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*キャラクターデザイン:河野さち子
*キャラクターデザイン:河野さち子
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バラルに属する仙人。[[武王機]]と[[武雀王]]のメインパイロット。
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バラルに属する仙人で、北仙。南仙の夏喃潤とは対を成す。[[武王機]]と[[武雀王]]のメインパイロット。
バラルの中では古参の部類に入り、禿頭と蓄えた白い髭が印象的な、いかにもな仙人の格好をしている。また、左目には金属の眼帯をしている。度量が深く思慮深い性格で、武王機との意思疎通も完璧にこなしている。優れた仙術の腕を持ち、武雀王の装符を何度でも完全修復してしまう。
バラルの中では古参の部類に入り、禿頭と蓄えた白い髭が印象的な、いかにもな仙人の格好をしている。また、左目には金属の眼帯をしている。度量が深く思慮深い性格で、武王機との意思疎通も完璧にこなしている。優れた仙術の腕を持ち、武雀王の装符を何度でも完全修復してしまう。
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最終的には鋼龍戦隊に敗れ、爆散する雀武王と運命を共にしたが、逆上して結果を認めなかった夏喃とは逆に、これが天命だとして、いつものように「善哉、善哉」と大笑しながら散って行った。
最終的には鋼龍戦隊に敗れ、爆散する雀武王と運命を共にしたが、逆上して結果を認めなかった夏喃とは逆に、これが天命だとして、いつものように「善哉、善哉」と大笑しながら散って行った。
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乗機である武王機のモチーフは玄武。玄武は五行思想においては北の守護獣であり、季節では冬、色では黒に照応する。泰北の名前、武雀王の武装や台詞はそれに則った物になっている。
== 登場作品と役柄 ==
== 登場作品と役柄 ==
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== 名台詞 ==
== 名台詞 ==
;「善哉、善哉」
;「善哉、善哉」
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:泰北の代名詞でもある口癖。何かと言うとこれを口に出す。
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:泰北の代名詞でもある口癖。読みは「ぜんざい」。何かと言うとこれを口に出す。
;「では、流れのままに」<br/>「魚心あれば水心」
;「では、流れのままに」<br/>「魚心あれば水心」
:戦闘台詞の一つ。「無為自然」の考えを簡単に表した一言。
:戦闘台詞の一つ。「無為自然」の考えを簡単に表した一言。
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:対龍王機・虎王機。操者共々最後までバラルに従わなかった龍王機と虎王機だが、泰北にとってはそれもただの結果でしかない。
:対龍王機・虎王機。操者共々最後までバラルに従わなかった龍王機と虎王機だが、泰北にとってはそれもただの結果でしかない。
;「さて、装符を修復しておこうかのう。神農炎帝、来護我身、此刀一下、何鬼不走、何病不癒、急々如律令」
;「さて、装符を修復しておこうかのう。神農炎帝、来護我身、此刀一下、何鬼不走、何病不癒、急々如律令」
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:装符修復の真言。
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:装符修復の真言。神農炎帝は古代中国の伝説の君主で三皇五帝の一人。世の中にある草を片っ端から食べて薬か毒かを明らかにしたという逸話があり、医学と農業の神とされる。
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;「玄天大聖、後玄武避万鬼!」
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:玄天衝天砲の発動時。陰陽道の呪文に「左青龍避万兵、右白虎避不祥、前朱雀避口舌、後玄武避万鬼」という一節がありおそらくこれに由来。ちなみにこの武装、長台詞なのに平仮名が一つもない。さすが仙人。
;「……む? 武雀王が拒絶しおったわい」<br/>「フォッホッホッホ! それも善哉!」
;「……む? 武雀王が拒絶しおったわい」<br/>「フォッホッホッホ! それも善哉!」
:「四龍の長」「機人大戦」にて、装符の修繕を武雀王に拒まれて。夏喃は「何を悠長な!」と苛立っていたが、泰北はいつものごとく。
:「四龍の長」「機人大戦」にて、装符の修繕を武雀王に拒まれて。夏喃は「何を悠長な!」と苛立っていたが、泰北はいつものごとく。