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== 概要 ==
 
== 概要 ==
『[[サクラ大戦]]』シリーズ、『1』~『4』の[[主人公]]およびプレイヤーキャラクター。大神家の長男として産まれる。名前は不明だが弟が二人おり、実家ではワコという名前の犬を飼っている。姉は大河双葉。双葉の息子の大河新次郎は甥にあたり、紐育華撃団・星組の隊長を務めている。
+
『[[サクラ大戦]]』シリーズ、『1』~『4』の[[主人公]]でありプレイヤーキャラクター。
   −
帝国海軍士官学校を主席で卒業後、帝国華撃団・花組の隊長として着任する。男性でありながら[[霊子甲冑]]「光武」を駆動させうる程の類い稀なる霊力の持ち主でもあり、他者の霊力を同調させる触媒の能力を併せ持っていたことが花組隊長に選ばれた要因となった。日頃は帝国華撃団総本部の大帝国劇場でモギリ等の雑用全般を勤めているが、舞台の演出等も行うこともある。 
+
大神家の長男。帝国海軍士官学校を主席で卒業後、帝国華撃団・花組の隊長として着任する。男性でありながら[[霊子甲冑]]「光武」を駆動させうる程の類い稀な霊力の持ち主であり、更に他者の霊力を同調させる触媒の能力をも併せ持っていたことが花組隊長に選ばれた要因となった。日頃は帝国華撃団総本部の大帝国劇場でモギリ等の雑用全般を勤めているが、舞台の演出等を手掛けることもある。
   −
隊長着任当時は個性派揃いの花組隊員に戸惑い反発される事も少なくなかったが、徐々に彼女達の信頼を獲得して花組を一つのチームとしてまとめ上げ、2度の霊的災害から帝都・[[東京]]を防衛した。その功績が認められ、1926年にはフランス・[[パリ|巴里]]に設立された巴里華撃団・花組の隊長として就任。当時2名だった巴里花組のスカウトも兼ねつつ彼女達を育て上げ、怪人達の脅威から巴里を救った。1927年には帝国華撃団に帰還。銀座を中心に発生した黄金蒸気事件を解決した後、米田一基から帝国華撃団総司令の座を譲り受けた。
+
隊長着任当時は個性派揃いの花組隊員に戸惑い反発される事も少なくなかったが、徐々に彼女達の信頼を得て花組を一つのチームとしてまとめ上げ、2度の霊的災害から帝都・[[東京]]を防衛した。その功績が認められ、1926年にはフランス・[[パリ|巴里]]に設立された巴里華撃団・花組の隊長として就任。当時2名だった巴里花組隊員のスカウトも兼ねつつ彼女達を育て上げ、怪人達の脅威から巴里を救った。1927年には帝国華撃団に帰還。銀座を中心に発生した黄金蒸気事件を解決した後、米田一基から帝国華撃団総司令の座を譲り受けた。
    
[[武術・格闘技|剣術]]に優れ、宮本武蔵を祖とする二天一流・二刀流の使い手。[[射撃]]も得意であり、花組一の銃の名手であるマリア・タチバナに匹敵する程の腕前。
 
[[武術・格闘技|剣術]]に優れ、宮本武蔵を祖とする二天一流・二刀流の使い手。[[射撃]]も得意であり、花組一の銃の名手であるマリア・タチバナに匹敵する程の腕前。
   −
大神一郎は真面目で紳士的な完璧超人の隊長…なのだが、そこは'''プレイヤーの[[分身]]として様々な行動を取らされる運命にあるアドベンチャーゲームの主人公'''である。
+
基本的には真面目で紳士的な完璧超人……なのだが、そこは'''プレイヤーの[[分身]]として様々な行動を取らされる運命にあるアドベンチャーゲームの主人公'''である。
 
ルート次第では「思わず」[[ヒロイン]]の[[シャワーシーン|シャワーおよび入浴現場]]を覗いてしまう超ムッツリスケベになったり、総勢で最大13人ものヒロインと同時に恋に落ちてなおかつそれを成就させる股掛けと[[三角関係 #三角以上の関係|ハーレムの帝王]]になったり、幼女と熱愛するロリコンになったりと、無限の可能性を秘めている。
 
ルート次第では「思わず」[[ヒロイン]]の[[シャワーシーン|シャワーおよび入浴現場]]を覗いてしまう超ムッツリスケベになったり、総勢で最大13人ものヒロインと同時に恋に落ちてなおかつそれを成就させる股掛けと[[三角関係 #三角以上の関係|ハーレムの帝王]]になったり、幼女と熱愛するロリコンになったりと、無限の可能性を秘めている。
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=== 関連作品 ===
 
=== 関連作品 ===
 
;[[PROJECT X ZONE]]
 
;[[PROJECT X ZONE]]
:今回はさくらとペアユニットを組む。その中でも所持スキル的には大神は味方の支援を担当。『サクラ大戦2』からの大神の能力である「隊長コマンド」の中で「風」と「山」がスキルとして採用されており、味方全体の移動力や防御力を上げる事が出来る。効率を重視するなら味方ターンの最初に大神&さくらのユニットが動いて大神のスキルを発動するのが理想的だが、SPDの能力がそこまで高くない為、確率で発動するオートスキル「体が勝手に......」かアクセサリーでSPDを強化する必要がある。さくらが自ユニットの攻撃力や入手経験値アップのスキルを持っているおかげで、攻守のバランスが取れており尚且つ育てやすい優秀なユニットである。
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:さくらとペアユニットを組む。ゲーム的には、大神は味方の支援を担当。『サクラ大戦2』から実装されたシステムである「隊長コマンド」の中で「風」と「山」がスキルとして採用されており、味方全体の移動力や防御力を上げる事が出来る。効率を重視するなら味方ターンの最初に大神&さくらのユニットが動いて大神のスキルを発動するのが理想的だが、SPD値がそこまで高くないため、確率で発動するオートスキル「体が勝手に……」かアクセサリーでSPDを強化する必要がある。さくらが自ユニットの攻撃力や入手経験値を上げるスキルを持っているおかげで、攻守のバランスが取れており尚且つ育てやすい優秀なユニットである。
    
;PROJECT X ZONE 2:BRAVE NEW WORLD
 
;PROJECT X ZONE 2:BRAVE NEW WORLD
:今回はエリカとペアユニットを組む。スキルの「隊長コマンド・山」が「火」に変更され、味方の攻撃力を上げられるようになった他、SPDの概念が撤廃されたおかげでスパロボのように味方ターンは自分の好きな順番でユニットを動かせるようになった。これにより前作以上の活躍をする…と思われたのだが、隊長コマンドの効果が1ユニットだけとなり、アクセサリーでの強化無しでは1度のスキル発動でガス欠を起こす等、結果的には弱体化した。相方のエリカも大神と同様の味方支援のスキル所持者である事を反映してか、全ペアユニットの中で唯一クロスブレイクが発生する技を一切持っておらず、単純な攻撃力で見ても最低ランクとなっている。使いこなすには愛が必要だが、アクセサリー強化でスキルの使用回数を増加させれば、味方ユニットの回復と強化を一手に担えるようになる。
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:今回はエリカとペアユニットを組む。スキルの「隊長コマンド・山」が「火」に変更され、味方の攻撃力を上げられるようになった他、SPDの概念が撤廃されたおかげでスパロボのように味方ターンは自分の好きな順番でユニットを動かせるようになった。これにより前作以上の活躍をする……と思われたのだが、隊長コマンドの効果が1ユニットだけとなり、アクセサリーでの強化無しでは1度のスキル発動でガス欠を起こす等、結果的には弱体化した。相方のエリカも大神と同様の味方支援のスキル所持者である事を反映してか、全ペアユニットの中で唯一クロスブレイクが発生する技を一切持っておらず、単純な攻撃力で見ても最低ランクとなっている。使いこなすには愛が必要だが、アクセサリー強化でスキルの使用回数を増加させれば、味方ユニットの回復と強化を一手に担えるようになる。
    
== パイロットステータス設定の傾向 ==
 
== パイロットステータス設定の傾向 ==
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|-
 
|-
 
! 風林火山
 
! 風林火山
| 味方全体の攻撃力、装甲、移動速度アップ || ※<ref>『2』から導入された大神独自のシステム「隊長コマンド」の4種類の作戦名が由来。</ref>
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| 味方全体の攻撃力、装甲、移動速度アップ || ※<ref>『2』から導入されたシステム「隊長コマンド」の4種類の作戦名が由来。</ref>
 
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|-
 
! 熟練のモギリ術
 
! 熟練のモギリ術
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|-
 
|-
 
! 大神華撃団
 
! 大神華撃団
| 味方全体の装甲大アップ || ※<ref>『4』最終決戦時に一時的に編成された、帝国華撃団と巴里華撃団の混成部隊の事。なお、『X-Ω』は『4』直前の時系列なので大神華撃団はまだ編成されておらず、光武二式 (大神機)も同部隊では使用されない。</ref>
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| 味方全体の装甲大アップ || ※<ref>『4』の最終決戦時に一時的に編成された、帝国華撃団と巴里華撃団の混成部隊の名称。なお、『X-Ω』は『4』直前の時系列なので大神華撃団はまだ編成されておらず、光武二式も同部隊では使用されない。</ref>
 
|}
 
|}
    
== キャラクターBGM ==
 
== キャラクターBGM ==
;「檄!帝国華撃団」
+
;「檄!帝国華撃団」
 
:『PXZ』および『PXZ2』でのバトルBGM。『サクラ大戦1』のテーマソング。[[俗語・俗称|通称]]「ゲキテイ」。
 
:『PXZ』および『PXZ2』でのバトルBGM。『サクラ大戦1』のテーマソング。[[俗語・俗称|通称]]「ゲキテイ」。
 
:『PXZ2』ではさくらに代わってエリカとペアユニットを組み、使用する技も『サクラ大戦3』に因んだ技が多いが、『PXZ』から引き続き採用された。
 
:『PXZ2』ではさくらに代わってエリカとペアユニットを組み、使用する技も『サクラ大戦3』に因んだ技が多いが、『PXZ』から引き続き採用された。
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;「御旗のもとに」
 
;「御旗のもとに」
 
:『PXZ2』のバトルBGM。『サクラ大戦3』のテーマソング。
 
:『PXZ2』のバトルBGM。『サクラ大戦3』のテーマソング。
:大神とエリカのペアユニットが戦闘に入った場合、上述のゲキテイとこの曲のどちらかがランダムで流れるが、必殺技か複数技を発動した場合はどちらもこの曲が流れる。『PXZ2』の限定版ではエリカ本人が歌う1番と間奏まで聞くことが出来る。
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:大神とエリカのペアユニットが戦闘に入った場合、上述のゲキテイとこの曲のどちらかがランダムで流れるが、必殺技か複数技を発動した場合はどちらもこの曲が流れる。『PXZ2』の限定版ではエリカ本人が歌う1番と間奏まで聞ける。
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
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:部下。さくらに限った話ではないが、日常においては大神の方が彼女に頭が上がらない場合が多い。隊長着任に初めて出会った花組隊員であり、最も付き合いの長い隊員でもある。
 
:部下。さくらに限った話ではないが、日常においては大神の方が彼女に頭が上がらない場合が多い。隊長着任に初めて出会った花組隊員であり、最も付き合いの長い隊員でもある。
 
;[[神崎すみれ]]
 
;[[神崎すみれ]]
:部下。彼女の我儘に振り回されることもあるが、裏を返せば信頼されているという証でもある。
+
:部下。彼女の我儘に振り回される事も多いが、裏を返せば信頼されている証左でもある。
 
;[[アイリス]]
 
;[[アイリス]]
:部下。彼女にとって大神は上司や部下ではなく、憧れのお兄ちゃんという感じ。
+
:部下。彼女にとって大神は上司や部下と言うより「憧れのお兄ちゃん」に近い。
 
;[[マリア・タチバナ]]
 
;[[マリア・タチバナ]]
:部下。当初は冷ややかな目で見られていたものの、和解後はよきパートナーとして大神をサポートする。
+
:部下。当初は冷ややかな目で見られていたものの、和解後は良きパートナーとして大神をサポートする。
 
;[[李紅蘭]]
 
;[[李紅蘭]]
:部下。彼女の発明品の実験台になる事もしばしばだが、逆に整備の助言をする事も。
+
:部下。彼女の発明品の実験台にされる事もしばしばだが、逆に整備の助言をする事も。
 
;[[桐島カンナ]]
 
;[[桐島カンナ]]
:部下。元軍人と言う事もあり、空手の稽古等を手伝ったり大食い対決をしたりと体育会系な絡みが多い。
+
:部下。元軍人という事もあり、空手の稽古等を手伝ったり大食い対決をしたりと体育会系な絡みが多い。
 
;[[ソレッタ・織姫]]
 
;[[ソレッタ・織姫]]
 
:部下。家庭の事情により当初は嫌われていたが、その後は一転して強い絆で結ばれる。
 
:部下。家庭の事情により当初は嫌われていたが、その後は一転して強い絆で結ばれる。
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:部下。巴里華撃団・花組隊員。個性的な隊員揃いの帝都&巴里花組の中でも特に「変わった」少女であり、大神も彼女の前では振り回されっぱなしとなる。『PXZ2』ではさくらに代わってペアを組む。SRW未登場。
 
:部下。巴里華撃団・花組隊員。個性的な隊員揃いの帝都&巴里花組の中でも特に「変わった」少女であり、大神も彼女の前では振り回されっぱなしとなる。『PXZ2』ではさくらに代わってペアを組む。SRW未登場。
 
;大河双葉
 
;大河双葉
:姉。名前が明かされたのは『1』のリメイク版である『熱き血潮に』で、容姿が判明したのは[[OVA]]『ニューヨーク・紐育』であるが、姉の存在自体は[[小説#サクラ大戦|小説版]]の時点で触れられていた。ただし、舞台やライブを除いて大神と双葉が共演した事は無い。SRW未登場。
+
:姉。名前が明かされたのは『1』のリメイク版である『熱き血潮に』、容姿が判明したのは[[OVA]]『ニューヨーク・紐育』であるが、姉の存在自体は[[小説#サクラ大戦|小説版]]の時点で触れられていた。ただし、舞台やライブを除いて大神と双葉が共演した事は無い。SRW未登場。
 +
:また、名前は不明だが弟が2人おり、実家ではワコという名前の犬を飼っている。
 
;大河新次郎
 
;大河新次郎
:姉の双葉の息子で甥にあたる。『V』の主人公。紐育華撃団・星組の隊長を務めるが、当初の予定では大神がその任務に就く筈だった。SRW未登場。
+
:姉の双葉の息子で甥にあたる。『V』の主人公。紐育華撃団・星組の隊長を務めるが、当初の予定では大神がその任務に就くはずだった。SRW未登場。
 
;[[加山雄一]]
 
;[[加山雄一]]
:海軍士官学校時代の親友。その正体は[[スパイ|諜報活動]]を主とする帝国華撃団・月組隊長。
+
:海軍士官学校時代の親友。その正体は[[スパイ]]を主とする帝国華撃団・月組隊長。
    
== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
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:『PXZ』で共演。
 
:『PXZ』で共演。
 
;[[楠舞神夜]]
 
;[[楠舞神夜]]
:『[[PROJECT X ZONE|PXZ]]』で共闘した際、何と'''彼女の信頼度を上げてしまう'''。
+
:『[[PROJECT X ZONE|PXZ]]』で共闘した際、なんと'''彼女の信頼度を上げてしまう'''。
:余談だが、続編の『PXZ2』ではセガ・カプコン・バンナム・任天堂四社のヒロインから信頼度アップという快挙を成し遂げている。
+
:さらに、続編の『PXZ2』ではセガ・カプコン・バンナム・任天堂4社のヒロインから信頼度アップという快挙を成し遂げた。
    
===[[バンプレストオリジナル]]===
 
===[[バンプレストオリジナル]]===
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;[[ドモン・カッシュ]]、[[ツナシ・タクト]]、[[シャッテ・ジュードヴェステン]]、[[イヌイ・ホノカ]]
 
;[[ドモン・カッシュ]]、[[ツナシ・タクト]]、[[シャッテ・ジュードヴェステン]]、[[イヌイ・ホノカ]]
 
:『X-Ω』で共演。こちらも大神の行動に'''信頼度が上がってしまった面々'''。
 
:『X-Ω』で共演。こちらも大神の行動に'''信頼度が上がってしまった面々'''。
:女性キャラはまだしも、男性キャラが上がる事に驚くプレイヤーもいたが、実は原作でも米田司令や加山、巴里の住民たちから信頼度を上げてもらう事もあるため原作準拠である。
+
:女性キャラはまだしも、男性キャラまで上がる事に驚くプレイヤーもいたが、実は原作でも米田司令や加山、巴里の住民たちから信頼度を上げてもらう事があるので、原作再現と言える。
    
== 名(迷)台詞 ==
 
== 名(迷)台詞 ==
 
;「勝利のポーズ……決めっ!」
 
;「勝利のポーズ……決めっ!」
:大神の台詞と言うより[[帝国華撃団]]全員の台詞。戦闘に勝利した際に決めのポーズを取り全員で言う台詞。
+
:大神の台詞と言うよりは[[帝国華撃団]]全員の台詞。戦闘に勝利した際に決めのポーズを取り全員で言う。
:因みに、勝利のポーズは隊長である大神の発案という訳ではなく、大神入隊以前から花組に存在した。初陣では流石に驚いたものの、見事に満面の笑みでサムズアップを決めている。その後、巴里に渡った際には巴里華撃団・花組にこの風習を継承した。
+
:この「勝利のポーズ」は大神の発案というわけではなく、大神入隊以前から花組に存在していた。初陣では流石に驚いたものの、見事に満面の笑みでサムズアップを決めている。その後、巴里に渡った際には巴里華撃団・花組にこの風習を継承した。
    
;「粉骨砕身の覚悟で頑張ります!」
 
;「粉骨砕身の覚悟で頑張ります!」
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;「いいっ!?」
 
;「いいっ!?」
:驚いた時や隊員から無理難題を押し付けられた際等、おそらく原作ゲームで最もよく聞く台詞。…というより大神の口癖。
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:驚いた時や隊員から無理難題を押し付けられた際等、おそらく原作ゲームで最もよく聞く台詞……というより大神の口癖。
    
;「花見の準備をせよ!」
 
;「花見の準備をせよ!」
:『1』にて花組初出動の際の号令の一つとして選択肢に登場する台詞。この時の出撃場所が桜満開の上野公園だったため、「戦闘終了後に全員で花見をしよう」という意味で言ったらしいのだが…。
+
:『1』にて花組初出動の際の号令の一つとして選択肢に登場する台詞。この時の出撃場所が桜満開の上野公園だったため、「戦闘終了後に全員で花見をしよう」という意味で言ったらしいのだが……。
 
:その後『2』でも第1話の戦闘パート前にて同様の選択肢が登場。舞台が巴里に移った『3』でも、'''桜が咲いていないのに全く同じ選択肢が出てくる'''等、シリーズにおける一種の様式美と化している。『4』ではとうとう、'''この選択肢を選ぶ事で信頼度が上がる隊員まで出てきた。'''
 
:その後『2』でも第1話の戦闘パート前にて同様の選択肢が登場。舞台が巴里に移った『3』でも、'''桜が咲いていないのに全く同じ選択肢が出てくる'''等、シリーズにおける一種の様式美と化している。『4』ではとうとう、'''この選択肢を選ぶ事で信頼度が上がる隊員まで出てきた。'''
    
;「い、いかん……体が勝手に…」
 
;「い、いかん……体が勝手に…」
:[[ヒロイン]]の[[シャワーシーン|入浴シーン]]にて「(プレイヤーが)覗く選択」をした際に発するお決まりの(メタフィクションが入った)台詞。
+
:[[ヒロイン]]の[[シャワーシーン|入浴シーン]]が発生した際、プレイヤーが「覗く」選択をした時に発するお決まりの(メタフィクションが入った)台詞。
 
:大神の人物像との強烈なギャップから多くのファンに散々ネタにされ、他のカッコイイ名台詞の数々を差し置き、まるで大神を代表する台詞の一つであるかのように扱われている。
 
:大神の人物像との強烈なギャップから多くのファンに散々ネタにされ、他のカッコイイ名台詞の数々を差し置き、まるで大神を代表する台詞の一つであるかのように扱われている。
:どうも劇中では'''文字通り大神自身の意志とは裏腹に体が勝手に動いているらしく'''、『3』では大神の突然の行動に面食らう加山に対してそう弁明しながらも結局シャワールームへ'''二人揃って'''突撃した他、『PXZ2』では味方の反撃行動に「体が勝手に動いて」参加する同名のオートスキルが登場している。
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:どうも劇中では'''文字通り大神自身の意志とは裏腹に体が勝手に動いているらしく'''、『3』では大神の突然の行動に面食らう加山に対してそう弁明しながらも結局シャワールームへ'''2人揃って'''突撃した他、『PXZ2』では味方の反撃行動に「体が勝手に動いて」参加する同名のオートスキルが登場している。
:ここで大神の名誉の為に補足するが、'''原作ゲームのストーリー本筋で大神が助平心から女性の入浴を覗いた事はこれまで一度も無い。'''それはゲーム版をベースにしつつもハードでシリアスな作風のTV版は勿論の事、ゲーム版に限りなく忠実で2017年現在も継続中の[[漫画#サクラ大戦|漫画版]]でも同様である。
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:ここで大神の名誉のために補足するが、'''原作ゲームのストーリー本筋で大神が助平心から女性の入浴を覗いた事はこれまで一度も無い。'''それはゲーム版をベースにしつつもハードでシリアスな作風のTV版は勿論の事、ゲーム版に限りなく忠実で2017年現在も連載中の[[漫画#サクラ大戦|漫画版]]でも同様である。
 
:原作ゲームのストーリー本筋で大神で女性の入浴姿を見たのは、「隊員の性別を知らずに男同士で汗を流そうと勘違いした」件と、「大神が先に入浴していたにも関わらず隊員達がその確認を怠り後から入浴した」件の2回だけである(『2』の分岐次第では、後者が更に1回)。
 
:原作ゲームのストーリー本筋で大神で女性の入浴姿を見たのは、「隊員の性別を知らずに男同士で汗を流そうと勘違いした」件と、「大神が先に入浴していたにも関わらず隊員達がその確認を怠り後から入浴した」件の2回だけである(『2』の分岐次第では、後者が更に1回)。
    
;「黒髪の貴公子とは、俺のことさ。」
 
;「黒髪の貴公子とは、俺のことさ。」
 
:『3』の2周目以降にてメインキャラ、サブキャラ全員の信頼度を最大にまで上げる事で入手可能な称号「黒髪の貴公子」。この称号を獲得したクリアデータを『4』開始時に同期する事で、とある戦闘中にこのような選択肢が登場するようになる。
 
:『3』の2周目以降にてメインキャラ、サブキャラ全員の信頼度を最大にまで上げる事で入手可能な称号「黒髪の貴公子」。この称号を獲得したクリアデータを『4』開始時に同期する事で、とある戦闘中にこのような選択肢が登場するようになる。
:…が、そんなメタ的な苦労を花組の隊員が知る由もなく、戦闘中にいきなりおかしな冗談を言い出したと笑われてしまう。その際に相手の信頼度が上がるのが救いではあるが、大神的には釈然としないのも事実である。
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:……が、そんなメタ的な苦労を花組の隊員が知る由もなく、戦闘中にいきなりおかしな冗談を言い出したと笑われてしまう。その際に相手の信頼度が上がるのが救いではあるが、大神的には釈然としないのも事実である。
    
;「うおおおおおおおおおおおっ!俺が正義だ!!!!」
 
;「うおおおおおおおおおおおっ!俺が正義だ!!!!」
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:『2』にて、敵の幹部によって洗脳されたレニと対峙した際の台詞。
 
:『2』にて、敵の幹部によって洗脳されたレニと対峙した際の台詞。
 
:これ以前、戦う事の意義を見出せずにいた彼女に対して、大神は「帝都を守るため」あるいは「正義のため」という隊長としての理屈でしか答える事が出来なかった。
 
:これ以前、戦う事の意義を見出せずにいた彼女に対して、大神は「帝都を守るため」あるいは「正義のため」という隊長としての理屈でしか答える事が出来なかった。
:だが、人の心に応える事が出来るのは想いや信念である事に改めて気付かされ、今度は同じ仲間としてレニに示した答えである。
+
:だが、人の心に応える事が出来るのは想いや信念である事に改めて気付かされ、今度は同じ仲間としてレニに示した答えがこれである。
    
;「よし、肉だ!」
 
;「よし、肉だ!」
:『3』のミニゲーム『光武ナックル』にて。体力回復の為落ちている肉をゲットした時に出る台詞。ボイス付。
+
:『3』のミニゲーム『光武ナックル』にて。体力回復のため落ちている肉をゲットした時に出る台詞。ボイス付。
:ゲームの仕様的には問題ないのだが、そのあまりのゴロの良さにファンの間からはネタにされている。
+
:ゲームの仕様的には問題ないのだが、そのあまりのゴロの良さにファンの間ではネタにされている。
 
:このミニゲームの元ネタは、セガのベルトスクロールアクションゲーム『ベア・ナックル』。主人公のアクセルとは、『PXZ2』にて共演を果たしている。アクセルに「リンゴか肉が落ちていたら拾っておいてくれ」と頼まれた際には、'''「そんな物落ちてるのかい!?それに食べるのかい!?」'''と発言している。『光武ナックル』では喜んで食べていたはずなのだが。
 
:このミニゲームの元ネタは、セガのベルトスクロールアクションゲーム『ベア・ナックル』。主人公のアクセルとは、『PXZ2』にて共演を果たしている。アクセルに「リンゴか肉が落ちていたら拾っておいてくれ」と頼まれた際には、'''「そんな物落ちてるのかい!?それに食べるのかい!?」'''と発言している。『光武ナックル』では喜んで食べていたはずなのだが。
   178行目: 179行目:  
:TV版第9話「哀しき<ruby><rb>火喰い鳥</rb><rt>クワッサリー</rt></ruby>」でのマリアとの会話。
 
:TV版第9話「哀しき<ruby><rb>火喰い鳥</rb><rt>クワッサリー</rt></ruby>」でのマリアとの会話。
 
:大神が述べている天国と地獄の話は有名なエスニックジョークだが、日本人とロシア人とフランス人と中国人(後の時系列ではイタリア人とドイツ人も含む)で構成された花組の隊長がこのジョークを言うのは'''色んな意味でシャレになっていない。'''
 
:大神が述べている天国と地獄の話は有名なエスニックジョークだが、日本人とロシア人とフランス人と中国人(後の時系列ではイタリア人とドイツ人も含む)で構成された花組の隊長がこのジョークを言うのは'''色んな意味でシャレになっていない。'''
:同エピソードはVHS並びにDVD収録時に別の話に差し変えられる事態となったが<ref>DVD-BOXでは特典としてこのエピソードが収録されている。</ref>、そもそもエスニックジョーク自体が差別的表現と捉えられる事も少なくない為、ファンの間でその最大の原因と考えられている迷台詞。
+
:同エピソードはVHS並びにDVD収録時に別の話に差し変えられる事態となったが<ref>DVD-BOXでは特典としてこのエピソードが収録されている。</ref>、そもそもエスニックジョーク自体が差別的表現と捉えられる事も少なくないため、ファンの間でその最大の原因と考えられている。
    
;「じ・・実は俺は生まれつき胃腸が弱くて・・」<br/>「たまにこうして発作が起きるんだ」<br/>
 
;「じ・・実は俺は生まれつき胃腸が弱くて・・」<br/>「たまにこうして発作が起きるんだ」<br/>
:漫画版にて、すみれとカンナと共に深川の廃屋を調査していた際の台詞。
+
:漫画版にて、すみれとカンナと共に深川の廃屋を調査した際に発した台詞。
:生まれつき胃腸が弱いというのは勿論嘘で、舞台でのトラブルが原因でいつも以上に仲違いしていたすみれとカンナを仲直りさせる為に、2人が協力せざるを得ない状況を作り出そうと思いついた大神の奇策。紆余曲折あるものの、この目論見は結果的に成功を納める事になる。
+
:「生まれつき胃腸が弱い」というのは勿論嘘で、舞台でのトラブルが原因でいつも以上に仲違いしていたすみれとカンナを仲直りさせるために、2人が協力せざるを得ない状況を作り出そうと思いついた大神の奇策。紆余曲折あるものの、この目論見は結果的に成功を納める事になる。
 
:大神の担当声優である陶山章央氏が『ちびまる子ちゃん』で胃腸の弱さで有名な山根強を演じている事に因んだ[[声優ネタ]]でもある。なお大神と山根は、真面目で熱血な性格、髪型がトゲトゲ、仲間(友人)に「さくら」がいる、など声優以外にも類似点が多くファンの間でもよく話題に上がる。
 
:大神の担当声優である陶山章央氏が『ちびまる子ちゃん』で胃腸の弱さで有名な山根強を演じている事に因んだ[[声優ネタ]]でもある。なお大神と山根は、真面目で熱血な性格、髪型がトゲトゲ、仲間(友人)に「さくら」がいる、など声優以外にも類似点が多くファンの間でもよく話題に上がる。
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*『サクラ大戦』の企画当初、主人公は鹿沼草十という名前の大神とは別の人物だった。その後、このキャラクターは設定を大幅に変更して[[ドラマCD#サクラ大戦|ドラマCD]]第1期「秋公演〜愛はダイヤ〜」にて登場を果たしている。声優は宮本充氏。
 
*『サクラ大戦』の企画当初、主人公は鹿沼草十という名前の大神とは別の人物だった。その後、このキャラクターは設定を大幅に変更して[[ドラマCD#サクラ大戦|ドラマCD]]第1期「秋公演〜愛はダイヤ〜」にて登場を果たしている。声優は宮本充氏。
*プレイヤーの分身という宿命からか、原作ゲームではムービーや戦闘パートのサウンドエフェクト程度でしか大神のボイスは用意されていない。『PXZ』シリーズ等の外部作品ではゲームキャラクターの1人としての出演の為、下手をすると原作ゲーム以上に大神のボイスを堪能する事が出来る。
+
*プレイヤーの分身という宿命からか、原作ゲームではムービーや戦闘パートのサウンドエフェクト程度でしか大神のボイスは用意されていない。『PXZ』シリーズ等の外部作品ではゲームキャラクターの1人としての出演のため、下手をすると原作ゲーム以上に大神のボイスを堪能する事が出来る。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
匿名利用者