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彼は[[コズミック・イラ|C.E.]]15年に自らがコーディネイターである事実を明かし、'''人類と新たに生まれるであろう新人類との架け橋という事を願い、調整者(=コーディネイター)という概念を唱えた'''。これが、世にいう'''「ジョージ・グレンの告白」'''である<ref>その後、[[キャプテンG・G]]として復活したジョージ・グレンの弁によれば'''「『コーディネイター』とは、遺伝子の調整をされた者に限った事ではない」と思い直している'''。</ref>。
 
彼は[[コズミック・イラ|C.E.]]15年に自らがコーディネイターである事実を明かし、'''人類と新たに生まれるであろう新人類との架け橋という事を願い、調整者(=コーディネイター)という概念を唱えた'''。これが、世にいう'''「ジョージ・グレンの告白」'''である<ref>その後、[[キャプテンG・G]]として復活したジョージ・グレンの弁によれば'''「『コーディネイター』とは、遺伝子の調整をされた者に限った事ではない」と思い直している'''。</ref>。
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この告白後、地球は遺伝子操作の是非を巡り大混乱に陥ったが、翌年「'''人類の遺伝子改変に関する議定書'''」が採択。合法的なコーディネイターとしての出生は違法とされながらも、密かにコーディネイターは増え続けるという状態だった。C.E.30年頃にはパレスチナ公会議が原因で伝統的な[[宗教]]の権威が著しく失墜すると、「コーディネイター寛容論」が地球に蔓延、その余波と遺伝子操作のコストダウンも有ってコーディネイターは急増する事になり、C.E.45年には推定人口が1000万人を突破する。
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この告白後、地球は遺伝子操作の是非を巡り大混乱に陥ったが、翌年「'''人類の遺伝子改変に関する議定書'''」が採択。コーディネイターとしての出生は違法とされながらも、密かにコーディネイターは増え続けるという状態だった。C.E.30年頃にはパレスチナ公会議が原因で伝統的な[[宗教]]の権威が著しく失墜すると、「コーディネイター寛容論」が地球に蔓延、その余波と遺伝子操作のコストダウンも有ってコーディネイターは急増する事になり、C.E.45年には推定人口が1000万人を突破する。
    
しかし、徐々に人としての能力差が歴然と示され始め、更にはコーディネイター同士の子供にも能力遺伝が確認されると徐々に地球でコーディネイターアレルギーが再発。C.E.53年に起きた「ジョージ・グレン[[暗殺]]事件」に代表されるように、[[ブルーコスモス]]等のナチュラルによる反コーディネイターの機運が次第に高まっていき、暗殺直後に発生したS2インフルエンザが「コーディネイターのジョージ・グレン暗殺の報復およびナチュラル殲滅作戦である」との噂がナチュラルの感情を決定的に悪化させる<ref>この噂が事実だったのか、デマだったのかは作中では明かされていない。しかし、「[[医療・病障害|病気]]罹患者が少ないが故にナチュラルよりも薬学が圧倒的に遅れている筈のプラントのコーディネイターが、あっさりとS2インフルエンザのワクチン開発に成功した事実も有り、更にこの疑念を煽ってしまった」との事。事実、『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』で[[ミネルバ]]の医官が(当時捕虜になっていた)[[エクステンデッド]]の[[ステラ・ルーシェ]]の体内から検出された物質やその後の体調悪化に関しては「訳が分からない」という状態だった。</ref>。
 
しかし、徐々に人としての能力差が歴然と示され始め、更にはコーディネイター同士の子供にも能力遺伝が確認されると徐々に地球でコーディネイターアレルギーが再発。C.E.53年に起きた「ジョージ・グレン[[暗殺]]事件」に代表されるように、[[ブルーコスモス]]等のナチュラルによる反コーディネイターの機運が次第に高まっていき、暗殺直後に発生したS2インフルエンザが「コーディネイターのジョージ・グレン暗殺の報復およびナチュラル殲滅作戦である」との噂がナチュラルの感情を決定的に悪化させる<ref>この噂が事実だったのか、デマだったのかは作中では明かされていない。しかし、「[[医療・病障害|病気]]罹患者が少ないが故にナチュラルよりも薬学が圧倒的に遅れている筈のプラントのコーディネイターが、あっさりとS2インフルエンザのワクチン開発に成功した事実も有り、更にこの疑念を煽ってしまった」との事。事実、『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』で[[ミネルバ]]の医官が(当時捕虜になっていた)[[エクステンデッド]]の[[ステラ・ルーシェ]]の体内から検出された物質やその後の体調悪化に関しては「訳が分からない」という状態だった。</ref>。
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