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| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
| === 1st === | | === 1st === |
− | ;「この戦いは、神の御前に捧げられる聖戦である…」 | + | ;「この戦いは、[[神]]の御前に捧げられる聖戦である…」 |
| :第1話におけるサーシェスの初台詞。『[[機動戦士ガンダム00]]』の物語は、彼の台詞で始まった。 | | :第1話におけるサーシェスの初台詞。『[[機動戦士ガンダム00]]』の物語は、彼の台詞で始まった。 |
| :なお、以下「KPSA」の少年兵達を洗脳する言葉が続くのだが、その中の一人である[[刹那・F・セイエイ|ソラン・イブラヒム]]だけは「この世界に、神なんていない!」と心中で反論するのであった。 | | :なお、以下「KPSA」の少年兵達を洗脳する言葉が続くのだが、その中の一人である[[刹那・F・セイエイ|ソラン・イブラヒム]]だけは「この世界に、神なんていない!」と心中で反論するのであった。 |
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| :[[太陽光エネルギー|太陽光発電]]を推進したのはソレスタルビーイングの[[イオリア・シュヘンベルグ|創設者]]で、その悪影響を受けた中東の現状に何も考えてないことへの反論とも受け取れる。無論、本音は戦争がしたいだけなのだが。 | | :[[太陽光エネルギー|太陽光発電]]を推進したのはソレスタルビーイングの[[イオリア・シュヘンベルグ|創設者]]で、その悪影響を受けた中東の現状に何も考えてないことへの反論とも受け取れる。無論、本音は戦争がしたいだけなのだが。 |
| ;「命あっての物種ってな」 | | ;「命あっての物種ってな」 |
− | :第7話より。ソレスタルビーイングのモラリア武力介入の際に自分の部下だけを岩陰に隠しておいたサーシェスが部下たちにかけた言葉。彼の人生観を表している一言。 | + | :第7話より。ソレスタルビーイングのモラリア武力介入の際に自分の部下だけを岩陰に隠しておいたサーシェスが部下達にかけた言葉。彼の人生観を表している一言。 |
− | :ガンダムとまともにやりあっても貧乏くじを引くだけだと踏んでいたサーシェスは自分だけでエクシアの鹵獲を試みたが失敗するや兵力を温存したまま作戦行動を終えた。 | + | :ガンダムとまともにやりあっても貧乏くじを引くだけだと踏んでいたサーシェスは自分だけで[[ガンダムエクシア]]の鹵獲を試みたが、失敗するや兵力を温存したまま作戦行動を終えた。 |
− | :戦闘狂ではあるが隊長という肩書がある時は、一応はいたずらに手駒を失うような事が無いよう考えて行動している事がわかる。 | + | :戦争狂ではあるが、隊長という肩書がある時は一応いたずらに手駒を失うような事が無いよう考えて行動している事がわかる。 |
| ;「ところがぎっちょん!」 | | ;「ところがぎっちょん!」 |
| :口癖。相手が油断しているところに突然襲い掛かる時に言う事が多い。 | | :口癖。相手が油断しているところに突然襲い掛かる時に言う事が多い。 |
| ;「戦争屋です。戦争が好きで好きでたまらない、人間のプリミティブな衝動に準じて生きる最低最悪の人間ですよ…」 | | ;「戦争屋です。戦争が好きで好きでたまらない、人間のプリミティブな衝動に準じて生きる最低最悪の人間ですよ…」 |
| :第20話より。[[絹江・クロスロード]]の取材に応じるサーシェスは、言葉静かに自身の本性を明かす。稀代の戦争狂・サーシェスという男を最も表現した名台詞。 | | :第20話より。[[絹江・クロスロード]]の取材に応じるサーシェスは、言葉静かに自身の本性を明かす。稀代の戦争狂・サーシェスという男を最も表現した名台詞。 |
− | :なお、ノベライズ版では一部台詞が異なり、「最低最悪の'''ロクデナシ'''」になっている | + | :なお、[[小説|小説版]]では一部台詞が異なり、「最低最悪の'''ロクデナシ'''」になっている |
− | ;「スポンサーからあんたらをどうにかしてくれって頼まれてな」 | + | ;「[[アレハンドロ・コーナー|スポンサー]]から『あんたらをどうにかしてくれ』って、頼まれてな」 |
− | :第22話より。味方を装って[[チームトリニティ]]に接触した際の台詞。ヨハンはラグナに頼まれたのかと問い質すが…。なお、'''助けに来たとは一言も言っていない'''。 | + | :第22話より。味方を装って[[チームトリニティ]]に接触した際の台詞。ヨハンはラグナに頼まれたのかと問い質すが…。なお、サーシェスは'''「助けに来た」とは一言も言っていない'''。 |
− | ;「ラグナ? あぁ、ラグナ・ハーヴェイの事か。奴(やっこ)さん死んだよ」<br />「俺が殺した」 | + | ;「ラグナ? あぁ、[[ラグナ・ハーヴェイ]]の事か。奴(やっこ)さん死んだよ」<br />「俺が殺した」 |
| :上記の台詞の後、悪びれもなく殺人をカミングアウトしつつ[[ミハエル・トリニティ|ミハエル]]を殺害(正確には一行目の台詞の直後、銃撃)、[[ガンダムスローネツヴァイ|スローネツヴァイ]]を強奪する。 | | :上記の台詞の後、悪びれもなく殺人をカミングアウトしつつ[[ミハエル・トリニティ|ミハエル]]を殺害(正確には一行目の台詞の直後、銃撃)、[[ガンダムスローネツヴァイ|スローネツヴァイ]]を強奪する。 |
| :殺しに対しては全く躊躇しないサーシェスを象徴する場面だが、あまりにも流れるような展開だったためか、即死したミハエル共々よくネタにされる。 | | :殺しに対しては全く躊躇しないサーシェスを象徴する場面だが、あまりにも流れるような展開だったためか、即死したミハエル共々よくネタにされる。 |
− | :第2次Z破界篇ではこの台詞の後に「こんな風にな」と発言しミハエルを銃殺する展開となった。 | + | :『[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇|第2次Z破界篇]]』では、上記の台詞の後に「こんな風にな」と発言しミハエルを銃殺する展開となった。 |
| ;「行けよ! ファングゥ!!」 | | ;「行けよ! ファングゥ!!」 |
− | :拍子の無い台詞だが、藤原氏の言い回しによりドスの聞いた台詞に聞こえる。 | + | :拍子の無い台詞だが、藤原啓治氏の言い回しによりドスの聞いた台詞に聞こえる。 |
| ;「てめえの許可がいるのかよ!」 | | ;「てめえの許可がいるのかよ!」 |
− | :[[ガンダムスローネツヴァイ]]を奪取した際、ガンダムに搭乗していることを詰る刹那に返答した台詞。 | + | :スローネツヴァイを奪取した際、ガンダムに搭乗していることを詰る刹那に返答した台詞。 |
| ;「てめえだって同類じゃねぇか! 紛争根絶を掲げるテロリストさんよぉ!」 | | ;「てめえだって同類じゃねぇか! 紛争根絶を掲げるテロリストさんよぉ!」 |
| :第23話より。[[ロックオン・ストラトス|ロックオン]]との対峙。互いに[[テロリスト|テロ]]に殉じているが、背負っているものが決定的に違う。 | | :第23話より。[[ロックオン・ストラトス|ロックオン]]との対峙。互いに[[テロリスト|テロ]]に殉じているが、背負っているものが決定的に違う。 |
− | : なお、このシーンではロックオン役の三木氏共々藤原氏も鬼気迫るレベルの名演を見せており、'''他のキャストがリアルに絶句した'''というエピソードがある。 | + | :なお、このシーンではロックオン役の三木眞一郎氏共々サーシェス役の藤原啓治氏も鬼気迫る[[レベル]]の名演を見せており、'''他の声優陣がリアルに絶句した'''というエピソードがある。 |
| ;「一人じゃさびしいだろお嬢ちゃん! アニキのところへ送ってやるよ!!」 | | ;「一人じゃさびしいだろお嬢ちゃん! アニキのところへ送ってやるよ!!」 |
− | :田口央斗版(講談社・刊)でスローネツヴァイを強奪した直後、[[ネーナ・トリニティ|ネーナ]]を始末しようとして。最終的には彼も'''アニキのところ'''へ送られたが。 | + | :田口央斗版(講談社・刊)でスローネツヴァイを強奪した直後、[[ネーナ・トリニティ|ネーナ]]を始末しようとして。最終的にはサーシェスも'''アニキのところ'''へ送られたが。 |
| ;「ハハッ!! 俺の勝ちだ!! やれるもんならやれ! しかし言っておくがオレみたいなのはこの世界の歪みの一つでしかない! わかるか! お前らのやっていることは無駄なんだ!! 無駄なんだよ!!」 | | ;「ハハッ!! 俺の勝ちだ!! やれるもんならやれ! しかし言っておくがオレみたいなのはこの世界の歪みの一つでしかない! わかるか! お前らのやっていることは無駄なんだ!! 無駄なんだよ!!」 |
| :大森倖三版(角川書店・刊)で原作通りアザディスタンで[[刹那・F・セイエイ|刹那]]と交戦し、機体を破壊されたが目的は達したので刹那に言い放った勝利宣言。 | | :大森倖三版(角川書店・刊)で原作通りアザディスタンで[[刹那・F・セイエイ|刹那]]と交戦し、機体を破壊されたが目的は達したので刹那に言い放った勝利宣言。 |
| :この言葉に刹那は動揺しつつも、この後刹那は原作通りマスード・ラフマディを保護したので彼の目論見は潰える。 | | :この言葉に刹那は動揺しつつも、この後刹那は原作通りマスード・ラフマディを保護したので彼の目論見は潰える。 |
| ;「アァ゙ーけったくそ悪い。この世界から消えてくれよ、ガンダム」 | | ;「アァ゙ーけったくそ悪い。この世界から消えてくれよ、ガンダム」 |
− | :同じく、大森版で原作終盤通り[[国連]]軍に入り、[[ガンダムヴァーチェ|ヴァーチェ]]を急襲した際の台詞。とは言え、この時彼が乗っているのは立派なガンダム顔をしたスローネツヴァイであり、この後その性能に酔う発言をするのであまり説得力がない。 | + | :同じく、大森版で原作終盤通り[[国連]]軍に入り、[[ガンダムヴァーチェ|ヴァーチェ]]を急襲した際の台詞。 |
| + | :…とは言え、この時サーシェスが乗っているのは立派な[[ガンダムタイプ|ガンダム顔]]をしたスローネツヴァイであり、この後その性能に酔う発言をするのであまり説得力が無い。 |
| ;「なっ バッ バカヤロー!! こんなことして何の得が…」 | | ;「なっ バッ バカヤロー!! こんなことして何の得が…」 |
| :大森版でロックオンが自分を巻き込んで[[自爆]]する事を察し、動揺して。 | | :大森版でロックオンが自分を巻き込んで[[自爆]]する事を察し、動揺して。 |
− | :前述のような余裕の勝利宣言は何処へやら、小悪党の命乞いそのものである。そしてロックオンは躊躇なく自爆スイッチを押した… | + | :前述のような余裕の勝利宣言は何処へやら、小悪党の命乞いそのものである。そしてロックオンは躊躇無く自爆スイッチを押した…。 |
| + | ;「戦争屋が、戦争でくたばるか…」 |
| + | :[[ニンテンドーDS]]用ソフト『機動戦士ガンダム00』より。三国合同軍事演習にてソレスタルビーイングの[[ガンダムマイスター]]が駆るガンダムによって[[サーシェス専用AEUイナクトカスタム|自身の乗機]]を撃墜された際に。 |
| + | :サーシェスを演じる藤原啓治氏による実際の台詞(音声)を聞いてみるとわかるが、戦場における自身の戦死を潔く受け入れられている。原作よりも死期が早まってしまったとはいえ、比較的マトモな最期であると言えるだろう。 |
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| === 2nd === | | === 2nd === |
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| :第8話より。刹那と[[ティエリア・アーデ|ティエリア]]の前に現れ、喜々として言い放つ。 | | :第8話より。刹那と[[ティエリア・アーデ|ティエリア]]の前に現れ、喜々として言い放つ。 |
| ;「おうよ! けどな、お前らのせいで体の半分が消し炭だ! 野郎の命だけじゃ物足りねえんだよぉ!! 再生治療のツケを払え! テメエの命でなぁ!」 | | ;「おうよ! けどな、お前らのせいで体の半分が消し炭だ! 野郎の命だけじゃ物足りねえんだよぉ!! 再生治療のツケを払え! テメエの命でなぁ!」 |
− | :第9話より。刹那の「生きていたのか」という台詞に対する返答。よく生きていたものである。「治療費で全財産がほとんど無くなったのでは?」と邪推するファンもいたとか…。 | + | :第9話より。刹那の「生きていたのか」という台詞に対する返答。よく生きていたものである。'''「治療費で全財産がほとんど無くなったのでは?」'''と邪推するファンもいたとか…。 |
| :ちなみに、小説版では「[[ロックオン・ストラトス|野郎]]の命だけじゃ物足りない」という発言に刹那がマジギレしている。 | | :ちなみに、小説版では「[[ロックオン・ストラトス|野郎]]の命だけじゃ物足りない」という発言に刹那がマジギレしている。 |
| ;「あるよ。お前には理解できないだろうがな」 | | ;「あるよ。お前には理解できないだろうがな」 |
− | :第14話より。刹那に「あんたの戦いに意味はないのか」と問われて。サーシェスにとっては、自分が楽しめる戦争ができることが一番意味があるのだろう。 | + | :第14話より。刹那に「あんたの戦いに意味は無いのか」と問われて。サーシェスにとっては、自分が楽しめる戦争が出来る事が一番意味が有るのだろう。 |
| ;「フッ…俺の生き甲斐は、戦いでね!」 | | ;「フッ…俺の生き甲斐は、戦いでね!」 |
− | :刹那を銃撃したが、わざと急所を外した理由。しかしこの後彼は機体を破壊されるまで圧倒されることになる。刹那と[[ダブルオーライザー]]を甘く見過ぎていた。 | + | :刹那を銃撃したが、わざと急所を外した理由。しかし、この後サーシェスは乗機を破壊されるまで圧倒されるハメになる。刹那と[[ダブルオーライザー]]を甘く見過ぎていた。 |
| ;「きれいごとぬかすな!! 忘れたか!? お前は俺と同類なんだよ。お前がしてきたことを!! 俺が教えたことを!! 殺した相手を!!」 | | ;「きれいごとぬかすな!! 忘れたか!? お前は俺と同類なんだよ。お前がしてきたことを!! 俺が教えたことを!! 殺した相手を!!」 |
− | :田口版で刹那と対峙して。確かにテロリストという面では同じだが、完全に身勝手な欲望で力を使う彼と刹那では決定的に大きな違いがある。そして原作通り圧倒され、通りかかった家族連れを人質にするがあっさり破られる。 | + | :田口版で刹那と対峙して。確かにテロリストという面では同じだが、完全に身勝手な欲望で力を使う彼と刹那では決定的に大きな違いがある。 |
| + | :なお、刹那に原作通り圧倒されて追い詰められたサーシェスは'''「たまたま通りかかった家族連れを人質にする」'''という卑劣な手段を用いたが、刹那にあっさり破られてしまうこととなる。 |
| ;「さっさと始めようぜ! あの世で待ってんだろ? イノベイターのねーちゃんがよ!」 | | ;「さっさと始めようぜ! あの世で待ってんだろ? イノベイターのねーちゃんがよ!」 |
| :田口版で[[ロックオン・ストラトス (2代目)|ライル]]と対峙して。[[アニュー・リターナー|アニュー]]のことをダシにしてライルを挑発し、激昂させる。 | | :田口版で[[ロックオン・ストラトス (2代目)|ライル]]と対峙して。[[アニュー・リターナー|アニュー]]のことをダシにしてライルを挑発し、激昂させる。 |
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| ;「馬鹿があッ!!」 | | ;「馬鹿があッ!!」 |
| :TV版での最期の台詞。この台詞と共にライルを騙し討ちしようとするが、次の瞬間、サーシェスの眉間には銃弾が叩き込まれており、呆気なく返り討ちにされた。 | | :TV版での最期の台詞。この台詞と共にライルを騙し討ちしようとするが、次の瞬間、サーシェスの眉間には銃弾が叩き込まれており、呆気なく返り討ちにされた。 |
− | :あまりの呆気なさに生存説すら囁かれた程だが、小説版では急所に何発も銃弾を撃ち込まれて動かなくなった事が明言されている。 | + | :あまりの呆気なさに生存説すら囁かれた程だが、小説版では「サーシェスは急所に何発も銃弾を撃ち込まれて、動かなくなった」事が明言されている。 |
| :なお、「ガンダムに乗っていない時に断末魔すら言えずに銃殺される」という末路は'''自分が殺したミハエルと同じものである'''。 | | :なお、「ガンダムに乗っていない時に断末魔すら言えずに銃殺される」という末路は'''自分が殺したミハエルと同じものである'''。 |
| ;「てめえ!!」 | | ;「てめえ!!」 |