48行目: |
48行目: |
| === [[OGシリーズ]] === | | === [[OGシリーズ]] === |
| | | |
− | 南極に存在しており「[[ファブラ・フォレース]]」のコードで呼ばれていた(正確には、クロスゲートを封印する遺跡込みでファブラ・フォレースという)が、コウタとアクセルの発言から、クロスゲートという名前が判明した。<ref>コウタやアクセルは[[エンドレス・フロンティア]]で同様のものを既に見た事があるために反応しており、「クロスゲート」と言う名称と、それがもたらすものの一端を伝える事となった。ちなみにギリアムも[[スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ|DW]]の時点で既に知っていた(『Record of ATX』においては「クロスゲート」の単語を出しているので確実に知っている)かのような描写があり、彼もまた反応している。イングは直接関連はなかったが、事前に刷り込みが行われてから記憶喪失になったため、うっすらと記憶がある程度だった。</ref> | + | 南極に存在しており「[[ファブラ・フォレース]]」のコードで呼ばれていた(正確には、クロスゲートを封印する遺跡込みでファブラ・フォレースという)が、コウタとアクセルの発言から、クロスゲートという名前が判明した。コウタやアクセルは[[エンドレス・フロンティア]]で同様のものを既に見た事があるために反応しており、「クロスゲート」と言う名称と、それがもたらすものの一端を伝える事となった。<ref>[[ギリアム・イェーガー]]も[[スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ|DW]]や『Record of ATX』においては「クロスゲート」の単語を出しているので確実に知っている</ref><ref>イングは直接関連はなかったが、事前に刷り込みが行われてから記憶喪失になったため、うっすらと記憶がある程度だった。</ref>なお、南極遺跡の中でこれを見た[[鋼龍戦隊]]の内、[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]に出演した[[リュウセイ・ダテ|「サイ]][[アヤ・コバヤシ|コド]][[マイ・コバヤシ|ライ]][[クスハ・ミズハ|バー]][[ブルックリン・ラックフィールド|」達]]は[[虚憶]]、即ち「前世=第3次αの記憶」としてこれに対する既視感を覚えていた。[[シュウ・シラカワ]]も同様だが、こちらは「α」止まりなものの、よりはっきりと記憶していた。 |
| + | |
| ウンブラ曰く、「大いなる破壊、破滅、滅亡を司る存在を招く門」。ギリアムの予測では、それ以外にもシュンパティアなどを残した古代人たちを転移させた可能性があるという。彼らはクロスゲートで元の世界に帰る方法を模索していた結果ペルフェクティオを呼び寄せてしまい、何とか封印に成功するも絶滅してしまったらしい。 | | ウンブラ曰く、「大いなる破壊、破滅、滅亡を司る存在を招く門」。ギリアムの予測では、それ以外にもシュンパティアなどを残した古代人たちを転移させた可能性があるという。彼らはクロスゲートで元の世界に帰る方法を模索していた結果ペルフェクティオを呼び寄せてしまい、何とか封印に成功するも絶滅してしまったらしい。 |
− | 最終的には[[ペルフェクティオ]]を示現させるための門となったが、ウェントスとクリス、イルイの干渉によって閉ざされた。その後、[[アレス・ガイスト]]が進化のためにこの門からエネルギーを取り込もうとしたが失敗して暴走、[[ガルベルス]]に取り込まれてしまった。ちなみに、この際行われた「亜空間からエネルギーを取り出す」という方法は同作で判明したOGエンジンの原理と同じと思われる(逆にコンパチカイザーも時空転移ができる)。 | + | 最終的には[[ペルフェクティオ]]を示現させるための門となったが、ウェントスとクリス、イルイの干渉によって閉ざされた。その後、[[アレス・ガイスト]]が進化のためにこの門からエネルギーを取り込もうとしたが失敗して暴走、[[ガルベルス]]に取り込まれてしまった。 |
− | | |
− | なお、南極遺跡の中でこれを見た鋼龍戦隊の内、第3次αに出演した[[リュウセイ・ダテ|「サイ]][[アヤ・コバヤシ|コド]][[マイ・コバヤシ|ライ]][[クスハ・ミズハ|バー]][[ブルックリン・ラックフィールド|」達]]は[[虚憶]]、即ち「前世=第3次αの記憶」としてこれに対する既視感を覚えていた。シュウも同様だが、こちらは「α」止まりなものの、よりはっきりと記憶していた(正確にはクロスゲートという「言葉」を記憶していたのであり実際に見たことはなかったために既視感はなかったが、後述通り名称を知らされると共にひとつの確信を得ている)。
| |
| | | |
− | ルイーナ撃滅後はクリフとエリックによって調査が行われていた<ref>理由は不明だが3Dスキャンをすることができなかったようだ。</ref>が、直後に[[ユーゼス・ゴッツォ|ユーゼス]]の[[アダマトロン]]によって取り込まれ、その一部とされてしまう。ユーゼスの撃破後も破壊することは出来ず、決戦の場となった境界空間では別のクロスゲートへの出口も存在していた。その出口が[[ラ・ギアス]]通じており、ラングラン王宮の最深部、[[ヨーテンナイ]]が邪神の封印として捧げられた古代遺跡のさらに地下に存在しており存在していた。そして、ラ・ギアス人に叡智を授けた[[巨人族]]の[[カドゥム・ハーカーム]]もここから現れた。<ref>地上や異世界に存在している以上、ラ・ギアスにもあるのではないのだろうかという発想がプレイヤー含めて、多くの人物が想像出来ていなかったプレイヤーが想像出来なかったのは、ラ・ギアスがクロスゲートの設定が存在しなかった[[旧シリーズ]]からの登場である事や、F以前の作品ではOG本編との本格的なクロスオーバーは意図的に避けていた事も大きいと思われる。逆に言えば、クロスゲートのない旧シリーズで巨人族がどこから現れたのかは謎。</ref> | + | ルイーナ撃滅後はクリフとエリックによって調査が行われていた<ref>理由は不明だが3Dスキャンをすることができなかったようだ。</ref>が、直後に[[ユーゼス・ゴッツォ|ユーゼス]]の[[アダマトロン]]によって取り込まれ、その一部とされてしまう。ユーゼスの撃破後も破壊することは出来ず、決戦の場となった境界空間では別のクロスゲートへの出口も存在していた。その出口が[[ラ・ギアス]]通じており、ラングラン王宮の最深部、[[ヨーテンナイ]]が邪神の封印として捧げられた古代遺跡のさらに地下に存在していた。そして、ラ・ギアス人に叡智を授けた[[巨人族]]の[[カドゥム・ハーカーム]]もここから現れた。<ref>地上や異世界に存在している以上、ラ・ギアスにもあるのではないのだろうかという発想がプレイヤー含めて、多くの人物が想像出来ていなかったプレイヤーが想像出来なかったのは、ラ・ギアスがクロスゲートの設定が存在しなかった[[旧シリーズ]]からの登場である事や、F以前の作品ではOG本編との本格的なクロスオーバーは意図的に避けていた事も大きいと思われる。逆に言えば、クロスゲートのない旧シリーズで巨人族がどこから現れたのかは謎。</ref> |
| 『[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END|魔装機神F]]』開始までの長きに渡り停止しており、アダマトロン爆散の衝撃と、それに伴い放射された[[ナシム・ガンエデン|ガンエデン]]の[[念動力]]を受けて起動し、境界空間のエネルギーをラ・ギアスへと流し込み、「静死の棺」始動の引き金となった。 | | 『[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END|魔装機神F]]』開始までの長きに渡り停止しており、アダマトロン爆散の衝撃と、それに伴い放射された[[ナシム・ガンエデン|ガンエデン]]の[[念動力]]を受けて起動し、境界空間のエネルギーをラ・ギアスへと流し込み、「静死の棺」始動の引き金となった。 |
| 巨人族もクロスゲートについては多くを知っているわけではない模様。カドゥム・ハーカームも、本人曰く「宿世の因縁と重なる業が道しるべとなり、自分達を閉じた楽園にして、類稀なる隠所たるラ・ギアスへ導いた」ことくらいしか知らないらしい。そのため、クロスゲートから力を引き出せる事は知らなかった。カドゥム・ハーカーム撃破後、再び機能を停止した。 | | 巨人族もクロスゲートについては多くを知っているわけではない模様。カドゥム・ハーカームも、本人曰く「宿世の因縁と重なる業が道しるべとなり、自分達を閉じた楽園にして、類稀なる隠所たるラ・ギアスへ導いた」ことくらいしか知らないらしい。そのため、クロスゲートから力を引き出せる事は知らなかった。カドゥム・ハーカーム撃破後、再び機能を停止した。 |
| | | |
− | 地球側のクロスゲートは近海に浮かんだままとなっており、機能自体は停止していないものの、安静化しているため今後は地球連邦軍が結成した調査チームが派遣されることになった。クロスゲートを通過するには何かしらの条件や因子が必要とされており、封印戦争後に調査団が送り込んだ無人探査機はそれがなかったために帰還できなかった。[[虚憶]]の欠片、一大劫を経ての再有生、並行世界間や次元の壁の超越経験といったものが[[烙印]]となり、クロスゲートを通過できる証があると推察されているが、[[鋼龍戦隊]]の全員がそうではないため<ref>「こちら側の地球」に住むOGシリーズ初登場のキャラクターが該当する。</ref>、他にも要因があるのではないかと思われる。 | + | 地球側のクロスゲートは近海に浮かんだままとなっており、機能自体は停止していないものの、安静化しているため今後は地球連邦軍が結成した調査チームが派遣されることになった。クロスゲートを通過するには何かしらの条件や因子が必要とされており、封印戦争後に調査団が送り込んだ無人探査機はそれがなかったために帰還できなかった。[[虚憶]]の欠片、一大劫を経ての再有生、並行世界間や次元の壁の超越経験といったものが[[烙印]]となり、クロスゲートを通過できる証があると推察されているが、鋼龍戦隊の全員がそうではないため<ref>「こちら側の地球」に住むOGシリーズ初登場のキャラクターが該当する。</ref>、他にも要因があるのではないかと思われる。 |
| | | |
| また、ユーゼスが言うには「真の」クロスゲートと呼ばれる存在があり、これは在り様を時々に応じて変え、また自ら動くこともあるという。恐らくはα世界のゲートがこれに近いであろう。 | | また、ユーゼスが言うには「真の」クロスゲートと呼ばれる存在があり、これは在り様を時々に応じて変え、また自ら動くこともあるという。恐らくはα世界のゲートがこれに近いであろう。 |
64行目: |
63行目: |
| 位相のズレや空間距離を問わず、次元間的に「近い」世界同士のクロスゲートは比較的つながりやすく、また相互に影響を及ぼすこともある。同じ宇宙の同時間軸空間転移であれば、起動さえ出来れば全く問題なく行うことが出来る。また、クロスゲートは決して不滅の存在ではなく、破壊することが可能<ref>特定の条件が限定的な場で揃っている時に限られる。また、ブラックホールに接触した場合はさすがに構造を維持できない模様</ref>。 | | 位相のズレや空間距離を問わず、次元間的に「近い」世界同士のクロスゲートは比較的つながりやすく、また相互に影響を及ぼすこともある。同じ宇宙の同時間軸空間転移であれば、起動さえ出来れば全く問題なく行うことが出来る。また、クロスゲートは決して不滅の存在ではなく、破壊することが可能<ref>特定の条件が限定的な場で揃っている時に限られる。また、ブラックホールに接触した場合はさすがに構造を維持できない模様</ref>。 |
| | | |
− | 総じて『D』のファブラ・フォレース及び、『GC/XO』のC.U.B.E(X.E.N.O.N)の役割も兼ねた結果、OGシリーズのクロスゲートはαシリーズのそれとは'''比べ物にならないレベルで危険なキーアイテムと化している。'''<ref>『OGMD』では[[ガディソード]]語で「ゼモン」、[[フューリー]]語で「ル=クク・ヴォーデュ」と呼ばれていることが明かされているが、地球の標準語に訳すといずれも「'''地獄の門'''」であり、ロクなものではないという認識はどこの星でも同じらしい。</ref> | + | 総じて『D』のファブラ・フォレース及び、『GC/XO』のC.U.B.E(X.E.N.O.N)の役割も兼ねた結果、OGシリーズのクロスゲートはαシリーズのそれとは'''比べ物にならないレベルで危険なキーアイテムと化している。 |
| | | |
| === [[PROJECT X ZONE]]=== | | === [[PROJECT X ZONE]]=== |
70行目: |
69行目: |
| | | |
| == 関連要素・関連人物 == | | == 関連要素・関連人物 == |
| + | ;地獄門 |
| + | :『第3次スーパーロボット大戦α』の第4話「地獄門、開く」より。'''<ref>『OGMD』では[[ガディソード]]語で「ゼモン」、[[フューリー]]語で「ル=クク・ヴォーデュ」と呼ばれていることが明かされているが、地球の標準語に訳すといずれも「'''地獄の門'''」であり、ロクなものではないという認識はどこの星でも同じらしい。</ref> |
| ;[[念動力]] | | ;[[念動力]] |
| :ゲートを開くための力。開けるだけならともかく、操るにはサイコドライバー並か、それを上回る人外の領域の念が必要。 | | :ゲートを開くための力。開けるだけならともかく、操るにはサイコドライバー並か、それを上回る人外の領域の念が必要。 |