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== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
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;「そんなに知りたくば、教えてやろう。私は次元を超えてやってきた高次元人だ」
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:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』第51話より。[[闇の帝王]]と共に[[地球艦隊・天駆]]の前に現れ、その正体を明かす。…流石にスパロボで「(自称)三次元人」という設定は難しかった様だ。
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;「あの[[エンブリヲ]]も所詮は我の手の中で遊んでいただけ…」<br>「そう…この世界の全ては私の創り出した物語に過ぎないのだ」
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:同じく第51話より。エンブリヲすら彼(彼女)の掌の上で踊らされていただけであり、自身こそが[[世界観/V#西暦世界|西暦世界]]の真の支配者であると告げる。
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:[[イオリア・シュヘンベルグ]]が対抗しようとしていた神…世界の真実がブラックノワールであった事が、ここで明らかとなる。
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;「エンブリヲという道化の存在も中々に刺激的だったが、やはり面白いのは戦争だ」<br>「[[コーディネイター]]、[[木連]]、[[アロウズ]]、[[メガノイド]]、[[火星の後継者]]、[[デンジャラスゴールド同盟|DG同盟]]…」<br>「それに[[ガイゾック]]やエンブリヲといったイレギュラーをからめて、戦争と平和を何度も何度も繰り返すようにしたのだ」
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:続けて語った西暦世界での戦乱の真実。全ては自分が楽しむ為だけに世界をコントロールしていたのだと明かす。
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:なお、ガイゾック襲来は想定外だった様だが、彼らが何らかの不確定要素で生まれたのか、エンブリヲの様に別の次元から来訪した存在なのかは不明。
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;「お前達は、ただのゲームの駒だ」<br>「その中で、最も重要な役割を与えたのは[[旋風寺舞人]]…。お前という『[[ヒーロー]]』の駒だ」<br>「私はずっと…そういうキャラクターを試行錯誤してきた。そのために様々な種を蒔いてきた」<br>「[[テンカワ・アキト]]…。その一つが『[[ゲキ・ガンガー3]]』だ」<br>「お前の[[ダイゴウジ・ガイ|友人]]のように、それに感化された者も現れたが、結局は失敗した…」<br>「[[破嵐万丈]]のように人を超える力を持つ者も私の望む方向には育たなかった」<br>「[[神ファミリー|肉親を失う悲劇]]も、[[シン・アスカ|戦争の悲惨さ]]も、[[キラ・ヤマト|大切な友との戦い]]も、私の望むヒーローを生み出す事は出来なかった」<br>「私の求めるのは一点の曇りもなく、自らの正義を信じる、純粋なヒーロー…」<br>「旋風寺舞人…。そして生まれたのが、お前なのだ」
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:『V』での舞人が何故ヒーローであるかの理由。同時に、舞人という『ヒーロー』を生み出す為に、多くの人々の人生が歪められ弄ばれて来た事が明らかに。
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:西暦世界の[[劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-|各]][[無敵鋼人ダイターン3|参]][[無敵超人ザンボット3|戦]][[機動戦士ガンダムSEED DESTINY|作]][[機動戦士ガンダムSEED|品]]の主人公達に降りかかった悲劇は全て、彼(彼女)のキャラメイキングの結果であり仕組まれたシナリオだったのである。
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:また、さりげなく『V』における万丈の正体が示唆されている。
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;「そう…お前は仲間と共に次々と悪を倒し、アイテムを手に入れ、レベルを上げていった」<br>「そして、最終アイテムであるコスモリバースを手に入れ、後はエンディングを迎えるだけだと思っていただろうが…」<br>「そこでヒーローは敗れ、世界は滅亡…。これが私が望む、今回のエンディングだ」
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:原作同様、『ヒーロー』という駒を使ってバッドエンドを演出すると宣言する。
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:原作では舞人の戦いをゲームに例えていたのだが、『V』では実際に'''「仲間を増やし、敵を倒してレベルアップ」'''するゲーム内での発言である為、よりメタ的な意味合いが強くなっている。
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;「イノセントウェーブなど、ゲームを面白くするためのただのアイテムに過ぎん」<br>「小さな『奇跡』を起こすための力…。そんなものは私の前では無意味だ」<br>「神に…創造主に勝とうとする事が愚かしいのだ」
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:原作では決め手となったイノセントウェーブ増幅装置も物ともせず勝ち誇って。原作とは正反対の展開に、最早打つ手は無いかに思われたが…?
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;「電子の妖精…。お前が、その若さで艦長になった事も私が意図したものだ」<br>「特殊なスキルに愛らしい外見を持たせたお前はまさに妖精だな」
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:自身に異議を唱えた[[ホシノ・ルリ|ルリ]]に対して、彼女の歩んだ人生も仕組まれた物であると告げる。ルリはブラックノワールの自信作であるのか、どこか自画自賛めいた台詞である。
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;「そんなものを認めるものか!」<br>「お前達が望む奇跡も私が用意したイベントに過ぎないのだ!」
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:[[真田志郎|真田]]らに自身が絶対の存在でないと看破され、更に想定外のイレギュラーである[[イノベイター]]が誕生していた事、[[テンカワ・アキト|自身が]][[破嵐万丈|運命を]][[神ファミリー|弄んで]][[シン・アスカ|来た]][[キラ・ヤマト|者達]]もその思惑を越え、設定されたバッドエンドを回避していた事実を突きつけられて。
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:それでも尚、全ては自分が仕組んだシナリオ通りだと豪語するが、直後に[[ゲッター線]]が光を放ち…。
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;「無駄だ!どれだけの力が集まろうと我が魔のオーラは…!」<br>「馬鹿な…!魔のオーラが…次元干渉波動がかき消される!」<br>「馬鹿な!メガノイドなど、ただの悪役キャラとして設定しただけなのに!」
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:切り札である魔のオーラが、日輪の輝き…[[ドン・ザウサー]]の遺産である「対次元干渉波動光」に打ち消された事に驚愕して。
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:結局は原作での[[ウォルフガング]]と同じ'''「単なる悪役」'''に足元を掬われてしまうのだった。
 
;「認めない! 私以外に奇跡を起こすものがいてなるものか!」<br>「馬鹿な…馬鹿な…馬鹿な…馬鹿な…馬鹿な…馬鹿な…馬鹿な…馬鹿な…馬鹿な…馬鹿な…馬鹿な…馬鹿な…」<br>「そんなものは認めない! 認めない…認めない…!」
 
;「認めない! 私以外に奇跡を起こすものがいてなるものか!」<br>「馬鹿な…馬鹿な…馬鹿な…馬鹿な…馬鹿な…馬鹿な…馬鹿な…馬鹿な…馬鹿な…馬鹿な…馬鹿な…馬鹿な…」<br>「そんなものは認めない! 認めない…認めない…!」
 
: 自らの存在に疑いを持ったことで精神は崩壊寸前に陥った舞人が復活して、闇の帝王共々驚愕する。
 
: 自らの存在に疑いを持ったことで精神は崩壊寸前に陥った舞人が復活して、闇の帝王共々驚愕する。
 
: '''仲間たちや[[吉永サリー|大切な人]]からの声援で成した復活劇'''を奇跡であると否定したことで、自らが神ではないことを証明してしまう。
 
: '''仲間たちや[[吉永サリー|大切な人]]からの声援で成した復活劇'''を奇跡であると否定したことで、自らが神ではないことを証明してしまう。
 
: 真田やルリの言葉、地球艦隊・天駆の意思、舞人のくじけない心で自己の存在に疑問を持ってしまい、'''「神を自称するシステム」'''は壊れた機械のごとくエラーを引き起こしてしまった。
 
: 真田やルリの言葉、地球艦隊・天駆の意思、舞人のくじけない心で自己の存在に疑問を持ってしまい、'''「神を自称するシステム」'''は壊れた機械のごとくエラーを引き起こしてしまった。
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;「神を名乗る者が敗れ、私が神でないとしたら…」
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:『V』第51話で先に闇の帝王を撃破した場合の台詞。神を名乗る者が敗れ去るのを目の当たりにし、ますますアイデンティティーが揺らいでしまう。
 
;「その機体は、お前の心の闇が形となったもの…!さあ、憎しみに身を焦がし…」<br />[[テンカワ・アキト|アキト]]「ただの宇宙空間用の迷彩だ」<br />「しかし…!」
 
;「その機体は、お前の心の闇が形となったもの…!さあ、憎しみに身を焦がし…」<br />[[テンカワ・アキト|アキト]]「ただの宇宙空間用の迷彩だ」<br />「しかし…!」
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』第51話におけるアキトとの[[戦闘前会話]]より。
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:『V]』第51話におけるアキトとの[[戦闘前会話]]より。
 
:彼の憎悪を煽ろうとするもバッサリ切り捨てられてしまう。尚も食い下がるが'''「陳腐な発想だ」'''と跳ね除けられた。
 
:彼の憎悪を煽ろうとするもバッサリ切り捨てられてしまう。尚も食い下がるが'''「陳腐な発想だ」'''と跳ね除けられた。
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;「お前は憎しみのままに戦い、失意の中で人生を終える役のはずだったのに…!」
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:『V]』第51話におけるシンとの[[戦闘前会話]]より。
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:本来辿るべきだった悲惨な末路を突きつけるが、憎しみを乗り越えた彼が今更そんな言葉に揺らぐはずもなかった。
 
;「馬鹿な!何故、私が倒される…!?こんな事が…こんな事が…!」<br />「わ、私も…ただのゲームの駒だったというのか!?」<br />「うわあああああああっ!!」
 
;「馬鹿な!何故、私が倒される…!?こんな事が…こんな事が…!」<br />「わ、私も…ただのゲームの駒だったというのか!?」<br />「うわあああああああっ!!」
 
:今際。原作とは違い、自身さえもゲームの駒である事を認めようとしないまま最期を遂げるのだった。
 
:今際。原作とは違い、自身さえもゲームの駒である事を認めようとしないまま最期を遂げるのだった。
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