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通称の「グレート」でも意外と通りがいい。当時アニメの制作に関わっていた団龍彦氏によると、正しくは「'''グレート・マジンガー'''」と表記するとのこと。
 
通称の「グレート」でも意外と通りがいい。当時アニメの制作に関わっていた団龍彦氏によると、正しくは「'''グレート・マジンガー'''」と表記するとのこと。
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なお、グレートマジンガーは団龍彦氏によれば、本来のシリーズ最終作として想定されていた『ゴッドマジンガー』(80年代の同名アニメとは別)の主人公機「ゴッドマジンガー」の試作機であったとされた。この『ゴッドマジンガー』の設定では、グレートマジンガーはゴッドマジンガーの改修の時間を稼ぐために動力源並びにエンジンを反陽子炉に替えて単独で戦闘獣の大軍を相手に戦い、その力を大いに振るったがその過大すぎる力はパイロットと機体を共に蝕み、限界に達した時にはグレートは再起不能の状態に、鉄也は半身不随に陥る重症を負うことになる予定だった。
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なお、団龍彦氏によれば、グレートマジンガーは本来のシリーズ最終作として想定されていた『ゴッドマジンガー』(80年代の同名アニメとは別企画)の主人公機「ゴッドマジンガー」の試作機であったとされた。この『ゴッドマジンガー』の設定では、グレートマジンガーはゴッドマジンガーの改修の時間を稼ぐために動力源並びにエンジンを反陽子炉に替えて単独で戦闘獣の大軍を相手に戦い、その力を大いに振るったがその過大すぎる力はパイロットと機体を共に蝕み、限界に達した時にはグレートは再起不能の状態に、鉄也は半身不随に陥る重症を負うことになる予定だった。
    
一方で、『ゴッドマジンガー』の設定を再利用した[[小説]]『スーパーロボット大戦』ではゴッドマジンガーとデビルマジンガーの戦いで満身創痍の状態でありながら鉄也と共に立ち上がり、グレートの加勢がデビルマジンガーを倒す最後の決め手となった。
 
一方で、『ゴッドマジンガー』の設定を再利用した[[小説]]『スーパーロボット大戦』ではゴッドマジンガーとデビルマジンガーの戦いで満身創痍の状態でありながら鉄也と共に立ち上がり、グレートの加勢がデビルマジンガーを倒す最後の決め手となった。
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==== [[旧シリーズ]] ====
 
==== [[旧シリーズ]] ====
 
;[[第2次スーパーロボット大戦]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦]]
:[[νガンダム]]や[[ゲッターロボG (ロボット)|ゲッターG]]と同じノリで[[兜甲児]]が[[マジンガーZ]]から乗り換える。これについては批判が多かったらしく、『[[第3次スーパーロボット大戦]]』、『[[第2次スーパーロボット大戦G]]』でネタにされた。
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:[[νガンダム]]や[[ゲッターロボG (ロボット)|ゲッターG]]と同じノリで[[兜甲児]]が[[マジンガーZ]]から乗り換える。これについては批判が多かったらしく、『[[第3次スーパーロボット大戦]]』『[[第2次スーパーロボット大戦G]]』でネタにされた。
 
:;[[第2次スーパーロボット大戦G]]
 
:;[[第2次スーパーロボット大戦G]]
 
::リメイクに際し、正パイロットである[[剣鉄也]]が搭乗した。グレンダイザーより後にやってくるためか、機体性能は高い。しかし火力面ではサンダーブレークの燃費が悪く、多用することになるであろうマジンガーブレードはビームサーベル並みの威力しか無いことに注意。
 
::リメイクに際し、正パイロットである[[剣鉄也]]が搭乗した。グレンダイザーより後にやってくるためか、機体性能は高い。しかし火力面ではサンダーブレークの燃費が悪く、多用することになるであろうマジンガーブレードはビームサーベル並みの威力しか無いことに注意。
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;[[スーパーロボット大戦α外伝]]
 
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]
:[[剣鉄也|鉄也]]が主役級の扱いなので強制出撃が多く、特に未来編の序盤では不動の主力である。性能、武装共に無改造でも強い上にマジンパワーでさらに攻撃力が伸びる。出撃可能マップの多さと、通常版が有射程で、[[マップ兵器]]版もあるサンダーブレークは他のマジンガーには無い強み。ただし、中盤のイベントで鉄也と共にその味方能力のまま敵対してしまう。その際には撃破の必要はないので、素早く勝利条件を満たすか、距離を7離してネーブルミサイルだけを使わせて乗り切りたい。
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:[[剣鉄也|鉄也]]が主役級の扱いなので強制出撃が多く、特に未来編の序盤では不動の主力である。性能、武装共に無改造でも強い上にマジンパワーでさらに攻撃力が伸びる。出撃可能マップの多さと、通常版が有射程で、[[マップ兵器]]版もあるサンダーブレークは他のマジンガーには無い強み。ただし、中盤のイベントで鉄也と共にその味方能力のまま敵対してしまう。その際には撃破の必要はないので、素早く勝利条件を満たすか、距離を取ってネーブルミサイルだけで乗り切りたい。
 
:パイロットは鉄也のままでもいいが、終盤は[[ひらめき]]がないことが難点となる。乗換えで[[炎ジュン|ジュン]]を乗せて[[援護]]要員にしても強力。ただしグレートブースターは今回の仕様上援護では使用できない。鉄也のセリフで桜田版にあった[[自爆]]装置を搭載していることが示唆されている。バージョンによってはブレーンコンドル側の武器を改造すると武器改造費が安くあがるというバグがある。
 
:パイロットは鉄也のままでもいいが、終盤は[[ひらめき]]がないことが難点となる。乗換えで[[炎ジュン|ジュン]]を乗せて[[援護]]要員にしても強力。ただしグレートブースターは今回の仕様上援護では使用できない。鉄也のセリフで桜田版にあった[[自爆]]装置を搭載していることが示唆されている。バージョンによってはブレーンコンドル側の武器を改造すると武器改造費が安くあがるというバグがある。
 
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]
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;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第1部]]
 
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第1部]]
:他のスーパー系同様本作では空中の適応が低い。[[量産型グレートマジンガー]]を入手する為には本機を地上に残さなくてはならないが、代わりに[[ミネルバX]]が入手不可能になる。当時は[[援護攻撃]]時の武器が選択不可能で、グレートブースターは一発だけなので[[援護]]で使用してくれないのが泣き所。サンダーブレークが地味にP属性1-2な為、重宝する。ただし、マジンガーZと違い強化パーツスロットが2のため、[[V-UPユニット]]の恩恵をあまり受けられない。最大射程が3なのが一番の問題。
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:他のスーパー系同様同作では空中の適応が低い。[[量産型グレートマジンガー]]を入手する為には本機を地上に残さなくてはならないが、代わりに[[ミネルバX]]が入手不可能になる。当時は[[援護攻撃]]時の武器が選択不可能で、グレートブースターは一発だけなので[[援護]]で使用してくれないのが泣き所。サンダーブレークが地味にP属性1-2な為、重宝する。ただし、マジンガーZと違い強化パーツスロットが2のため、[[V-UPユニット]]の恩恵をあまり受けられない。最大射程が3なのが一番の問題。
 
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第2部]]
 
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第2部]]
 
:第1部で鉄也を[[宇宙]]に送った場合、またはデータ引継ぎを行なわなかった場合に登場する。第1部で[[バンドック]]を落としておくと若干改造されて登場する。
 
:第1部で鉄也を[[宇宙]]に送った場合、またはデータ引継ぎを行なわなかった場合に登場する。第1部で[[バンドック]]を落としておくと若干改造されて登場する。
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旧作版、OVA版共に武装はほぼ共通だが、採用される武器は作品ごとに異なる。
 
旧作版、OVA版共に武装はほぼ共通だが、採用される武器は作品ごとに異なる。
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桜多吾作の漫画版では以下の他にも[[自爆]]装置が搭載されている。
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桜多吾作氏の漫画版では以下の他にも[[自爆]]装置が搭載されている。
    
=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
==== 武装 ====
 
==== 武装 ====
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;マジンガーブレード
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:両腰に収納されたブロードソード。グレートを象徴する武器であり、'''主役アニメロボが初めて装備した"剣"としても有名'''。
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:[[Z]]では地対地では普通に切り付けるが空対地では2本のブレードを取り出して敵に投げつける。[[D]]・[[J]]・Wでは[[コンボ]](マルチコンボ)武器。NEOではヒット&アウェイ特性付き。
 
;アトミックパンチ
 
;アトミックパンチ
 
:回転するロケットパンチ。TV版で初めて使用した武器。
 
:回転するロケットパンチ。TV版で初めて使用した武器。
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;バックスピンキック
 
;バックスピンキック
:直訳すれば後ろ回し蹴りだが、脛部からカッターを出して攻撃する武器なので、ただの回し蹴りと呼んだ方が正確か。
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:脛部に内蔵された「バックスピンキッカー」を使用した蹴り技。
 
:OVA版では使用しない。
 
:OVA版では使用しない。
 
;ニーインパルスキック
 
;ニーインパルスキック
:膝からスパイクをせり出して攻撃する。バックスピンキック共々、脚部が損傷したのを機に取り付けられた。
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:膝部に内蔵された「ニーキッカー」を使用した膝蹴り技。バックスピンキッカー共々、脚部が損傷したのを機に取り付けられた。
 
:OVA版では使用しないが、津島直人氏のコミカライズ版ではマジンカイザー暴走時に使用している。
 
:OVA版では使用しないが、津島直人氏のコミカライズ版ではマジンカイザー暴走時に使用している。
 
;スクランブルカッター
 
;スクランブルカッター
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::同じくバリエーションの一つ。相手にマジンガーブレードを投げつけ、そこに直接雷を落とす。
 
::同じくバリエーションの一つ。相手にマジンガーブレードを投げつけ、そこに直接雷を落とす。
 
::[[Z]]ではサンダーブレークを対地で使った場合この演出になる。RRRでも使用。
 
::[[Z]]ではサンダーブレークを対地で使った場合この演出になる。RRRでも使用。
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;マジンガーブレード
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:両腰に収納されたブロードソード。グレートを象徴する武器であり、'''主役アニメロボが初めて装備した"剣"としても有名'''。
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:[[Z]]では地対地では普通に切り付けるが空対地では2本のブレードを取り出して敵に投げつける。[[D]]・[[J]]・Wでは[[コンボ]](マルチコンボ)武器。NEOではヒット&アウェイ特性付き。
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==== 追加ブースター ====
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==== 換装武装 ====
 
;グレートブースター
 
;グレートブースター
 
:グレートマジンガー最大の武器である大型の追加ブースター。最高速度マッハ5の速さでドッキングして、敵に目掛けて発射する(劇場版の更に漫画版ではスピードが今までの5倍で、ブースターを発射するのではなく先端部の小型水爆並の破壊力を持つブースターミサイルを射出している)。スクランブルダッシュを収納して発射するが、ドッキング時のタイミングが命で1度しか合体できない(初登場である劇場版では連射している)。ちなみに、最強の武装でありながらTV版最終回では、'''意識を失っている鉄也を助けるために剣造が遠隔操縦を行なっている'''ためかデモニカの猛攻の前に呆気なく破壊されている。
 
:グレートマジンガー最大の武器である大型の追加ブースター。最高速度マッハ5の速さでドッキングして、敵に目掛けて発射する(劇場版の更に漫画版ではスピードが今までの5倍で、ブースターを発射するのではなく先端部の小型水爆並の破壊力を持つブースターミサイルを射出している)。スクランブルダッシュを収納して発射するが、ドッキング時のタイミングが命で1度しか合体できない(初登場である劇場版では連射している)。ちなみに、最強の武装でありながらTV版最終回では、'''意識を失っている鉄也を助けるために剣造が遠隔操縦を行なっている'''ためかデモニカの猛攻の前に呆気なく破壊されている。
:スパロボにおいては『1度しか合体できない』という設定から大抵1発限りの弾数制となっている為、武器の改造システムが個別の場合、改造されない不遇の武器でもある(逆にいえば、改造システムが全体になった時に最も恩恵を受けた武器でもある)。なお、初登場の[[第4次]]ではあろうことか、'''戦闘アニメがスクランブルカッターと全く同じ'''だったため、原作を知らない人には何故これが1発しか使えないのか理解出来なかったものと思われる(描写から、第4次のグレートは[[D]]のようにグレートブースターを常時着用だったのだろうか?その割にはスクランブルカッターも使えるが…)。<br />スパロボでは、本武器を使用すると鉄也が「こちら鉄也だ、グレートブースターを射出してくれ」と'''どんな場所からでも'''言うため、ネタになってしまっている。<br />NEOでは[[突破攻撃]]として採用されている。
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:スパロボにおいては『1度しか合体できない』という設定から大抵1発限りの弾数制となっている為、武器の改造システムが個別の場合、改造されない不遇の武器でもある(逆にいえば、改造システムが全体になった時に最も恩恵を受けた武器でもある)。なお、初登場の[[第4次]]ではあろうことか、'''戦闘アニメがスクランブルカッターと全く同じ'''だったため、原作を知らない人には何故これが1発しか使えないのか理解出来なかったものと思われる(描写から、第4次のグレートは[[D]]のようにグレートブースターを常時着用だったのだろうか?その割にはスクランブルカッターも使えるが…)。スパロボでは、本武器を使用すると鉄也が「こちら鉄也だ、グレートブースターを射出してくれ」と'''どんな場所からでも'''言うため、ネタになってしまっている。NEOでは[[突破攻撃]]として採用されている。
 
;グレートブースター(OVA版)
 
;グレートブースター(OVA版)
 
:TV版と比べて巨大なサイズになっており、ドッキングはせずにグレートマジンガーが上に乗って突撃する。
 
:TV版と比べて巨大なサイズになっており、ドッキングはせずにグレートマジンガーが上に乗って突撃する。