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| **{{登場作品 (人物)|ゴジラ対エヴァンゲリオン}} | | **{{登場作品 (人物)|ゴジラ対エヴァンゲリオン}} |
| *種族:怪獣 | | *種族:怪獣 |
− | *[[異名|肩書]]:'''怪獣王'''<ref> ゴジラは『ゴジラ×メカゴジラ』の特報・予告篇[[ナレーション]](CV:立木文彦氏)において「'''キング・オブ・モンスター'''」と紹介されている。ちなみに、ゴジラの[[異名|肩書]]は[[英語|外国語]]表記だと「'''King of the Monsters'''」である。</ref> | + | *[[異名|肩書]]:'''怪獣王'''<ref> [[英語|外国語]]表記だと「'''King of the Monsters'''」である。</ref> |
| *[[全長一覧|身長]]:[[全長::55 m]] | | *[[全長一覧|身長]]:[[全長::55 m]] |
| *体重:[[体重::25000 t]] | | *体重:[[体重::25000 t]] |
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| 体細胞に強力な[[再生]]能力を持つ物質「オルガナイザーG1」を含んでおり、[[宇宙人]]ミレニアンはこれを体内に取り込むものの制御できず、怪獣オルガへと変貌してしまう結果となった。 | | 体細胞に強力な[[再生]]能力を持つ物質「オルガナイザーG1」を含んでおり、[[宇宙人]]ミレニアンはこれを体内に取り込むものの制御できず、怪獣オルガへと変貌してしまう結果となった。 |
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− | なお、当作品および『メガギラス』におけるゴジラは身長が55mと初代および二代目に近くなっているが、これは「ゴジラ」の[[異名|愛称]]で知られる野球選手・松井秀喜氏の読売巨人軍所属時代の背番号「55」から取られたものである<ref>後に、松井秀喜氏は『ゴジラ×メカゴジラ』にてカメオ出演している。</ref>。 | + | なお、当作品および『メガギラス』におけるゴジラは身長が55mと初代および二代目に近くなっているが、これは「ゴジラ」の[[異名|愛称]]で知られる野球選手・松井秀喜氏の読売巨人軍所属時代の背番号「55」から取られたものである。 |
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| === ゴジラ×メガギラス G消滅作戦 === | | === ゴジラ×メガギラス G消滅作戦 === |
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| ゴジラによる被害に心を痛めていた[[科学者・技術者|科学者]]・芹沢大助博士は周囲の人物の[[説得]]により、自身が開発した水中酸素破壊剤「オキシジェン・デストロイヤー」の使用を決意。海底に潜伏している時に芹沢博士にオキシジェン・デストロイヤーを使用され、身体を溶かされ死亡する<ref>オキシジェン・デストロイヤーが使用された場所は『ゴジラ』(1954)では東京湾なのだが、劇中では明言されていなかったので、機龍二部作では手塚昌明監督のこだわりによって房総半島沖に変更されている。</ref>。 | | ゴジラによる被害に心を痛めていた[[科学者・技術者|科学者]]・芹沢大助博士は周囲の人物の[[説得]]により、自身が開発した水中酸素破壊剤「オキシジェン・デストロイヤー」の使用を決意。海底に潜伏している時に芹沢博士にオキシジェン・デストロイヤーを使用され、身体を溶かされ死亡する<ref>オキシジェン・デストロイヤーが使用された場所は『ゴジラ』(1954)では東京湾なのだが、劇中では明言されていなかったので、機龍二部作では手塚昌明監督のこだわりによって房総半島沖に変更されている。</ref>。 |
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− | 最後に古生物学者である山根恭平博士の'''「あのゴジラが、最後の一匹だとは思えない。もし、水爆実験が続けて行われるとしたら、あのゴジラの同類がまた世界のどこかへ現れて来るかもしれない…」'''という言葉で映画は締めくくられる。そしてその言葉通り、様々な世界(後のシリーズ作品)において新たなゴジラが現れる事となった<ref>中には、初代ゴジラが倒されて約40年後の1995年に(かつて初代ゴジラを倒した)オキシジェン・デストロイヤーの影響によって、新たなる怪獣「デストロイア」が生まれた事もある(『ゴジラVSデストロイア』)。</ref>。 | + | 最後に古生物学者である山根恭平博士の'''「あのゴジラが、最後の一匹だとは思えない。もし、水爆実験が続けて行われるとしたら、あのゴジラの同類がまた世界のどこかへ現れて来るかもしれない…」'''という言葉で映画は締めくくられる。そしてその言葉通り、様々な世界(後のシリーズ作品)において新たなゴジラが現れる事となった。 |
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| なお、この頃は白黒映画という事もあってか青い放射火炎ではなく、あくまでも高温の息という設定であり「白熱光」と呼ばれていた。 | | なお、この頃は白黒映画という事もあってか青い放射火炎ではなく、あくまでも高温の息という設定であり「白熱光」と呼ばれていた。 |
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| === 武装・[[必殺武器]] === | | === 武装・[[必殺武器]] === |
| ;格闘 | | ;格闘 |
− | :[[生身ユニット|生身]]の怪獣なので、必然的に肉弾戦を行う事が多い。主にパンチや噛みつき、踏みつけや尻尾を使う<ref>ちなみに昭和シリーズのゴジラは、「'''大きな岩石を掴んで敵怪獣に投げつけたり、敵怪獣に背負い投げやプロレス技を仕掛ける'''」といった、非常に人間くさい攻撃方法も使用している。FINAL WARSでは作風と相まって更にアクロバティックな格闘戦を見せている。</ref>。 | + | :[[生身ユニット|生身]]の怪獣なので、必然的に肉弾戦を行う事が多い。主にパンチや噛みつき、踏みつけや尻尾を使う。 |
| :『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』では、「尻尾」が通常武器として採用。 | | :『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』では、「尻尾」が通常武器として採用。 |
| ;放射熱線 | | ;放射熱線 |
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| :基本的に島国[[日本]]を舞台とするゴジラ作品においては、人類側や敵怪獣との海上・海中戦も頻繁に描かれている。昭和シリーズでは、戦いを終えたゴジラが海へと帰っていくラストシーンも定番だろう。 | | :基本的に島国[[日本]]を舞台とするゴジラ作品においては、人類側や敵怪獣との海上・海中戦も頻繁に描かれている。昭和シリーズでは、戦いを終えたゴジラが海へと帰っていくラストシーンも定番だろう。 |
| :また、ゴジラは真空の宇宙空間でも活動可能なので、「あらゆる環境で生息可能な完全生物」と言える。 | | :また、ゴジラは真空の宇宙空間でも活動可能なので、「あらゆる環境で生息可能な完全生物」と言える。 |
− | :その一方で、ゴジラは[[飛行]]が出来ないので、モスラ等の飛行する怪獣との戦闘において不利になる場面が多く見られた<ref>なお、『ゴジラ対ヘドラ』では放射熱線を口から吐いて'''後ろ向きで[[飛行]]した'''。流石に不評の声も多かった(そもそも、田中友幸プロデューサーが大反対していたのだが、'''「田中プロデューサーが入院している間に坂野義光監督ら現場スタッフ達の判断で採用された」'''という、曰くつきの場面でもある)が、[[プレイステーション3|PS3]]用[[コンピュータゲーム|ソフト]]『ゴジラ-GODZILLA-』で'''平成版デザインのゴジラの技として採用された'''事も。</ref>。
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| === [[サイズ]] === | | === [[サイズ]] === |
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| :なお、機龍はメインフレームに初代ゴジラの骨を利用している生体兵器でもある<ref>ただし、1954年版ではゴジラは骨ごと跡形もなく溶け去っているため、[[並行世界|パラレル設定]]となっている。</ref>。 | | :なお、機龍はメインフレームに初代ゴジラの骨を利用している生体兵器でもある<ref>ただし、1954年版ではゴジラは骨ごと跡形もなく溶け去っているため、[[並行世界|パラレル設定]]となっている。</ref>。 |
| ;オルガ | | ;オルガ |
− | :『ゴジラ2000 ミレニアム』に登場した怪獣。ゴジラの遺伝子がその誕生に大きく関わっており、そのためか外観に少なからずゴジラとの相違が見られる<ref>オルガと同じく、ゴジラの細胞(劇中では「G細胞」と呼称される事も)や遺伝子が誕生に関わったビオランテやスペースゴジラもまた、ゴジラの特徴を受け継いでいる</ref>。 | + | :『ゴジラ2000 ミレニアム』に登場した怪獣。ゴジラの遺伝子がその誕生に大きく関わっており、そのためか外観に少なからずゴジラとの相違が見られる。 |
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| == 余談 == | | == 余談 == |
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| *実は、ゴジラは『[[スーパーロボット大戦シリーズ]]』の源流となった[[コンパチヒーローシリーズ]]への参戦経験が有り、同じく日本を代表する特撮作品『ウルトラマン』『仮面ライダー』とも共演している<ref>ちなみに、『ウルトラQ』ではゴジラの着ぐるみが「古代怪獣ゴメス」の改造元となり、『ウルトラマン』には'''ゴジラの着ぐるみに襟巻きを付けた「エリ巻き恐竜ジラース」'''として出演している。ついでに言うと、ゴメスおよびジラースを演じた役者は、ゴジラの初代スーツアクターである中島春雄氏。</ref>。 | | *実は、ゴジラは『[[スーパーロボット大戦シリーズ]]』の源流となった[[コンパチヒーローシリーズ]]への参戦経験が有り、同じく日本を代表する特撮作品『ウルトラマン』『仮面ライダー』とも共演している<ref>ちなみに、『ウルトラQ』ではゴジラの着ぐるみが「古代怪獣ゴメス」の改造元となり、『ウルトラマン』には'''ゴジラの着ぐるみに襟巻きを付けた「エリ巻き恐竜ジラース」'''として出演している。ついでに言うと、ゴメスおよびジラースを演じた役者は、ゴジラの初代スーツアクターである中島春雄氏。</ref>。 |
| *岩波書店が発行している日本語国語辞典'''『広辞苑』(第6版)には、「ゴジラ」が見出し語として載っている'''。ついでに同国語辞典には「ウルトラマン」も、見出し語として載っている。 | | *岩波書店が発行している日本語国語辞典'''『広辞苑』(第6版)には、「ゴジラ」が見出し語として載っている'''。ついでに同国語辞典には「ウルトラマン」も、見出し語として載っている。 |
− | *1997年に登録されたコエロフィシス科の恐竜は成体の大きさが推定6.5mと同時代の肉食恐竜としては最大級のサイズだったため、発見者のケネス・カーペンター博士により「'''ゴジラサウルス'''(Gojirasaurus quayi)」と命名された。実在する恐竜の学名に日本の怪獣が名付けられた例は現時点では本種のみである<ref>余談だが、同じく日本を代表する怪獣であるガメラの名が付いた古代のカメ「シネミス・ガメラ」というのも存在する。</ref>。 | + | *1997年に登録されたコエロフィシス科の恐竜は成体の大きさが推定6.5mと同時代の肉食恐竜としては最大級のサイズだったため、発見者のケネス・カーペンター博士により「'''ゴジラサウルス'''(Gojirasaurus quayi)」と命名された。実在する恐竜の学名に日本の怪獣が名付けられた例は現時点では本種のみである。 |
| *『ギャレゴジ』の公開に合わせてBSプレミアムで放映された特番では、「あなたにとって、ゴジラは何ですか?」という質問に対し東宝スタッフの多くが'''「ゴジラは[[神]]である」'''と答えている。 | | *『ギャレゴジ』の公開に合わせてBSプレミアムで放映された特番では、「あなたにとって、ゴジラは何ですか?」という質問に対し東宝スタッフの多くが'''「ゴジラは[[神]]である」'''と答えている。 |
| **『ゴジラ』(1954)の監督を務めた本多猪四郎氏も、1984年版(通称:84ゴジラ)を制作する際に残したメモにゴジラを'''「神が遣わした聖獣」'''と記しており、東宝ではゴジラが神格化されている事が伺える。 | | **『ゴジラ』(1954)の監督を務めた本多猪四郎氏も、1984年版(通称:84ゴジラ)を制作する際に残したメモにゴジラを'''「神が遣わした聖獣」'''と記しており、東宝ではゴジラが神格化されている事が伺える。 |