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| 名称は、「'''D'''imensional '''R'''ift '''A'''ttuned '''G'''argantuan '''O'''rganic '''N'''eototypes」(次元を越えて侵攻してくる巨大攻性生物)の各単語の頭文字をとって名付けられている。 | | 名称は、「'''D'''imensional '''R'''ift '''A'''ttuned '''G'''argantuan '''O'''rganic '''N'''eototypes」(次元を越えて侵攻してくる巨大攻性生物)の各単語の頭文字をとって名付けられている。 |
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− | ファンタジー作品などに登場するドラゴンに酷似した姿の生命体で、接続元や接続方法などの詳細が一切不明な空間の穴「シンギュラー」を開いて現れる。様々な体格を持った個体が存在しており、各個体の体格ごとに「ブリッグ級」・「ガレオン級」・「スクーナー級」・「フリゲート級」等に分類されている。
| + | ファンタジー作品などに登場するドラゴンに酷似した姿の生命体で、接続元や接続方法などの詳細が一切不明な空間の穴「シンギュラー」を開いて現れる。様々な体格を持った個体が存在しており、各個体の体格毎に「ブリッグ級」・「ガレオン級」・「スクーナー級」・「フリゲート級」等に分類されている。 |
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| 知能も相応にあり、戦況に応じた攻撃を用いる他、大型のドラゴンは防御壁の展開や固有の特殊攻撃を行う上、驚異的な生命力を持つ。 | | 知能も相応にあり、戦況に応じた攻撃を用いる他、大型のドラゴンは防御壁の展開や固有の特殊攻撃を行う上、驚異的な生命力を持つ。 |
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− | また、接近するとマナを使える人間はドラゴンの思考を人間が理解出来る[[言語]]として発言する。ただし、「正気を失った状態」とみなされているため、この発言が人間とドラゴン間の関係に影響を及ぼさなかった。 | + | また、接近するとマナを使える人間はドラゴンの思考を人間が理解出来る[[言語]]として発言する。ただし、「正気を失った状態」とみなされている為、この発言が人間とドラゴン間の関係に影響を及ぼさなかった。 |
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− | アルゼナルの[[メイルライダー]]達はこれを捕獲したり討伐して生活費や武器弾薬代を稼いでいる。データにないドラゴンは初物と呼ばれ報酬が跳ね上がる。
| + | [[アルゼナル]]の[[メイルライダー]]達はこれを捕獲したり討伐して生活費や武器弾薬代を稼いでいる。データにないドラゴンは「初物」と呼ばれ報酬が跳ね上がる。 |
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− | 中盤にて、その正体は別世界の'''[[ヒディアーズ|荒廃した地球の環境に適応するために自ら遺伝子改造を施した地球人の末裔]]「[[アウラの民]]」'''である事が発覚する。アウラの民は、男性は生まれたときからドラゴンの肉体しか持たないが、女性は人間の姿で生まれてドラゴンに一時的に変身できる能力を持つ。スクーナー級はすべて女性が変身したもので、それ以外は男性である。ドラゴンは[[ドラグニウム]]を体内にとりこむことで結晶化して無害にする力を持つ。ドラグニウム汚染された自分たちの世界を浄化するために彼らは世界中を飛び回っている。 | + | 中盤にて、その正体は別世界の'''[[ヒディアーズ|荒廃した地球の環境に適応する為に自ら遺伝子改造を施した地球人の末裔]]「[[アウラの民]]」'''である事が発覚する。アウラの民は、男性は生まれた時からドラゴンの肉体しか持たないが、女性は人間の姿で生まれてドラゴンに一時的に変身できる能力を持つ。スクーナー級は全て女性が変身したもので、それ以外は全て男性である。ドラゴンは[[ドラグニウム]]を体内に取り込む事で結晶化して無害にする力を持ち、ドラグニウムに汚染された自分達の世界を浄化する為に彼らは世界中を飛び回っている。 |
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− | アンジュたちの地球に侵攻するのは[[エンブリヲ]]によって捕らえられた最初のドラゴン・[[アウラ]]を救出するためである。一方、エンブリヲにとってもドラゴンが体内に持つドラグニウム結晶は必要なので、彼らがこちらにやってくるのは願ったりかなったりであった。アルゼナルによって殺され回収されたドラゴンは、解体されてドラグニウム結晶が取り出される。それは囚われたアウラに与えられ、マナのエネルギーにされていた。
| + | アンジュ達の地球に侵攻するのは[[エンブリヲ]]によって捕らえられた最初のドラゴン・[[アウラ]]を救出する為である。一方、エンブリヲにとってもドラゴンが体内に持つドラグニウム結晶は必要なので、彼らがこちらにやって来るのは願ったりかなったりであった。アルゼナルによって殺され回収されたドラゴンは、解体されてドラグニウム結晶が取り出される。それは囚われたアウラに与えられ、マナのエネルギーにされていた。 |
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| == 分類 == | | == 分類 == |
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| ;[[スーパーロボット大戦V]] | | ;[[スーパーロボット大戦V]] |
| :初登場作品。生物という事もあってか、撃墜アニメでは画面が白くフラッシュする。 | | :初登場作品。生物という事もあってか、撃墜アニメでは画面が白くフラッシュする。 |
− | :中盤でアウラの民が住む地が[[宇宙世紀世界]]であることが判明。ドラゴン達がすむ領域は空間的に遮断された結界により外界からは発見されないようになっている。 | + | :中盤でアウラの民が住む地が[[宇宙世紀世界]]である事が判明。ドラゴン達が棲む領域は空間的に遮断された結界により外界からは発見されないようになっている。 |
− | :また、ドラグニウムの正体が[[ゲッター線]]というクロスオーバーにより、過去の地球の荒廃はゲッター線汚染によるものとなっている。ドラゴンの使命である「ドラグニウムの浄化」とはゲッター線汚染の除去のことであり、ドラゴンたちは一度滅んだ世界を浄化したのち自分たちは隠遁し、綺麗になった世界でドラゴン化しなかった人類たちが再び文明を築いたのである。 | + | :また、ドラグニウムの正体が[[ゲッター線]]というクロスオーバーにより、過去の地球の荒廃はゲッター線汚染によるものとなっている。ドラゴンの使命である「ドラグニウムの浄化」とはゲッター線汚染の除去の事であり、ドラゴン達は一度滅んだ世界を浄化した後、自分達は隠遁し、綺麗になった世界でドラゴン化しなかった人類達が再び文明を築いたのである。 |
− | :ドラゴンたちは外界にはほとんど干渉しないが、彼らがいる地球そのものを危機に及ぼす時にはそれを守るために行動する。 | + | :ドラゴン達は外界にはほとんど干渉しないが、彼らがいる地球そのものを危機に及ぼす時にはそれを守る為に行動する。 |
| :宇宙世紀世界では、10年前に起こった[[早乙女博士 (OVA)|早乙女博士]]の反乱の結果、再び地球がゲッター線に汚染されるが、これは予想よりも早く収束したのも彼らの活動のお陰であった。 | | :宇宙世紀世界では、10年前に起こった[[早乙女博士 (OVA)|早乙女博士]]の反乱の結果、再び地球がゲッター線に汚染されるが、これは予想よりも早く収束したのも彼らの活動のお陰であった。 |
| :そしてゲッター線を研究する中でドラゴンの存在を知った早乙女博士は、「ゲッター線を組み伏せる力を持つ」機体として、自身が作り上げたゲッターロボに「[[ゲッタードラゴン|ドラゴン]]」の名を冠したのである。 | | :そしてゲッター線を研究する中でドラゴンの存在を知った早乙女博士は、「ゲッター線を組み伏せる力を持つ」機体として、自身が作り上げたゲッターロボに「[[ゲッタードラゴン|ドラゴン]]」の名を冠したのである。 |