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27 バイト追加 、 2017年3月8日 (水) 23:44
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=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
==== 武装 ====
 
==== 武装 ====
;48サンチ三連装陽電子衝撃主砲(ショックカノン)
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;48サンチ三連装陽電子衝撃主砲塔(ショックカノン)
:3門の砲塔を前部に2基、後部に1基、計3基搭載。波動エンジンからのエネルギー供給を受け発射する陽電子砲。
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:3門の砲塔を前部に2基、後部に1基、計3基9門搭載。波動エンジンからのエネルギー供給を受け発射する陽電子砲。
 
:主兵装にして波動砲と並ぶヤマトの代名詞。発射されたエネルギーは途中で3本が螺旋を描くように絡み合い束になる。ヤマトのCICによってレーダー連動の自動追尾照準、予測射撃が可能。ちなみに「サンチ」とは「センチ」のフランス語読み。
 
:主兵装にして波動砲と並ぶヤマトの代名詞。発射されたエネルギーは途中で3本が螺旋を描くように絡み合い束になる。ヤマトのCICによってレーダー連動の自動追尾照準、予測射撃が可能。ちなみに「サンチ」とは「センチ」のフランス語読み。
 
:VではヤマトのCGカットが入り第1、2砲塔が旋回、古代、島のカットの後照準のカットが入り、さらにそのあと沖田のカット、発射のリアルカット(CGカットとは別物)、冷却リアルカットが入る。
 
:VではヤマトのCGカットが入り第1、2砲塔が旋回、古代、島のカットの後照準のカットが入り、さらにそのあと沖田のカット、発射のリアルカット(CGカットとは別物)、冷却リアルカットが入る。
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::『V』では時限信管版を使用。砲弾の装填と南部のリアルカットが入ったのち発射。設定に反して、ショックカノンより威力が上である。
 
::『V』では時限信管版を使用。砲弾の装填と南部のリアルカットが入ったのち発射。設定に反して、ショックカノンより威力が上である。
 
;20サンチ三連装副砲塔
 
;20サンチ三連装副砲塔
:実体弾を装填可能な副砲。主砲のうち第二砲塔と第三砲塔の艦橋側にあり、前後2基6門装備されている
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:実体弾を装填可能な副砲。主砲のうち第二砲塔と第三砲塔の艦橋側にあり、前後2基6門装備されている。
;次元波動爆縮放射機(波動砲)
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;パルスレーザー近接防御砲(CIWS)
:直径は200サンチ。波動エンジン内で生成された余剰次元を艦首から軸線上に展開、その際に生まれては消滅を繰り返すマイクロブラックホールの熱量が射線上のあらゆる物質を破壊する。三式弾とは逆の意味でガミラスを驚愕させた兵器である。
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:パルスレーザーを発射する対空砲台。2連装のものと4連装のものが艦体各所に多数搭載する。こちらもレーダー連動型の自動追尾照準、予測射撃が可能だが基本的に弾幕を張っての対空防御、対地牽制用。
:ヤマトの艦体を丸ごと砲身として使用する『宇宙戦艦ヤマトシリーズ』を代表する最終兵器。ガミラスからは一貫して「大砲」と呼ばれた。発射シークエンス時の遣り取り<ref>特に、'''「エネルギー充填120%完了!」「対ショック・対閃光防御!」'''等の台詞が有名。</ref>もまた、有名である。
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:Vでは最弱武器だが砲塔の動きがCGカットではいる。
:旧作におけるヤマトの波動砲との最も大きな違いとして、本作では'''最終兵器'''という側面が特に強調されている。旧作、本作共に[[木星]]での戦闘にて初めて使用した際には[[オーストラリア]]大陸級の浮遊大陸を一撃で消滅させるほどの威力で乗員に大きな衝撃を与え、最終盤では波動砲の存在そのものが大きな問題を招くことにもなった<ref>旧作、本作共に使用した回数は5発だけだが、旧作では兵器として積極的に使用しており、特にガミラス本星での使用目的は本作とは真逆となっている</ref>。
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:後世のあらゆる作品にジャンルの垣根を超えて多大な影響を与えた武装であり、主砲・副砲と異なる「必殺砲」が搭載された[[戦艦]]は枚挙にいとまが無い。ロボットアニメの[[母艦]]に限定しても[[アークエンジェル|ローエングリン]]に[[マクロス|マクロスキャノン]]、[[ナデシコ|グラビティブラスト]]に[[ゴラオン|オーラノバ砲]]、[[ネェル・アーガマ|ハイパーメガ粒子砲]]など探せばいくらでも出てくる程<ref>[[ゴラオン]]のオーラノバ砲に至っては、[[旧シリーズ]]の[[ロボット大図鑑]]にて「まるで波○砲である」とネタにされている。</ref>[[バンプレストオリジナル]]では[[ハガネ|あの艦]]の最強武器の[[トドメ演出]]がどこからどう見ても旧作ヤマトのオマージュである。
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:発射前に長大な発射シークエンスが必要となるだけでなく、発射後もエネルギー漏れやエンジンの不調等のトラブルが発生する「ハイリスク・ハイリターンな兵器」、'''所謂「ロマン砲」の開祖'''。そのコンセプトは艦艇以外にも受け継がれており、人型機動兵器でもそれは同じである。
   
;垂直ミサイル発射管(VLS)
 
;垂直ミサイル発射管(VLS)
 
:史実における戦艦大和の煙突にあたる部分に8セルを1基、艦底部にも発射管を8門搭載。
 
:史実における戦艦大和の煙突にあたる部分に8セルを1基、艦底部にも発射管を8門搭載。
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;94式爆雷投射機
 
;94式爆雷投射機
 
:マスト付け根に搭載。
 
:マスト付け根に搭載。
;2連装(及び4連装)パルスレーザー近接防御砲(CIWS)
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;次元波動爆縮放射機(波動砲)
:パルスレーザーを発射する対空砲台。艦体各所に多数搭載する。こちらもレーダー連動型の自動追尾照準、予測射撃が可能だが基本的に弾幕を張っての対空防御、対地牽制用。
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:直径は200サンチ。波動エンジン内で生成された余剰次元を艦首から軸線上に展開、その際に生まれては消滅を繰り返すマイクロブラックホールの熱量が射線上のあらゆる物質を破壊する。三式弾とは逆の意味でガミラスを驚愕させた兵器である。
:Vでは最弱武器だが砲塔の動きがCGカットではいる。
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:ヤマトの艦体を丸ごと砲身として使用する『宇宙戦艦ヤマトシリーズ』を代表する最終兵器。ガミラスからは一貫して「大砲」と呼ばれた。発射シークエンス時の遣り取り<ref>特に、'''「エネルギー充填120%完了!」「対ショック・対閃光防御!」'''等の台詞が有名。</ref>もまた、有名である。
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:旧作におけるヤマトの波動砲との最も大きな違いとして、本作では'''最終兵器'''という側面が特に強調されている。旧作、本作共に[[木星]]での戦闘にて初めて使用した際には[[オーストラリア]]大陸級の浮遊大陸を一撃で消滅させるほどの威力で乗員に大きな衝撃を与え、最終盤では波動砲の存在そのものが大きな問題を招くことにもなった<ref>旧作、本作共に使用した回数は5発だけだが、旧作では兵器として積極的に使用しており、特にガミラス本星での使用目的は本作とは真逆となっている</ref>。
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:後世のあらゆる作品にジャンルの垣根を超えて多大な影響を与えた武装であり、主砲・副砲と異なる「必殺砲」が搭載された[[戦艦]]は枚挙にいとまが無い。ロボットアニメの[[母艦]]に限定しても[[アークエンジェル|ローエングリン]]に[[マクロス|マクロスキャノン]]、[[ナデシコ|グラビティブラスト]]に[[ゴラオン|オーラノバ砲]]、[[ネェル・アーガマ|ハイパーメガ粒子砲]]など探せばいくらでも出てくる程<ref>[[ゴラオン]]のオーラノバ砲に至っては、[[旧シリーズ]]の[[ロボット大図鑑]]にて「まるで波○砲である」とネタにされている。</ref>[[バンプレストオリジナル]]では[[ハガネ|あの艦]]の最強武器の[[トドメ演出]]がどこからどう見ても旧作ヤマトのオマージュである。
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:発射前に長大な発射シークエンスが必要となるだけでなく、発射後もエネルギー漏れやエンジンの不調等のトラブルが発生する「ハイリスク・ハイリターンな兵器」、'''所謂「ロマン砲」の開祖'''。そのコンセプトは艦艇以外にも受け継がれており、人型機動兵器でもそれは同じである。
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;波動防壁
 
;波動防壁
 
:正式名称は「次元波動振幅防御壁」。次元波動理論を応用した[[エネルギーフィールド]]。ガミラス側にも「ゲシュタムフィールド」という名称で存在する。「20分程度しか展開できず、耐圧限界点を超えると突破されてしまう」といった弱点を持つが、ガミラス艦の陽電子ビームにも充分耐えることが可能。
 
:正式名称は「次元波動振幅防御壁」。次元波動理論を応用した[[エネルギーフィールド]]。ガミラス側にも「ゲシュタムフィールド」という名称で存在する。「20分程度しか展開できず、耐圧限界点を超えると突破されてしまう」といった弱点を持つが、ガミラス艦の陽電子ビームにも充分耐えることが可能。