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| *外国語表記:[[外国語表記::Gundam Stamen]] | | *外国語表記:[[外国語表記::Gundam Stamen]] |
− | *登場作品:[[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY]] | + | *登場作品:[[ガンダムシリーズ]] |
| + | **[[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY]] |
| *コードネーム:ステイメン(Stamen) | | *コードネーム:ステイメン(Stamen) |
| *分類:[[宇宙]]攻撃用試作型[[モビルスーツ]] | | *分類:[[宇宙]]攻撃用試作型[[モビルスーツ]] |
− | *形式番号:RX-78GP03S | + | *型式番号:RX-78GP03S |
| *全高:18.0m | | *全高:18.0m |
| *本体重量:41.6t | | *本体重量:41.6t |
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| [[コウ・ウラキ]]の最後の乗機であり、劇中ではオーキスの補給中に発生した戦闘で本機が迎撃に向かっているが、その具体的な戦闘のシーンは描かれていない。また、[[アナベル・ガトー]]の[[ノイエ・ジール]]との戦闘中に[[ソーラ・システム|ソーラ・システムII]]の照射に巻き込まれ、オーキスは大破してしまったが、本機はほぼ無傷であった。その後の本機の行方は不明。 | | [[コウ・ウラキ]]の最後の乗機であり、劇中ではオーキスの補給中に発生した戦闘で本機が迎撃に向かっているが、その具体的な戦闘のシーンは描かれていない。また、[[アナベル・ガトー]]の[[ノイエ・ジール]]との戦闘中に[[ソーラ・システム|ソーラ・システムII]]の照射に巻き込まれ、オーキスは大破してしまったが、本機はほぼ無傷であった。その後の本機の行方は不明。 |
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− | ゲームでは試作3号機と比べて性能が大分下がっているような印象があるが、実は[[Ζガンダム]]を始めとする[[グリプス戦役]]期の[[モビルスーツ]]を遥かに凌駕する高性能を持つ機体である。しかし、それがゲームで反映された事はほとんどないが、α等一部の作品では[[νガンダム]]や[[F91]]をも上回る[[運動性]]が与えられた事もある。ただ、この性能設定には「おかしい」と指摘されることがしばしばあるので、それに配慮しているとも考えられる。 | + | ゲームでは試作3号機と比べて性能が大分下がっているような印象があるが、実は[[Ζガンダム]]を始めとする[[グリプス戦役]]期の[[モビルスーツ]]を遥かに凌駕する高性能を持つ機体である。しかし、それがゲームで反映された事はほとんどないが、α等一部の作品では[[νガンダム]]や[[ガンダムF91|F91]]をも上回る[[運動性]]が与えられた事もある。ただ、この性能設定には「おかしい」と指摘されることがしばしばあるので、それに配慮しているとも考えられる。 |
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| デザインはカトキハジメ氏が担当しており、本機のテールバインダーは妖精の羽をイメージしたらしい。フォルムのフロントは[[一年戦争]]時代のモビルスーツらしく、やや無骨さを強調。テールバインダーを含む背面は[[グリプス戦役]]のモビルスーツをモチーフとしているという。つまり、[[一年戦争]]と[[グリプス戦役]]の[[モビルスーツ]]の「中間」を意識してデザインされている。 | | デザインはカトキハジメ氏が担当しており、本機のテールバインダーは妖精の羽をイメージしたらしい。フォルムのフロントは[[一年戦争]]時代のモビルスーツらしく、やや無骨さを強調。テールバインダーを含む背面は[[グリプス戦役]]のモビルスーツをモチーフとしているという。つまり、[[一年戦争]]と[[グリプス戦役]]の[[モビルスーツ]]の「中間」を意識してデザインされている。 |
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| == 登場作品と操縦者 == | | == 登場作品と操縦者 == |
− | 旧シリーズ等において、性能は[[ガンダム試作1号機Fb]]と大して変わらないが、これ単体で使用する事はほとんど無く、デンドロビウムに換装(合体?)する事で真価を発揮する。デンドロビウムは一度撃墜されてもステイメンになるので、ステイメンさえ無事なら修理費はとられない為、脱出ポッドとしての意味合いが強い。
| + | [[旧シリーズ]]等において、性能は[[ガンダム試作1号機Fb]]と大して変わらないが、これ単体で使用する事はほとんど無く、デンドロビウムに換装(合体?)する事で真価を発揮する。デンドロビウムは一度撃墜されてもステイメンになるので、ステイメンさえ無事なら修理費はとられない為、脱出ポッドとしての意味合いが強い。 |
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− | 近年のシリーズでも基本的にデンドロビウムの脱出ポッドとしての立ち位置ではあるが、機体[[能力]]はかなり見直されてきている。COMPACT2や第2次αではオーキスが後に登場する為、デンドロビウムにはなれず本機で運用される期間が長い事もある。 | + | 近年のシリーズでも基本的にデンドロビウムの脱出ポッドとしての立ち位置ではあるが、機体[[能力]]はかなり見直されてきている。『[[スーパーロボット大戦COMPACT2|COMPACT2]]』や『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』ではオーキスが後に登場する為、デンドロビウムにはなれず本機で運用される期間が長い事もある。 |
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| === [[旧シリーズ]] === | | === [[旧シリーズ]] === |
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| :なお、なぜかデンドロビウムから一度分離しない限り、ステイメンとしては[[ロボット大図鑑]]に登録されない。 | | :なお、なぜかデンドロビウムから一度分離しない限り、ステイメンとしては[[ロボット大図鑑]]に登録されない。 |
| ;[[スーパーロボット大戦F完結編]] | | ;[[スーパーロボット大戦F完結編]] |
− | :[[ラビアンローズ]]にてデンドロビウムが加入するので、この機体も一緒に入手することになる。最初からデンドロビウムとしての入手なので、この機体自体が活躍する場面はほぼない。あえて分離するかやられるか自爆するかしてデンドロビウムからステイメンにしておかないと図鑑に登録されないので注意しよう。GP01同様、第4次ほど移動力が高いわけではなくなってしまった。デンドロビウムを[[自爆]]させる戦法をとるならば、ステイメンを見る機会も多くなるだろう。 | + | :[[ラビアンローズ]]にてデンドロビウムが加入するので、この機体も一緒に入手することになる。最初からデンドロビウムとしての入手なので、この機体自体が活躍する場面はほぼない。あえて分離するかやられるか自爆するかしてデンドロビウムからステイメンにしておかないと図鑑に登録されないので注意しよう。GP01同様、『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』ほど移動力が高いわけではなくなってしまった。デンドロビウムを[[自爆]]させる戦法をとるならば、ステイメンを見る機会も多くなるだろう。 |
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| === [[αシリーズ]] === | | === [[αシリーズ]] === |
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| :今作から武装にロングライフルが追加された。ロングライフルの性能は悪くなく、デンドロビウムが使えるようになるのも中盤以降なので、序盤では中々出番が多いだろう。 | | :今作から武装にロングライフルが追加された。ロングライフルの性能は悪くなく、デンドロビウムが使えるようになるのも中盤以降なので、序盤では中々出番が多いだろう。 |
| ;[[第3次スーパーロボット大戦α]] | | ;[[第3次スーパーロボット大戦α]] |
− | :第2次αと同様にロングライフルを装備しているが、今作ではデンドロビウムも同時に入手できるのでこの形態で戦うことはほとんどないだろう。もっとも、合流時はステイメンで登場し、オーキスが換装パーツでちゃんと同時参入している事に気付かずにステイメンで出撃していた…なんて事は有りえる。なぜ注意しなければいけないかと言うと、'''合流時にオーキスの搬入が一切描写されないから'''である。なにより[[マジンカイザー]]→[[マジンガーZ]]、[[真ゲッターロボ]]→[[ゲッターロボG]]の逆乗換えがあるのでことさら気付きにくい。 | + | :『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』と同様にロングライフルを装備しているが、今作ではデンドロビウムも同時に入手できるのでこの形態で戦うことはほとんどないだろう。もっとも、合流時はステイメンで登場し、オーキスが換装パーツでちゃんと同時参入している事に気付かずにステイメンで出撃していた…なんて事は有りえる。なぜ注意しなければいけないかと言うと、'''合流時にオーキスの搬入が一切描写されないから'''である。なにより[[マジンカイザー]]→[[マジンガーZ]]、[[真ゲッターロボ]]→[[ゲッターロボG]]の逆乗換えがあるのでことさら気付きにくい。 |
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| === COMPACTシリーズ === | | === COMPACTシリーズ === |
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| ;フォールディングバズーカ | | ;フォールディングバズーカ |
| :その名の通り、手持ち式の折り畳み可能なバズーカ。 | | :その名の通り、手持ち式の折り畳み可能なバズーカ。 |
− | :COMPACT2ではデンドロビウムと共通の武器なので改造しても損ではない。しないと思うが。余談だが、某ゲームにて、ステイメンがこれを使う為だけに'''オーキスを呼び出す'''というとんでもない演出があった。 | + | :『[[スーパーロボット大戦COMPACT2|COMPACT2]]』ではデンドロビウムと共通の武器なので改造しても損ではない。しないと思うが。余談だが、某ゲームにて、ステイメンがこれを使う為だけに'''オーキスを呼び出す'''というとんでもない演出があった。 |
| ;フォールディングシールド | | ;フォールディングシールド |
| :折り畳み可能な実体盾。 | | :折り畳み可能な実体盾。 |
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| ==== オプション装備 ==== | | ==== オプション装備 ==== |
| ;Blash・XBR-L-83d 大型ビームライフル | | ;Blash・XBR-L-83d 大型ビームライフル |
− | :「ロングバレルライフル」とも表記される。元々は本機の専用装備でないため、照準精度を高めるための苦肉の策としてアルビオンの主砲のスタビライザーを移している。CDシネマ『ルンガ沖砲撃戦』で[[ガンダム試作1号機Fb]]が使用した。第2次α、第3次αでは小隊攻撃のフルバーニアン、長距離で威力が高いステイメンで差別化されている。 | + | :「ロングバレルライフル」とも表記される。元々は本機の専用装備でないため、照準精度を高めるための苦肉の策としてアルビオンの主砲のスタビライザーを移している。CDシネマ『ルンガ沖砲撃戦』で[[ガンダム試作1号機Fb]]が使用した。『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』、『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』では小隊攻撃のフルバーニアン、長距離で威力が高いステイメンで差別化されている。 |
| ;ハイパーバズーカ | | ;ハイパーバズーカ |
| :フォールディングバズーカとは別にアニメのOP中のみ装備。 | | :フォールディングバズーカとは別にアニメのOP中のみ装備。 |
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| === カスタムボーナス === | | === カスタムボーナス === |
| ;[[強化パーツ]]スロット+1 | | ;[[強化パーツ]]スロット+1 |
− | :A PORTABLEで採用。 | + | :『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』で採用。 |
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| == 機体BGM == | | == 機体BGM == |
| ;「颯爽たるシャア」 | | ;「颯爽たるシャア」 |
− | :『第3次』にて。 | + | :『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』にて。 |
| ;「THE WINNER」 | | ;「THE WINNER」 |
− | :『第4次』にて。 | + | :『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』にて。 |
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| == 関連機体 == | | == 関連機体 == |