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ユーゼスの場合、この「虚憶」におけるSHOとαの経験を踏まえてナシムを乗っ取る計画を立てたのだが、結果とその理由は後述の通り、過去最大の大失敗という散々な結果に終わった。
 
ユーゼスの場合、この「虚憶」におけるSHOとαの経験を踏まえてナシムを乗っ取る計画を立てたのだが、結果とその理由は後述の通り、過去最大の大失敗という散々な結果に終わった。
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また、どうやら今作までにSHOの「全てを良しとして終わった」結末に関しては一度も思い出していないらしい(でなくば調停者となる野望にしがみ付くはずがない)。
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また、記憶の引き継ぎは虫食い状態らしく、しかも肝心の部分が一部、抜け落ちている。現にαのユーゼスは自分が倒されても目的の一つが達成されるように一種の保険を掛けていたが、第2次OGのユーゼスは保険を掛けていなかった(保険を掛けた事で、その目的の一つについては事実上、達成出来たのにも関わらずである)。何より今作までにSHOの「全てを良しとして終わった」結末に関しては一度も思い出していないらしい(でなくば調停者となる野望にしがみ付くはずがない)。
    
== 総論 ==
 
== 総論 ==
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また、ユーゼスは倒される度に似た因果を持つ別の世界へと輪廻を繰り返しているのだが、「虚憶」によって記憶を共有したにも関わらず同じことを繰り返している辺り、彼個人ではどうあってもこの運命からは逃げられない可能性が高い(身も蓋もないことを言うなら'''敵役だから'''であるが)。そもそも、「イングラムや鋼龍戦隊を始め、一度自分が制した相手に対する警戒を怠る」という悪癖が存在している上、今度こそ計画は完璧だから必ず成功するという根拠のない確信を持っているため、全ての作品でそれが要因で致命打を被っている。
 
また、ユーゼスは倒される度に似た因果を持つ別の世界へと輪廻を繰り返しているのだが、「虚憶」によって記憶を共有したにも関わらず同じことを繰り返している辺り、彼個人ではどうあってもこの運命からは逃げられない可能性が高い(身も蓋もないことを言うなら'''敵役だから'''であるが)。そもそも、「イングラムや鋼龍戦隊を始め、一度自分が制した相手に対する警戒を怠る」という悪癖が存在している上、今度こそ計画は完璧だから必ず成功するという根拠のない確信を持っているため、全ての作品でそれが要因で致命打を被っている。
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ただし、その受け止め方はそれぞれに違い、SHOやPS版αでは、形はどうあれそれを良しとして散った(αに関しては計画自体がゴッツォの計画の布石になっていたこともあるが)のに対し、DC版αや第2次OGでは非常に往生際が悪い。DC版αでは「オリジナル・ラオデキヤがまだ存在していた」という予想だにしない結末だったから無理はないが、後者は初歩的ともいえるミスを犯してしまっていた。
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ただし、その受け止め方はそれぞれに違い、SHOやPS版αでは、形はどうあれそれを良しとして散った(αに関してはロンド・ベルが自身の予測以上に強くなった事で[[ケイサル・エフェス]]打倒の為の布石を一つ打てたというのもあるが)のに対し、DC版αや第2次OGでは非常に往生際が悪い。DC版αでは「オリジナルのジュデッカ・ゴッツォが存在していた」という予想だにしない結末だったから無理はないが、後者は初歩的ともいえるミスを犯してしまっていた。
    
恐らく第2次OGのユーゼスは、「虚憶」において計画頓挫の原因がイングラムであると目星をつけ、「イングラムを計画に組み込むと対抗戦力を構築される上、土壇場で離反され頓挫する⇒ならばあらかじめ排除し、同等の因子を持つ者を造り出して据えれば良い」という考えに至ったと思われるが、結末を見てわかるとおり'''完全な見当違い'''である。しかも、失敗の原因はそれ以上に存在しているため解決になっていない始末である。
 
恐らく第2次OGのユーゼスは、「虚憶」において計画頓挫の原因がイングラムであると目星をつけ、「イングラムを計画に組み込むと対抗戦力を構築される上、土壇場で離反され頓挫する⇒ならばあらかじめ排除し、同等の因子を持つ者を造り出して据えれば良い」という考えに至ったと思われるが、結末を見てわかるとおり'''完全な見当違い'''である。しかも、失敗の原因はそれ以上に存在しているため解決になっていない始末である。
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:スーパーヒーロー作戦では別の世界の(恐らくはαの並行世界、あるいはDC版αの)ユーゼスが造り出した存在で、彼とユーゼスが因果の鎖に繋がれた存在であると言及。αシリーズでは彼のクローンを創造して反旗を翻すが、前述の通りその結末は複数存在する。
 
:スーパーヒーロー作戦では別の世界の(恐らくはαの並行世界、あるいはDC版αの)ユーゼスが造り出した存在で、彼とユーゼスが因果の鎖に繋がれた存在であると言及。αシリーズでは彼のクローンを創造して反旗を翻すが、前述の通りその結末は複数存在する。
 
;[[ルアフ・ガンエデン]]
 
;[[ルアフ・ガンエデン]]
:ゼ・バルマリィ帝国の支配者である現「霊帝」。ユーゼスは彼の手の上で踊っていたに過ぎなったが、彼の影に潜む存在には気づいていた。
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:ゼ・バルマリィ帝国の支配者である現「霊帝」。ユーゼスは彼が影武者である事に気づいていた。
 
;[[ケイサル・エフェス(人物)|ケイサル・エフェス]]
 
;[[ケイサル・エフェス(人物)|ケイサル・エフェス]]
 
:ルアフの裏に潜んでいた全ての黒幕。どこまで彼の意を受けていたかは不明。
 
:ルアフの裏に潜んでいた全ての黒幕。どこまで彼の意を受けていたかは不明。
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