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ファルセイバーは本来この姿なのだが、3万年前に起こった[[ミケーネ帝国]]との決戦の際に、力の源である四つの至宝のうち三つを失っていた。現代においては「力の至宝」がブルーヴィクターという別の存在へと造りなおされていたため、融合者の二人が揃った上で「輝煌合体」のキーワードで合体することでこの姿となる。ブルーヴィクターの人格は「力の至宝」に宿っていたファルセイバーの残留思念をディボーティーが練り直したものであり、結果全く別の存在となっているため、合体しても統合されることはない(ブルーヴィクターの推測では二度と統合されないらしい)。
 
ファルセイバーは本来この姿なのだが、3万年前に起こった[[ミケーネ帝国]]との決戦の際に、力の源である四つの至宝のうち三つを失っていた。現代においては「力の至宝」がブルーヴィクターという別の存在へと造りなおされていたため、融合者の二人が揃った上で「輝煌合体」のキーワードで合体することでこの姿となる。ブルーヴィクターの人格は「力の至宝」に宿っていたファルセイバーの残留思念をディボーティーが練り直したものであり、結果全く別の存在となっているため、合体しても統合されることはない(ブルーヴィクターの推測では二度と統合されないらしい)。
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復活当初から、ブルーヴィクターが次元の守人の資格を持つためその力は更に増加し、3万年前当時よりもさらに強大な力を持つが、この時点でも全ての力は開放されていなかった。
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復活を遂げた時点でブルーヴィクターの意志が加わっていたことから、3万年前よりも遥かに強大な力を持つが、「記憶の至宝」が未覚醒だったために守護者としての権能は発揮できていなかった。
 
        
 
        
後に復活した[[暗黒大将軍]]との戦いにおいて、[[ゼウス]]の助言により[[マジンガーZ (真マジンガー)|マジンガーZ]]から光の力を受けた事で、[[ユキ・ヒイラギ|ユキ]]が記憶を取り戻し「記憶の至宝」が覚醒したことでかつての状態へと戻り、さらにヨウタ・ユキ・ブルーヴィクターの3人分の意志力を加えることで絶大な力を発揮するようになった。
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後に復活した[[暗黒大将軍]]との戦いにおいて、[[ゼウス]]の助言により[[マジンガーZ (真マジンガー)|マジンガーZ]]から光の力を受けた事で、[[ユキ・ヒイラギ|ユキ]]が記憶を取り戻し「記憶の至宝」が覚醒。これによりかつての状態へと戻り、さらにヨウタ・ユキ・ブルーヴィクターの3人分の意志力を加えることで絶大な力を発揮するようになった。
    
その正体は、かつて発生した「異世界大戦」の折、それを終結させるために「始まりの地」を中心に設置された世界の行き来を遮断する永続結界、通称「境界」のマスターシステム兼ガーディアンプログラムとして生み出された存在。その源である人の正の想念の奔流である「境界の力」を引き出すことでそれを制御し、境界を維持するのが真の使命である。だが、3万年前のミケーネ帝国との戦いにおいて致命傷を負い、消滅の危機を迎えてしまう。しかしその時、[[ザ・パワー]]の力でESウィンドウを突き抜け、過去に飛ばされていた[[超竜神]]の意志が、現代での仲間であるファルセイバーの救済を願ったことにより、本来消滅するはずだったところを、四つの至宝のうち三つを失うレベルで済んでいた。
 
その正体は、かつて発生した「異世界大戦」の折、それを終結させるために「始まりの地」を中心に設置された世界の行き来を遮断する永続結界、通称「境界」のマスターシステム兼ガーディアンプログラムとして生み出された存在。その源である人の正の想念の奔流である「境界の力」を引き出すことでそれを制御し、境界を維持するのが真の使命である。だが、3万年前のミケーネ帝国との戦いにおいて致命傷を負い、消滅の危機を迎えてしまう。しかしその時、[[ザ・パワー]]の力でESウィンドウを突き抜け、過去に飛ばされていた[[超竜神]]の意志が、現代での仲間であるファルセイバーの救済を願ったことにより、本来消滅するはずだったところを、四つの至宝のうち三つを失うレベルで済んでいた。
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:;グリッターバスター
 
:;グリッターバスター
 
::シールドのクリスタルから魔法陣を展開、ビームを放って敵を消滅させる。
 
::シールドのクリスタルから魔法陣を展開、ビームを放って敵を消滅させる。
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;グリッターファルブレード
 
;グリッターファルブレード
 
:ファルブレードの真の姿。ノーマルと異なりシールド同様虚空から召喚される。
 
:ファルブレードの真の姿。ノーマルと異なりシールド同様虚空から召喚される。
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:合体前と同じ技だが、胸部ビームの代わりにグリッターバスターで吹き飛ばす。
 
:合体前と同じ技だが、胸部ビームの代わりにグリッターバスターで吹き飛ばす。
 
:なお、この形態では同名の専用BGMではなく、下位武装と同様に機体BGMが流れる。このことと話の展開からも、後にさらなる必殺技が追加されることは想像に難くなかったであろう。
 
:なお、この形態では同名の専用BGMではなく、下位武装と同様に機体BGMが流れる。このことと話の展開からも、後にさらなる必殺技が追加されることは想像に難くなかったであろう。
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:ちなみにトドメ演出では、ファルセイバーと違い左手は握っている。
 
;エリアルフェアスパーク
 
;エリアルフェアスパーク
 
:第37話で解禁される真の「エリアルスパーク」。この技を発動するには守人の力を最大まで高め、さらに融合者が存在する場合は心を完全に一つにする必要がある。バルギアスを撃退した超威力のエリアルスパークはこの技をノーマルの状態で強引に放ったもの。
 
:第37話で解禁される真の「エリアルスパーク」。この技を発動するには守人の力を最大まで高め、さらに融合者が存在する場合は心を完全に一つにする必要がある。バルギアスを撃退した超威力のエリアルスパークはこの技をノーマルの状態で強引に放ったもの。
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:グリッターシールドを召喚して[[シールド防御]]を発動する。
 
:グリッターシールドを召喚して[[シールド防御]]を発動する。
 
;三つの至宝
 
;三つの至宝
:第35話~37話前半まで所持している能力。3つの効果をまとめて得る。
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:第35話~37話前半まで所持している能力。3つの効果をまとめて得る。37話のステージ中に「全ての至宝」と入れ代わりになくなる。
 
:*心の至宝:パイロットの[[SP回復]]。
 
:*心の至宝:パイロットの[[SP回復]]。
 
:*生命の至宝:被弾後の即時自動回復。『[[UX]]』の[[ファクター]]と同系列の能力だが計算式が異なり、[[気力]]の高さに応じて回復量が大きくなる(100から2超えるごとに1%)。この手の能力としては例外的に'''上限がなく'''、気力覚醒にさらに気力限界10上昇の[[戦術指揮]]効果で210まで上げると'''最大HPの55%が回復する'''。
 
:*生命の至宝:被弾後の即時自動回復。『[[UX]]』の[[ファクター]]と同系列の能力だが計算式が異なり、[[気力]]の高さに応じて回復量が大きくなる(100から2超えるごとに1%)。この手の能力としては例外的に'''上限がなく'''、気力覚醒にさらに気力限界10上昇の[[戦術指揮]]効果で210まで上げると'''最大HPの55%が回復する'''。
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== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
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;覚醒! 無敵の勇者!
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:『BX』第35話より。オウストラル島でGAILを退けたのもつかの間、ディボーティー率いるデストルークの軍勢と、新たなる戦力たるブルーディスターの襲撃を受けるBX。
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: 総力戦で軍勢を蹴散らすも、ディボーティーは奥の手であるイクリプスジェネレーターを起動。途轍もないスピードで暴れ回るクレセディアを前に、一行は一転して窮地に追い込まれる。ならば、とスピードに優れるブルーヴィクターが迎撃に飛び出すが、ヒイラギ兄妹との融合で強引に維持していた機体がここに来てついに限界を迎え、絶体絶命に陥ってしまった。
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: その時、仲間を救いたいと願った護の意志に反応するかのように、島の遺跡で朽ちていた超竜神から未知の力が発せられる。それと共鳴するように、ユキの持っていた「運命の石」の残骸が輝きを放ち、その中から現れたのは復活を遂げたファルセイバーだった。
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: 一度は斃れた境界の守護者を復活させた力……それは、島の遺跡に眠っていた「生命の至宝」だった。その力を軸に四つの意志が一つとなり、勇者は真の姿を取り戻す。四位一体、光り輝く勇者、その名はグリッターファルセイバー。かつてを超える力を得て蘇った次元の守人は、必殺の一撃でクレセディアを打ち払い、反撃が始まる。
 
;君と共に
 
;君と共に
 
:バルギアスとの最終決戦、グリッターファルセイバーは一騎打ちを挑む。先にバルギアスの攻撃が当たり撃破されたかに見えたが、ブルーヴィクターが身を挺して庇っていた。そちらに気をとられたバルギアスにファルセイバーとヨウタたちは渾身のエリアルスパークを叩き込み、ついに戦いに決着をつけたのだった。
 
:バルギアスとの最終決戦、グリッターファルセイバーは一騎打ちを挑む。先にバルギアスの攻撃が当たり撃破されたかに見えたが、ブルーヴィクターが身を挺して庇っていた。そちらに気をとられたバルギアスにファルセイバーとヨウタたちは渾身のエリアルスパークを叩き込み、ついに戦いに決着をつけたのだった。
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