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| == 霊子甲冑 == | | == 霊子甲冑 == |
| === [[帝国華撃団]] === | | === [[帝国華撃団]] === |
− | ;桜武 | + | ;桜武(おうぶ) |
| :神崎重工が開発した、便宜上における世界最初の霊子甲冑。子型霊子甲冑。第1期OVA『桜華絢爛』に登場。設計そのものは光武よりも後であり、光武を建造するだけのノウハウの蓄積と適任の搭乗者を探る為のテストタイプの機体。当初は[[テストパイロット]]として屈強で優秀な軍人達を集めるも、誰も操縦どころか起動すらできなかったが、起動実験に居合わせた神崎重工の令嬢にして忠義の孫娘である[[神崎すみれ]]の霊力に反応し、暴走。それを見た開発者達がすみれをテストパイロットとして起動実験を行った結果、容易く起動・操縦に成功。これにより、霊子甲冑の搭乗者は若い女性が適していると判明した。なお、以下の霊子甲冑はアイゼンクライトIIIと双武、スターシリーズとヤフキエルシリーズを除いて2対のモノアイカメラがレール上を平行に移動するタイプ。 | | :神崎重工が開発した、便宜上における世界最初の霊子甲冑。子型霊子甲冑。第1期OVA『桜華絢爛』に登場。設計そのものは光武よりも後であり、光武を建造するだけのノウハウの蓄積と適任の搭乗者を探る為のテストタイプの機体。当初は[[テストパイロット]]として屈強で優秀な軍人達を集めるも、誰も操縦どころか起動すらできなかったが、起動実験に居合わせた神崎重工の令嬢にして忠義の孫娘である[[神崎すみれ]]の霊力に反応し、暴走。それを見た開発者達がすみれをテストパイロットとして起動実験を行った結果、容易く起動・操縦に成功。これにより、霊子甲冑の搭乗者は若い女性が適していると判明した。なお、以下の霊子甲冑はアイゼンクライトIIIと双武、スターシリーズとヤフキエルシリーズを除いて2対のモノアイカメラがレール上を平行に移動するタイプ。 |
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| :山崎真之介が遺した設計図を元に、神崎重工が開発した初の軍用霊子甲冑。虎型霊子甲冑。『1』に登場。搭乗者第一の優れた思想に基づいて設計されており、搭乗者への負担が少なく安定性も高い。その後の霊子甲冑開発の基礎となった。本来は1915年に勃発した降魔戦争で現れた降魔に対抗する為に考案された兵器だったが、莫大な費用が掛かる為に当時は開発には至らなかった。1923年の黒之巣会の魔操機兵との戦いで大きな戦果を挙げるものの、翌年に本格的に復活した降魔には歯が立たず大破する。しかし、基礎設計と機体の完成度が突出して優れており、二度にわたる強化改造によって一線級の性能を発揮し続けた。『熱き血潮に』では後の光武二式に近いデザインで登場する。TV版では操作系統がコックピットにむき出しに設置された操作レバーを操る方式になっている他、脚部から蒸気を噴出するホバー移動を採用している。 | | :山崎真之介が遺した設計図を元に、神崎重工が開発した初の軍用霊子甲冑。虎型霊子甲冑。『1』に登場。搭乗者第一の優れた思想に基づいて設計されており、搭乗者への負担が少なく安定性も高い。その後の霊子甲冑開発の基礎となった。本来は1915年に勃発した降魔戦争で現れた降魔に対抗する為に考案された兵器だったが、莫大な費用が掛かる為に当時は開発には至らなかった。1923年の黒之巣会の魔操機兵との戦いで大きな戦果を挙げるものの、翌年に本格的に復活した降魔には歯が立たず大破する。しかし、基礎設計と機体の完成度が突出して優れており、二度にわたる強化改造によって一線級の性能を発揮し続けた。『熱き血潮に』では後の光武二式に近いデザインで登場する。TV版では操作系統がコックピットにむき出しに設置された操作レバーを操る方式になっている他、脚部から蒸気を噴出するホバー移動を採用している。 |
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− | ;神武 | + | ;神武(じんぶ) |
| :山崎が遺した最後の設計図を元に、大破した光武に代わる形で神崎重工が開発した機体。卯型霊子甲冑。『1』に登場。霊子機関を2基直列で搭載し、[[出力]]は光武の約8倍を誇っている。この数値は、黒之巣会の葵叉丹が開発した自身専用の魔操機兵「神威」をも上回る。また、足底のキャタピラにより高速移動が可能。非常に高性能な機体だが光武に比べて搭乗者への負担と機体の維持費用が大きく、ある戦いで激しい損傷を負った末に光武・改と交代した。『熱き血潮に』では光武二式に近いデザインとなった光武の流れを汲み、アイリス機と紅蘭機が二足歩行を廃してそれぞれ霊力による浮遊とキャタピラ駆動を採用する等、隊員の特性に合わせたチューンナップが機体の原型を留めないレベルで図られている。漫画版では作者の独自の解釈により、かなり大きな設定の追加が行われている。 | | :山崎が遺した最後の設計図を元に、大破した光武に代わる形で神崎重工が開発した機体。卯型霊子甲冑。『1』に登場。霊子機関を2基直列で搭載し、[[出力]]は光武の約8倍を誇っている。この数値は、黒之巣会の葵叉丹が開発した自身専用の魔操機兵「神威」をも上回る。また、足底のキャタピラにより高速移動が可能。非常に高性能な機体だが光武に比べて搭乗者への負担と機体の維持費用が大きく、ある戦いで激しい損傷を負った末に光武・改と交代した。『熱き血潮に』では光武二式に近いデザインとなった光武の流れを汲み、アイリス機と紅蘭機が二足歩行を廃してそれぞれ霊力による浮遊とキャタピラ駆動を採用する等、隊員の特性に合わせたチューンナップが機体の原型を留めないレベルで図られている。漫画版では作者の独自の解釈により、かなり大きな設定の追加が行われている。 |
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| :神崎重工から技術的援助を受け、ノイギーア社が開発した機体。欧州星組元メンバーの[[ソレッタ・織姫]]と[[レニ・ミルヒシュトラーセ]]が搭乗する。『2』に登場。Y型蒸気併用霊子機関を搭載し、3基の霊子機関をローテーションさせる事で高出力を実現している。3基の霊子機関を維持するには高い霊力が必要であり、搭乗者に負担を強いる造りとなっている。その為、天武が使えなくなった際には織姫とレニ専用の光武・改が新たに用意され本機は保管扱いとなった。後に『活動写真』で蒸気ブースターを装着して再登場している。III型はクロイツ(ドイツ語で「十字架」を意味する)とも呼ばれ、十字型のレール上を1つのモノアイカメラが移動するのが特徴的。前述の通りI型とIII型はデザインが酷似しており、本機はI型をベースに改良を加えた機体と思われる。 | | :神崎重工から技術的援助を受け、ノイギーア社が開発した機体。欧州星組元メンバーの[[ソレッタ・織姫]]と[[レニ・ミルヒシュトラーセ]]が搭乗する。『2』に登場。Y型蒸気併用霊子機関を搭載し、3基の霊子機関をローテーションさせる事で高出力を実現している。3基の霊子機関を維持するには高い霊力が必要であり、搭乗者に負担を強いる造りとなっている。その為、天武が使えなくなった際には織姫とレニ専用の光武・改が新たに用意され本機は保管扱いとなった。後に『活動写真』で蒸気ブースターを装着して再登場している。III型はクロイツ(ドイツ語で「十字架」を意味する)とも呼ばれ、十字型のレール上を1つのモノアイカメラが移動するのが特徴的。前述の通りI型とIII型はデザインが酷似しており、本機はI型をベースに改良を加えた機体と思われる。 |
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− | ;天武 | + | ;天武(てんぶ) |
| :紅蘭が初めて一から設計し、帝国華撃団北海道支部で建造された機体。辰型霊子甲冑。『2』に登場。蒸気併用霊子機関「三型」を搭載。従来の霊子甲冑で要していた蒸気と霊力に加え、第三のエネルギーである「都市エネルギー」を動力に変換する。足底には神武と同じくキャタピラが備え付けられている。単純に機体だけを見れば光武・改は勿論の事、神武をも遥かに凌ぐ最高の性能を誇る。ただし、ある問題点を抱えていた事により途中で運用が中止、以後封印され光武・改に取って代わられた。 | | :紅蘭が初めて一から設計し、帝国華撃団北海道支部で建造された機体。辰型霊子甲冑。『2』に登場。蒸気併用霊子機関「三型」を搭載。従来の霊子甲冑で要していた蒸気と霊力に加え、第三のエネルギーである「都市エネルギー」を動力に変換する。足底には神武と同じくキャタピラが備え付けられている。単純に機体だけを見れば光武・改は勿論の事、神武をも遥かに凌ぐ最高の性能を誇る。ただし、ある問題点を抱えていた事により途中で運用が中止、以後封印され光武・改に取って代わられた。 |
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| :光武・改に更なる改良を加えた機体。『4』に登場。 | | :光武・改に更なる改良を加えた機体。『4』に登場。 |
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− | ;双武 | + | ;双武(そうぶ) |
| :紅蘭が天武の反省を元に設計、最終決戦兵器として開発された機体。巳型霊子甲冑。『4』に登場。天武で採用された蒸気併用霊子機関「三型」を三基搭載、「都市エネルギー」を動力に変換する他、両肩部と脚部のブースターで[[大神一郎]]の光武F2と同じく単独飛行を可能としている。「三型」は三基搭載する代わりに一基あたりの出力を下げた。更に複座型を採用し操縦士と副操縦士の霊力を同調させる事で、天武が抱えていた問題点を解決した。ただし、操縦士と副操縦士の霊力の波長が合わないと、性能を発揮できないどころか双方とも死に至る危険性がある諸刃の剣でもある。それ故、帝国華撃団で実戦投入された他の霊子甲冑と違い1機しか製造されていない。なお、モノアイカメラは従来のものに加え、副操縦士が搭乗するハッチにも1つ備え付けられている。 | | :紅蘭が天武の反省を元に設計、最終決戦兵器として開発された機体。巳型霊子甲冑。『4』に登場。天武で採用された蒸気併用霊子機関「三型」を三基搭載、「都市エネルギー」を動力に変換する他、両肩部と脚部のブースターで[[大神一郎]]の光武F2と同じく単独飛行を可能としている。「三型」は三基搭載する代わりに一基あたりの出力を下げた。更に複座型を採用し操縦士と副操縦士の霊力を同調させる事で、天武が抱えていた問題点を解決した。ただし、操縦士と副操縦士の霊力の波長が合わないと、性能を発揮できないどころか双方とも死に至る危険性がある諸刃の剣でもある。それ故、帝国華撃団で実戦投入された他の霊子甲冑と違い1機しか製造されていない。なお、モノアイカメラは従来のものに加え、副操縦士が搭乗するハッチにも1つ備え付けられている。 |
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