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| 『[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版]]』の第3作。副題に「Quickening」が付く場合もある。 | | 『[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版]]』の第3作。副題に「Quickening」が付く場合もある。 |
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− | 『[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序|序]]』『[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破|破]]』までは一部展開の違いこそあるもののTV版をなぞっていたが、本作ではTV版とは全く別のストーリーが展開される。『破』の14年後の世界を舞台にしており、その期間に相当の世界の激変があったことが匂わされているのだが、劇中ではほとんど説明が無く、謎が増えただけで次回作へと続いている。例えるならば、テレビシリーズで途中の数話分をあらすじを知らないまますっ飛ばして視聴した状態に近い。 | + | 『[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序|序]]』『[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破|破]]』までは一部展開の違いこそあるもののTV版をなぞっていたが、本作ではTV版とは全く別のストーリーが展開される。 |
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| + | 『Q』は『破』の14年後の世界を舞台にしており、その期間に相当の世界の激変があったことが匂わされているのだが、劇中ではほとんど説明が無く、謎が増えただけで次回作へと続いている。例えるならば、「テレビシリーズで途中の数話分を、あらすじを知らないまますっ飛ばして視聴した状態」に近い。 |
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| == 登場人物 == | | == 登場人物 == |
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| ;EVANGELION Mark.04 | | ;EVANGELION Mark.04 |
− | :NERVが所有する非人型のEVA。劇中ではネーメズィスシリーズと呼ばれる。ヴィレ側の呼称でコード4A~4Cの3種類が存在し、4Aは従来のエヴァの頭部を円盤、脚を刃物に置き換えた形をした飛行物体、4Bは紙箱を切り開いたようなペラペラの物体とその上を滑る独楽のような物体から成り、4Cは深海生物を彷彿させる異形の物体。 | + | :NERVが所有する非人型のEVA。劇中では「ネーメズィスシリーズ」と呼ばれる。これはヴィレ側の呼称で、コード4A~4Cの3種類が存在している。 |
| + | :コード4Aは、従来のエヴァの頭部を円盤に脚を刃物に置き換えた形をした飛行物体である。コード4Bは、紙箱を切り開いたようなペラペラの物体とその上を滑る独楽のような物体から成っている。コード4Cは、深海生物を彷彿させる異形の物体である。 |
| ;[[EVA Mark.09|EVANGERION Mark.09]] | | ;[[EVA Mark.09|EVANGERION Mark.09]] |
| :NERVが所有するEVA9号機。[[アヤナミレイ (仮称)]]が搭乗する。外観は零号機に酷似している。 | | :NERVが所有するEVA9号機。[[アヤナミレイ (仮称)]]が搭乗する。外観は零号機に酷似している。 |
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| ::旧世紀版の「THE BEAST II」に当たる。『第3次Z天獄篇』で採用。 | | ::旧世紀版の「THE BEAST II」に当たる。『第3次Z天獄篇』で採用。 |
| :;「Gods Message」 | | :;「Gods Message」 |
− | ::旧世紀版制作のGAINAXが過去に手がけたアニメ『ふしぎの海のナディア』のBGM「バベルの光」のアレンジ。『第3次Z天獄篇』で採用。 | + | ::旧世紀版制作のGAINAXが過去に手がけたアニメーション作品『ふしぎの海のナディア』のBGM「バベルの光」のアレンジ。『第3次Z天獄篇』で採用。 |
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| == 登場作と扱われ方 == | | == 登場作と扱われ方 == |
| === [[Zシリーズ]] === | | === [[Zシリーズ]] === |
| ;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]] | | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]] |
− | :初参戦だが、原作再現はなく[[いるだけ参戦|EVAとパイロットのみの登場]]。 | + | :初参戦だが原作再現は無く、[[いるだけ参戦|EVAとパイロットのみの登場]]。 |
− | :序盤での[[第14使徒ゼルエル|第10の使徒]]戦でのニア・サードインパクトによって[[蒼の地球]]から「ヱヴァの世界」が切り離されるが、その後の[[プレイアデス・タウラ]]と[[ガンレオン|ガンレオン・マグナ]]の[[スフィア]]の共鳴よってシンジ達がこちらに再転移される展開となった。 | + | :序盤での[[第14使徒ゼルエル|第10の使徒]]戦でのニア・サードインパクトによって[[蒼の地球]]から「[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版|ヱヴァの世界]]」が切り離されるが、その後の[[プレイアデス・タウラ]]と[[ガンレオン|ガンレオン・マグナ]]の[[スフィア]]の共鳴よってシンジ達がこちらに再転移される展開となった。 |
| :『[[スーパーロボット大戦L|L]]』同様、原作が完結していない状態での参戦かつオリジナル展開で決着が描かれる事もないため、存在感こそ大きいもののシナリオ上での扱いは中途半端になってしまった印象は否めない。更に、エヴァのパイロット達や転移前の世界で起こっている問題(『Q』のストーリー)に関しては、[[式波・アスカ・ラングレー|アスカ]]達が「自分たちの世界の問題だから」という配慮によって他作品のキャラ達には知らせない展開なので、結果的に課題先送りにしてしまったといえる。 | | :『[[スーパーロボット大戦L|L]]』同様、原作が完結していない状態での参戦かつオリジナル展開で決着が描かれる事もないため、存在感こそ大きいもののシナリオ上での扱いは中途半端になってしまった印象は否めない。更に、エヴァのパイロット達や転移前の世界で起こっている問題(『Q』のストーリー)に関しては、[[式波・アスカ・ラングレー|アスカ]]達が「自分たちの世界の問題だから」という配慮によって他作品のキャラ達には知らせない展開なので、結果的に課題先送りにしてしまったといえる。 |
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| ;制作 | | ;制作 |
| :スタジオカラー | | :スタジオカラー |
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| + | == 余談 == |
| + | *『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』は、庵野秀明氏が製作を手掛けた特撮短編映画作品『巨神兵東京に現わる 劇場版』(1984年3月11日に公開されたスタジオジブリ製作のアニメーション映画『風の谷のナウシカ』のスピンオフ実写作品)と同時上映されている。 |
| + | **ちなみに、庵野秀明氏はアニメーション映画『風の谷のナウシカ』の原画スタッフとして参加していた。庵野氏は、巨神兵の登場パートの製作を主に担当している。上述した特撮短編映画作品を製作するに至った経緯は、その縁等によるものである。 |
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| == 商品情報 == | | == 商品情報 == |