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| 『[[勇者特急マイトガイン]]』の[[主人公]]。 | | 『[[勇者特急マイトガイン]]』の[[主人公]]。 |
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− | 高校生でありながら、旋風寺コンツェルンの総帥にして勇者特急隊の隊長を務める[[マイトガイン]]のパイロット。「嵐を呼ぶ旋風児」「嵐を呼ぶナイスガイ」など複数のキャッチフレーズを持つ。両親を謎の事故で亡くした後、父の遺志を受け継ぎ、「勇者特急隊」を作り上げた。トドメを刺す時には、敵が行った行為に対する口上を述べてから倒す事が多い。ブレス型のダイヤグラマーは特急隊との通信やマイトガインの合体に用いられる。 | + | 高校生でありながら、旋風寺コンツェルンの総帥にして勇者特急隊の隊長を務める[[マイトガイン]]の[[パイロット]]。「嵐を呼ぶ旋風児」「嵐を呼ぶナイスガイ」等、複数の[[異名|キャッチフレーズ]]を持つ。 |
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− | 容姿端麗・文武両道・頭脳明晰・強い正義感。少々、気障なところもあるが、ヒーローと呼ぶに相応しい人物。その一方、本当に好きな子に対しては、シャイな[[性格]]という人間味もある。ヒーローらしく、バイクにも乗るが、愛用のバイクはスクーター。自分の正義を非常に強く信じているが、戦闘による被害や事後処理には無頓着な面や、総帥としての能力は高いが、余り仕事熱心でないのが玉に瑕。
| + | 両親を謎の事故で亡くした後、父・旋風寺旭の遺志を受け継ぎ、「勇者特急隊」を作り上げた。[[トドメ演出|トドメ]]を刺す時には、敵の悪行に対する口上を述べてから倒す事が多い。ブレス型のダイヤグラマーは、特急隊との通信やマイトガインの[[合体]]に用いられる。 |
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− | ちなみに戦闘服は同一のデザインだが、私服は毎週デザインの異なった物を着ている(作画の都合で私服もいつも同じ、という多くの他作品のほうが本来はおかしいのだが)。貧乏で服が1着しかないジョーと見事に対比になっている。
| + | 容姿端麗・文武両道・頭脳明晰・強い正義感。少々、気障なところもあるが、ヒーローと呼ぶに相応しい人物。その一方、本当に好きな子に対しては、シャイな[[性格]]という人間味もある。ヒーローらしく、バイクにも乗るが、愛用のバイクはスクーター。 |
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| + | 自分の正義を非常に強く信じているが、戦闘による被害や事後処理には無頓着で、総帥としての能力は高いが、余り仕事熱心でないのが玉に瑕。 |
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| + | ちなみに戦闘服は同一のデザインだが、私服は毎週デザインの異なった物を着ている(「作画の都合で私服もいつも同じ」という多くの他作品の方が、本来はおかしいのだが)。貧乏で服が1着しかない[[雷張ジョー]]と見事に対比になっている。 |
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| == 登場作品 == | | == 登場作品 == |
| === 単独作品 === | | === 単独作品 === |
| ;[[スーパーロボット大戦V]] | | ;[[スーパーロボット大戦V]] |
− | :初登場作品。 | + | :初登場作品。序盤から登場し、シナリオにも良く絡む。 |
− | :序盤から登場し、シナリオにも良く絡む。 | + | :初期登乗機のマイトガインはパッとしない平凡な性能のスーパー系だが、舞人自身は最初から「[[幸運]]」を所持し、[[社長]]技能によってマップクリア時にTacP50を入手(エースボーナスで2倍になる)と序盤から自軍部隊の財政を支える重要なキャラクターである。 |
− | :初期登乗機のマイトガインはパッとしない平凡な性能のスーパー系だが、舞人自身は最初から幸運を所持、社長技能でマップクリア時にTacP50を入手(エースボーナスで2倍になる)と序盤から隊の財政を支える重要なキャラクターである。
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| == 人間関係 == | | == 人間関係 == |
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| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
| ;「レェェェッツ! マァァァイトガァァァイン!!」 | | ;「レェェェッツ! マァァァイトガァァァイン!!」 |
− | :マイトガイン及びグレートマイトガインの合体コール。グレートマイトガインの場合は更にガインの「グレェェェト・ダーッシュ!」と続く。 | + | :[[マイトガイン]]および[[グレートマイトガイン]]の[[合体]]コール。グレートマイトガインの場合は更にガインの「グレェェェト・ダーッシュ!」と続く。 |
| :高松信司監督によると、[[コン・バトラーV]]の合体コール「レッツ・コンバイン」が元ネタとのこと。また'''「Let's 舞人が IN」というダジャレ'''でもあるらしい。 | | :高松信司監督によると、[[コン・バトラーV]]の合体コール「レッツ・コンバイン」が元ネタとのこと。また'''「Let's 舞人が IN」というダジャレ'''でもあるらしい。 |
| ;「そう…その通り!」 | | ;「そう…その通り!」 |
| :敵に「あれが噂のマイトガインなのか!?」等と問われた時のお決まりの台詞。この後にその時乗っている機体の名乗り口上へと続く。 | | :敵に「あれが噂のマイトガインなのか!?」等と問われた時のお決まりの台詞。この後にその時乗っている機体の名乗り口上へと続く。 |
− | ;「[[愛]]の翼に[[勇気]]を込めて、回せ[[正義]]の大車輪! 勇者特急マイトカイザー、ご[[期待]]通りにただ今到着!」 | + | ;「[[愛]]の翼に[[勇気]]を込めて、回せ[[正義]]の大車輪! 勇者特急マイトカイザー、ご[[期待]]通りにただ今到着!」 |
− | :マイトカイザーを変形合体させた際の名乗り口上。 | + | :[[マイトカイザー]]を変形合体させた際の名乗り口上。 |
| ;「正義の力が嵐を呼ぶぜ」 | | ;「正義の力が嵐を呼ぶぜ」 |
− | : 次回予告での決め台詞。 | + | :[[次回予告]]での決め台詞。 |
− | : 余談だが、舞人役の檜山修之は本作の後に制作された特撮作品『仮面ライダーフォーゼ』でナレーションを担当したが、登場ライダーの1人である仮面ライダーメテオの強化形態のメテオストームは「俺の運命(さだめ)は嵐を呼ぶぜ」と『マイトガイン』を意識したかのような決め台詞を持つ。 | + | :余談だが、舞人役の檜山修之氏は本作の後に制作された特撮作品『仮面ライダーフォーゼ』で[[ナレーション]]を担当したが、登場ライダーの一人である仮面ライダーメテオの強化形態のメテオストームは「俺の運命(さだめ)は嵐を呼ぶぜ」と『マイトガイン』を意識したかのような決め台詞を持つ。 |
| ;「たく、何を考えているんだあの女。ついていけないぜ」 | | ;「たく、何を考えているんだあの女。ついていけないぜ」 |
− | :第8話より。カトリーヌ・ビトンが納豆工場を襲う理由――ビトンお抱えのシェフが落とした納豆を踏んで盛大に転び、踏んだ納豆が顔面に落下して大恥をかいたから――を聞いて。コレには[[マイトガイン]]も舞人に同意せざるを得なかった。 | + | :第8話より。[[カトリーヌ・ビトン]]が納豆工場を襲う理由――ビトンお抱えのシェフが落とした納豆を踏んで盛大に転び、踏んだ納豆が顔面に落下して大恥をかいたから――を聞いて。コレには[[マイトガイン]]も舞人に同意せざるを得なかった。 |
| ;「じゃがもおさつもないの! 悪いことをしたら素直に謝るんだ!」 | | ;「じゃがもおさつもないの! 悪いことをしたら素直に謝るんだ!」 |
| :第19話より。保護していた少年剣士・清丸が旋風寺邸を抜け出し、さらには追っ手から逃げるためとはいえ、トラックを暴走。ガインと共に止めた後、「じゃが(だが)……」と言い訳する彼に対しての説教。 | | :第19話より。保護していた少年剣士・清丸が旋風寺邸を抜け出し、さらには追っ手から逃げるためとはいえ、トラックを暴走。ガインと共に止めた後、「じゃが(だが)……」と言い訳する彼に対しての説教。 |
− | :シリアスなシーンだが、冒頭の台詞のせいで「青木さんが乗り移っている」と『アニメディア』の読者投稿で話題に上げられたことも。 | + | :シリアスなシーンだが、冒頭の台詞の所為で「青木さんが乗り移っている」と『アニメディア』の読者投稿で話題に上げられたことも。 |
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| == 迷台詞 == | | == 迷台詞 == |
| ;「あ、あの・・・ネズミのせいだよ!」 | | ;「あ、あの・・・ネズミのせいだよ!」 |
− | :第4話より。サリーの肩についたネズミ型のメカを振り払うも、彼女の胸に触れてしまい赤面。直後に、サリーに頬を叩かれ転倒。謝罪して逃げ出すサリーに、四つんばいの状態で謝罪する。アクシデントとはいえ、人間味のあるどこか間抜けな場面。 | + | :第4話より。[[吉永サリー|サリー]]の肩に付いたネズミ型のメカを振り払うも、うっかり彼女の胸に触れてしまい赤面。 |
− | ;「みんな! カボチャを破壊するんだ! これ以上街を滅茶苦茶にさせるな!」 | + | :直後に、サリーに頬を叩かれ転倒。謝罪して逃げ出すサリーに対して、四つんばいの状態で謝罪する。アクシデントとはいえ、人間味の有るどこか間抜けな場面。 |
− | :第36話より。カトリーヌ・ビトンの作戦により、ヌーベルトキオシティに巨大カボチャが実を付けてしまい、勇者特急隊に下した命令。敵の小型基地・兵器の破壊ならともかくも、「カボチャを破壊する」という命令はそうそうないだろう。 | + | ;「みんな! カボチャを破壊するんだ! これ以上街を滅茶苦茶にさせるな!」 |
| + | :第36話より。カトリーヌ・ビトンの作戦により、ヌーベルトキオシティに巨大カボチャが実を付けてしまい、勇者特急隊に下した命令。 |
| + | :敵の小型基地・兵器の破壊ならともかくも、「カボチャを破壊する」という命令はそうそう無いだろう。 |
| ;「青木の名前で、領収書貰えますか?」 | | ;「青木の名前で、領収書貰えますか?」 |
| :『歌のアルバム』収録のミニドラマ「君の名は…」にてレンタル店でサリーと出会うも、'''舞人は成人向け作品を借りようとしていたため'''、冷ややかな応対をするサリーに、こっそり頼んだ台詞。未成年の上に青木が借りたことにしようとしたりと意外とセコい。 | | :『歌のアルバム』収録のミニドラマ「君の名は…」にてレンタル店でサリーと出会うも、'''舞人は成人向け作品を借りようとしていたため'''、冷ややかな応対をするサリーに、こっそり頼んだ台詞。未成年の上に青木が借りたことにしようとしたりと意外とセコい。 |
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| == 余談 == | | == 余談 == |
− | *名前の由来は、日活の映画スターである小林旭氏の愛称「'''マイトガイ'''」(マイトは「ダイナマイト」のマイトから来ており、ダイナマイトのような豪快な奴という意味)と、小林氏が主演の人気映画シリーズ『'''旋風児シリーズ'''』から取られている。 | + | *旋風寺舞人の名前の由来は、日活の映画スターである小林旭氏の愛称「'''マイトガイ'''」(マイトは「ダイナマイト」のマイトから来ており、ダイナマイトのような豪快な奴という意味)と、小林氏が主演の人気映画シリーズ『'''旋風児シリーズ'''』から取られている。 |
− | *舞人の声を担当した声優の檜山修之氏は勇者シリーズのTVシリーズ最終作『[[勇者王ガオガイガー]]』でも主役の[[獅子王凱]]を演じていたことから、勇者シリーズの主人公を2回も演じた声優の1人となっている。 | + | **同じく舞人の父親・旋風寺旭の名前もまた、小林旭氏に由来している。 |
− | *この役で初主演となった檜山氏は、この作品を通じて座長(主役)の役割というものを勉強させて貰ったと語っている。 | + | *舞人の声を担当した[[声優]]の檜山修之氏は勇者シリーズのTVシリーズ最終作『[[勇者王ガオガイガー]]』でも主役の[[獅子王凱]]を演じていたことから、勇者シリーズの主人公を2回も演じた声優の一人となっている。 |
− | **しかし、舞人が世界一の大富豪という役柄だったのに対して、当時の檜山氏は週4のアルバイターだったと語っている。それ故か共演していた先輩たちからも、「'''檜山。お前さ、生活の立場上分かるんだけどな、演技が何だか貧乏臭いよ'''」とダメ出しを受けたとの事である。 | + | *旋風寺舞人役で初主演となった檜山氏は、「『[[勇者特急マイトガイン]]』を通じて座長(主役)の役割というものを勉強させて貰った」と述懐している。 |
| + | **しかし、舞人が世界一の大富豪という役柄だったのに対して、檜山氏は「当時の僕は週4のアルバイターだった」と語っている。それ故か共演していた先輩声優達からも、'''「檜山。お前さ、生活の立場上分かるんだけどな、演技が何だか貧乏臭いよ」'''とダメ出しを受けたとの事である。 |
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