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;アイアンソルジャーS-XXX(エス・スリーエックス)
 
;アイアンソルジャーS-XXX(エス・スリーエックス)
:ギロチが別のチームに貸し出した最新型アイアンソルジャー。戦場と試合の区別が付かなかったためにスタジアムで無差別攻撃を行い、マグナムに破壊される。
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:ギロチがブルーエンジェルスに貸し出した最新型アイアンソルジャー。戦場と試合の区別が付かなかったためにスタジアムで無差別攻撃を行い、マグナムに破壊される。
    
;ギロチ
 
;ギロチ
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:読んで字の如くの'''戦闘用ロボット'''。外宇宙の資源惑星における企業間・国家間の資源獲得競争に決着をつける「代理戦争」を行うために開発された。
 
:読んで字の如くの'''戦闘用ロボット'''。外宇宙の資源惑星における企業間・国家間の資源獲得競争に決着をつける「代理戦争」を行うために開発された。
 
:(余談だが、この設定は『[[電脳戦機バーチャロンシリーズ]]』と非常に酷似している)
 
:(余談だが、この設定は『[[電脳戦機バーチャロンシリーズ]]』と非常に酷似している)
:人間は地球で命令を出すだけで、資源惑星での実戦は全てアイアンソルジャーによって行われているため、人間側からすれば「絶対安全な戦争」である。一方、アイアンソルジャーはどのような命令にも逆らうことが出来ず、ライバル勢力のアイアンソルジャーとの壊し合いを、自分が壊れるまで続けさせられる。まさにロボット3原則を逆手に取ったような存在である。なお、倫理的な問題からかこういう戦争が行われていること自体、世間には秘密にされている模様である。
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:人間は地球で命令を出すだけで、資源惑星での実戦は全てアイアンソルジャーによって行われているため、人間側からすれば「絶対安全な戦争」である。一方、アイアンソルジャーはどのような命令にも逆らうことが出来ず、ライバル勢力のアイアンソルジャーとの壊し合いを、自分が壊れるまで続けさせられる。まさにロボット3原則を逆手に取ったような存在である。倫理的な問題からかこういう戦争が行われていること自体、世間には秘密にされている模様である。
 
:ダークスポーツ財団は、アイアンリーグを利用してアイアンソルジャーの開発・製造を行っていたが、財団総帥であるギロチがマグナムたちのフェアプレー精神に'''骨の髄まで感化された'''ため、TVシリーズ終了直後にアイアンソルジャー製造販売業から撤退している。しかし、これがかなり唐突かつ一方的だったため、OVAでシルバーキャッスルがとばっちりを受けることになる。
 
:ダークスポーツ財団は、アイアンリーグを利用してアイアンソルジャーの開発・製造を行っていたが、財団総帥であるギロチがマグナムたちのフェアプレー精神に'''骨の髄まで感化された'''ため、TVシリーズ終了直後にアイアンソルジャー製造販売業から撤退している。しかし、これがかなり唐突かつ一方的だったため、OVAでシルバーキャッスルがとばっちりを受けることになる。
 
;強制引退
 
;強制引退
:ダークスポーツ財団が自社製の優秀な[[アイアンリーガー]]をリーガーの意思とは無関係に引退させ(マスコミにはリーガー自らの意思と発表)、リーガーの記憶を封印し、アイアンソルジャーに改造したうえで顧客(武器商人)に売り付ける行為。なお、記憶を「消去」せずに「封印」に止めるのは、リーガーの[[AI]]に蓄積された「経験」を利用するためなのだが、極稀に封印が解けることがあり、本作もあるソルジャーの記憶が蘇った事から始まっている。
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:ダークスポーツ財団が自社製の優秀な[[アイアンリーガー]]をリーガーの意思とは無関係に引退させ(マスコミにはリーガー自らの意思と発表)、リーガーの記憶を封印し、アイアンソルジャーに改造したうえで顧客(武器商人)に売り付ける行為。記憶を「消去」せずに「封印」に止めるのは、リーガーの[[AI]]に蓄積された「経験」を利用するためなのだが、極稀に封印が解けることがあり、本作もあるソルジャーの記憶が蘇った事から始まっている。
 
;ショックサーキット
 
;ショックサーキット
:ダークスポーツ財団が自社製のアイアンリーガーを服従させるための回路。発動は財団本部からの遠隔操作で行われ、発動するとリーガーの全身に激痛が走る。その存在を知る者は財団総帥のギロチを含む極少数で、回路自体も見つけにくいようリーガーのボディ内に巧妙に隠されている。元ネタは特撮ヒーロー作品『人造人間キカイダー』の服従回路イェッサー。
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:ダークスポーツ財団が自社製のアイアンリーガーを服従させるための回路。発動は財団本部からの遠隔操作で行われ、発動するとリーガーの全身に激痛が走る。その存在を知る者は財団総帥のギロチを含む極少数で、回路自体も見つけにくいようリーガーのボディ内に巧妙に隠されている。元ネタは特撮ヒーロー作品『人造人間キカイダー』の服従回路「イェッサー」。
 
;ココロキット
 
;ココロキット
:リカルド銀城が[[マグナムエース]]、キアイリュウケン、ファイター兄弟の体内にブラックボックス化して組み込んだ特殊なシステムで、[[アイアンリーガー]]の「精神的な成長」に連動してカタログスペック以上の能力を引き出すことができるが反面、「迷い」「驕り」などのネガティブな精神状態下では機能不全を起こす。元々はリカルドがダークスポーツ財団在籍時に開発していた「フレンドサーキット」と呼ばれるものだったが、リーガーの「心」を認めないギロチの考えとは正反対のものだったため開発は中止に追い込まれ、身の危険を感じたリカルドは事故死を偽装して地下に潜伏することになる。元ネタは『人造人間キカイダー』の良心回路。
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:リカルド銀城が[[マグナムエース]]、キアイリュウケン、ファイター兄弟の体内にブラックボックス化して組み込んだ特殊なシステムで、[[アイアンリーガー]]の「精神的な成長」に連動してカタログスペック以上の能力を引き出すことができるが反面、「迷い」「驕り」などのネガティブな精神状態下では機能不全を起こす。元々はリカルドがダークスポーツ財団在籍時に開発していた「フレンドサーキット」と呼ばれるものだったが、リーガーの「心」を認めないギロチの考えとは正反対のものだったため開発は中止に追い込まれ、身の危険を感じたリカルドは事故死を偽装して地下に潜伏することになる。元ネタは『人造人間キカイダー』の良心回路「ジェミニィ」。
 
;はぐれリーガー
 
;はぐれリーガー
 
:強制引退や廃棄処分の憂き目に遭うはずが間一髪のところで逃げ延びて野生化したリーガーをこう呼ぶ。他の[[アイアンリーガー]]や作業用ロボットを襲撃してオイルや部品を奪い取ることで生活している者が殆どだが、ロボット三原則があるためにリーガーを襲撃することはあっても基本的に人間には手を出さないのでよほど悪質な物で無い限りは放置されている(あやうく地獄の底を覗きかけた者が殆どなだけあって全般的に腕のたつ者が多く、無理に捕獲したり破壊したりするとそちらのほうがかえって費用がかかると言う理由もあると思われるが)中には部品やオイル、あるいはアイアンリーグへの復帰を条件に悪人に雇われている者たちも居る。
 
:強制引退や廃棄処分の憂き目に遭うはずが間一髪のところで逃げ延びて野生化したリーガーをこう呼ぶ。他の[[アイアンリーガー]]や作業用ロボットを襲撃してオイルや部品を奪い取ることで生活している者が殆どだが、ロボット三原則があるためにリーガーを襲撃することはあっても基本的に人間には手を出さないのでよほど悪質な物で無い限りは放置されている(あやうく地獄の底を覗きかけた者が殆どなだけあって全般的に腕のたつ者が多く、無理に捕獲したり破壊したりするとそちらのほうがかえって費用がかかると言う理由もあると思われるが)中には部品やオイル、あるいはアイアンリーグへの復帰を条件に悪人に雇われている者たちも居る。
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*本作は、当初はかの井上敏樹氏も脚本陣として参加が決定していたが、飲み会の際に腕相撲で相手に(誤って)腕を折られてしまい、スケジュールの都合から同席していた會川昇氏に白羽の矢が立った。
 
*本作は、当初はかの井上敏樹氏も脚本陣として参加が決定していたが、飲み会の際に腕相撲で相手に(誤って)腕を折られてしまい、スケジュールの都合から同席していた會川昇氏に白羽の矢が立った。
 
*前述の通りだが、本来はスポーツアニメであり戦闘を念頭においた作品ではない。従って、ファンの中にはロボット同士の戦いを描く[[スーパーロボット大戦シリーズ]]に参戦させた事を良しとしない人も少なくなく、否定的な意見も多い。ただ、劇中においてもスポーツより戦闘で活躍するキャラクターがいるのも事実で、相手が侵略者ともなれば熱いハートを持つ彼らが平和の為に戦うだろう事は確かであり、必ずしも非難されるべき事ではない。
 
*前述の通りだが、本来はスポーツアニメであり戦闘を念頭においた作品ではない。従って、ファンの中にはロボット同士の戦いを描く[[スーパーロボット大戦シリーズ]]に参戦させた事を良しとしない人も少なくなく、否定的な意見も多い。ただ、劇中においてもスポーツより戦闘で活躍するキャラクターがいるのも事実で、相手が侵略者ともなれば熱いハートを持つ彼らが平和の為に戦うだろう事は確かであり、必ずしも非難されるべき事ではない。
*設定に漫画家の島本和彦氏(代表作は『炎の転校生』『燃えよペン』等)が参加しており、LDおよびDVD-BOXの特典として、島本氏がコンテを切った『島本ver.』のOPを観る事ができる。なお、島本氏は本作終了後に放送された『[[機動武闘伝Gガンダム]]』にもキャラクター原案で参加している。
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*設定に漫画家の島本和彦氏(代表作は『炎の転校生』『燃えよペン』等)が参加しており、LDおよびDVD-BOXの特典として、島本氏がコンテを切った『島本ver.』のOPを観る事ができる。島本氏は本作終了後に放送された『[[機動武闘伝Gガンダム]]』にもキャラクター原案で参加している。一部は月刊OUTにも掲載されていた。
 
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