差分

2,204 バイト追加 、 2012年12月30日 (日) 15:25
編集の要約なし
52行目: 52行目:  
:DC版で追加されたルートを選択することができれば、最終シナリオ「神々の黄昏」にてラストボスとして立ちふさがる。二回行動な上、一撃必殺の威力の縮退砲を持つ。[[ひらめき]]持ちのユニットでも、一発目は避けるが二発目の攻撃で落とされてしまう。四方を味方ユニットで囲って、ネオ・グランゾンの射程外から[[張五飛|五飛]]が[[挑発]]をかければ移動不能にでき、恐ろしい二回行動&縮退砲の敵ターンをしのぐことができる。HPが半分以下になると[[奇跡]]を4回使用してくるが、掛かっている[[魂]]と[[ひらめき]]は味方のひらめきが掛かったユニットで対処しよう。なおこのシナリオでは[[アストラナガン]]との禁断の対決が見られる。<br />なお、ネオ・グランゾンの存在自体はPS版の頃から示唆されており、エンジェル・ハイロゥ戦でシュウがチカに「いざとなったらあれを使いますよ」と発言している(ただし、形状変化しない程度の能力の解放とのこと)。
 
:DC版で追加されたルートを選択することができれば、最終シナリオ「神々の黄昏」にてラストボスとして立ちふさがる。二回行動な上、一撃必殺の威力の縮退砲を持つ。[[ひらめき]]持ちのユニットでも、一発目は避けるが二発目の攻撃で落とされてしまう。四方を味方ユニットで囲って、ネオ・グランゾンの射程外から[[張五飛|五飛]]が[[挑発]]をかければ移動不能にでき、恐ろしい二回行動&縮退砲の敵ターンをしのぐことができる。HPが半分以下になると[[奇跡]]を4回使用してくるが、掛かっている[[魂]]と[[ひらめき]]は味方のひらめきが掛かったユニットで対処しよう。なおこのシナリオでは[[アストラナガン]]との禁断の対決が見られる。<br />なお、ネオ・グランゾンの存在自体はPS版の頃から示唆されており、エンジェル・ハイロゥ戦でシュウがチカに「いざとなったらあれを使いますよ」と発言している(ただし、形状変化しない程度の能力の解放とのこと)。
 
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]
 
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]
:現代編最終シナリオである第9話「愚者の祭典」後半でムービー付きで登場。特別なフラグ立ては必要ない。ゲーム序盤なのにいきなり現れてビビったプレイヤーも多いと思われる。<br />幸いこのときは縮退砲どころか、ブラックホール・クラスターすら装備されておらず、序盤のユニットたちでも対処できる性能にまでダウングレードされている。しかしワーム・スマッシャーの攻撃力、高いHPに[[HP回復]](小)、[[G・テリトリー]]と備わった耐久力は序盤では最高クラスなので、他の敵ユニットを片付けてから総攻撃をかけたい。<br />なおネオ・グランゾンを撃墜時の余波でプリベンター全員と一部キャラクターが未来へ飛ばされてしまうのが今回の『[[スーパーロボット大戦α外伝]]』の大きな物語の始まりである。<br />真のネオ・フランゾンと戦うためには、熟練度「難」の状態を維持することで分岐するルートでの最終シナリオ「ラグナロク」に到達することが必要。このステージに登場する[[グランゾン]]を撃破するとネオ・グランゾンに変化し、性能が完全な状態でラスボスとなる。取りまきには[[メカギルギルガン]]と[[ゴーストX-9]]という耐久力、機動力がそれぞれ最高峰のユニットが出現し、そのメカギルギルガンの[[援護防御]]で固めてくるため、[[マップ兵器]]が有効。シュウはHPが減るごとに[[精神コマンド]]の[[ド根性]]、[[熱血]]、[[ひらめき]]、[[鉄壁]]などを4回同時に使ってくるため、ひらめきを掛けたユニットで対処したい。だがHP回復だけは防げないため、表示以上に実質HPはあることになる。なお[[マサキ・アンドー|マサキ]]との戦闘時に、またマサキが止めを刺すと[[DVE]]セリフを喋ってくれる。
+
:現代編最終シナリオである第9話「愚者の祭典」後半でムービー付きで登場。特別なフラグ立ては必要ない。ゲーム序盤なのにいきなり現れてビビったプレイヤーも多いと思われる。<br />幸いこのときは縮退砲どころか、ブラックホール・クラスターすら装備されておらず、序盤のユニットたちでも対処できる性能にまでダウングレードされている。しかしワーム・スマッシャーの攻撃力、高いHPに[[HP回復]](小)、[[G・テリトリー]]と備わった耐久力は序盤では最高クラスなので、他の敵ユニットを片付けてから総攻撃をかけたい。<br />なおネオ・グランゾンを撃墜時の余波でプリベンター全員と一部キャラクターが未来へ飛ばされてしまうのが今回の『[[スーパーロボット大戦α外伝]]』の大きな物語の始まりである。<br />真のネオ・フランゾンと戦うためには、熟練度「難」の状態を維持することで分岐するルートでの最終シナリオ「ラグナロク」に到達することが必要。このステージに登場する[[グランゾン]]を撃破するとネオ・グランゾンに変化し、性能が完全な状態でラスボスとなる。取りまきには[[メカギルギルガン]]と[[ゴーストX-9]]という耐久力、機動力がそれぞれ最高峰のユニットが出現し、そのメカギルギルガンの[[援護防御]]で固めてくるため、[[マップ兵器]]が有効。シュウはHPが減るごとに[[精神コマンド]]の[[ド根性]]、[[熱血]]、[[ひらめき]]、[[鉄壁]]などを4回同時に使ってくるため、ひらめきを掛けたユニットで対処したい。だがHP回復だけは防げないため、表示以上に実質HPはあることになる。シュウの戦闘台詞もかなり悪いものが採用されており、非常に怖い。特に、縮退砲のドスの利いたボイスは恐怖すら覚える。なお[[マサキ・アンドー|マサキ]]との戦闘時に、またマサキが止めを刺すと[[DVE]]セリフを喋ってくれる。全武装の戦闘演出が、過去作や最新作では、未だにグランゾンの物にちょっと手を加えただけか、殆ど同じ物に対して、本作ではノーマル状態のグランゾンとほぼ差別化されている。結構珍しい例。
 +
 
    
=== [[OGシリーズ]] ===
 
=== [[OGシリーズ]] ===
 
;[[スーパーロボット大戦OG外伝]]
 
;[[スーパーロボット大戦OG外伝]]
:第3次やα外伝のように、最終シナリオ「ラグナロク」で敵となる。特別なフラグ立ては必要ない。取りまきのユニットは[[ヴァルシオン改]]7機。[[ヴァルシオン改]]を倒すか、ネオ・グランゾンのHPを半分以下に減らすと縮退砲を解禁し、[[精神コマンド]]に[[必中]]、[[ひらめき]]、[[鉄壁]]が掛かる。なお味方ユニットが囲むと[[マップ兵器]]グラビトロンカノンを4回使用するが、これは[[ひらめき]]でかわそう。後は[[直撃]]とスタンショック+アーマーブレイカー後、[[覚醒]]、[[再動]]による連続攻撃の後に集中攻撃を加えれば倒せる。<br />[[バリア貫通]]が当たり前になってしまったせいで'''[[歪曲フィールド]]が無用の長物と化している'''こともあり、ネオ・グランゾンの割には弱いという声もちらほら。[[ダークブレイン]]がラスボスでネオ・グランゾンはおまけと考えている人がいるぐらいである。[[ヴォルクルス]]の呪縛ありなので本気じゃないのかもしれない。今回は「隠し」のボスではなく、全プレイヤーが強制的に戦わせられるのであんまりチートすぎる性能にするわけにもいかなかったこともあるだろう。だが、そのことを残念に思う方は[[鉄壁]]状態のネオ・グランゾンと戦ってみよう。ダメージが1/4以下に軽減されて、第3次のそれを彷彿させる堅さ。
+
:第3次やα外伝のように、最終シナリオ「ラグナロク」で敵となる。特別なフラグ立ては必要ない。取りまきのユニットは[[ヴァルシオン改]]7機。[[ヴァルシオン改]]を倒すか、ネオ・グランゾンのHPを半分以下に減らすと縮退砲を解禁し、[[精神コマンド]]に[[必中]]、[[ひらめき]]、[[鉄壁]]が掛かる。なお味方ユニットが囲むと[[マップ兵器]]グラビトロンカノンを4回使用するが、これは[[ひらめき]]でかわそう。後は[[直撃]]とスタンショック+アーマーブレイカー後、[[覚醒]]、[[再動]]による連続攻撃の後に集中攻撃を加えれば倒せる。<br />[[バリア貫通]]が当たり前になってしまったせいで'''[[歪曲フィールド]]が無用の長物と化している'''こともあり、ネオ・グランゾンの割には弱いという声もちらほら。[[ダークブレイン]]がラスボスでネオ・グランゾンはおまけと考えている人がいるぐらいである。[[ヴォルクルス]]の呪縛ありなので本気じゃないのかもしれない。今回は「隠し」のボスではなく、全プレイヤーが強制的に戦わせられるのであんまりチートすぎる性能にするわけにもいかなかったこともあるだろう。だが、そのことを残念に思う方は[[鉄壁]]状態のネオ・グランゾンと戦ってみよう。ダメージが1/4以下に軽減されて、第3次のそれを彷彿させる堅さ。残念ながら、α外伝で採用された威圧感のある戦闘台詞は少ない。通常のシュウのものと戦闘台詞は殆ど同じ。
    
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
;グランワームソード
 
;グランワームソード
:グランゾンが使用する大剣。
+
:グランゾンが使用する大剣。α外伝では、グランゾンのものより剣が大型化し、斬り付けられた時のエフェクトも強化されている。
 
;ワームスマッシャー
 
;ワームスマッシャー
:胸部を解放してエネルギービームを放つ。また、ワームホールを発生させて[[オールレンジ攻撃]]および複数の目標も攻撃可能で、最大65535の目標を同時に攻撃可能と言われている。
+
:胸部を解放してエネルギービームを放つ。また、ワームホールを発生させて[[オールレンジ攻撃]]および複数の目標も攻撃可能で、最大65535の目標を同時に攻撃可能と言われている。α外伝では、細く鋭い形状のビームとなり、発射数も増加。SEも強烈なものに変わっている。背景も闇に包まれる。
 
;ディストリオンブレイク
 
;ディストリオンブレイク
 
:魔装機神IIに登場したグランゾンの新武装。ゲーム中ではネオにならなかったが、この形態でも使用可能と思われる。
 
:魔装機神IIに登場したグランゾンの新武装。ゲーム中ではネオにならなかったが、この形態でも使用可能と思われる。
 
;グラビトロンカノン
 
;グラビトロンカノン
:自機の周囲に高重力を発生させ圧殺する。[[マップ兵器]]
+
:自機の周囲に高重力を発生させ圧殺する。[[マップ兵器]]。OGシリーズでは、移動後使用可能なP属性の兵器に強化され、敵味方識別の点を除けば、実質サイフラッシュの上位武装と化している。
 
;ブラックホールクラスター
 
;ブラックホールクラスター
:グランゾンのものと同様。胸部を解放してマイクロブラックホールを相手に放つ。
+
:胸部を解放してマイクロブラックホールを相手に放つ。基本的にはグランゾンのものと同様だが、α外伝では演出が全く異なり、グランゾンではエネルギー形成にある程度時間を要したが、ネオの場合は一瞬でブラックホールエネルギーを形成可能であり、さらに短時間にも関わらずエネルギーはより巨大化している。
 
;ビッグバンウェーブ
 
;ビッグバンウェーブ
 
:本来は[[ゾヴォーグ]]の技術なのだが、何故か装備されている場合がある。[[マップ兵器]]。
 
:本来は[[ゾヴォーグ]]の技術なのだが、何故か装備されている場合がある。[[マップ兵器]]。
 
;縮退砲
 
;縮退砲
:ネオ・グランゾンの最終兵器。この縮退とは「フェルミ縮退」のことであり、恒星の終末時における超新星爆発に関連する現象。質量は大きいが直径は収縮していて極めて密度が高くなった恒星を「縮退星」と呼ぶ。縮退星の一つである「白色矮星」は質量が限界を超えると重力崩壊が始まり、核融合が暴走して膨大なエネルギーが発生する(炭素爆燃型超新星)。縮退砲のエネルギーが白色なのはこのため。<br />第3次(SFC)ではこの現象が上手くグラフィックで表現されており、OG外伝では第3次のグラフィックを更なる形で表現したと思われる。このような現象がロボットに直撃すれば「消滅」間違いなしである。その名に恥じず、[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]](PS版)、[[スーパーロボット大戦EX|EX]]、[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|第4次S]])では攻撃力'''18000'''という途方もない威力を誇る(これは、'''[[第3次α]]の[[イデオンガン]]全体攻撃版の実数値よりもさらに高い''')。以後のシリーズでもネオ・グランゾンを象徴する超兵器として名を馳せている。
+
:ネオ・グランゾンの最終兵器で、グランゾンの試作型縮退砲(α)の完成型。この縮退とは「フェルミ縮退」のことであり、恒星の終末時における超新星爆発に関連する現象。質量は大きいが直径は収縮していて極めて密度が高くなった恒星を「縮退星」と呼ぶ。縮退星の一つである「白色矮星」は質量が限界を超えると重力崩壊が始まり、核融合が暴走して膨大なエネルギーが発生する(炭素爆燃型超新星)。縮退砲のエネルギーが白色なのはこのため。<br />第3次(SFC)ではこの現象が上手くグラフィックで表現されており、OG外伝では第3次のグラフィックを更なる形で表現したと思われる。このような現象がロボットに直撃すれば「消滅」間違いなしである。その名に恥じず、[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]](PS版)、[[スーパーロボット大戦EX|EX]]、[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|第4次S]])では攻撃力'''18000'''という途方もない威力を誇る(これは、'''[[第3次α]]の[[イデオンガン]]全体攻撃版の実数値よりもさらに高い''')。以後のシリーズでもネオ・グランゾンを象徴する超兵器として名を馳せている。作品により、演出の差が激しい兵装で、ただ単にエネルギー弾を撃ち出して敵を吹き飛ばすか、地球圏そのものを抹消したりと、兎に角凄い。シュウの「この宇宙から抹消してあげます」という台詞には何ら嘘は無かった。発射したネオ・グランゾン自身も巻き込まれそうな威力だが、どうやって避けているのだろうか。
    
=== [[特殊能力]] ===
 
=== [[特殊能力]] ===
 
;剣装備
 
;剣装備
 
:[[切り払い]]を発動させる。
 
:[[切り払い]]を発動させる。
;[[HP回復]]
+
;[[HP回復]](大)
 
:
 
:
;[[EN回復]]
+
;[[EN回復]](大)
 
:
 
:
 
;[[G・ウォール]]
 
;[[G・ウォール]]
90行目: 91行目:  
;[[フルブロック]]
 
;[[フルブロック]]
 
:全ての状態異常を無力化する。
 
:全ての状態異常を無力化する。
 +
;[[ビーム吸収]]
 +
:OGシリーズでは、フル改造するとこの能力が付くが、敵ユニットなのでお目にかかる機会はない。ちなみに、グランゾンのボーナスもこれと同じ。
    
=== 移動タイプ ===
 
=== 移動タイプ ===
108行目: 111行目:  
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
 
;[[グランゾン]]
 
;[[グランゾン]]
:
+
:強化前のノーマル状態。縮退砲の試作型である「試作型縮退砲」を搭載している。
 
;[[ヴォルクルス]]
 
;[[ヴォルクルス]]
 
:
 
:
匿名利用者