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一度だけ、自分が受けるダメージを10(あるいは大幅に割引)にする[[精神コマンド]]。略字は「'''不'''」。「[[熱血]]」や「[[魂]]」の効果よりも優先される。
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一度だけ、自分が受けるダメージを10(あるいは大幅に割引)にする[[精神コマンド]]。[[略語|略字]]は「'''不'''」。「[[熱血]]」や「[[魂]]」の効果よりも優先される。
[[バリア]]がある場合ダメージ0にするか、効かずに10ダメージ受けるかは作品ごとに異なる。発動時は攻撃を受けているので[[気力]]も上昇するのが通例だが、被弾に伴う[[バリア]]のEN消費や、武器の[[特殊効果]]は防げない(ダメージ0になった場合は防げる)。
[[バリア]]がある場合ダメージ0にするか、効かずに10ダメージ受けるかは作品ごとに異なる。発動時は攻撃を受けているので[[気力]]も上昇するのが通例だが、被弾に伴う[[バリア]]のEN消費や、武器の[[特殊効果]]は防げない(ダメージ0になった場合は防げる)。
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;[[スーパーロボット大戦BX]]
;[[スーパーロボット大戦BX]]
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』と同様の仕様だが、バリアの効果を受ける前の段階でダメージ値を処理するようになった。
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』と同様の仕様だが、バリアの効果を受ける前の段階でダメージ値を処理するようになった。
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:これだけなら「鉄壁」でも同様の仕様の作品が過去にも多かったが、更にバリアでダメージを0に抑えると[[回避]]した扱いになり<ref>戦闘前後の[[気力]]を見ると通常回避した場合と同じ上がり方をしていることが確認でき、回避と同じ扱いになっている事が分かる。</ref>'''効果が残る'''という仕様になっている。その結果、[[バリア貫通]]の武器で攻撃されるか、1/8にされてなおバリアを破れるだけの大ダメージを与えられない限り攻撃が永久に通らなくなる。
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:これだけなら「鉄壁」でも同様の仕様の作品が過去にも多かったが、更にバリアでダメージを0に抑えると[[回避]]した扱いになり<ref>戦闘前後の[[気力]]を見ると通常回避した場合と同じ上がり方をしていることが確認でき、回避と同じ扱いになっている事が分かる。</ref>'''効果が残る'''という仕様になっている。その結果、[[バリア貫通]]の武器で攻撃されるか、1/8にされてもなおバリアを破れるだけの大ダメージを与えられない限り、攻撃が永久に通らなくなる。
:また、効力も従来の1回から「1戦闘」に伸びているため、バリアを考慮しない場合でも'''最大2回も効果を発揮する'''(PUのメイン+サブorSU+[[援護攻撃]]。この点は[[ひらめき]]も同様)。
:また、効力も従来の1回から「1戦闘」に伸びているため、バリアを考慮しない場合でも'''最大2回も効果を発揮する'''(PUのメイン+サブorSU+[[援護攻撃]]。この点は[[ひらめき]]も同様)。
;[[PROJECT X ZONE]]
;[[PROJECT X ZONE]]
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== 主な使用者 ==
== 主な使用者 ==
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スーパー系のほか、熱血型のリアル系パイロットにも多い。
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スーパー系の他、熱血型のリアル系パイロットにも多い。
;[[剣鉄也]]
;[[剣鉄也]]
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:『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』などでは[[ひらめき]]を覚えず、終盤の対ボス戦に不安があったが、『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』以降「不屈」が追加されてボス戦でも安心できるようになった。『A PORTABLE』では[[エース]]ボーナスで[[気力]]130以上で毎ターンかかる。
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:『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』等では「[[ひらめき]]」を覚えず、終盤の対ボス戦に不安があったが、『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』以降「不屈」が追加されてボス戦でも安心できるようになった。
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:『A PORTABLE』では[[エース]]ボーナスで[[気力]]130以上で毎ターンかかる。
;[[兜甲児]] / [[デューク・フリード]]
;[[兜甲児]] / [[デューク・フリード]]
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:『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』では鉄也と同じエースボーナスを持つ。
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:『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』では、鉄也と同じエースボーナスを持つ。
;[[海動剣]]
;[[海動剣]]
:[[真上遼|真上]]メイン時の保険として機能しやすいが、下記の竜馬達と同様の問題も。
:[[真上遼|真上]]メイン時の保険として機能しやすいが、下記の竜馬達と同様の問題も。
;[[流竜馬]]
;[[流竜馬]]
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:担当するゲッターの形態はやや防御に欠けるため、多用すると「熱血」などとの兼ね合いが出てくる。
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:担当するゲッターの形態はやや防御に欠ける為、「不屈」を多用すると「[[熱血]]」等との兼ね合いの問題が出てくる。
;[[一文字號]]
;[[一文字號]]
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:乗機の位置づけ的に竜馬と同じ問題を抱えている。
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:乗機の位置付け的に竜馬と同じ問題を抱えている。
;[[神勝平]]
;[[神勝平]]
:『A PORTABLE』では「[[幸運]]を使うと不屈がかかる」というエースボーナスを持つ。しかし、これには秘密が…(後述)。
:『A PORTABLE』では「[[幸運]]を使うと不屈がかかる」というエースボーナスを持つ。しかし、これには秘密が…(後述)。
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:[[αシリーズ]]では[[氷竜]]・[[炎竜]]に分離して「[[ひらめき]]」を使えば、両立が可能。
:[[αシリーズ]]では[[氷竜]]・[[炎竜]]に分離して「[[ひらめき]]」を使えば、両立が可能。
;[[カイ・シデン]]
;[[カイ・シデン]]
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:「臆病なくらいがちょうどいい」という信条故か、『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]』では[[集中]]・[[ひらめき]]とこれを同時に持つ。
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:「臆病なくらいがちょうどいい」という本人の信条故か、『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]』では「[[集中]]」「[[ひらめき]]」とこれを同時に持つ。
;[[ジュドー・アーシタ]]
;[[ジュドー・アーシタ]]
:「[[直感]]」が存在する作品の場合、「[[ひらめき]]」と「不屈」の両立が可能。
:「[[直感]]」が存在する作品の場合、「[[ひらめき]]」と「不屈」の両立が可能。
;[[ヒイロ・ユイ]]
;[[ヒイロ・ユイ]]
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:熱血型ではないが、そのタフさから覚えるようになったと思われる。「ひらめき」との両立はほぼ無理であるが、元からの回避率が高い為、比較的効果を長続きさせられる利点がある。
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:熱血型ではないが、[[異能生存体|身体面等のタフさ]]から覚えるようになったと思われる。「ひらめき」との両立はほぼ無理であるが、元からの回避率が高い為、比較的効果を長続きさせられる利点がある。
;[[フェルト・グレイス]]
;[[フェルト・グレイス]]
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』以外の作品において習得する。おそらく、1st第9話で窮地に陥った際に叫んだ名台詞「生き残る!」に由来するものと思われる。
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』以外の作品において習得する。おそらく、1st第9話で窮地に陥った際に叫んだ名台詞「生き残る!」に由来するものと思われる。
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;[[ダイゴウジ・ガイ]]
;[[ダイゴウジ・ガイ]]
:典型的な熱血型リアル系。乗機の[[エステバリス]]は小型のリアル系である為、機体の運動性をきっちり[[改造]]や[[強化パーツ]]で向上させておけば、効果を長続きさせられる。
:典型的な熱血型リアル系。乗機の[[エステバリス]]は小型のリアル系である為、機体の運動性をきっちり[[改造]]や[[強化パーツ]]で向上させておけば、効果を長続きさせられる。
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;[[ゴジラ]]
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:劇中で描かれた「[[核ミサイル|水爆実験]]に耐えきった強靭な生命力や、人類側の兵器および他怪獣の猛攻に怯まない事」に由来するものと思われる。
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:なお、『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』に参戦したゴジラ(ミレゴジ)には[[強化パーツ]]用のスロットが存在していないので、防御力アップに「不屈」を使うのも一つの手だろう。
;[[リュウセイ・ダテ]]
;[[リュウセイ・ダテ]]
:機体の方向性が[[R-1|リアル]]から[[SRX|スーパー]]に変更されるほか、念動フィールドとの相性の悪さも抱えている。
:機体の方向性が[[R-1|リアル]]から[[SRX|スーパー]]に変更されるほか、念動フィールドとの相性の悪さも抱えている。
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== 余談 ==
== 余談 ==
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*「不屈」および「[[幸運]]」を同時に掛けると、[[略語|略字]]の表記が「'''不幸'''」になるのは有名。前述の[[神勝平]]のエースボーナスはこの事を意識したネタであるというのが一般的(彼は、原作ではとてつもなく不幸な目に遭う)。
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*「不屈」および「[[幸運]]」を同時に掛けると、[[略語|略字]]の表記が「'''不幸'''」になるのは有名。前述の[[神勝平]]のエースボーナスはこの事を意識したネタであるというのが一般的(実際、勝平は[[無敵超人ザンボット3|原作]]においてとてつもない[[トラウマイベント|不幸な目に遭っている]])。
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**もちろん、別にパイロットへ悪影響があるわけではなく、プレイヤーの気分の問題。「[[努力]]」か「[[必中]]」などもかけると間に「努」「必」が入って解消される。また、同様に「[[覚醒]]」と同時にかけると「'''不覚'''」になる。
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**もちろん、別にパイロットへ悪影響があるわけではなく、プレイヤーの気分の問題。「[[努力]]」か「[[必中]]」等もかけると間に「努」「必」が入って解消される。また、同様に「[[覚醒]]」と同時にかけると「'''不覚'''」になる。
**なお、『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』や『[[スーパーロボット大戦K|K]]』等、最近の作品では精神略字の表記方法が変更されており、「不幸」と言う並びにはならないことがある。無限のフロンティアシリーズに至っては、そもそも略字表記になっていない。
**なお、『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』や『[[スーパーロボット大戦K|K]]』等、最近の作品では精神略字の表記方法が変更されており、「不幸」と言う並びにはならないことがある。無限のフロンティアシリーズに至っては、そもそも略字表記になっていない。