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== ジョージ・グレン(George Glenn) ==
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*外国語表記:[[外国語表記::George Glenn]]
 
*[[登場作品]]:[[ガンダムシリーズ]]
 
*[[登場作品]]:[[ガンダムシリーズ]]
 
**[[機動戦士ガンダムSEED]]
 
**[[機動戦士ガンダムSEED]]
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*キャラクターデザイン:平井久司
 
*キャラクターデザイン:平井久司
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== 概要 ==
 
『[[機動戦士ガンダムSEED]]』世界において初めて誕生した[[コーディネイター]]。そのため『'''ファーストコーディネイター'''』と呼ばれている。
 
『[[機動戦士ガンダムSEED]]』世界において初めて誕生した[[コーディネイター]]。そのため『'''ファーストコーディネイター'''』と呼ばれている。
    
わずか17歳で[[大西洋連邦]]のMITの博士課程を修了。オリンピックで銀メダル(短距離走のように見える)を獲得、アメリカンフットボールのスター選手にして、海軍だけでなく空軍のエースパイロットとしても活躍。その他、理工学の分野でも若くして様々な業績を挙げ、世界中から万能の天才として注目される。しかし、[[木星]]探索に出発する際に自らが遺伝子調整を受けた人間『コーディネイター』である事を告白。さらに遺伝子操作の詳細なマニュアルを地上に向けて公開した。この行動について、『オリンピックで'''銀メダル'''・産まれて初めての接戦の末に敗北・誰かと競い合う喜びに目覚め、同類を欲したのではないか』という推論がある。その結果、長きに渡る[[ナチュラル]]とコーディネイターとの対立を生み出してしまう。後述の台詞から、発言の真意は「いつか現れるであろう新人類と人類との架け橋になるように自分に続く者が増えて欲しいために告白した」とされているが、この時に真意を説明しなかった事が対立を生み出したともされている。
 
わずか17歳で[[大西洋連邦]]のMITの博士課程を修了。オリンピックで銀メダル(短距離走のように見える)を獲得、アメリカンフットボールのスター選手にして、海軍だけでなく空軍のエースパイロットとしても活躍。その他、理工学の分野でも若くして様々な業績を挙げ、世界中から万能の天才として注目される。しかし、[[木星]]探索に出発する際に自らが遺伝子調整を受けた人間『コーディネイター』である事を告白。さらに遺伝子操作の詳細なマニュアルを地上に向けて公開した。この行動について、『オリンピックで'''銀メダル'''・産まれて初めての接戦の末に敗北・誰かと競い合う喜びに目覚め、同類を欲したのではないか』という推論がある。その結果、長きに渡る[[ナチュラル]]とコーディネイターとの対立を生み出してしまう。後述の台詞から、発言の真意は「いつか現れるであろう新人類と人類との架け橋になるように自分に続く者が増えて欲しいために告白した」とされているが、この時に真意を説明しなかった事が対立を生み出したともされている。
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[[コズミック・イラ|C.E.]]53年に、自身がコーディネイターでない事に悲観したナチュラルの少年により射殺される。しかし、奇跡的に脳髄は損傷を受けていなかったため、脳死に至る前に脳髄を冷凍保存され保管装置『G・Gユニット』に保管されていた。その後、紆余曲折の末に[[ロウ・ギュール|ロウ]]ら[[ジャンク屋組合]]の手にわたり、[[プロフェッサー]]により蘇生。[[リ・ホーム]]のメインコンピューターと接続されたことにより'''[[キャプテンG・G]](ジョージ・グレン)'''として生まれ変わった。蘇生したことについては、世界規模の混乱を防ぐべく、厳重に秘匿されているため、一般的には全く知られてはいない。また、身体はホログラムとなっている。
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[[コズミック・イラ|C.E.]]53年に、自身がコーディネイターでない事に悲観したナチュラルの少年により射殺される。しかし、奇跡的に脳髄は損傷を受けていなかったため、脳死に至る前に脳髄を冷凍保存され保管装置『G・Gユニット』に保管されていた。その後、紆余曲折の末に[[ロウ・ギュール]]ら[[ジャンク屋組合]]の手にわたり、[[プロフェッサー]]により蘇生。[[リ・ホーム]]のメインコンピューターと接続されたことにより'''[[キャプテンG・G]](ジョージ・グレン)'''として生まれ変わった。蘇生したことについては、世界規模の混乱を防ぐべく、厳重に秘匿されているため、一般的には全く知られてはいない。また、身体はホログラムとなっている。
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その[[性格]]は、'''一般の見解とは裏腹に極めて陽気かつお調子者'''であり、尊敬していた[[山吹樹里|樹里]]と[[リーアム・ガーフィールド|リーアム]]を失望させてしまっている。ただ、「生前は何でも出来たが、ユーモアのセンスだけは足りなかったので、それをマスターしよう」と言う理由があるため、生前は一般的に伝わる通り真面目な性格であったと考えられる。
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その[[性格]]は、'''一般の見解とは裏腹に極めて陽気かつお調子者'''であり、尊敬していた[[山吹樹里]]と[[リーアム・ガーフィールド]]を失望させてしまっている。ただ、「生前は何でも出来たが、ユーモアのセンスだけは足りなかったので、それをマスターしよう」と言う理由があるため、生前は一般的に伝わる通り真面目な性格であったと考えられる。
    
劇中ではナチュラル、コーディネイター問わず高いカリスマを持っており、偉人として語られているものの、視聴者からの評価は賛否両論。彼が無思慮にコーディネーターの技術を公開した事が、後々まで続くナチュラルとコーディネーターの対立を招いており、ある意味で彼は'''SEED世界における最大の元凶'''である。にも関わらず、生前の彼についての描写や説明はあまりにも少ない。また、キャプテンとして蘇生された後も、自身が紛争を招いたと言う自覚が全くなく、それについてコメントする事は少ない。そのため、彼が技術を公開した真意については推測を重ねるしかなく、視聴者の主観によってどうとでも取れてしまうのである。
 
劇中ではナチュラル、コーディネイター問わず高いカリスマを持っており、偉人として語られているものの、視聴者からの評価は賛否両論。彼が無思慮にコーディネーターの技術を公開した事が、後々まで続くナチュラルとコーディネーターの対立を招いており、ある意味で彼は'''SEED世界における最大の元凶'''である。にも関わらず、生前の彼についての描写や説明はあまりにも少ない。また、キャプテンとして蘇生された後も、自身が紛争を招いたと言う自覚が全くなく、それについてコメントする事は少ない。そのため、彼が技術を公開した真意については推測を重ねるしかなく、視聴者の主観によってどうとでも取れてしまうのである。