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== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[擬態獣]]に壊滅させられたコスモベースの生き残りの少女。一時期猿渡夫婦の元に居候するが、幼い故に復讐の為に周りが見えなくなる事も多く、周囲に迷惑をかけることも多い。復讐に拘り続けた結果、知り合った剣についていってしまう。
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元はコスモベースで、オペレーターとして所属していた少女。父親のロウ・ルーはコスモベースの司令兼コスモダイバーで正規パイロットで、コスモダイバー(親機)に搭乗していた。普段は大人しい性格であるのだが、幼い故に周りが見えない自己中心的な面も目立つ。
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剣の最後を見届け、最強の擬態獣をゴオ達と共に撃破した後は再び一人旅に出る。決戦の数年後にも戦う者の末路を見出すべくひとり擬態獣と戦っていた。
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コスモベースが[[擬態獣]]の襲撃を受けた際、コスモダイバー(子機)に搭乗していたのだが、自身を守ろうとしたロウによってコスモダイバー(子機)と共に地球へ送り込まれ、[[ダンナーベース]]に回収される。その後、機能停止したコスモベースの落下を防ぐ為に、[[猿渡ゴオ]]がコスモダイバーで宇宙に上がる事になった際、自分も一緒に連れて行くのを条件に協力し、共に宇宙へ上がる。しかし、そこで大破したコスモダイバー(親機)と父親の亡骸を目の当たりにしてしまい、更にはコスモベースを襲った擬態獣も生きていたが、ゴオの手を借りる形でコスモダイバーで父を殺した擬態獣にトドメを刺す。しかし、父の仇を討っても一向に気持ちが晴れなかった為、結果的にこの経験はルウの心に並外れた復讐心を植えつける事になってしまった。
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コスモベースでの死闘後は、猿渡家に預けられる事になり、ダンナーベースで仕事を手伝う等の日々を送りつつ、度々ルウはゴオ達にロボットの操縦方法を教えるようせがむ様になるのだが、まだ幼い上に「復讐」という私怨からパイロットになろうとしていた胸中を見抜かれていた為に、ゴオは勿論、[[葵杏奈|杏奈]]や[[藤村静流|静流]]といった他のパイロット達からも、教えてもらうのを拒否されていた。そんな中、偶然にもメナージュ・ゼロとして指名手配されている[[剣]]と出会い、半ば強引にロボットの操縦方法を教わったのを機に、急激にその才能を開花させていく事になり、父を殺した擬態獣の同型が現れた際には、その怒りからコスモダイバーを無断使用する形で戦いを挑み善戦するのだが、内に秘めた復讐心を更に悪化させる事になってしまい、剣の搭乗する[[ブレイドガイナー]]が[[ゴーダンナーツインドライブモード|ゴーダンナーTDM]]を易々と倒してしまう姿に完全に魅入ってしまったルウは、遂にダンナーベースから脱走する形で、杏奈達の事を顧みないまま剣についていってしまうのだった。
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2ndでは、剣と同行しながら、彼の妻・ローザの仇である擬態獣を探し回っていたのだが、完全に復讐心に取り付かれていたルウは、剣以外の人間の事は全く省みなくなり、かつて一緒に生活していた杏奈達にさえ平然とコスモダイバーで攻撃する事も辞さなかった。その後、剣が捜し求めていた擬態獣を倒し、その中に取り込まれていたローザの機体・[[セレブレイダー]]を取り戻してからは、コスモダイバーを棄ててそれに搭乗する。しかし、復讐心に従うまま戦い続けた剣は、インサニアウイルスに侵された上に末期症状の[[ラビッドシンドローム]]を発症させてしまう事になり、それでもついていこうとしていたが、最終的に彼は超擬態獣とに特攻して死亡。その仇を討つ為にゴオに協力を申し出、ゴーダンナーTDMとセレブレイダーの力を合わせたTDM(トリプル・ドライブ・モード)で超擬態獣を倒した。
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超擬態獣の撃破後は、これまでの責任からか、杏奈達の元へは戻らなかったようで、再び一人旅に出る。数年後にも、戦う者の末路を見出すべくひとり擬態獣と戦っていた。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
=== Scramble Commanderシリーズ ===
 
=== Scramble Commanderシリーズ ===
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd}}
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:ほぼ原作通りの展開になっている。同年代のパイロットがいる為か、ゴオにはロボットの操縦を反対されつつも、他のパイロット達からは肯定的に見られていた。
    
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
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;[[ゲイナー・サンガ]]
 
;[[ゲイナー・サンガ]]
 
:『K』にて剣のフラグを回収していると「親を失ってから、自分がどうやって立ち直ったのか」を自身の体験を聞かせルウを立ちなおさせる一因となる。
 
:『K』にて剣のフラグを回収していると「親を失ってから、自分がどうやって立ち直ったのか」を自身の体験を聞かせルウを立ちなおさせる一因となる。
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== 名台詞 ==
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;「大丈夫、私は負けない…。剣が教えた通りにやれば、絶対に負けない!」
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:怒りに任せてコスモダイバーで父の仇と同型の擬態獣に挑むルウであったが、剣に教え込まれていた訓練での自信から、その瞳に迷いは無い所か修羅の如く闘志に満ちた物になっていた…。
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;「なんて強さなの…、まるで神の御技業だわ…」
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:剣のブレイドガイナーが戦う姿を見て、恍惚とした表情のルウが発した台詞。そのブレイドガイナーが痛めつけているのは、自分を気に掛け面倒を見てくれていたゴオと杏奈の二人が乗るゴーダンナーであったのだが、ルウにとってもはや彼らはどうでも良い存在となり、剣だけが全てとなってしまった…。
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:この話のタイトルである「汚れなき旅立ち」は、スペインの映画「汚れなき悪戯」が元となっている。少年・マルセリーノは、死んだ母親に会いたい一心から、色々と困らせながらも自身を愛してくれた人々を省みぬまま天に召されてしまっており、ルウもまたゴオや杏奈達の事を顧みないまま剣と共に去ってしまう事になった。
    
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
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