差分

4,213 バイト追加 、 2017年9月3日 (日) 01:41
編集の要約なし
2行目: 2行目:  
| 読み = こちょうき
 
| 読み = こちょうき
 
| 外国語表記 = [[外国語表記::Kochouki]]
 
| 外国語表記 = [[外国語表記::Kochouki]]
 +
| 別名 = 胡蝶
 
| 登場作品 = [[ゲッターロボシリーズ]]
 
| 登場作品 = [[ゲッターロボシリーズ]]
 
*{{登場作品 (人物)|ゲッターロボG}}
 
*{{登場作品 (人物)|ゲッターロボG}}
9行目: 10行目:  
| 所属 = [[百鬼帝国]]
 
| 所属 = [[百鬼帝国]]
 
| 役職 = 百鬼百人衆
 
| 役職 = 百鬼百人衆
 +
| キャラクターデザイン = 小松原一男
 
}}
 
}}
    
== 概要 ==
 
== 概要 ==
第15話「赤い蝶のバラード」に登場する[[百鬼帝国]]の百人衆で、エリート戦士として高いプライドを持つ。
+
第15話「赤い蝶のバラード」に登場する[[百鬼帝国]]の数少ない女性[[百人衆]]で、エリート戦士としての高いプライドを持つ。女性ながらもライディングテクニックに長け、普段からバイクを愛用。また、掌から「光る蝶」を発現させ、邪魔者を消滅させる特殊能力を具える。
   −
心理作戦を試み、[[ゲッターチーム]]が在籍する浅間学園に胡蝶という人間の姿で現れ、優れた運動能力と美貌で、ゲッターチームの心を掴みかける。しかし、人間の持つ真心を失っており、そのことを[[流竜馬]]に指摘されてショックを受ける。
+
心理作戦を試み、[[ゲッターチーム]]が在籍する浅間学園に「'''胡蝶'''」という人間の姿で現れ、優れた運動能力と美貌で、ゲッターチームの心を掴みかける。しかし、人間の持つ真心を失っており、その事を[[流竜馬]]に指摘されてショックを受ける。
   −
動揺しながら[[メカ胡蝶鬼]]でゲッターに挑むが、敗退。自分の傲慢さを恥じた彼女は自ら鬼の証である角をうち砕き、これで人間に戻れると言って息絶えた。
+
動揺しながら[[メカ胡蝶鬼]]で[[ゲッターロボG (ロボット)|ゲッターG]]に挑むが、呆気なく敗退。自分の傲慢さを恥じた彼女は、自ら鬼の証である角を撃ち砕き人間に戻れた事を喜ぶが、[[ヒドラー元帥]]によって死期を早められゲッターチームに看取られながら絶命する。その亡骸には、彼女が[[ライバル]]視していた[[早乙女ミチル]]から手向けの花が添えられた。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
72行目: 74行目:  
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
;[[流竜馬]]
 
;[[流竜馬]]
:原作でのことがあってか、SRWでは彼に説得されて仲間になることが多い。
+
:原作での事があってか、SRWでは彼に説得されて仲間になるケースが多い。
 +
;[[神隼人]]
 +
:警戒心の強い彼ですら虜にするが、約束を反故にした事で一時的に不信感を持たれる。しかし、持ち前のコケティッシュさを発揮して誤魔化す事に成功した。
 +
;[[車弁慶]]
 +
:隼人曰く「子供にしか興味の無い」弁慶ですら胡蝶の前にはデレデレに成ってしまう。
 
;[[早乙女ミチル]]
 
;[[早乙女ミチル]]
:飛び入り参加した水泳大会で、彼女に勝利しゲッターチームの心を掴むのに成功するが……。
+
:飛び入り参加した水泳大会で彼女に勝利し、更にはゲッターチームをも虜にした事で彼女の「女」としてのプライドを完膚なきまでに粉砕する。
 
;[[ヒドラー元帥]]
 
;[[ヒドラー元帥]]
 
:上司だが、無断でゲッター線増幅装置を強奪しようと部隊を引き連れた際には、彼女のプライドが許さず、これを阻止した。
 
:上司だが、無断でゲッター線増幅装置を強奪しようと部隊を引き連れた際には、彼女のプライドが許さず、これを阻止した。
 
;[[キャプテン・ラドラ]]
 
;[[キャプテン・ラドラ]]
 
:『[[第2次スーパーロボット大戦|第2次]]』では[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]における同僚。『[[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]]』にて、彼が偶然滞在していた補給基地の位置を教える。
 
:『[[第2次スーパーロボット大戦|第2次]]』では[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]における同僚。『[[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]]』にて、彼が偶然滞在していた補給基地の位置を教える。
<!-- == 名台詞 == -->
+
 
 +
== 名台詞 ==
 +
;「こんにちは…流竜馬君、神隼人君、車弁慶君でしょ?」<br />「浅間学園で貴方達3人を知らない者なんて居ないんじゃないかしら?」
 +
:水泳大会終了後、ゲッターチームの3人へと送った挨拶。その美貌と色香を目の当たりにして男衆3人は忽ち魅了されてしまうが、この光景を傍らで目撃していたミチルは居た堪れなくなり、その場から一目散に走り去ってしまう。
 +
;「フフフ…早乙女ミチル、私の出場で誇り高い自尊心が酷く傷付けられただろうね。あたしは何でも一番でないと気が済まない女なのよ」<br />「貴女はゲッターチームの女王様…でも、あたしがその座を奪ってやる。水泳と同じようにね。結果は目に見えてるわ」<br />「現にリョウ・ハヤト・ベンケイの3人は、もうあたしに夢中に成りかけている。フフフ…」
 +
:自室に閉じ篭り屈辱の涙に濡れるミチルを見据えつつ、作戦の第一段階成功を優越感に浸りながら確信する。
 +
;「私は今まで他人の力を借りた事は無い、そして失敗した事も無い!さっさと帰るがよい!」
 +
:胡蝶鬼の功績を掠め取ろうと介入してきたヒドラーの姑息さに激昂し、飽くまでも「助太刀」を主張する彼の虚言を一蹴してメカ胡蝶鬼で威嚇する。
 +
;(3人とも私の虜だわ…ゲッターロボの先も見えて来た。またも私は勝つ!)
 +
:自身発案のモトクロスを快諾し、デッドヒートを繰り広げる3人をバックミラー越しに見据えながら発したモノローグ。ここまでは胡蝶鬼の書いたシナリオ通りの展開だったが…。
 +
;(私は美しい!その上、力も一番よ!誰にも負けた事が無いわ…だけど見て!)<br />(私は百鬼帝国の胡蝶鬼だ!これが、私の本当の姿よ!)<br />「そう、鬼よ!鬼だから私は…その鬼が、最後の勝負を挑んでやるわ!」
 +
:遭難した少年を最初に発見するも、救助せずに放置していた冷徹さを竜馬から指摘された事で胡蝶のプライドは崩壊。様々な感情が混濁して錯乱状態と成った胡蝶は「胡蝶鬼」の姿へと戻り、メカ胡蝶鬼を召喚する。
 +
;「鬼だ!鬼だ!!鬼だーッ!!!」
 +
:冷静さを欠いたまま[[ゲッタードラゴン]]へと挑み、猛攻を仕掛けながら咆哮する。逆上して泣きながら向かってくる子供のような、形振り構わぬ戦法が胡蝶鬼の痛々しさを物語る。
 +
;「私は…生涯でたった一度だけ負けた鬼よ…もう人間に戻れない!」
 +
:メカ胡蝶鬼の残骸から脱出し、駆け寄るゲッターチームへ敗北を認め、竜馬からの制止を振り切って胡蝶鬼は己の角を撃ち抜く…。
 +
;「リョウ君…私これでやっと…人間に…戻れたのね…」
 +
:「胡蝶鬼」から「胡蝶」へと戻れた事を竜馬に認められ満足げに微笑むが、これが胡蝶の最期の言葉と成ってしまった。
    
== 搭乗機体 ==
 
== 搭乗機体 ==