シュテドニアス連合国|南部シュテドニアス聯合]]軍によって量産され、中ボスとして幾度も登場する。南部軍の名有りパイロットはリコ以外の全員に搭乗機会がある。プラーナを極力使わないという設定だったが、本作では「ビッグバンウェーブ」や「ハイパービームキャノン」使用時にプラーナを消費する。最大射程は基本的に6であり、射程外攻撃も不可能ではない(ハイパービームキャノンを撃ち尽くさせればさらに容易)が、[[オンガレッド・キレシナ|オンガレッド]]の搭乗機は射程延長スキルにより最大射程7になっている場合があるので注意。
 
:[[シュテドニアス連合国|南部シュテドニアス聯合]]軍によって量産され、中ボスとして幾度も登場する。南部軍の名有りパイロットはリコ以外の全員に搭乗機会がある。プラーナを極力使わないという設定だったが、本作では「ビッグバンウェーブ」や「ハイパービームキャノン」使用時にプラーナを消費する。最大射程は基本的に6であり、射程外攻撃も不可能ではない(ハイパービームキャノンを撃ち尽くさせればさらに容易)が、[[オンガレッド・キレシナ|オンガレッド]]の搭乗機は射程延長スキルにより最大射程7になっている場合があるので注意。
:HPは超魔装機の中には一番低いが、獲得資金は20000(実はデュラクシールIIより僅かに低い)、慣れてしまえばただの金塊にすぎない、一機でも多く「幸運」で撃墜したいどころ。
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:超魔装機の中では一番HPは低いが、獲得資金は20000(実は[[デュラクシールII]]より僅かに低い)。慣れてしまえばただの金塊にすぎないので、一機でも多く「幸運」で撃墜したいどころ。
 
;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE]]
 
;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE]]
 
:シュテドニアス側のカスタム機「エウリードⅡ」が登場。交戦機会はシュテドニアスルートかDLCキャンペーンマップの「誇り高き者達」と「みなぎれ! 若さの力!」のみ。シナリオ#22「報復と報国」にてレッフェンが搭乗したエウリードⅡをプレイヤー側で操作する機会に恵まれる。
 
:シュテドニアス側のカスタム機「エウリードⅡ」が登場。交戦機会はシュテドニアスルートかDLCキャンペーンマップの「誇り高き者達」と「みなぎれ! 若さの力!」のみ。シナリオ#22「報復と報国」にてレッフェンが搭乗したエウリードⅡをプレイヤー側で操作する機会に恵まれる。
 
:機体性能は高いのだが、武装が二つしかない上に有射程の「ハイパーメガビームキャノン」の燃費が悪く、すぐに撃ち尽くしてしまう。すると射程1の光剣しか使えなくなり、あとは射程2以上からの袋叩きで容易に撃墜可能と、総合的には非常に残念な性能になってしまっている(出力不足の設定を再現しているといってしまえばそれまでだが)。
 
:機体性能は高いのだが、武装が二つしかない上に有射程の「ハイパーメガビームキャノン」の燃費が悪く、すぐに撃ち尽くしてしまう。すると射程1の光剣しか使えなくなり、あとは射程2以上からの袋叩きで容易に撃墜可能と、総合的には非常に残念な性能になってしまっている(出力不足の設定を再現しているといってしまえばそれまでだが)。
 
;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END]]
 
;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END]]
:3機のエウリードⅡが登場、武装数が変わらない。1機目が敵で、他の2機スポット参戦の味方。前日談キャンペーンマップ「違法取引摘発作戦」でもスポット参戦の2機を使える。
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:3機のエウリードⅡが登場、武装数が変わらない。1機目が敵で、他の2機は[[スポット参戦]]の味方。前日談キャンペーンマップ「違法取引摘発作戦」でもスポット参戦の2機を使える。
 
:敵仕様は燃費とHPは優れているが、「行動不能無効」無しなので簡単にサンドバックと化す。ステージクリア自体は簡単なのだが、問題はそのステージのパーツ取得条件が「エウリードⅡを(HP50%以上の状態から雑魚を最低一機残して)撃墜する」であることだろう。ちなみにクリア後はイベント(戦闘デモ付き)で[[ゾードクヲン]]に真っ二つにされてしまう。
 
:敵仕様は燃費とHPは優れているが、「行動不能無効」無しなので簡単にサンドバックと化す。ステージクリア自体は簡単なのだが、問題はそのステージのパーツ取得条件が「エウリードⅡを(HP50%以上の状態から雑魚を最低一機残して)撃墜する」であることだろう。ちなみにクリア後はイベント(戦闘デモ付き)で[[ゾードクヲン]]に真っ二つにされてしまう。
  
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