21行目: |
21行目: |
| ;プラグスーツ | | ;プラグスーツ |
| :『[[新世紀エヴァンゲリオン]]』において[[エヴァンゲリオン]]を動かす時に装着するパイロットスーツ。上記のファイティングスーツ同様身体にぴったりとフィットしている。まずブカブカの状態で着用し、手首部分にあるスイッチを押すと縮小し中の空気が抜けて身体にフィットするようになっている(真空パックを連想してもらうと、分かりやすいと思われる)。原作ではマグマ内部での作戦行動のための特殊仕様も存在した。 | | :『[[新世紀エヴァンゲリオン]]』において[[エヴァンゲリオン]]を動かす時に装着するパイロットスーツ。上記のファイティングスーツ同様身体にぴったりとフィットしている。まずブカブカの状態で着用し、手首部分にあるスイッチを押すと縮小し中の空気が抜けて身体にフィットするようになっている(真空パックを連想してもらうと、分かりやすいと思われる)。原作ではマグマ内部での作戦行動のための特殊仕様も存在した。 |
− | :なお、機体とパイロットとのシンクロを補助するためのものであり、必ず着用しなければいけない訳ではない。旧世紀版では3回、[[碇シンジ|シンジ]]が学生服のまま初号機に搭乗している(最小限の補助具としてヘッドセットだけは着けていた)。 | + | :なお、機体とパイロットとのシンクロを補助するためのものであり、必ず着用しなければいけない訳ではない。旧世紀版では3回、[[碇シンジ|シンジ]]が学生服のまま[[EVA初号機]]に搭乗している(最小限の補助具としてヘッドセットだけは着けていた)。 |
| ;耐圧服 | | ;耐圧服 |
| :『[[装甲騎兵ボトムズ]]』及びその[[ボトムズシリーズ|シリーズ]]におけるパイロットスーツ。軍の正規品は、この手のロボットアニメにしては珍しくあまりぴったりとしていない(耐圧服は宇宙空間での使用時には宇宙服として与圧されるため、サイズ的に多少の余裕をもって設計されているためと思われる)。また、酸素ボンベは背負わず、胸の前にあるベルトに固定する。 | | :『[[装甲騎兵ボトムズ]]』及びその[[ボトムズシリーズ|シリーズ]]におけるパイロットスーツ。軍の正規品は、この手のロボットアニメにしては珍しくあまりぴったりとしていない(耐圧服は宇宙空間での使用時には宇宙服として与圧されるため、サイズ的に多少の余裕をもって設計されているためと思われる)。また、酸素ボンベは背負わず、胸の前にあるベルトに固定する。 |
33行目: |
33行目: |
| ;シナジェティックスーツ | | ;シナジェティックスーツ |
| :『[[蒼穹のファフナー]]』シリーズにおけるパイロットスーツ。機体との一体化に必要な「シナジェティック・コード」の生成を補助し、接続時や被弾時にパイロットを襲う激痛をある程度緩和する目的で着用するもので、必須装備というわけではない。 | | :『[[蒼穹のファフナー]]』シリーズにおけるパイロットスーツ。機体との一体化に必要な「シナジェティック・コード」の生成を補助し、接続時や被弾時にパイロットを襲う激痛をある程度緩和する目的で着用するもので、必須装備というわけではない。 |
− | :デザインは所属勢力・男女で違うだけで概ね共通だが、何度も全体のリデザインが行われている。身体のラインがはっきりと浮き出る仕様で、尚且つ一部のものを除いて機器の接続が行われる腕・脇腹・太腿の部分は素肌が露出されている。初期のものほど露出範囲が広い。ちなみにスーツを着用せずにファフナーに乗った場合、この機器の接続部分を覆う服が接続時に破れ、強制的に素肌を露わにされてしまう。 | + | :デザインは所属勢力・男女で違うだけで概ね共通だが、何度も全体のリデザインが行われている。身体のラインがはっきりと浮き出る仕様で、尚且つ一部のものを除いて機器の接続が行われる腕・脇腹・太腿の部分は素肌が露出されている。初期のものほど露出範囲が広い。ちなみにスーツを着用せずに[[ファフナー]]に乗った場合、この機器の接続部分を覆う服が接続時に破れ、強制的に素肌を露わにされてしまう。 |
| :特定部分の素肌の露出に加えて、見ないところでは服ビリまで完備しているなど、意外に視聴者サービスが凝っている。 | | :特定部分の素肌の露出に加えて、見ないところでは服ビリまで完備しているなど、意外に視聴者サービスが凝っている。 |
| ;Qテクター | | ;Qテクター |
40行目: |
40行目: |
| :主に女性が装着するスーツの例に違わず露出が高いように見えるが、肌が露出して見える部分には超薄い皮膜がある。 | | :主に女性が装着するスーツの例に違わず露出が高いように見えるが、肌が露出して見える部分には超薄い皮膜がある。 |
| ;メイルライダースーツ | | ;メイルライダースーツ |
− | :『[[クロスアンジュ 天使と竜の輪舞]]』において、メイルライダーたちが着用するパイロットスーツ。アルゼナルとエンブリヲ騎士団でデザインが異なるが、脇腹の拳銃ホルダーと腰のナイフホルダー、腰から尾のように伸びたケーブルに関してはどちらのものでも共通している。 | + | :『[[クロスアンジュ 天使と竜の輪舞]]』において、[[メイルライダー]]たちが着用するパイロットスーツ。[[アルゼナル]]とエンブリヲ騎士団でデザインが異なるが、脇腹の拳銃ホルダーと腰のナイフホルダー、腰から尾のように伸びたケーブルに関してはどちらのものでも共通している。 |
− | :アルゼナルのライダースーツは胸部上・腹部・臀部にかけての部分が露出しており、股間部分をショーツのようなもので覆い隠すという、赴任直後のアンジュをして「破廉恥」と言わしめる大胆なデザインになっている。これには一応理由があり、長時間の作戦行動に備えて素肌の蒸れを緩和し、排泄を効率的に行うためのものであるらしい。頭部の防護に関しては皆無に等しく、新兵などはヘルメットを装着することもあるが、基本的には風防用のヘッドバイザーを装着しているだけである。スーツの色は新兵以外各々のライダーの好みで異なっていて千差万別。 | + | :アルゼナルのライダースーツは胸部上・腹部・臀部にかけての部分が露出しており、股間部分をショーツのようなもので覆い隠すという、赴任直後の[[アンジュ]]をして「破廉恥」と言わしめる大胆なデザインになっている。これには一応理由があり、長時間の作戦行動に備えて素肌の蒸れを緩和し、排泄を効率的に行うためのものであるらしい。頭部の防護に関しては皆無に等しく、新兵などはヘルメットを装着することもあるが、基本的には風防用のヘッドバイザーを装着しているだけである。スーツの色は新兵以外各々のライダーの好みで異なっていて千差万別。 |
− | :対して、エンブリヲ騎士団のライダースーツは全身を隈なく覆う一般的なパイロットスーツ然としたデザインで、頭部の防護もきちんとヘルメットを標準装備。カラーリングは対応するラグナメイルに準拠したものとなっており、同様に黒を基調としてそれぞれのパイロット毎に異なる色のラインが描かれている。 | + | :対して、エンブリヲ騎士団のライダースーツは全身を隈なく覆う一般的なパイロットスーツ然としたデザインで、頭部の防護もきちんとヘルメットを標準装備。カラーリングは対応する[[ラグナメイル]]に準拠したものとなっており、同様に黒を基調としてそれぞれのパイロット毎に異なる色のラインが描かれている。 |
− | :スーツにはパイロットの動きをパラメイル(ラグナメイル)と同期させる機能も備わっており、尾のように伸びたケーブルをコクピット内部に繋ぐことで起動する。また、装備している拳銃やナイフが実際に攻撃動作の同期を補助するためのツールにもなっている。 | + | :スーツにはパイロットの動きを[[パラメイル]](ラグナメイル)と同期させる機能も備わっており、尾のように伸びたケーブルをコクピット内部に繋ぐことで起動する。また、装備している拳銃やナイフが実際に攻撃動作の同期を補助するためのツールにもなっている。 |
| ;レオタード系統 | | ;レオタード系統 |
| :『[[トップをねらえ!]]』、『[[破邪大星ダンガイオー]]』、『[[超重神グラヴィオン Zwei]]』、『[[神魂合体ゴーダンナー!!]]』等における女性キャラの戦闘服または制服としても使われる衣服。 | | :『[[トップをねらえ!]]』、『[[破邪大星ダンガイオー]]』、『[[超重神グラヴィオン Zwei]]』、『[[神魂合体ゴーダンナー!!]]』等における女性キャラの戦闘服または制服としても使われる衣服。 |
| :こちらは概ね、製作者側が男性視聴者へのサービスを半ば意識したものである。 | | :こちらは概ね、製作者側が男性視聴者へのサービスを半ば意識したものである。 |
| ;私服 | | ;私服 |
− | :TV版『[[ゲッターロボシリーズ]]』では[[神隼人]]が自前のライダースーツを、そのままパイロットスーツとして転用。[[巴武蔵]]&[[車弁慶]]も自前のものに若干の[[改造]]を加えて着用しているが、'''武蔵は「工事用ヘルメット&剣道の胴」を着用し、弁慶は「野球の捕手の防具一式」を着用と、殆どあり合わせである'''。そのためか、[[ゲッターチーム]]で正規のパイロットスーツを着用しているのは[[流竜馬]]のみ。 | + | :TV版『[[ゲッターロボシリーズ]]』では[[神隼人]]が自前のライダースーツを、そのままパイロットスーツとして転用。[[巴武蔵]]&[[車弁慶]]も自前のものに若干の[[改造]]を加えて着用しているが、'''武蔵は「工事用ヘルメット&剣道の胴」を着用し、弁慶は「野球の捕手の防具一式」を着用と、殆どあり合わせである'''。[[ゲッターチーム]]で正規のパイロットスーツを着用しているのは[[流竜馬]]のみ。 |
| :『[[THE ビッグオー]]』の[[ロジャー・スミス]]に至っては、背広姿で[[ビッグオー|ロボット]]を操縦している。 | | :『[[THE ビッグオー]]』の[[ロジャー・スミス]]に至っては、背広姿で[[ビッグオー|ロボット]]を操縦している。 |
| :変り種としては『[[超重神グラヴィオン]]』第7話「渚のドリル少女」に於いて([[リィル・ゼラバイア|リィル]]を除く)[[グランナイツ]]の諸君が'''水着姿のまま機体に搭乗し、戦闘を繰り広げた'''事がある。<ref>なお、これと似た事例として『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』第26話「THE SHADOW OVER INNSMOUTH」において「[[海|海水浴中]]に敵との戦闘に突入した為、[[アルティメット・クロス|自軍部隊の面々]]が濡れた水着の上から直接パイロットスーツを着用した状態で、自らの機体に乗って戦う」という[[ギャグイベント|ユニークな場面]]が存在する。</ref> | | :変り種としては『[[超重神グラヴィオン]]』第7話「渚のドリル少女」に於いて([[リィル・ゼラバイア|リィル]]を除く)[[グランナイツ]]の諸君が'''水着姿のまま機体に搭乗し、戦闘を繰り広げた'''事がある。<ref>なお、これと似た事例として『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』第26話「THE SHADOW OVER INNSMOUTH」において「[[海|海水浴中]]に敵との戦闘に突入した為、[[アルティメット・クロス|自軍部隊の面々]]が濡れた水着の上から直接パイロットスーツを着用した状態で、自らの機体に乗って戦う」という[[ギャグイベント|ユニークな場面]]が存在する。</ref> |