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脚注余談の追加等。
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
 
=== [[機動戦士ガンダムSEED]] ===
 
=== [[機動戦士ガンダムSEED]] ===
『砂漠の虎』の[[異名]]を持ち、[[ザフト]]では知らぬ者がいないほどの英雄。
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'''「砂漠の虎」'''の[[異名]]を持ち、[[ザフト]]では知らぬ者がいないほどの英雄。
    
[[地球]]・北アフリカエリアに降下した[[アークエンジェル]]に、旗艦[[レセップス]]と四足獣型[[モビルスーツ|MS]]・[[バクゥ]]部隊を率いて攻撃を仕掛ける。バクゥに搭乗して挑んだ最初の交戦で、キラの特異な戦闘能力を看破し興味を持つ。この戦闘においてバクゥの連携攻撃はキラの[[ストライクガンダム|ストライク]]を追い詰めた。
 
[[地球]]・北アフリカエリアに降下した[[アークエンジェル]]に、旗艦[[レセップス]]と四足獣型[[モビルスーツ|MS]]・[[バクゥ]]部隊を率いて攻撃を仕掛ける。バクゥに搭乗して挑んだ最初の交戦で、キラの特異な戦闘能力を看破し興味を持つ。この戦闘においてバクゥの連携攻撃はキラの[[ストライクガンダム|ストライク]]を追い詰めた。
   −
キラとは後に偶然に出会い、カガリとの間に起きたドネル・ケバブにかけるソースを巡ったトラブルに彼を巻き込む事になる。それがきっかけで彼はキラとカガリを客人として招待する。その時のキラとの会話をきっかけに、キラは守りたい者の為に敵とただ戦い続ける事に疑問を抱くようになり、精神的な成長に大きく関わった。また、カガリと出会った際には「ドレス姿も実に板についている」「真っ直ぐで実にいい眼だ」と身分を隠していた彼女の素性を感じ取っていた。
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キラとは後に偶然に出会い、カガリとの間に起きたドネル・ケバブにかけるソースを巡ったトラブルに彼を巻き込む事になる。それがきっかけでバルトフェルドはキラとカガリを客人として招待する。その時のキラとの会話をきっかけに、キラは守りたい者の為に敵とただ戦い続ける事に疑問を抱くようになり、精神的な成長に大きく関わった。また、カガリと出会った際には「ドレス姿も実に板についている」「真っ直ぐで実にいい眼だ」と身分を隠していた彼女の素性を感じ取っていた。
    
アークエンジェルとの最終決戦に臨んだ際には、恋人の[[アイシャ]]と共に複座式の専用機・[[ラゴゥ]]で出撃し、キラの[[ストライクガンダム]]と死闘を繰り広げる。死闘の果てにストライクは[[PS装甲|フェイズシフト]]ダウンを引き起こすも、キラが[[SEED]]を発動させ敗れる。射撃手として同乗していた恋人のアイシャと共に戦死したと思われたが、左眼・左腕・左足を失いながらも副官の[[マーチン・ダコスタ]]に救助され、奇跡的に生還を果たした。
 
アークエンジェルとの最終決戦に臨んだ際には、恋人の[[アイシャ]]と共に複座式の専用機・[[ラゴゥ]]で出撃し、キラの[[ストライクガンダム]]と死闘を繰り広げる。死闘の果てにストライクは[[PS装甲|フェイズシフト]]ダウンを引き起こすも、キラが[[SEED]]を発動させ敗れる。射撃手として同乗していた恋人のアイシャと共に戦死したと思われたが、左眼・左腕・左足を失いながらも副官の[[マーチン・ダコスタ]]に救助され、奇跡的に生還を果たした。
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クライン派の同志達と共にエターナルを奪取後は、[[ラクス・クライン]]と共にプラントを脱出する。途中ヤキン・ドゥーエ防衛軍に追撃されるが、キラのフリーダムの救援を得て突破し、志を同じくするアークエンジェル、クサナギと合流を果たす。その後も三隻同盟の中心人物の一人として第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦を戦い抜き、停戦を迎えている。
 
クライン派の同志達と共にエターナルを奪取後は、[[ラクス・クライン]]と共にプラントを脱出する。途中ヤキン・ドゥーエ防衛軍に追撃されるが、キラのフリーダムの救援を得て突破し、志を同じくするアークエンジェル、クサナギと合流を果たす。その後も三隻同盟の中心人物の一人として第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦を戦い抜き、停戦を迎えている。
   −
街は焼いても戦う意思を持たぬ非戦闘員は殺さないという軍人としてのモラルを持つ。
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「街は焼いても戦う意思を持たぬ非戦闘員は殺さない」という軍人としてのモラルを持つ。
   −
独特のセンスと拘りを持ち、本来の指揮官服とは異なる黄色の指揮官服を着用したり、奇抜な模様のシャツを私服にしていたり、虎をモチーフにした特注の[[パイロットスーツ]]を着用する……と、徹底した派手好き。更に、コーヒーのブレンドを趣味にするも、レセップスの艦内に匂いが充満する事をダコスタにたしなめられている上、その味は劇中ではあまり評判が良くない(ゲームや漫画などの媒体では高評価を得ている事も)。また、ドネル・ケバブにはヨーグルトソースと決めており、それをかけない事は冒涜であるとさえ主張している。
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独特のセンスと拘りを持ち、本来の指揮官服とは異なる黄色の指揮官服を着用したり、奇抜な模様のシャツを私服にしていたり、虎をモチーフにした特注の[[パイロットスーツ]]を着用する……と、徹底した派手好き。更に、コーヒーのブレンドを趣味にするも、レセップスの艦内に匂いが充満する事をダコスタにたしなめられている上、その味は劇中ではあまり評判が良くない<ref>一方、[[コンピュータゲーム|ゲーム]]や[[漫画]]等の媒体では高評価を得ている事も。</ref>。また、ドネル・ケバブにはヨーグルトソースと決めており、それをかけない事は冒涜であるとさえ主張している。
   −
本業は広告心理学者で、振動工学の権威でもある。また、人間の愛憎や戦争の仕組みについて独特の問いかけをするなど、単なる軍人以上の厚みのある人柄を持ち、恋人の仇であるキラに対しても遺恨を持たないなど、平時の軽妙な語り口からは想像できぬほど深い人物である。
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本業は広告心理学者で、振動工学の権威でもある。また、人間の愛憎や戦争の仕組みについて独特の問いかけをするなど、単なる軍人以上の厚みのある人柄を持ち、恋人の仇であるキラに対しても遺恨を持たない等、平時の軽妙な語り口からは想像できぬ程、懐が深い人物である。
    
=== [[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]] ===
 
=== [[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]] ===
戦後はマリューらと共に[[オーブ]]へと亡命していた。左腕の義手に隠し武器の銃を仕込んでいる。[[ユニウスセブン]]落下テロ後、[[オーブ]]に寄港した[[ミネルバ]]に対して、通信で密かに世界の情報や情勢を伝え忠告をした。
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戦後はマリューらと共に[[オーブ連合首長国|オーブ]]へと亡命していた。左腕の義手に隠し武器の銃を仕込んでいる。[[ユニウスセブン]]落下テロ後、オーブに寄港した[[ミネルバ]]に対して、通信で密かに世界の情報や情勢を伝え忠告をした。
    
[[地球]]・[[プラント]]間で戦争が勃発した当初はプラントに移住する予定であったが、[[コーディネイター]]部隊によるラクス[[暗殺]]未遂に遭遇・これを義手に仕込んだ銃で返り討ちにした。プラントの不穏な空気を察知したバルトフェルドは、第三勢力として[[アークエンジェル]]に乗艦する。隻眼・義手に義足というハンディキャップを物ともせず、[[ムラサメ]]のパイロットを務め、主力の一人として貢献した。
 
[[地球]]・[[プラント]]間で戦争が勃発した当初はプラントに移住する予定であったが、[[コーディネイター]]部隊によるラクス[[暗殺]]未遂に遭遇・これを義手に仕込んだ銃で返り討ちにした。プラントの不穏な空気を察知したバルトフェルドは、第三勢力として[[アークエンジェル]]に乗艦する。隻眼・義手に義足というハンディキャップを物ともせず、[[ムラサメ]]のパイロットを務め、主力の一人として貢献した。
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その後[[エターナル]]の艦長として指揮を執りながらも、ザフト軍の[[エターナル]]追撃部隊を振り切る為、自ら専用カラーの[[ガイアガンダム]]で出撃する。[[ストライクフリーダムガンダム]]や[[インフィニットジャスティスガンダム]]、[[ドムトルーパー]]隊の参戦後は、戦力も充実した為[[エターナル]]の艦長職に専念、最終決戦のメサイア攻防戦を戦い抜き生還した。
 
その後[[エターナル]]の艦長として指揮を執りながらも、ザフト軍の[[エターナル]]追撃部隊を振り切る為、自ら専用カラーの[[ガイアガンダム]]で出撃する。[[ストライクフリーダムガンダム]]や[[インフィニットジャスティスガンダム]]、[[ドムトルーパー]]隊の参戦後は、戦力も充実した為[[エターナル]]の艦長職に専念、最終決戦のメサイア攻防戦を戦い抜き生還した。
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なお、前作での[[ラゴゥ]]搭乗がきっかけで本作からオレンジがパーソナルカラーとなったが、ラゴゥのカラーリングはあれが正式な色であり彼の専用カラーというわけではない(他で登場したラゴゥの色もバルトフェルド搭乗機と一緒)ので、ある意味誤植が公式になった形である。
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なお、前作での[[ラゴゥ]]搭乗がきっかけで本作からオレンジがパーソナルカラーとなったが、ラゴゥのカラーリングはあれが正式な色であり彼の専用カラーというわけではない(他で登場したラゴゥの色もバルトフェルド搭乗機と一緒)ので、ある意味[[誤字|誤植]]が公式になった形である。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]
:初登場作品。地球降下ルートでのみ敵として登場する。同ルートでは、味方としてスポット参戦もしており、[[ラゴゥ]]を入手する条件に関わっている。その後、[[エターナル]]に乗艦して再登場。[[エターナル]]の艦長は彼であるにも拘らず、メインパイロットは戦闘能力の低いラクスである。キラ、カガリは勿論、[[コウ・ウラキ]]や[[サウス・バニング]]などとの絡みがある。中断メッセージではダコスタとコーヒーのブレンドを巡るやり取りがあり、声付きの会話イベントではドネル・ケバブにかけるソースを巡るカガリとの口論……と、戦闘台詞以外の声付きの台詞のチョイスが面白い。一定の条件を満たすと彼の愛機・ラゴゥが手に入るものの、バルトフェルド本人は[[エターナル]]に乗っている為、乗る事が出来ない。[[ディアッカ・エルスマン]]と[[イザーク・ジュール]]の2人だけが搭乗する事が出来る。
+
:初登場作品。地球降下ルートでのみ敵として登場する。同ルートでは、味方としてスポット参戦もしており、[[ラゴゥ]]を入手する条件に関わっている。その後、[[エターナル]]に乗艦して再登場。[[エターナル]]の艦長は彼であるにも拘らず、メインパイロットは戦闘能力の低いラクスである。キラ、カガリは勿論、[[コウ・ウラキ]]や[[サウス・バニング]]などとの絡みがある。
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:中断メッセージではダコスタとコーヒーのブレンドを巡るやり取りがあり、声付きの会話イベントではドネル・ケバブにかけるソースを巡るカガリとの口論……と、戦闘台詞以外の声付きの台詞のチョイスが面白い。一定の条件を満たすと彼の愛機・ラゴゥが手に入るものの、バルトフェルド本人は[[エターナル]]に乗っている為、乗る事が出来ない。[[ディアッカ・エルスマン]]と[[イザーク・ジュール]]の2人だけが搭乗する事が出来る。
    
=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
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:序盤のアークエンジェルルートのみ敵として登場、その後、後半でラクスのサブパイロットとして仲間に。今回はラクスとメインパイロットを交代する事が出来、性格的には彼の方がエターナルのパイロットとしては安定する(ラクスは「冷静」であるため、被弾で[[気力]]が下がる)。
 
:序盤のアークエンジェルルートのみ敵として登場、その後、後半でラクスのサブパイロットとして仲間に。今回はラクスとメインパイロットを交代する事が出来、性格的には彼の方がエターナルのパイロットとしては安定する(ラクスは「冷静」であるため、被弾で[[気力]]が下がる)。
 
;[[スーパーロボット大戦W]]
 
;[[スーパーロボット大戦W]]
:第二部前半でほぼイベント扱いでキラと対決(このイベント戦はニコル生存フラグの一つである)。その後、後半で少しだけエターナルのサブパイロットとしてスポット参戦した後、終盤で仲間に。今回、ラクスとパイロット交代出来ないのでエターナルの使い勝手にも響いてしまっている(ラクスは相変わらず「冷静」)。
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:第二部前半でほぼイベント扱いでキラと対決(このイベント戦はニコル生存フラグの一つである)。その後、後半で少しだけエターナルのサブパイロットとして[[スポット参戦]]した後、終盤で仲間に。
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:本作ではラクスとパイロット交代出来ないので、エターナルの使い勝手にも響いてしまっている(ラクスは相変わらず「冷静」)。
 
;[[スーパーロボット大戦K]]
 
;[[スーパーロボット大戦K]]
 
:[[ゾイド]]との記念すべき初共演作品。例によって役所は同じだが、艦長にはならず登場当初からMSパイロット。専用カラーの[[ムラサメ]]が登場する他、[[ガイアガンダム]]に乗ると自動的にバルトフェルド仕様になる。
 
:[[ゾイド]]との記念すべき初共演作品。例によって役所は同じだが、艦長にはならず登場当初からMSパイロット。専用カラーの[[ムラサメ]]が登場する他、[[ガイアガンダム]]に乗ると自動的にバルトフェルド仕様になる。
 
;[[スーパーロボット大戦L]]
 
;[[スーパーロボット大戦L]]
:Kとほぼ同じ。ステラがいない場合はずっとガイアガンダムに乗せておいてもいいだろう。
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:Kとほぼ同じ。ステラがいない場合はずっとガイアガンダムに乗せておいても良いだろう。
    
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
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=== [[小隊長能力]](隊長効果) ===
 
=== [[小隊長能力]](隊長効果) ===
;命中率+20%
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;命中率+20%
 
:[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]で採用。
 
:[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]で採用。
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===== [[バルトフェルド隊]] =====
 
===== [[バルトフェルド隊]] =====
 
;[[アイシャ]]
 
;[[アイシャ]]
:恋人。[[アークエンジェル隊]]との最終決戦の際、[[ラゴゥ]]の射撃手として同乗するも、キラに機体を撃破され、死亡する。バルトフェルドの事を「アンディ」と呼んでいた。媒体によっては死亡方法が異なっている。
+
:恋人。[[アークエンジェル隊]]との最終決戦の際、[[ラゴゥ]]の射撃手として同乗するも、キラに機体を撃破され、死亡する。
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:バルトフェルドの事を'''「アンディ」'''と呼んでいた。媒体によっては死亡方法が異なっている。
 
;[[マーチン・ダコスタ]]
 
;[[マーチン・ダコスタ]]
:副官。地味ながらも優秀な人物で、バルトフェルドをサポートしている。気苦労は絶えないものの、彼を深く信頼している。<br />また、バルトフェルドも彼の事を『ダコスタ君』と気さくに呼んでいる事からも、信頼のほどが窺える。後にクライン派になり、バルトフェルドを引き入れる。
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:副官。地味ながらも優秀な人物で、バルトフェルドをサポートしている。気苦労は絶えないものの、彼を深く信頼している。
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:また、バルトフェルドも彼の事を『ダコスタ君』と気さくに呼んでいる事からも、信頼のほどが窺える。後にクライン派になり、バルトフェルドを引き入れる。
 
;[[イザーク・ジュール]]
 
;[[イザーク・ジュール]]
 
:[[地球]]に降下し、バルトフェルドの指揮下に入るも、慣れない砂漠での戦闘に苦戦していた。バルトフェルドは彼の顔の傷を見て、その傷を消さない理由を看破した。
 
:[[地球]]に降下し、バルトフェルドの指揮下に入るも、慣れない砂漠での戦闘に苦戦していた。バルトフェルドは彼の顔の傷を見て、その傷を消さない理由を看破した。
 
;[[ディアッカ・エルスマン]]
 
;[[ディアッカ・エルスマン]]
:イザークと共にバルトフェルドの指揮下に入るも、同様に砂漠での戦闘に苦戦していた。もっとも、[[バスターガンダム]]の機体特性ゆえにレセップスの艦上から射撃をしていた分、イザークよりはマシだったかもしれない。彼の引き際を見たバルトフェルドは『彼は長生きできる』と評した。
+
:イザークと共にバルトフェルドの指揮下に入るも、同様に砂漠での戦闘に苦戦していた。もっとも、[[バスターガンダム]]の機体特性ゆえにレセップスの艦上から射撃をしていた分、イザークよりはマシだったかもしれない。彼の引き際を見たバルトフェルドは「彼は長生きできる」と評した。
    
===== その他 =====
 
===== その他 =====
 
;[[ラウ・ル・クルーゼ]]
 
;[[ラウ・ル・クルーゼ]]
:バルトフェルド曰く、『僕はアイツが嫌いでね』との事。『目を見せない奴なんて信用出来ない』と理由を述べているが、クルーゼの闇を感じ取っていたのかもしれない。
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:バルトフェルド曰く「僕はアイツが嫌いでね」との事。「[[仮面キャラクター|目を見せない奴]]なんて信用出来ない」と理由を述べているが、バルトフェルドはクルーゼの闇を感じ取っていたのかもしれない。
    
==== [[アークエンジェル隊]] ====
 
==== [[アークエンジェル隊]] ====
 
;[[キラ・ヤマト]]
 
;[[キラ・ヤマト]]
:彼との死闘の末、バルトフェルドは恋人と自らの身体の一部を失ってしまうが、戦争であると割り切っており、遺恨は無い。悲しいかな、後にエターナル艦長として現れた彼と再会した時には、会話らしい会話はほとんどなかった。マガジンZ版ではバルトフェルドのコーヒーを飲んだ際に「おいしい」と高く評価したため危うく、淹れる際に使用されたコーヒー豆が入ったパック(それもかなりの量)をプレゼントされそうになったが、きちんと断っている。
+
:彼との死闘の末、バルトフェルドは恋人と自らの身体の一部を失ってしまうが、戦争であると割り切っており、遺恨は無い。悲しいかな、後にエターナル艦長として現れた彼と再会した時には、会話らしい会話はほとんどなかった。
 +
:[[漫画|マガジンZ版]]ではバルトフェルドのコーヒーを飲んだ際に「おいしい」と高く評価したため危うく、淹れる際に使用されたコーヒー豆が入ったパック(それもかなりの量)をプレゼントされそうになったが、きちんと断っている。
 
;[[マリュー・ラミアス]]
 
;[[マリュー・ラミアス]]
 
:第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦の後、共にオーブに亡命・同居していた。2年の月日を経ても彼女との間に何も無かった所から、いかに互いの恋人の存在が大きいかが分かる。
 
:第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦の後、共にオーブに亡命・同居していた。2年の月日を経ても彼女との間に何も無かった所から、いかに互いの恋人の存在が大きいかが分かる。
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==== [[クライン派]] ====
 
==== [[クライン派]] ====
 
;[[ラクス・クライン]]
 
;[[ラクス・クライン]]
:[[エターナル]]の歌姫。バルトフェルドは[[エターナル]]に乗艦したラクスを平和の象徴として認めているようで、キラ達がエターナルに乗艦した際、艦長は自分であるにも拘らず『ようこそ、歌姫の艦へ!』と言っている。
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:[[エターナル]]の歌姫。バルトフェルドは[[エターナル]]に乗艦したラクスを平和の象徴として認めているようで、キラ達がエターナルに乗艦した際、艦長は自分であるにも拘らず「ようこそ、歌姫の艦へ!」と言っている。
    
=== [[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]] ===
 
=== [[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]] ===
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== 名(迷)台詞 ==
 
== 名(迷)台詞 ==
 
=== [[機動戦士ガンダムSEED]] ===
 
=== [[機動戦士ガンダムSEED]] ===
;「あいや待った!ちょっと待った! ケバブにチリソースなんて何を言ってるんだ!? このヨーグルトソースをかけるのが常識だろうが!! いや、常識というよりも、もっと、こう…そう! ヨーグルトソースをかけないなんて、この料理に対する冒涜だよ!!」
+
;「あいや待った!ちょっと待った! ケバブにチリソースなんて何を言ってるんだ!? このヨーグルトソースをかけるのが常識だろうが!! いや、常識というよりも、もっと、こう…そう! ヨーグルトソースをかけないなんて、この料理に対する冒涜だよ!!」
:ドネル・ケバブにかけるソースを巡って、カガリと口論になった際に発した名言。その後、口論の末にキラの分のケバブはチリ&ヨーグルトソースまみれに…。どんな味だったかは、食べた直後にキラが見せた苦悶の表情から推して知るべし(小説版ではミックスも確かに不味くはないが、双方かけた量が多すぎてソースの味しかしないとの事)。第3次αでは何故か[[DVE]]になっている。
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:第18話「ペイバック」より。ドネル・ケバブにかけるソースを巡って、[[カガリ・ユラ・アスハ|カガリ]]と口論になった際に発した名言。
;「戦争に明確な終わりのルールは無い、ならどこで終わりにすればいい?」<br />「戦うしかなかろう…互いに敵であるかぎり! どちらかが滅びるまでな!!」
+
:その後、口論の末に[[キラ・ヤマト|キラ]]の分のケバブはチリ&ヨーグルトソースまみれに…。どんな味だったかは、食べた直後にキラが見せた苦悶の表情から推して知るべし<ref>[[小説|小説版]]では「ミックスも確かに不味くはないが、双方かけた量が多すぎてソースの味しかしない」との事。</ref>。
:キラに対して、戦争の仕組みを独特の言葉で問いかけた言葉。「ルールは無い」と言っているように、この世界の戦争が既に外交の一部分でなく、種族間の殲滅戦争に入っていることを示唆している。
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:'''『第3次α』では何故か[[DVE]]'''になっている。
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;「戦争に明確な終わりのルールは無い…。なら、どこで終わりにすればいい?」<br />「戦うしかなかろう…互いに敵であるかぎり! どちらかが滅びるまでな!!」
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:第21話「砂塵の果て」より。キラに対して、戦争の仕組みを独特の言葉で問いかけた言葉。
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:「ルールは無い」と言っているように、[[コズミック・イラ]][[世界観|世界]]で起きている'''[[ヤキン・ドゥーエ戦役|戦争]]が既に外交の一部分ではなく、[[ナチュラル]]と[[コーディネイター]]との種族間の殲滅戦争に入っている'''事を示唆している。
    
=== [[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]] ===
 
=== [[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]] ===
 
;「はいはいはいはい、どうもどうもどうも、あんじょうたのむでぇ~」
 
;「はいはいはいはい、どうもどうもどうも、あんじょうたのむでぇ~」
:第26話「約束」にて。シャトルを強奪するべく、本物の[[ラクス・クライン|ラクス]]と共に[[ミーア・キャンベル|ミーア]]のマネージャー・キングT@KED@に扮して、ディオキア基地に登場した第一声。
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:第26話「約束」より。シャトルを強奪するべく、本物の[[ラクス・クライン|ラクス]]と共に[[ミーア・キャンベル|ミーア]]のマネージャー・キングT@KED@に扮して、ディオキア基地に登場した第一声。
:任務のためとはいえ、奇妙な関西弁を駆使しキングT@KED@になりきるバルトフェルドの姿が笑いを誘う。
+
:任務の為とはいえ、奇妙な関西弁を駆使しキングT@KED@になりきるバルトフェルドの姿が笑いを誘う。
    
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
;「最終目標、ケイサル・エフェス!各員、気合を入れてかかれ!」<br />「最後の戦いだ…総員、覚悟を決めろよ!」
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;「最終目標、ケイサル・エフェス! 各員、気合を入れてかかれ!」<br />「最後の戦いだ…総員、覚悟を決めろよ!」
:[[第3次α]]最終話に於ける[[ケイサル・エフェス]]との特殊戦闘台詞。
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:[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』最終話に於ける[[ケイサル・エフェス]]との[[特殊戦闘台詞]]。
 
;「アレは…! また厄介なものを出してきたな!」
 
;「アレは…! また厄介なものを出してきたな!」
:CCでのイベント「帝国の陰謀」にて、ラゴウが現れた際に。まあ、ラゴウの牙には[[データウェポン]]を瀕死に追いやるウイルスが含まれているので、そういう意味では厄介であろう。
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:『[[スーパーロボット大戦Card Chronicle|CC]]』でのイベント「帝国の陰謀」にて、[[ラゴウ]]が現れた際に。
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:まあ、ラゴウの牙には[[データウェポン]]を瀕死に追いやるウイルスが含まれているので、そういう意味では厄介であろう。
    
== 搭乗機体 ==
 
== 搭乗機体 ==
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;[[エターナル]]
 
;[[エターナル]]
 
:
 
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== 余談 ==
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*バルトフェルド(Waldfeld)という姓は、『機動戦士ガンダムSEED』の脚本および特殊設定を担当した森田繁氏の姓を[[ドイツ語]]に置き換えたものである。
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**すなわち、'''「森→バルト(Wald)」「田→フェルド(Feld)」'''である。
 +
 +
== 脚注 ==
 +
<references />
    
== 資料リンク ==
 
== 資料リンク ==
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