24行目: |
24行目: |
| | | |
| === 正体 === | | === 正体 === |
− | その正体は、マナを扱える人間達を中心とした'''クロスアンジュの世界観そのものを生み出した張本人'''で、そういう意味では「神」という表現も間違っていない。 | + | その正体は、マナを扱える人間達を中心とした'''「クロスアンジュの世界観そのものを生み出した張本人」'''で、そういう意味では「神」という表現も間違っていない。 |
| | | |
| かつては「本来の地球」にて、統一理論・超滞留性粒子・多元宇宙などを発見し、多元宇宙に干渉する新エネルギー「[[ドラグニウム]]」の研究を重ねた天才科学者であったが、本来の地球はドラグニウムが遠因となって世界大戦、文明崩壊、地球汚染を招いてしまう。争いの続く地球に見切りをつけたエンブリヲは、新世界を目指すべく有人次元観測機「ラグナメイル」を開発。最初のラグナメイルである[[ヒステリカ]]と共に、「新たな大航海時代の幕開け」を実行に移した。 | | かつては「本来の地球」にて、統一理論・超滞留性粒子・多元宇宙などを発見し、多元宇宙に干渉する新エネルギー「[[ドラグニウム]]」の研究を重ねた天才科学者であったが、本来の地球はドラグニウムが遠因となって世界大戦、文明崩壊、地球汚染を招いてしまう。争いの続く地球に見切りをつけたエンブリヲは、新世界を目指すべく有人次元観測機「ラグナメイル」を開発。最初のラグナメイルである[[ヒステリカ]]と共に、「新たな大航海時代の幕開け」を実行に移した。 |
50行目: |
50行目: |
| === 単独作品 === | | === 単独作品 === |
| ;[[スーパーロボット大戦V]] | | ;[[スーパーロボット大戦V]] |
− | :初登場作品。第21話からの登場で、原作の時期よりも早いタイミングとなっている。 | + | :初登場作品。第21話「決戦! 火星極冠遺跡!」からの登場で、原作の時期よりも早いタイミングとなっている。 |
− | :彼が支配する「マナの領域」がごく一部に限られているという設定からか、今作では超然者というより悪辣な策謀家としてのイメージが強く、また本作の悪役の中でも屈指の存在感を放つ活躍ぶりを見せる。反面、クロスオーバー作品の負の宿命として利用目的で近づいた筈の相手に逆に騙されたり裏切られるなどの失敗を何度も犯しており、原作と比べると間抜けで滑稽な印象も目立つ他、原作とは不老不死のプロセスが異なる上、自力で時空融合が出来ない、死亡した人間の完全蘇生が出来ないなど原作より弱体化している印象もある。 | + | :エンブリヲが支配する「マナの領域」がごく一部に限られているという設定からか、今作では超然者というより悪辣な策謀家としてのイメージが強く、また本作の悪役の中でも屈指の存在感を放つ活躍ぶりを見せる。 |
− | :本作では元々は物語の舞台の一つである[[世界観/V|宇宙世紀世界]]の住人だったが、約3000年前にラグナメイルを率いて[[ミケーネ帝国]]と争い、その戦争と[[ゲッター線]]の暴走によって宇宙世紀世界の文明が壊滅したのを機に西暦世界へ転移。そこで[[始祖連合国]]を作り上げ西暦世界を支配し、レナードら[[アマルガム]]や西暦世界のもう一人の巨悪である[[エグゼブ]]達と組んで暗躍する。 | + | :反面、クロスオーバー作品の負の宿命として利用目的で近づいた筈の相手に逆に騙されたり[[裏切りイベント|裏切られる]]等の失敗を何度も犯しており、原作と比べると間抜けで滑稽な印象も目立つ他、原作とは[[不老不死]]のプロセスが異なる上、自力で時空融合が出来ない、死亡した人間の完全蘇生が出来ない等、原作より弱体化している印象もある。 |
− | :通常ルートの最終局面でアンジュだけではなく、'''各作品の女性ヒロイン達を何人か攫って「花嫁」にすると称して手駒にしようとする(無論、恋人持ちどころか[[ミスマル・ユリカ|人]][[ベラ・ロナ|妻]]もいるがそれすらも無視)というスパロボ史上最低かつ破廉恥極まりないクロスオーバーを展開する'''(ちなみに艦長であるラクスやテッサ、サブパイロットのユリカも拉致するので彼女らが拉致される50話後半ではナデシコC、エターナル、トゥアハー・デ・ダナンが撤退するため、戦力的にも地味に厄介である)。 | + | :本作では元々は物語の舞台の一つである[[世界観/V|宇宙世紀世界]]の住人だったが、約3000年前にラグナメイルを率いて[[ミケーネ帝国]]と争い、その戦争と[[ゲッター線]]の暴走によって宇宙世紀世界の文明が壊滅したのを機に西暦世界へ転移。そこで[[始祖連合国]]を作り上げ西暦世界を支配し、[[レナード・テスタロッサ|レナード]]ら[[アマルガム]]や西暦世界のもう一人の巨悪である[[エグゼブ]]達と組んで暗躍する。 |
− | :最終的には不死身のからくりを通常ルートでは真田、困難ルートではかなめに暴かれ、戦闘に参加している女性陣全員に罵詈雑言を浴びせられながら撃破され敗北。それでも攫った女達を道連れにしようと悪足掻きをするが、レナードの裏切りで同士討ちをする事態になり、更なる傷を負った所でトドメを刺されるという、あまりにも無様な最期を遂げた。 | + | :通常ルートの最終局面でアンジュだけではなく、'''各作品の女性ヒロイン達を何人か攫って「花嫁」にすると称して手駒にしようとする(無論、恋人持ちどころか[[ミスマル・ユリカ|人]][[ベラ・ロナ|妻]]もいるがそれすらも無視)というスパロボ史上最低かつ破廉恥極まりないクロスオーバーを展開する'''<ref>ちなみに艦長である[[ラクス・クライン|ラクス]]や[[テレサ・テスタロッサ|テッサ]]、[[サブパイロット]]の[[ミスマル・ユリカ|ユリカ]]も拉致する。故に、彼女達がエンブリヲによって拉致される'''第50話通常ルート「終わりなき戦い」後半では[[ナデシコC]]、[[エターナル]]、[[トゥアハー・デ・ダナン]]が撤退する'''為、戦力的にも地味に厄介である。一方、第50話困難ルート「決戦の青き星々」ではラクス一人のみを拉致。すなわち、エターナルの撤退だけで済む。</ref>。 |
− | :そして、すぐ後に西暦世界の真の支配者であるゲームマスター「[[ブラックノワール]]」が出現、エンブリヲの「世界の調律者」という位置づけさえもブラックノワールが作り出した「ゲーム」を盛り上げるために用意されたものに過ぎないという驚天動地の事実が明かされるのだった<ref>ブラックノワールはエンブリヲに与えた役割を「道化」としているので、要所要所で原作に比べて迂闊な行動をしていたのもブラックノワールの干渉によるものだったのかも知れない。</ref>。 | + | :最終的にはエンブリヲの不死身のカラクリを通常ルートでは[[真田志郎|真田]]に、困難ルートでは[[千鳥かなめ|かなめ]]に暴かれ、戦闘に参加している女性陣全員に罵詈雑言を浴びせられながら撃破され敗北。それでも攫った女性達を道連れにしようと悪足掻きをするが、レナードの裏切りで同士討ちをする事態になり、更なる傷を負った所でトドメを刺されるという、あまりにも無様な最期を遂げた。 |
| + | :そして、すぐ後に西暦世界の真の支配者であるゲームマスター「[[ブラックノワール]]」が出現。'''「エンブリヲの『世界の調律者』という位置付けさえも、ブラックノワールが作り出した『ゲーム』を盛り上げる為に用意されたものに過ぎない」'''という驚天動地の事実が明かされるのだった<ref>'''ブラックノワールはエンブリヲに与えた役割を「道化」としている'''ので、エンブリヲが要所要所で原作に比べて迂闊な行動をしていたのもブラックノワールの干渉によるものだったのかも知れない。</ref>。 |
| | | |
| == パイロットステータス == | | == パイロットステータス == |
62行目: |
63行目: |
| ; [[スーパーロボット大戦V|V]] | | ; [[スーパーロボット大戦V|V]] |
| : '''[[信頼]]、[[応援]]、[[祝福]]、[[激励]]、[[期待]]、[[愛]]''' | | : '''[[信頼]]、[[応援]]、[[祝福]]、[[激励]]、[[期待]]、[[愛]]''' |
− | : 戦闘用のコマンドが最後を除いて一切無い。エンブリヲのキャラを考えるにどれもこれも'''一方的な物'''であろう。 | + | : 戦闘用のコマンドが最後を除いて一切無い。エンブリヲのキャラクター性を考えるに、どれもこれも'''一方的な物'''であろう。 |
| | | |
| === [[特殊技能]](特殊スキル) === | | === [[特殊技能]](特殊スキル) === |
77行目: |
78行目: |
| == 人間関係 == | | == 人間関係 == |
| ;[[ジル]] | | ;[[ジル]] |
− | :彼女にとっての怨敵。彼女からは皮肉を込めて「[[神|神様]]」と呼ばれる。一方で、エンブリヲの方はかつて彼女を散々辱め手篭めにしていながら、再会時には「古い女」と貶し、ヒステリカのビーム砲で致命傷を負わせ、殺害している。『V』では、展開次第ではサリアに邪魔をされて彼女の殺害に失敗し、決戦では罵声を浴びせられる。 | + | :彼女にとっての怨敵。彼女からは皮肉を込めて「[[神|神様]]」と呼ばれる。一方で、エンブリヲの方はかつて彼女を散々辱め手篭めにしていながら、再会時には「古い女」と貶し、ヒステリカのビーム砲で致命傷を負わせ、殺害している。 |
| + | :『V』では、展開次第ではサリアに邪魔をされて彼女の殺害に失敗し、決戦では罵声を浴びせられる。 |
| ;[[アンジュ]] | | ;[[アンジュ]] |
− | :自ら計画達成に必要な彼女を手中に収めようとしていたが、自分の洗脳を乗り越えられたため、彼女にさらなる執着を示す。 | + | :自ら計画達成に必要な彼女を手中に収めようとしていたが、自分の洗脳を乗り越えられた為、彼女にさらなる執着を示す。 |
| :一方、アンジュからは「滅絶に値する敵」として認識されている。恋愛云々の相手ではなく、最終的には'''「見つけ次第殺す」'''相手として見られるように。 | | :一方、アンジュからは「滅絶に値する敵」として認識されている。恋愛云々の相手ではなく、最終的には'''「見つけ次第殺す」'''相手として見られるように。 |
| ;[[モモカ・荻野目]] | | ;[[モモカ・荻野目]] |
| :彼女も洗脳を自力で振り払った女性だが、好みでは無かった模様。ただし、ホムンクルスでありながら自分の意思を貫いた姿勢には、素直に感心している。'''おそらく、打算も欲望もなく率直に称賛した唯一の相手であり、モモカの良心補正(?)が働いたものと思われる。''' | | :彼女も洗脳を自力で振り払った女性だが、好みでは無かった模様。ただし、ホムンクルスでありながら自分の意思を貫いた姿勢には、素直に感心している。'''おそらく、打算も欲望もなく率直に称賛した唯一の相手であり、モモカの良心補正(?)が働いたものと思われる。''' |
| ;[[サリア]] | | ;[[サリア]] |
− | :アンジュに撃墜された後に救い、部下にする。しかしアンジュへの嫉妬心からアンジュの捕獲任務に乗り気ではなく、失敗した際にお尻を叩いて叱責している。<ref>『V』ではお尻を叩くシーンはカットされているが、物語の裏で叩いていたらしく、サリア側の特殊セリフで言及されている。</ref> | + | :アンジュに撃墜された後に救い、部下にする。しかしアンジュへの嫉妬心からアンジュの捕獲任務に乗り気ではなく、失敗した際にお尻を叩いて叱責している<ref>『[[スーパーロボット大戦V|V]]』では、原作におけるお尻を叩くシーンは流石にカットされているが、どうやら物語の裏で叩いていたらしく、サリア側の特殊台詞で言及されている。</ref>。 |
− | :最終的には捨て駒にしたことで離反される。異次元での戦いでは攻撃してきた彼女のクレオパトラ(&テオドーラ)を操りつつ再び配下に引き込もうとするが「もう誰の支配も受けない」というサリアの決意でクレオパトラの能力を引き出した事で反撃され、完全に決別された。 | + | :最終的には捨て駒にした事で離反される。異次元での戦いでは攻撃してきた彼女のクレオパトラ(&テオドーラ)を操りつつ再び配下に引き込もうとするが「もう誰の支配も受けない」というサリアの決意でクレオパトラの能力を引き出した事で反撃され、完全に決別された。 |
| ;[[エルシャ]] | | ;[[エルシャ]] |
| :虐殺で死んだ子供を蘇生する奇跡を見せて部下にしており、見方を変えれば子供を人質に従わされていたと言えなくもない。後の戦闘でエンブリヲが再び死んだ子供の蘇生を断ったのを見て、いいように利用されていた事を悟り騎士団を離反する。 | | :虐殺で死んだ子供を蘇生する奇跡を見せて部下にしており、見方を変えれば子供を人質に従わされていたと言えなくもない。後の戦闘でエンブリヲが再び死んだ子供の蘇生を断ったのを見て、いいように利用されていた事を悟り騎士団を離反する。 |
113行目: |
115行目: |
| === [[ガンダムシリーズ]] === | | === [[ガンダムシリーズ]] === |
| ;[[オードリー・バーン|ミネバ・ラオ・ザビ]]、[[ベルナデット・ブリエット]]、[[ベラ・ロナ]] | | ;[[オードリー・バーン|ミネバ・ラオ・ザビ]]、[[ベルナデット・ブリエット]]、[[ベラ・ロナ]] |
− | :『V』通常ルートでは彼女たちも花嫁候補として拉致しているが、当然の如く拒絶されている。 | + | :『V』通常ルートでは彼女達も花嫁候補として拉致しているが、当然の如く拒絶されている。 |
| ;[[ロード・ジブリール]] | | ;[[ロード・ジブリール]] |
− | :『[[スーパーロボット大戦V|V]]』では彼を拾い上げ部下とするがジュリオ同様自分の目的を都合よく解釈する彼を見限り抹殺する。人間性は同レベルだが、ジュリオに比べれば暴走と言うような行動は起こさなかった。 | + | :『[[スーパーロボット大戦V|V]]』では彼を拾い上げ部下とするが、ジュリオ同様自分の目的を都合良く解釈する彼を見限り抹殺する。人間性は同レベルだが、ジュリオに比べれば暴走と言うような行動は起こさなかった。 |
| :また、何の因果か原作で[[レイ・ザ・バレル|彼を葬った人物]]と[[声優ネタ|声が同じ]]である。 | | :また、何の因果か原作で[[レイ・ザ・バレル|彼を葬った人物]]と[[声優ネタ|声が同じ]]である。 |
| ;[[カガリ・ユラ・アスハ]]、[[マリナ・イスマイール]] | | ;[[カガリ・ユラ・アスハ]]、[[マリナ・イスマイール]] |
121行目: |
123行目: |
| :不幸中の幸いというべきかアンジュがされたような感覚の操作などの辱めは受けなかったようだが、その紳士の皮を被った醜悪な人間性は2人から当然の如く拒絶された。 | | :不幸中の幸いというべきかアンジュがされたような感覚の操作などの辱めは受けなかったようだが、その紳士の皮を被った醜悪な人間性は2人から当然の如く拒絶された。 |
| ;[[ラクス・クライン]] | | ;[[ラクス・クライン]] |
− | :『V』は彼女にも目を付け拉致する。 | + | :『V』は彼女にも目を付け拉致する。一方、'''困難ルートではラクスだけを拉致'''している。[[ラウ・ル・クルーゼ|中の人が同じあの男つながり]]だろうか? |
− | :困難ルートでは彼女だけを拉致している。手籠めにしようとした背景には、古の民から別れたコーディネイターの姫を自分に跪かせたいという極めて下劣な思惑があり、当人からはそれを見透かされ、「最低な人間」と、最も解かり易い形で評価された。 | + | :なお、ラクスを手籠めにしようとした背景には、「古の民から別れたコーディネイターの姫を自分に跪かせたい」という極めて下劣な思惑があり、当人からはそれを見透かされ、「最低な人間」と、最も解かり易い形で評価された。 |
− | :実は彼女はエンブリヲを破るための「永遠語り」の歌を代々受け継いでおり、本来なら最優先で始末しなければならない抹殺対象だったのだが、それを知らなかったため、アンジュに執着している間にまんまと逃げられるという大ポカをやらかしてしまう。結果、時空の狭間から追い出されてしまう事態となり憎悪を剥き出しにして対峙するが、その孤独な境遇から「可哀想な人」と哀れみを送られてしまい、罵倒されるよりも屈辱的な言葉にさらに激高する事になる。 | + | :実は、ラクスはエンブリヲを破るための「永遠語り」の歌を代々受け継いでおり、本来なら最優先で始末しなければならない抹殺対象だったのだが、それを知らなかったため、アンジュに執着している間にまんまと逃げられるという大ポカをやらかしてしまう。 |
| + | :結果、時空の狭間から追い出されてしまう事態となり憎悪を剥き出しにして対峙するが、その孤独な境遇から「可哀想な人」と哀れみを送られてしまい、罵倒されるよりも屈辱的な言葉にさらに激高する事になる。 |
| ;[[イオリア・シュヘンベルグ]] | | ;[[イオリア・シュヘンベルグ]] |
| :『V』ではかつて彼を同士に誘っているが拒絶されている。どこまでも利己的な欲望と快楽を追求するエンブリヲは、イオリアから見れば最も唾棄すべき人間であっただろう事は想像に難くない。 | | :『V』ではかつて彼を同士に誘っているが拒絶されている。どこまでも利己的な欲望と快楽を追求するエンブリヲは、イオリアから見れば最も唾棄すべき人間であっただろう事は想像に難くない。 |
181行目: |
184行目: |
| :第12話よりエンブリヲの第一声。国家元首達の会談を聞きながら、本を閉じて自分の席に向かいつつ発言。 | | :第12話よりエンブリヲの第一声。国家元首達の会談を聞きながら、本を閉じて自分の席に向かいつつ発言。 |
| :この台詞は国家元首たちがドラゴン対策に関して話し合っていたが、かつての反乱で使用されたヴィルギスが確認された事から、このままノーマを使うわけにはいかないため自分達「人間」が戦わなければならないのかという現実に全員が沈黙してしまった際の台詞。後述の台詞から察すると「与えられる物だけを求め、リスクを負う事をしない」というホムンクルス達の堕落振りを呆れた発言だったと思われる。 | | :この台詞は国家元首たちがドラゴン対策に関して話し合っていたが、かつての反乱で使用されたヴィルギスが確認された事から、このままノーマを使うわけにはいかないため自分達「人間」が戦わなければならないのかという現実に全員が沈黙してしまった際の台詞。後述の台詞から察すると「与えられる物だけを求め、リスクを負う事をしない」というホムンクルス達の堕落振りを呆れた発言だったと思われる。 |
− | ;「選択肢は2つ。①『ドラゴンに全面降伏する』」<br/>「②『ドラゴンを全滅させる』」<br/>「だから……、③『世界を作り直す』」<br/>「全部壊してリセットする…害虫を殺し、土を入れ替え、正常な世界に」 | + | ;「選択肢は2つ。1.『ドラゴンに全面降伏する』」<br/>「2.『ドラゴンを全滅させる』」<br/>「だから……、3.『世界を作り直す』」<br/>「全部壊してリセットする…害虫を殺し、土を入れ替え、正常な世界に」 |
| :国家元首達に提案した[[ドラゴン]]への対処の提案。ちなみに、3つ目の提案に対し[[ジュリオ・飛鳥・ミスルギ|ジュリオ]]は「素晴らしい!」と共感していた。 | | :国家元首達に提案した[[ドラゴン]]への対処の提案。ちなみに、3つ目の提案に対し[[ジュリオ・飛鳥・ミスルギ|ジュリオ]]は「素晴らしい!」と共感していた。 |
| :この事からジュリオは「世界からノーマを殲滅させる」事がエンブリヲの目的だと思っていた様子。 | | :この事からジュリオは「世界からノーマを殲滅させる」事がエンブリヲの目的だと思っていた様子。 |
226行目: |
229行目: |
| == スパロボシリーズの名(迷)台詞 == | | == スパロボシリーズの名(迷)台詞 == |
| === 戦闘台詞 === | | === 戦闘台詞 === |
− | ;「ヒルダ!なぜ貴様は、私になびかぬ!?」 | + | ;「ヒルダ! なぜ貴様は、私になびかぬ!?」 |
− | :『V』での対ヒルダへの特殊台詞(50話・アンジュ復帰イベント後)。この時点でどこまでもアンジュ一筋なヒルダが他の男になびくわけがない。ましてやヒルダが言う所の『クソみたいな男』ならば尚更である。 | + | :『V』での対ヒルダへの特殊台詞(第50話・アンジュ復帰イベント後)。この時点でどこまでもアンジュ一筋なヒルダが他の男になびくわけがない。ましてやヒルダが言う所の『クソみたいな男』ならば尚更である。 |
| ;「愛してやった恩を忘れたか、サリア!」 | | ;「愛してやった恩を忘れたか、サリア!」 |
− | :『V』でのサリアへの特殊台詞(50話・アンジュ復帰イベント後)。厚顔無恥もここに極まれり。 | + | :『V』でのサリアへの特殊台詞(第50話・アンジュ復帰イベント後)。厚顔無恥もここに極まれり。 |
− | ;「ロザリー!何が貴様を強くした!?」<br />「あの子供達の下へ送ってやるぞ、エルシャ!」<br />「お前は一人の筈だ!なぜ戦える、クリス!?」 | + | ;「ロザリー! 何が貴様を強くした!?」<br />「あの子供達の下へ送ってやるぞ、エルシャ!」<br />「お前は一人の筈だ! なぜ戦える、クリス!?」 |
− | :『V』でのロザリー、エルシャ、クリスへの特殊台詞(50話・アンジュ復帰イベント後)。それぞれ最終決戦で対峙したことがない面々にも戦闘台詞が用意されている。必聴。 | + | :『V』でのロザリー、エルシャ、クリスへの特殊台詞(第50話・アンジュ復帰イベント後)。それぞれ最終決戦で対峙した事が無い面々にも戦闘台詞が用意されている。必聴。 |
− | ;「やはりドラゴンは野蛮だ!駆除しなければ!」 | + | ;「やはりドラゴンは野蛮だ! 駆除しなければ!」 |
− | :『V』でのヴィヴィアン、サラマンディーネへの特殊台詞(50話・アンジュ復帰イベント後)。「'''お前が言うな'''」としか言いようがない。 | + | :『V』でのヴィヴィアン、サラマンディーネへの特殊台詞(第50話・アンジュ復帰イベント後)。エンブリヲに対して'''「お前が言うな」'''としか言いようがない。 |
| | | |
| === 中断メッセージ === | | === 中断メッセージ === |
241行目: |
244行目: |
| :『V』中断メッセージ「タスクVSエンブリヲ」より。元ネタの原作24話の会話からしてツッコミどころ満載なのだが、改変した結果、余計に大人げない内容となってしまい、アンジュもドン引きしていた。 | | :『V』中断メッセージ「タスクVSエンブリヲ」より。元ネタの原作24話の会話からしてツッコミどころ満載なのだが、改変した結果、余計に大人げない内容となってしまい、アンジュもドン引きしていた。 |
| === シナリオデモ === | | === シナリオデモ === |
− | ;「彼らに『神』の名は相応しくないよ。おごり高ぶり、破壊の限りを尽くす欲望の権化には『悪魔』が似合いだ」 | + | ;「彼らに『[[神]]』の名は相応しくないよ。おごり高ぶり、破壊の限りを尽くす欲望の権化には『[[天使・悪魔|悪魔]]』が似合いだ」 |
− | :『V』第38話「地獄の門」より。ミケーネ復活の場に姿を現し、自らを棚に上げて彼らを嘲笑する。この物言いには流石に[[ハーデス]]も激怒した。 | + | :『V』第38話「地獄の門」より。ミケーネ復活の場に姿を現し、'''自らの所業を棚に上げて'''彼等を嘲笑する。この物言いには流石に[[ハーデス]]も激怒した。 |
| ;「全ては…」<br />「私の求める新たな世界のため」<br />「そう、彼女達は…」<br />「この私に選ばれたのだよ」<br />「新たな世界を私と創るための女性…」<br />「そう! 新世界の花嫁となるのだ!!」 | | ;「全ては…」<br />「私の求める新たな世界のため」<br />「そう、彼女達は…」<br />「この私に選ばれたのだよ」<br />「新たな世界を私と創るための女性…」<br />「そう! 新世界の花嫁となるのだ!!」 |
− | :第50話通常ルート「終わりなき戦い」より。突如、戦場に現れ各作品のヒロインたちを一斉に拉致。そしてまさかのハーレム宣言に『クロスアンジュ』原作を知るユーザーをも唖然とさせた。 | + | :第50話通常ルート「終わりなき戦い」より。突如、戦場に現れ'''各作品のヒロイン達を一斉に拉致'''。そして、まさかのハーレム宣言に『クロスアンジュ』原作を知るユーザーをも唖然とさせた。 |
− | :なお、困難ルート「決戦の青き星々」では[[ラクス・クライン|拉致する対象が一人だけになる]]ため台詞が大幅に変更されているが、最後の台詞だけは変わらない。 | + | :一方、第50話困難ルート「決戦の青き星々」では[[ラクス・クライン|拉致する対象が一人だけになる]]ので台詞が大幅に変更されているが、最後の台詞だけは変わらない。 |
| ;「心配いらないよ、アンジュ。第一夫人は、君だから」 | | ;「心配いらないよ、アンジュ。第一夫人は、君だから」 |
| :第50話通常ルート「終わりなき戦い」より。自らの破廉恥極まりない野望を明かし、噛みついてくるアンジュに対して言った言葉。誰もそんな心配はしていないが…。 | | :第50話通常ルート「終わりなき戦い」より。自らの破廉恥極まりない野望を明かし、噛みついてくるアンジュに対して言った言葉。誰もそんな心配はしていないが…。 |
| ;「ミネバ・ラオ・ザビ…。その気高き美しさを私は求める…」<br />「同じく高貴なる者の持つ責任感が生み出す美のベラ・ロナ…」<br />「それとは別の優しさという美のマリナ・イスマイール…」<br />「何ものにも従わない不屈なる美のカガリ・ユラ・アスハ…」<br />「心を落ち着かせてくれる安らぎの美のベルナデット・ブリエット…」<br />「歌声で戦士達を鼓舞する戦いの美のラクス・クライン…」<br />「周囲の気持ちを明るくする陽気な美のミスマル・ユリカ…」<br />「一点のシミもない無垢なる美の吉永サリー…」<br />「その知性が生み出す美のテレサ・テスタロッサ…」<br />「そして、愛する事が生み出す美の森雪…」<br />「おめでとう! 君達は私の花嫁に選ばれたのだよ!」 | | ;「ミネバ・ラオ・ザビ…。その気高き美しさを私は求める…」<br />「同じく高貴なる者の持つ責任感が生み出す美のベラ・ロナ…」<br />「それとは別の優しさという美のマリナ・イスマイール…」<br />「何ものにも従わない不屈なる美のカガリ・ユラ・アスハ…」<br />「心を落ち着かせてくれる安らぎの美のベルナデット・ブリエット…」<br />「歌声で戦士達を鼓舞する戦いの美のラクス・クライン…」<br />「周囲の気持ちを明るくする陽気な美のミスマル・ユリカ…」<br />「一点のシミもない無垢なる美の吉永サリー…」<br />「その知性が生み出す美のテレサ・テスタロッサ…」<br />「そして、愛する事が生み出す美の森雪…」<br />「おめでとう! 君達は私の花嫁に選ばれたのだよ!」 |
− | :第50話通常ルート「終わりなき戦い」より。拉致した女性達にそれぞれの賛美を送り花嫁宣言をするエンブリヲ。当然選ばれた本人達にとっては迷惑極まりないものであり、特に[[ギム・ギンガナム|「歌声で人を戦わせる」かのような評価をされたラクス]]にとっては、かなり不名誉なものかもしれない…。 | + | :第50話通常ルート「終わりなき戦い」より。拉致した女性達にそれぞれの賛美を送り花嫁宣言をするエンブリヲ。 |
− | :さらに、攫った大部分の女性が「王女」「姫」「令嬢」とつく人物だったため、'''「姫マニア」'''という属性まで新たに加わってしまった。 | + | :当然選ばれた本人達にとっては迷惑極まりないものであり、特に[[ギム・ギンガナム|「歌声で人を戦わせる」かのような評価をされたラクス]]にとっては、かなり不名誉なものかもしれない…。 |
| + | :さらに、攫った大部分の女性が「王女」「姫」「令嬢」という高い社会的身分の人物だったため、'''「姫マニア」'''という属性まで新たに加わってしまった。 |
| ;「ご苦労だったね、[[ターニャ]]。君の[[ビクトリア]]のエネルギーは私の[[ヒステリカ]]が有効に使わせてもらうよ」<br />「所詮、君はラグナメイルを動かすための部品のようなものだからね」 | | ;「ご苦労だったね、[[ターニャ]]。君の[[ビクトリア]]のエネルギーは私の[[ヒステリカ]]が有効に使わせてもらうよ」<br />「所詮、君はラグナメイルを動かすための部品のようなものだからね」 |
| ;「好きにすればいいさ、[[イルマ]]。君の[[エイレーネ]]は、そろそろ用済みだ」<br />「鬱陶しいな。早く消えたまえ」 | | ;「好きにすればいいさ、[[イルマ]]。君の[[エイレーネ]]は、そろそろ用済みだ」<br />「鬱陶しいな。早く消えたまえ」 |