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、 2013年2月7日 (木) 17:55
*1991年3月16日上映。
*初参戦スパロボ:[[スーパーロボット大戦]](初代)(1991年)
== 概要 ==
『[[機動戦士ガンダム]]』から40年後、『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]』から30年後と舞台とし、コスモ・バビロニア建国をはかる[[クロスボーン・バンガード]]とそれに巻き込まれた少年達の戦いを描いた劇場作品。
本来はTVシリーズとして企画されていたものが急遽映画という形になったもの。そのためかなり密度が濃い。
また作中で描かれているのはコスモ・バビロニア建国戦争の一端のみに過ぎず、「'''THIS IS ONLY THE BEGINING'''」というラストが指す通り、新たなガンダムサーガの起点となっている。
== ストーリー ==
[[宇宙世紀]]0123年、0093年の[[第2次ネオ・ジオン抗争]]以降(未参戦作品の動乱も含む)大きな戦乱もなく、人類はその大半が[[地球]]から[[月]]までの軌道に設置された[[スペースコロニー]]に移住し、[[地球連邦政府]]という国家の枠組みを超えた全地球規模の組織に統治されていた。
しかし、[[地球連邦政府]]は疲弊・腐敗しており、これに対しマイッツァー・ロナは「人の上に立つべき者は、人々の規範となるような高貴な精神を持つ者でなければならない」とする思想「コスモ貴族主義」を掲げ、[[地球連邦政府]]の打倒と理想とする貴族主義社会の実現のために、秘密裏に軍事組織「[[クロスボーン・バンガード]](C・V)」を設立し、[[スペースコロニー]]「[[フロンティアIV]]」を急襲する。
街を覆う戦火と混乱と容赦ない死の中で、民間人の少年「[[シーブック・アノー]]」は襲撃から避難するために、友人達とともにコロニーを脱出するが、同行していた内の一人「[[セシリー・フェアチャイルド]]」はC・Vに連れ去られてしまう。実はセシリーの正体はマイッツァーの生き別れの孫娘[[ベラ・ロナ]]であった。
シーブック達は近隣のコロニー「フロンティアI」に辿り着き、[[地球連邦軍]]の宇宙練習艦スペース・アークに保護される。艦内には整備中の[[モビルスーツ]](MS)があった。開発コード「F91」としてロールアウトされたその機体を、乗員はよく似た顔を持つ過去のMS、ガンダムになぞらえ「'''[[ガンダムF91]]'''」と名づけた。
一方、C・Vに占領された[[フロンティアIV]]ではコスモ貴族主義の実現のための国家「コスモ・バビロニア」の建国が宣言され、セシリーはコスモ・バビロニアの象徴として祭り上げられることになる。
そして、F91に乗って反攻するシーブックと、専用MS「[[ビギナ・ギナ]]」を与えられたセシリーは、戦場で対峙するのであった…。
== 登場人物 ==
スパロボごとの登場人物一覧については以下を参照して下さい。
*[[メカ&キャラクターリスト/第2次]]
*[[メカ&キャラクターリスト/第3次]]
*[[メカ&キャラクターリスト/EX]]
*[[メカ&キャラクターリスト/第4次]]
*[[メカ&キャラクターリスト/第2次G]]
*[[メカ&キャラクターリスト/F]]
*[[メカ&キャラクターリスト/F完結編]]
*[[メカ&キャラクターリスト/COMPACT]]
*[[メカ&キャラクターリスト/64]]
*[[メカ&キャラクターリスト/リンクバトラー]]
*[[メカ&キャラクターリスト/COMPACT2]]
*[[メカ&キャラクターリスト/α]]
*[[メカ&キャラクターリスト/α for DC]]
*[[メカ&キャラクターリスト/IMPACT]]
*[[メカ&キャラクターリスト/第2次α]]
=== 民間人・[地球連邦軍]] ===
;[[シーブック・アノー]]
:[[主人公]]。工業科に通う17歳の高校生。連邦軍と[[クロスボーン・バンガード]]の戦争に巻き込まれた。母が[[ガンダムF91|F91]]の開発に関わっていた。
;[[セシリー・フェアチャイルド]]([[ベラ・ロナ]])
:[[ヒロイン]]。シーブックと同じ高校の普通科に通う少女。学園のマドンナ的存在。実はロナ家の娘であった。
;[[ビルギット・ピリヨ]]
:スペースアークへ援軍としてやってきた[[モビルスーツ]]パイロット。皮肉屋。
=== [[クロスボーン・バンガード]] ===
;[[カロッゾ・ロナ]]
:[[仮面キャラ|仮面の男]]。[[クロスボーン・バンガード]]の総司令官。
;[[ザビーネ・シャル]]
:隻眼の[[エース]]パイロット。「黒の部隊」の隊長で、セシリーの教育係となる。
;[[アンナマリー・ブルージュ]]
:
;[[ドレル・ロナ]]
:鉄仮面の息子で、セシリーの異母兄。
;[[ジレ・クリューガー]]
:
== 登場メカ ==
スパロボごとの登場メカ一覧については以下を参照して下さい。
*[[メカ&キャラクターリスト/第2次]]
*[[メカ&キャラクターリスト/第3次]]
*[[メカ&キャラクターリスト/EX]]
*[[メカ&キャラクターリスト/第4次]]
*[[メカ&キャラクターリスト/第2次G]]
*[[メカ&キャラクターリスト/F]]
*[[メカ&キャラクターリスト/F完結編]]
*[[メカ&キャラクターリスト/COMPACT]]
*[[メカ&キャラクターリスト/64]]
*[[メカ&キャラクターリスト/リンクバトラー]]
*[[メカ&キャラクターリスト/COMPACT2]]
*[[メカ&キャラクターリスト/α]]
*[[メカ&キャラクターリスト/α for DC]]
*[[メカ&キャラクターリスト/IMPACT]]
*[[メカ&キャラクターリスト/第2次α]]
=== [[地球連邦軍]]の機動兵器 ===
;[[ガンダムF91]]
:
;[[ヘビーガン]]
:
;[[Gキャノン]]
:
;[[ジェガン]]
:『[[逆襲のシャア]]』に登場した旧式MS。3年前の『[[機動戦士ガンダム F90|F90]]』の時代にも使用されている。
=== [[クロスボーン・バンガード]]の機動兵器 ===
;[[ビギナ・ギナ]]
:
;[[ベルガ・ギロス]]
:通常色、黒の部隊色が登場。
;[[ベルガ・ダラス]]
:
;[[ダギ・イルス]]
:黒の部隊色、アンナマリー用色が登場。
;[[デナン・ゾン]]
:通常色、黒の部隊色が登場。
;[[デナン・ゲー]]
:通常色、黒の部隊色が登場。
;[[ラフレシア]]
:
;[[バグ (メカ)|バグ]]
:
=== [[戦艦]] ===
;[[ザムス・ギリ]]
:
;[[ザムス・ガル]]
:
== 主題歌とBGM ==
;『ETERNAL WIND ~ほほえみは光る風の中~』
:作詞:西脇唯 作曲:西脇唯・緒里原洋子 編曲:門倉聡 歌:森口博子
:主題歌。劇中とエンディングで流れた。
;『君を見つめて -The time I'm seeing you-』
:作詞:井荻麟・茂村泰彦 作曲:茂村泰彦 編曲:門倉聡 歌:森口博子
:イメージソング。「ETERNAL WIND」のB面。『[[スーパーロボット大戦COMPACT2|COMPACT2]]』と『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』でBGMに採用。
;『F91ガンダム出撃』
:『[[スーパーロボット大戦F完結編]]』よりF91系のBGMとして採用。
== 登場作と扱われ方 ==
SRWシリーズ当初のガンダム最新作であり、第○次シリーズでは不動のレギュラーであった。[[αシリーズ]]以降は[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]のように続編の『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]』と絡めて扱うこともあったが、基本的に参戦が少なくなっている。
;[[スーパーロボット大戦]]
:F91の劇場公開からスパロボ参戦までのスパンは凄まじく短く、わずか一ヶ月という早業である。初代スパロボのシナリオの薄っぺらさ故のスピードであろうが、これを打ち破る作品は今後出てこないだろう。
;[[第2次スーパーロボット大戦]]
:パイロット制の初採用で、シーブック・セシリー・カロッゾが初登場。
;[[第3次スーパーロボット大戦]]
:ドレル・アンナマリー・ザビーネ等の敵パイロットが初登場。敵MSもいくつか登場する。
;[[スーパーロボット大戦EX]]
:
;[[第2次スーパーロボット大戦G]]
:第2次と違って、セシリーが登場しない。
;[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])
:第4次Sではシーブックのみ声が入った。[[クロスボーン・バンガード]]の人物は登場するが、扱いは零落した感が否めない。
;[[スーパーロボット大戦F]]([[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]])
:Fではビルギットのみが登場し、シーブック、セシリーはF完結編の1話目から登場する。[[クロスボーン・バンガード]]の人物がいないため、[[いるだけ参戦]]。
;[[スーパーロボット大戦COMPACT]]
:
;[[スーパーロボット大戦64]]
:
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第1部]]
:
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第2部]]
:
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部]]
:
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]
:デモ画面でシーブックとセシリーの操縦する[[ガンダムF91]]と[[ビギナ・ギナ]]がコンビを組んでザビーネの[[ベルガ・ギロス]]、そして鉄仮面の[[ラフレシア]]と戦闘。BGMもいつもと違い、原作終盤通りのコンビ、そして[[ラフレシア]]戦のデモは[[ラフレシア]]の攻撃を[[ビギナ・ギナ]]が援護防御で瀕死のダメージ→F91がM.E.P.E.攻撃で反撃という原作を意識した拘りようである。
;[[スーパーロボット大戦α]]
:ジュピトリアンと手を結ぶかたちでクロスボーン・バンガードが登場。原作序盤の、セシリーがクロスボーンにさらわれるシーンが再現されている。[[ガンダムF90|F90V]]が隠しユニットとして用意されており、ビギナ・ギナとの二択となっている。味方にはビルギット、敵では鉄仮面、ザビーネ、ドレルらも登場する。
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]
:原作終了後の後日談的な位置づけなので、ほぼいるだけ参戦。『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]』に登場するキャラはそちらに準拠しており、それ以外のキャラクターが参戦している。戦闘アニメーションの完成度が高く、派手さはないがその分凝った作りになっている。[[ヘビーガン]]が初登場。
== 用語 ==
;ヴェスバー
:「'''V'''ariable '''S'''peed '''B'''eam '''R'''ifle」の頭文字を取ってこう呼ぶ。[[ガンダムF91|F91]]に装備された武器で、高速で速射性の高いビームから、低速で破壊力のあるビームまで撃ち分けることが可能である。数十年後の時代でも[[V2アサルトガンダム]]にも同様の武装がされていることから、非常に高性能な武装なのが分かる。
;[[クロスボーン・バンガード]]
:コスモ貴族主義を唱えるロナ家によってつくられた組織。その軍備と戦闘能力は、平和ボケしていた[[地球連邦軍]]では歯が立たないほど強力だった。
;ビームシールド
:[[ガンダムF91|F91]]や[[クロスボーン・バンガード]]系MSに装備されている新装備。これまでのMSのシールド装備では[[ビーム兵器]]の攻撃を完全に遮ることはできなかったが、ビームシールドの登場で防御力が格段に上がった。
;理論分身
:[[ガンダムF91|F91]]がリミッターを解除し、高速で移動することによって起きる現象。「質量を持った残像」を発生させて敵の攻撃を回避する。性能を限界まで引き出せた場合に偶然発動したものであり、[[量産型ガンダムF91|量産型]]での使用は不可能である。
;[[フロンティアIV]]
:
== 主要スタッフ ==
;制作会社
:サンライズ
;監督
:富野由悠季
;キャラクターデザイン
:安彦良和
;メカニカルデザイン
:大河原邦男
;音楽
:門倉聡
== 商品情報 ==
<amazon>B00005HVM3</amazon>
<!-- == 話題まとめ == -->
== 資料リンク ==
*[http://wiki.cre.jp/GUNDAM/%E6%A9%9F%E5%8B%95%E6%88%A6%E5%A3%AB%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%A0F91 ガンダムWiki - 機動戦士ガンダムF91]
<!-- == リンク == -->
{{DEFAULTSORT:きとうせんしかんたむF91}}
[[Category:登場作品]]
[[Category:ガンダムシリーズ]]
[[Category:機動戦士ガンダムF91|*きとうせんしかんたむF91]]